アーカイブ - 2006年

12月 28日

ARL、2004/2005会計年度統計を刊行

米国研究図書館協会(ARL)が、加盟123機関(大学図書館113館、国立図書館その他10館)の2004/2005会計年度の統計を刊行しています。・2004/2005年のトレンド(※全体の概要説明)・1991年〜2005年のサービス(貸出、グループ・プレゼンテーションへの参加)のトレンド・1986年〜2005年の図書・逐次刊…

NLS、点訳者の認定業務を全米視覚障害者連合に委託(米国)

米国議会図書館(LC)の米国議会図書館盲人・身体障害者全国図書館サービス(The National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)が、点訳者の研修・認定の業務を、全米視覚障害者連合(the National Federation of the Blind:NFB)に委託することを発表しています。ただしNLSは、認定の権限を保持し…

埼玉県の高校生が選ぶ図書館十傑

慶應義塾志木高等学校の3年生が、「国語特殊講義 図書館の探究」の授業課題として84館の図書館を訪ね、高校生が考える理想の図書館に最も近い10館を選んだそうです。

選ばれた10館は、以下のとおりだそうです。(埼玉新聞ニュース 2006年12月26日(火)より )

−埼玉県
 狭山市立図書館
 川口市立中央図書館
 吉川市立中央図書館
 埼玉県立文書館

−埼玉県以外
 国立国会図書館
 東京都立中央図書館
 東京都立日比谷図書館
 調布市立中央図書館
 浦安市立中央図書館
 熊本県立図書館

狭山市立図書館が高校生が選ぶ図書館十傑に
http://wwwlib.city.sayama.saitama.jp/index/lib-news-index.html

狭山市立中央図書館、10傑入り 県内外84館調査 - 47News(発信:埼玉新聞)

12月 27日

改正著作権法、12月22日に公布(日本)

先の臨時国会で審議されていた著作権法改正案が、去る12月15日に成立し、22日に公布されました。一部の条文を除き、2007年7月1日から施行されます。著作権法の一部を改正する法律の制定について(文化庁)http://www.bunka.go.jp/1tyosaku/chosakukenhou_kaisei.html参考:E577 (No.96) - 視覚障害者向けサービスが…

戦争裁判関係資料の公開について(国立公文書館)

国立公文書館が、法務省から移管された戦争犯罪裁判関係資料のうち、これまで「非公開」としてきた2,500冊について、「公開」または「要審査公開」へ区分変更する旨を発表しています。

戦争裁判関係資料の公開について - 国立公文書館
http://www.archives.go.jp/news/061226.html

フランスにおけるオープンアクセスの進展

フランスでは、フランス国立科学研究センター(CNRS)のイニシアティブにより、同機関が開発した機関レポジトリ『HAL』(Hyper Article en Ligne / Hyper Article on Line)への学術論文のセルフアーカイビングが進められています。HALへの登録は、研究者自身や図書館員等の代理の人が行うことになってい…

LC、図書館蔵書デジタル化ベンダー向けのMARC説明資料を発表

米国議会図書館(LC)の共同目録プログラム“Program for Cooperative Cataloging”(PCC)が、図書館蔵書のデジタル化を手がけるベンダー(Monograph Aggregator Vendor)向けに、PCCで推奨されているMARCレコードの仕様と、紙媒体・マイクロフィルム・CD-ROMなどデジタル化する前の資料のレコードからの変換(コ…

LC、CONSERの目録規則の変更案を発表

米国議会図書館(LC)が、OCLC等と実施している逐次刊行物の共同目録プログラム“CONSER”(Cooperative ONline SERials)向けの目録規則の変更案を発表し、2007年1月29日までの意見募集を行っています。2006年7月に発表された、逐次刊行物のアクセスレベルレコードWG最終報告書を受けてのものということ…

学術出版倫理のベストプラクティスとは?

Blackwell Publishingが、学術出版倫理のベストプラクティスのガイドラインというものを発表しています。Best Practice Guidelines on Publication Ethics: A Publisher's Perspectivehttp://www.blackwellpublishing.com/publicationethics/参考:CA1582 (No.287) - ES細胞論文捏造事件に見る電子ジャーナルの効用と課題 / 村上浩介http://…

カナダ国立図書館・文書館、政府ウェブアーカイブを公開

カナダ国立図書館・文書館(LAC)が、カナダ政府のウェブサイトのウェブアーカイブを閲覧室で公開するようになったとアナウンスしています。

カナダは2004年にウェブアーカイブの制度化を図っていますが、その規程に基づいて約1500の政府系サイト(.gc.ca)および地方政府のサイトを収集しているそうです。

現在は閲覧室での利用に限っていますが、今後はインターネットを通した公開も考えているようです。

Government of Canada Web Archive
http://www.collectionscanada.ca/whats-new/013-278-e.html

参考:
E226 (No.41) - カナダ図書館・公文書館が発足
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=232

欧州デジタル図書館のブログ

EUが進めている欧州デジタル図書館(European Digital Library)がプロジェクトの進捗を伝えるブログを公開しています。- EDLPROJECT BLOG - http://edlproject.blogspot.com/European Digital Library Projecthttp://www.edlproject.eu/E541 (No.91) - 欧州デジタル図書館計画の促進に向けた勧告http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=548

Highwire Press、OA論文が150万件に

Resourceshelfによると、米スタンフォード大学図書館が運営する電子ジャーナルサービスHighwire Pressで、オープンアクセスの論文が150万件を超えたそうです。Highwire Pressは現在、約1000のジャーナルをホストし、約400万件の論文を提供しています。Milestones: Stanford’s HighWire Press Passes 1.5 Million Free Full Text…

12月 26日

Wikiで“漁る”?Wikiasariの構築へ向けて

Wikipediaの創設者であるJimmy Wales氏が、機械のアルゴリズムではなく、Wikipedia等を編み出す人間の知能に基づいた新しい検索エンジンの開発を進めていることを、Times誌が伝えています。2007年の第1四半期の開始を目指しているそうです。

Times誌の報道には一部誤解が入っているようであり、Wales氏はWikia上で、"Welcome to Search Wikia : A project to create the search engine that changes everything."というコーナーの内容を更新し、情報を提供しています。

なお検索エンジンのソフトウェアの名称は“Wikiasari”というそうで、日本語の"漁り"という言葉にも由来しているとのことです。

Founder of Wikipedia plans search engine to rival Google(The Times,December 23, 2006)

『カレントアウェアネス』No.290を発行しました

12月20日、『カレントアウェアネス』No.290を発行しました。PDF版はこちらhttp://current.ndl.go.jp/files/ca/ca290.pdf<目次>●小特集 (No.290) - IFLAソウル大会に参加して  CA1609 (No.290) - IFLAソウル大会参加報告‐レファレンス・サービスをめぐって‐/ 北川知子  CA1610 (No.290) - IFLAソウル大会報告−視聴覚・…

CA1615 - BRIEF LIBRARY REPORT OF VIETNAM / Nguyen Hoa Binh

Over the country’s special history, there are many unique characteristics of Vietnam’s library system that may be different from developed countries especially since 1954. Its consequence is creating many barriers to both the development of the library system as well as library-using culture of the Vietnamese. This report will briefly explain about the situation.2. HISTORY OF VIETNAM’S LI…

CA1621 - 研究文献レビュー:公共図書館職員の養成教育と継続教育 / 大谷康晴

図書館職員に対する養成教育あるいは継続教育(continuing education)に対する意識が高まっている。養成教育についてはLIPER(情報専門職の養成に向けた図書館情報学教育体制の再構築に関する総合的研究:Library and Information Profession and Education Renewal)という形で大規模な研究調査が行われ,継続教…

CA1620 - 動向レビュー:英国JISCによる教育・学習支援 / 呑海沙織

1. JISCと教育・学習支援 英国情報システム合同委員会(Joint InformationSystems Committee:JISC)は,大学などの高等教育機関における学術情報基盤として,1993年に立ち上げられた非営利組織である(CA1501参照)。日本においても,文部科学省科学技術・学術審議会学術分科会研究環境基盤部会学術情報基盤作業部会による報告書『学術情報基盤の今後の在り方について』(1)に学術情報基盤とその整備の重要性について述べられているが,JISCのスタンスと似て非なるものである。…

CA1619 - 米国の公共図書館における成人リテラシー支援プログラムの現状と課題 / 瀬戸口誠

近年,情報通信技術の進展によって,公共図書館においても,地域住民の情報リテラシー習得支援が図書館サービスの重要な柱となると言われている(1)。米国の公共図書館では,その情報リテラシーの基礎となる英語の読み・書き・算の能力であるリテラシー(literacy)の習得支援が重要なサー…

CA1618 - 米国の図書館界とSNS検閲 / 井上靖代

図書館資料そのものに対する検閲よりも,インターネット上での未成年者のアクセスを制限しようとする動きが拡大している。未成年利用者を対象としたインターネット上での検閲やフィルターソフト等による制限を法制化しようとする動きが,1996年のCPPA(Child Pornography Prevention Act, Pub.L.No.104-208…

CA1617 - 研究図書館目録の危機と将来像−3機関の報告書から− / 渡邊隆弘

2005年末から2006年にかけて,米国の3機関から,研究図書館(学術図書館)における目録・目録業務の将来像に関するまとまった報告書が相次いで公表された。『カリフォルニア大学における書誌サービス提供方法の再検討(1)』(2005年12月)(E448参照),『インディアナ大学における目録業務の将来に関する白書(2)』(2006年1月),そしてLC(米国議会図書館)による『目録の変化する本質および他の情報発見ツールとの統合(3)』(2006年3月)である。…

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