アーカイブ - 2015年 10月 13日

第101回全国図書館大会、各分科会の「報告原稿全文」をウェブサイトに公開 シンポジウム 「図書館とまちづくり―世代をつなぎ、次代を育て、地域をつくる―」の様子はUSTREAMでネット配信

第101回全国図書館大会の各分科会の「報告原稿全文」が、同大会のウェブサイトで公開されました。

また、10月15日に開催される、シンポジウム 「図書館とまちづくり―世代をつなぎ、次代を育て、地域をつくる―」がUSTREAMでネット配信されるとのことです。シンポジウムの配信は、14時30分から16時30分を予定しているとのことです。

分科会の「報告原稿全文」は、必要に応じてプリントアウトをお願いします。(第101回全国図書館大会,2015/10/7)
http://jla-rally.info/tokyo101th/index.php/info/archives/5

第101回全国図書館大会シンポジウムをインターネットで同時公開します。
(第101回全国図書館大会,2015/10/13)
http://jla-rally.info/tokyo101th/index.php/news/archives/35

De Gruyter社、二重課金を防止するために新しいオープンアクセスの価格モデルを提示

2015年10月8日、De Gruyter社は、オープンアクセス出版物で、雑誌購読料とオープンアクセス出版物そのものに支払われている“double dipping”(二重取り)を防止する新しい価格モデルを導入するとしています。

De Gruyter社のある雑誌論文の5%以上がオープンアクセス論文の場合は、その割合に比例して雑誌価格を値引くということです。コンソーシアム契約の場合も、同社は契約価格からAPCs(論文処理費用)を相殺するとのことです。どちらの値引きも、次年の契約に適用するとのことです。

De Gruyter presents new open access pricing model to prevent “double dipping”(De Gruyter、2015/10/08)
http://www.degruyter.com/dg/newsitem/148/de-gruyter-prsentiert-neues-openaccesspreismodell-zur-vermeidung-von-doubledipping

参考:
ケンブリッジ大学出版局、オープンアクセス(OA)雑誌コンテンツの著者・購読者からの二重課金を防ぐ新しい購読予約ポリシーを開始
Posted 2015年7月7日

ペンシルバニア州立大学パーマー美術館、7,000点以上の作品を同大図書館のデジタルコレクションで公開

ペンシルバニア州立大学パーマー美術館が、Art History’s Visual Resources Centre (VRC)と、大学図書館のPublishing and Curation Servicesの協力を得て、7,000点以上の作品を、同大図書館のデジタルコレクションで公開したと発表しています。

これまで同大学内のみで利用可能であった高精細画像が一般公開されたもので、農業、南北戦争、ペンシルバニア州の地質学と地理学、労働史、ペンシルバニア史をカバーしているとのことです。

デジタルコレクションは、作家の名前、時期、媒体、文化や作品の寄贈者などから検索できるとのことです。

パーマー美術館のコレクションはデジタル化された「レコード」はあるが、画像はないので、デジタルコレクションを追加するための撮影資金が得られた場合に、画像が追加されるとのことです。

Palmer Museum of Art Collection Now Available Online(Penn State College of Arts and Architecture ,2015/10/7)
https://artsandarchitecture.psu.edu/news/palmer-museum-art-collection-now-available-online

成人の65%はソーシャルネットワークサイトを使用 10年間で約10倍に:Pew Research Centerの調査結果より

米国の調査機関、Pew Research Centerが2015年10月8日に発表した報告書“Social Media Usage: 2005-2015”によると、65%の成人がソーシャルネットワークを使用しており、同センターが調査を開始した2005年に比べて7%増加しているとのことです。

また、階層により、ソーシャルメディアの利用について以下のようないくつかの傾向が見られるとのことです。

○年齢の差
ヤングアダルト層は90%利用している。65歳以上の層は35%が利用しており、2010年時点(11%)の3倍以上になっている。65歳以上の層は2005年では2%しか利用していなかった。

○性差
女性の方(68%)が男性(62%)よりソーシャルメディアを使う割合が多い。
 
○社会・経済差
高所得層のほうがソーシャルメディアを使い、一方、低所得層は56%が、現在、ソーシャルメディアを使用しており、成長は過去数年間で横ばいである。同様の傾向は学齢でも見られ、大卒のほうが、高卒以下の層よりソーシャルメディアを使う。

○人種・民族の類似点
人種や民族によって顕著な違いはない。白人65%、ヒスパニック65%、アフリカ系アフリカ人56%。

○都会の農村の差

図書館振興財団、2016年度振興助成事業の募集を開始

公益財団法人図書館振興財団が、2016年度(平成28年度)振興助成事業の募集を開始しています。対象事業は、
(1)「調べる学習」推進活動に対する助成
(2) 公共図書館のICT化推進に対する助成
(3) 学校図書館のICT化推進に対する助成
(4) 特定コレクションに基づく図書館サービスの向上に対する助成

の4つです。募集期間は2015年9月25日から2015年11月9日までとなっています。

振興助成事業(図書館振興財団)
http://www.toshokan.or.jp/shinko_josei.php

Facebook(図書館振興財団, 2015/9/17)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1619437068310719&id=1510966872491073

トヨタ産業技術記念館、同館が保有するトヨタグループの貴重図書をデジタル化し、図書室の専用端末で閲覧公開

2015年10月10日、トヨタ産業技術記念館は、同館が保有するトヨタグループの貴重図書をデジタル化し、図書室の専用端末で閲覧公開したと発表しています。

明治期の大ベストセラーで豊田佐吉が影響を受けたと言われる「西国立志編」を中心に、創業者に関するものや創業当時の様子を書き記したものや図面など、計16冊の図書資料とのことです。

いずれも希少価値があり、経年劣化で損傷が進む恐れがあるため、閉架書庫で厳重に保管しているものとのことで、この貴重な資料の一部をデジタル化し、ページめくりや拡大縮小の操作をしながら、大きな画面でご覧いただけるようになったとのことです。

貴重図書デジタルアーカイブ公開のご案内(トヨタ産業技術記念館,2015/10/10)
http://www.tcmit.org/information/news/2015/10/3259

トヨタ産業技術記念館
http://www.tcmit.org/

「舞鶴への生還」と「東寺百合文書」がユネスコの記憶遺産として登録

2015年10月10日、「舞鶴への生還」と国宝「東寺百合文書」が、ユネスコの記憶遺産として登録が決定されました。

「舞鶴への生還」は、第二次世界大戦の敗戦に伴い、ソ連領に抑留された約60万人から約80万人といわれる日本軍人と民間人たちの抑留生活と日本本国への引き揚げの歴史を伝える資料で、日記、手紙・はがき類、手作りの手帳、絵画、名簿類、証明書類等、570点の資料から構成されます。

「東寺百合文書」は、1,000年以上にわたり、東寺(教王護国寺)に伝来した約2万5千通の文書で、仏教史、寺院史、寺院制度史研究上に貴重であるのみならず、中世社会の全体構造を解明する基本史料として質量ともに最も優れた文書史料群とのことです。平安時代以来の伽藍を中心とした鎮護国家の修法・祈祷などの諸仏事・法会を運営するための文書記録、それらを維持するための寺院運営に関する評定引付、それらの基礎となる教義に関するもの、大師信仰を支えるものなどで、寺院活動を包括的に知り得る文書のほか、東寺が全国各地に領有した荘園に関する文書から構成されます。1967年から京都府の所有となり、1997年に国宝に指定されています。

New inscriptions on the International Memory of the World Register (2014-2015)(UNESCO)