アーカイブ - 2015年 10月 29日

秋田県の4つの大学図書館による「秋田大学共同利用周知キャンペーン」実施中 それぞれの館の所蔵資料の交換展示などを開催

2015年10月1日から12月25日まで、秋田県の4つの大学図書館が共同で、「秋田大学共同利用周知キャンペーン」を行っています。キャンペーン期間中、それぞれの大学図書館の特徴が表れた所蔵資料を1ヶ月ごとに交換し、展示を行うものとのことです。

秋田大学、秋田県立大学、秋田公立美術大学、国際教養大学のそれぞれの図書館がキャンペーンに参加しています。

本キャンペーンについては、特設ページも設けられていて、キャンペーンの概要のほか、それぞれの図書館の利用案内、交換展示の内容などに関する情報が掲載されていて、また、英語版のウェブサイトなども設置されるなど、英語でも情報発信が行われています。

四大学共同利用周知キャンペーン(特設ページ)
http://www.lib.akita-u.ac.jp/contents6/kyodo/index.html
http://www.lib.akita-u.ac.jp/contents6/kyodo/index-en.html
※2つ目のリンクは英語版のウェブサイトです。

四大学共同利用周知キャンペーン(パンフレット)
http://www.lib.akita-u.ac.jp/contents6/kyodo/kyodo_japanese.pdf

『カレントアウェアネス-E』291号を発行

電子書籍を提供している公共図書館は94%(米国):Library Journal誌とSchool Library Journal誌による共同調査より

Library Journal誌とSchool Library Journal誌が共同で実施している、公共図書館における電子書籍の年次調査が発表されています。

エグゼクティブサマリーによると、317の米国内の公共図書館への調査では、新規性の少なさや電子書籍が主流になったことにより、電子書籍への熱烈な興味はおさまっているとのことです。

電子書籍の価格が高いというのが電子書籍に関して公共図書館から寄せられる最も多い不満ということです。

また、公共図書館での電子書籍書籍の提供率は、2010年が72%であったのに対して、2015年では94%になっています。

報告書全体を閲覧するには登録してダウンロードする必要があります。

94% of public libraries offer ebooks says the 2015 LJ/SLJ report(No Shelf Required,2015/10/28)
http://www.libraries.wright.edu/noshelfrequired/2015/10/28/94-of-public-libraries-offer-ebooks-says-the-2015-ljslj-report/

2015 Ebook Usage Reports:Public Libraries

E1729 - 非英語圏の国のOAの専門書の利用状況<文献紹介>

Ronald Snijder. Evaluating the Impact of the FWF-E-Book-Library Collection in the OAPEN Library: An Analysis of the 2014 Download Data. D-Lib Magazine. 2015, 21(7/8).

E1727 - 実験的ディスカバリサービス「NDLラボサーチ」の紹介

 

●はじめに

 国立国会図書館(NDL)次世代システム開発研究室は,当館が所蔵するデジタル化資料のデータや書誌情報などを用いて,東京大学や国立情報学研究所といった大学や研究機関と共同で次世代の図書館サービスの検討に資するための調査研究を行っており,その実験の場としてNDLラボを運営している。本稿ではNDLラボで公開している成果のうち,実験的なディスカバリサービスである「NDLラボサーチ」を紹介する。

 

E1728 - 英国・ドイツでの日本研究司書へのレファレンス研修を終えて

 国立国会図書館(NDL)では,これまで国際交流基金主催の「日本研究上級司書研修」への協力や「日本研究情報専門家研修」の実施など,海外日本研究司書への国内での研修を行ってきた。しかし,海外へ職員を派遣して行うレファレンス研修は実現できていなかった。このたび,設立20周年記念事業としてドイツの日本資料図書館連絡会“Arbeitskreis Japan-Bibliotheken”から,そして英国の日本専門司書グループ“The Japan Library Group”から研修講師の派遣依頼があり,2015年8月21日に英国図書館(BL)で,28日にドイツのミュンヘン大学図書館で,現地の日本研究司書を対象に「日本情報の調べ方(人文分野)」の研修を行った。あわせて,BL,ドイツの国際交流基金ケルン日本文化会館,ケルン大学日本学科図書館,ボン大学日本学科図書館,バイエルン州立図書館などを見学した。

E1726 - 統計数理研究所が取り組むInstitutional Research

 現在,文部科学省による2014年度からの研究大学強化促進事業開始や国立大学・大学共同利用機関の第3期中期目標期間に向けた中期計画の策定など,これまで以上に大学・研究機関の自己評価能力の重要性が高まっている。そのような流れのなかで“Institutional Research”(IR)という言葉が注目されている。IRとは,大学・学術機関の環境や成果に関する様々なデータを収集して分析し,計画の策定や政策・意思決定を支援する活動の総称である。大学・研究機関の主体的・自立的ガバナンスの強化が図られ,意思決定システムの確立が進むなか,機関内におけるIR活動とその担当者は今後重要な位置を担うことは間違いなく,IR活動を支える統計リテラシーを有した人材の確保・育成が急務である。

E1725 - 欧州におけるオープンアクセス方針の実施に向けた準備状況

 国・大学・助成機関といったレベルを問わず,各国でオープンアクセス(OA)方針の策定が進められている(CA1851参照)。世界中のOA方針のダイレクトリであるROARMAPには700を超える方針が登録されている。しかしながら方針の策定はOA推進の出発点であっても,決してゴールではない。その後の着実な方針の実施は,策定それ自身よりもはるかに困難であろう。

E1724 - 『IFLA学校図書館ガイドライン』改定される

 

●実現可能で多くの示唆を与えるIFLA学校図書館ガイドライン


 2015年8月,国際図書館連盟(IFLA)より『IFLA学校図書館ガイドライン』“IFLA School Library Guidelines”が公表された。2002年に出された『IFLA/ユネスコ学校図書館ガイドライン』(E003参照)の改訂版にあたる。学校図書館の目標を「社会に参加する責任感と倫理感を持ち,リテラシーを身に付けた児童生徒の育成」とし,「すべての児童生徒と教師が,効果的な学校図書館プログラムとサービスを利用できるよう」に作成された。日本からは岩崎れい氏(京都ノートルダム女子大学)がIFLA学校図書館分科会のメンバーとして関わっている。

 

 

米国議会図書館(LC)、2015年の“Library of Congress Literacy Awards”受賞団体を発表

2015年10月28日、米国議会図書館(LC)は2015年の“Library of Congress Literacy Awards”の受賞団体を発表しました。同賞は、米国や世界における非識字問題の軽減や活字離れ等に取り組む団体を支援するプログラムで、慈善活動家David M. Rubenstein氏がスポンサーとなっています。2015年の受賞団体は以下の3団体です。

識字レベルの増加に顕著で、測定可能な貢献をし、識字の発展へのコミットメントに例外的で持続的な深さと幅が実証されている組織に授与される“David M. Rubenstein Prize” ($150,000)には、米国およびカナダにおいて、低所得世帯で成長した何百万もの子供たちの書籍や教育資源不足に取り組むことで教育の平等性を促進する活動を行っている“First Book”が選ばれました。

識字やリテラシーの重要性について国民の意識を高めることに重大かつ測定可能な貢献をした団体に授与される“The American Prize” ($50,000)には 物理的に離れている軍人の家族に一緒の読書を促進することで、現役の兵士が自身の子どもたちのリテラシーを開発させる活動を行っているUnited Through Readingが選ばれました。

東京都立図書館、企画展示「図書館が魅せます!TOKYO名所探訪」 を東京都庁南展望室で開催(11/19-21)

東京都立図書館が、2015年11月19日から21日まで、東京都庁南展望室で、企画展示「図書館が魅せます!TOKYO名所探訪」 を開催します。

1点目は、Tokyo名所案内として、歌川広重作「名所江戸百景」で取り上げられたスポットを、当時の浮世絵と現代の写真で比較、その歴史をたどるとともに、これらのスポットに関連する資料も展示、アート、カルチャー、グルメ方面からも東京の魅力に迫るとのことです。

2点目は、都立図書館紹介で、都立中央図書館の快適な環境、各種サービス、豊富な資料について紹介するとのことです。また、2017年1月に移転予定の都立多摩図書館の建物模型も公開するとともに、浮世絵をはじめとした貴重資料を館外からインターネットで閲覧できる「江戸東京デジタルミュージアム」も大型パネルで体験できるとのことです。

【東京都立図書館】企画展示「図書館が魅せます!TOKYO名所探訪」 を東京都庁南展望室で開催します。(11月19日から21日まで)(東京都立図書館,2015/10/28)
http://www.library.metro.tokyo.jp/home/news/tabid/2287/Default.aspx?itemid=1229

国立情報学研究所(NII)、“CiNii Dissertations”を正式公開

2015年10月22日、国立情報学研究所(NII)は、日本国内の大学および独立行政法人大学評価・学位授与機構が博士の学位を授与した論文のメタデータを検索できるデータベース「CiNii Dissertations - 日本の博士論文をさがす」を正式公開しました。

2015年6月11日に試験公開されていたものです。

CiNii Dissertations 正式公開について(NII,2015/10/28)
https://support.nii.ac.jp/ja/news/cinii/20151028

参考:
E1697 - NII,“CiNii Dissertations”を試験公開
カレントアウェアネス-E No.286 2015.08.06
http://current.ndl.go.jp/e1697

版元ドットコム、版元ドットコムで利用している書誌データをISBNを指定することで取得することができるAPIを公開

2015年10月26日、版元ドットコムが、版元ドットコムで利用している書誌データをISBNを指定することで取得することができるAPIを公開したと発表しています。書影も自由に利用できるとのことです。

版元ドットコム公式Facebook(2015/10/26付け)
https://www.facebook.com/hanmotocom/posts/1096116460406830

このサイトのAPI(版元ドットコム)
http://www.hanmoto.com/about_api

参考:
国立国会図書館、API(OAI-PMH)についての技術文書を公開
Posted 2015年10月2日
http://current.ndl.go.jp/node/29566

札幌市立中央図書館、レファレンス資料ミニ展示「広辞苑と言の葉展」を開催 図書館で実際に受けた調査事例のうち、身近な事例やちょっと興味深い事例を回答までの調査プロセスも含めて紹介

2015年10月29日から2016年1月12日まで、札幌市立中央図書館においてレファレンス資料ミニ展示「広辞苑と言の葉展」が開催されます。

広辞苑や言葉に関する辞典等のレファレンス資料のほか、図書館で実際に受けた調査事例のうち、身近な事例やちょっと興味深い事例を回答までの調査プロセスも含めて紹介するとのことです。

レファレンス資料ミニ展示「広辞苑と言の葉展」(札幌市の図書館,2015/10/29)
http://www.city.sapporo.jp/toshokan/gyoji/chuo/tenji20151029.html

OCLC、2014/2015年度の年報を公表

OCLCが、2015年度の年報を公表しています。
タイトルは“Moving forward with purpose”です。

OCLC公式Facebook(2015/10/28付け)
https://www.facebook.com/20530435726/photos/a.10151524165465727.842769.20530435726/10156360093535727/

OCLC公式Twitter(2015/10/28付け)
https://twitter.com/OCLC/status/659357656369471488

Moving forward with purpose 2014-2015 Annual Report(Web版))
http://www.oclc.org/en-US/annual-report/2015/home.html

Moving forward with purpose 2014-2015 Annual Report(pdf版)
http://www.oclc.org/etc/designs/oclc/oclc-annualreport-15/images/215510-2014-2015OCLCAnnualReport.pdf

参考:
OCLC、2013/2014年度の年報を公表

インディアナ州立図書館の1階に教育センターを設置 2016年10月開設予定

2015年10月27日、米国インディアナ州は、1816年創立のインディアナ州の創立200周年の間に教育センターを設立する公式計画を発表しています。センターは、1,800平方フィートの展示ホールとして、インディアナ州立図書館の1階に配置されるとのことです。

2016年10月に開設の予定で、同所は、州議会議事堂と図書館が毎年招いているたくさんの訪問者のためのアクティブラーニングの場所として機能するとのことです。

教育センターでは、学校のグループ、家族連れやツアー客のための動的な参加型展示を提供するとのことです。訪問客は、政府が如何に機能しているかを立証するロールプレイングゲームに参加し、図書館のコレクションから資料を発見・調査し、若いインディアナ州住民に関係する課題について投票をするとのことです。

教育センターの学習展示は、社会科と言語科目カリキュラムをサポートし、州政府の三権についての学習体験を向上させるとのことです。また、センターでは、ツアーの後の合間を埋める、教師、学生とその家族のためのフォローアップの資料を提供するとのことです。

State Library to Receive New Education Cente(STATE OF INDIANA,2015/10/27)

カナダ・ユーコン準州の航空写真がオンラインで公開

2015年10月25日付のCBC NEWSによると、10,000枚のカナダ・ユーコン準州の航空写真がデジタル化されオンラインで公開されたとのことです。デジタル化は全体の10%しか終了していないと州政府の図書館員は述べています。

写真のほとんどは数年前のものですが、1940年代にさかのぼるものもあるとのことです。

コレクションは、炭鉱者が鉱脈を見つけたり、気候変動の研究者が、最近の10年間で氷河が如何に変化をしているかを調査したり、ハイカーとハンターが、未開地の小道を探すのに使用されたりするとのことです。

Massive archive of Yukon aerial photos now online(cbc news,2015/10/25)
http://www.cbc.ca/news/canada/north/massive-archive-of-yukon-aerial-photos-now-online-1.3286580

SkyLine Air Photo Locator(Yukon Government)
http://www.emr.gov.yk.ca/library/skyline.html

参考:
20世紀前半の英国を上空から―16,000枚以上の航空写真アーカイブ“The Britain from Above”が公開

人文・社会科学分野の単行書のOAを推進する欧州のコンソーシアムOAPENがホスティングしているオープンアクセスの図書がGoogle Scholarで索引化

2015年10月28日、人文・社会科学分野の単行書のオープンアクセス(OA)を推進する欧州のコンソーシアムOAPENと学術出版物の継続的なOA出版を支援するKnowledge Unlatchedが、OAPENがホスティングしているOAの図書が、Google Scholarで索引化されたと発表しています。

Google Scholar Indexes Open Access Books(Knowledge Unlatched,2015/10/28)
http://www.knowledgeunlatched.org/press-release/
http://www.knowledgeunlatched.org/wp-content/uploads/2015/10/KU_Press_Release_Google_Scholar_28Oct2015.pdf

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