アーカイブ - 2015年 10月 6日

【イベント】国文学研究資料館等、「歴史的典籍オープンデータワークショップ(アイデアソン)」を開催(12/18・京都)

2015年12月18日、国文学研究資料館と国立情報学研究所(予定)は、メルパルク京都を会場として「歴史的典籍オープンデータワークショップ(アイデアソン)」を開催します。

このアイデアソンでは、同館が所蔵する、資料の画像データと書誌データ約300点(全冊約5万2,000コマ)を国立情報学研究所(NII)の協力のもと、「情報学研究データリポジトリ」において10月下旬 から11月上旬にデータセットとして公開し、それらを活用するとのことです。

同館は、このアイデアソンで提案されたアイデアをもとに、画像データ利用の可能性を考え、活かしていきたいようです。

第1回日本語の歴史的典籍国際研究集会(国文学研究資料館)
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/event20151218.html
http://www.nijl.ac.jp/pages/cijproject/images/20151218_ideathon.pdf
※2つ目のリンクはイベントのチラシです。

国文学研究資料館
http://www.nijl.ac.jp/
※2015/10/6付で「お知らせ・更新情報」欄に「「歴史的典籍オープンデータワークショップ(アイデアソン)」の開催について掲載しました。」とあります。

関連:

英ケンブリッジ大学、オックスフォード大学等、英国研究会議(RCUK)のオープンリサーチデータについての協約ドラフト版に対する見解を発表

英国研究会議(RCUK)が2015年8月17日に公開し、9月28日まで意見を受け付けるとしていたオープンリサーチデータについての協約ドラフト版に対し、英ブリストル大学、ケンブリッジ大学、マンチェスター大学、ノッティンガム大学、オックスフォード大学が共同で見解を送付したことを発表しました。2015年10月1日付けのケンブリッジ大学学術コミュニケーション局のブログで、送付した見解の全文が公開されています。

RCUKのオープンリサーチデータ協約では研究データが集められることと、英国の研究コミュニティーによって集められた研究データが可能な限り自由に利用できることを保証することを目的とするものです。ケンブリッジ大学等はこのドラフト協約版に対する見解の中で、「協約の目的が全体にはっきりしないが、協約はデータをオープンにすることよりも優れたデータ管理の実現を主目的とすべき」、「この協約を全研究分野に適用しようというのであれば、対象範囲の定義により注意を払うべき」など、21項目に及ぶ提案を行っています。

Joint response on the draft UK Concordat on Open Research Data(Unlocking Research、2015/10/1付け)

なぜ図書館は『ダンジョンズ&ドラゴンズ』を所蔵していないのか(記事紹介)

米GIZMODOに2015年10月2日付けで、”Why Don't Libraries Have Dungeons & Dragons Gamebooks?”と題した記事が掲載されています。著者はサウスフロリダ大学教員のEdward Schneider氏です。

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』は世界初のロールプレイングゲーム(RPG。ゲーム機等を使わず、紙やサイコロ等の道具を使いながら、ルールブックに従い、人間同士の会話によって遊ぶゲーム)です。40年以上の歴史を持ち、日本のコンピュータゲームにおけるRPGにも大きな影響を与えたとされています。

Schneider氏はこのRPGのための資料(ルールブックやゲーム中で使用するための地図等をまとめたもの)について、スポーツのルールブックや地図帳等と同じくレファレンス資料であり、図書館で所蔵すべきものであると考え、Worldcatを用いて米国の図書館におけるその所蔵状況を調査しています。結果をまとめた論文は”The Reference Librarian”誌に掲載されていますが、GIZMODOの記事ではその解説を行っています。

米パロアルト市立図書館でトコジラミが発生 3館が一時閉館

米パロアルト市立図書館でトコジラミ(Bed bug)が発生し、複数の館が一時閉館したことが報じられています。

トコジラミは吸血性の昆虫で、刺されると激しいかゆみが生じます。名前の通りベッド等にひそむほか、図書の間に潜り込むこともあり、米国では図書館がトコジラミのために閉館する事態もしばしば発生しています。

パロアルト市によれば、5館ある図書館のうち、2つの図書館でトコジラミが確認され閉館、1館でトコジラミ発生の懸念のため閉館・調査が行われたとのことです。現在はすべて開館していますが、実際に発生していた2館では今後、再調査も行うとされています。

Second Palo Alto Library Closed For Bed Bugs(NBC Bay Area、2015/10/1付け)
http://www.nbcbayarea.com/news/local/Rinconada-Palo-Alto-Berkeley-Libraries-Closed-For-Bed-Bugs-330238171.html

UPDATE-Downtown, Mitchell Park, Rinconada Libraries Now Reopened(City of Palo Alto)

電子教科書の導入で学生の経済負担が約800万ドル減少(米国)

2015年9月28日付けの米Indianapolis Star紙記事で、2012年に開始されたインディアナ大学の電子教科書プログラムのこれまでの成果が報じられています。

同紙によれば、このプログラムでは学生は35ドルで電子教科書を購入することができ、モバイル端末・コンピュータのいずれでも利用できるほか、ハイライトやメモを加える機能等もあるとのことです。一度購入した電子教科書は在学中ずっと利用することができます。

プログラム開始以来、学期ごとに電子教科書を選ぶ学生が増えており、現在は10万人を超す学生のうち約25%が電子教科書を選んでいるといいます。電子教科書は印刷体の教科書よりも安く価格設定がなされているため、電子教科書導入により減少した学生の経済負担はプログラム開始から現在までで約800万ドルに上ると見込まれるとのことです。

IU saves students about $8 million with electronic textbooks(The Indianapolis Star、2015/9/28付け)
http://www.indystar.com/story/news/education/2015/09/28/iu-saves-students-8-million-electronic-textbooks/72982272/

第9回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」が発表:幕別町図書館(北海道)等が受賞

2015年10月1日に、公益財団法人高橋松之助記念顕彰財団主催の第9回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」が発表されています。

「朝の読書大賞」には、米子市立福米東小学校(鳥取県米子市)、清教学園中・高等学校(大阪府河内長野市)、香川県立高松東高等学校(香川県高松市)が、「文字・活字文化推進大賞」には幕別町図書館(北海道幕別町)が選ばれています。

幕別町図書館の受賞は、昨年4月に導入した全国でも珍しい新管理システムや、地元書店と福祉施設を連携させた運営などが高く評価されたとのことです。

第9回 高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」
受賞者決定のお知らせ(高橋松之助記念顕彰財団,2015/10/1)
http://www.takahashi-award.jp/award/09/index01.html

幕別町図書館が文字・活字文化推進大賞(十勝毎日新聞,2015/10/3付け記事)
http://www.tokachi.co.jp/news/201510/20151003-0021953.php

参考:
幕別町図書館(北海道)で「カメレオンコード」を活用した図書館総合システムを導入
Posted 2014年3月6日
http://current.ndl.go.jp/node/25638

Web of Science、引用文献数が10億を数える

Thomson Reuters社は、2015年9月25日、Web of Scienceの引用文献数が10億を数えたと発表しています。

Web of Science: 1 Billion Cited References and Counting(Thomson Reuters)
http://stateofinnovation.thomsonreuters.com/web-of-science-1-billion-cited-references-and-counting

Web of Science公式Facebook(2015/9/25付け)
https://www.facebook.com/WebofScience.ThomsonReuters/posts/1198086866875459

北米研究図書館協会(ARL)、加盟館・健康科学図書館・法律図書館の2013-2014年度版統計を刊行

2014年10月5日、北米研究図書館協会(ARL)が、2013-2014年度の3種類の統計を刊行しました。それぞれ、北米のARL加盟館125機関、健康科学図書館61機関、法律図書館74機関、が対象となっています。

ARL Statistics 2013-2014 Published(ARL,2015/10/5)
http://www.arl.org/news/arl-news/3744-arl-statistics-2013-2014-published
※プレスリリース

ARL Statistics 2013-2014
http://publications.arl.org/ARL-Statistics-2013-2014/

ARL Academic Health Sciences Library Statistics 2013-2014 Published(ARL,2015/10/5)
http://www.arl.org/news/arl-news/3746-arl-academic-health-sciences-library-statistics-2013-2014-published
※プレスリリース

ARL Academic Health Sciences Library Statistics 2013-2014

内閣官房TPP政府対策本部、「環太平洋パートナーシップ協定(TPP協定)の概要」の資料をウェブサイトに掲載

2015年10月5日、米国アトランタで開催されたTPP閣僚会合において、大筋合意に至ったTPP協定について、大筋合意に関する情報が内閣官房TPP政府対策本部のウェブサイトに掲載されています。

掲載されている情報は、
(1)「環太平洋パートナーシップ協定の概要(暫定版)」の日本語(仮訳)、英文(原文)
(2)TPP協定の概要
(3)PP交渉参加国との交換文書一覧

です。

(1)については、「18.知的財産(IP)」がpp.13-14、(2)については、「第18章.知的財産」が、pp.30-32に掲載されています。

交渉会合関連情報(TPP政府対策本部)
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/tppinfo.html#201510atlanta_goui

「環太平洋パートナーシップ協定の概要(暫定版)」の日本語(仮訳)
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/pdf/2015/10/151005_tpp_Summary.pdf

“SUMMARY OF THE TRANS-PACIFIC PARTNERSHIP AGREEMENT”