アーカイブ - 2015年 10月 7日

英国図書館(BL)、同館のデジタルコンテンツを用いた革新的なプロジェクトを紹介する“British Library Labs Symposium 2015”を開催

2015年11月2日、英国図書館(BL)のカンファレンスセンターにて、British Library Labs Symposium 2015が開催されるとのことです。

このシンポジウムはBLのデジタルコンテンツを用いた革新的なプロジェクトを紹介するもので、開発・ネットワーキングのためのプラットフォームを提供し、デジタル研究分野について議論するとのことで、今年から開催されるものとのことです。

また、BLのデジタル化資料を使った作品から選ばれるBritish Library Labs賞(2015)の贈呈式と受賞者によるプレゼンテーション、高等教育の生徒によるビデオゲームデザインのコンペティション“Alice’s Adventures Off the Map competition”の優勝者の発表も行われるようです。

British Library Labs Symposium (2015)(BL,2015/10/5)
http://britishlibrary.typepad.co.uk/digital-scholarship/2015/10/british-library-labs-symposium-2015.html

Alice’s Adventures Off the Map

【イベント】「釧路が誇る文化遺産 デジタル化公開報告会・記念国際シンポジウム」を開催(11/21・釧路)

市立釧路図書館(北海道)が、釧路市指定文化財である「永久保秀二郎日誌」と同筆者による「アイヌ語雑録」の翻刻データを、デジタルアーカイブシステム・ADEACで公開する事業を記念して、2015年11月21日、釧路公立大学において、「デジタル化公開報告会・国際シンポジウム」を開催するとのことです。

永久保秀二郎は明治24年に春採アイヌ学校に教師として赴任し、生涯を春採アイヌ民族の教育と生活向上に捧げた人物で、「永久保秀二郎日誌」は、赴任した年から欠かさずに書き綴られた日誌とのことです。

「アイヌ語雑録」は日本語に対し、複数のアイヌ語を片仮名で記したものを和綴じした私家版のアイヌ語集とのことです。

参加費は無料で、申込は当日受付とのことです。

釧路が誇る文化遺産をデジタル化公開し、記念報告会・シンポジウムを開催いたします。(市立釧路図書館,2015/10/7)
https://lib.city.kushiro.hokkaido.jp/ivent/eventinfo_symp20151121.html
https://lib.city.kushiro.hokkaido.jp/ivent/poster.pdf

参考:
歴史資料検索閲覧システム“ADEAC”、デザインを一新
Posted 2015年9月1日

EBSCO社が、Zepheira社が実施するウェブ上での図書館の認知度向上を目指すプロジェクト“The Libhub Initiative”への出資を発表

EBSCO社でブックガイド・ブックリストなどを集約したデータベース“NoveList”を開発する事業部門が、Zepheira社が実施している図書館のウェブ上での認知度の向上をはかるプロジェクト“The Libhub Initiative”に出資すると発表しています。

“NoveList”の共同創立者で、技術担当の専務、Roger Rohweder氏は、“The Libhub Initiative”に出資し、Zepheira社を支援することは、図書館のコレクションをウェブ上で公開する本質的要素であるBIBFRAMEとLinked Dataへの支援を前進させることだと述べています。

Zepheira社の社長、ミラー(Eric Miller)氏は、ベンダーによる“The Libhub Initiative”への支援は、イニシアチブと図書館にとって極めて重要であると述べています。

EBSCO社の取締役副社長であるStratton Lloyd氏は、オンラインの「会話」を変化させるため、EBSCO社は、BIBFRAMEとLinked Dataを活用し始めたいと述べています。

ノーベル医学生理学賞の受賞を記念して、Wiley社が、大村智・北里大学特別栄誉教授がWiley社から出版した著作・論文を無料公開(12月10日まで)

2015年10月6日、Wiley社は、大村智・北里大学特別栄誉教授の2015年ノーベル医学生理学賞の受賞を記念して、大村教授を著者とするWileyから出版した論文・書籍の一部を2015年12月10日まで無料公開することにしたとのことです。

化学ニュースサイトChemistry Views の記事からリンクしているとのことです。

祝・ノーベル医学生理学賞受賞 / 大村 智教授がWileyから出版した著作・論文を無料公開(12月10日まで)(Wiley,2015/10/6)
http://www.wiley.co.jp/blog/pse/

Nobel Prize in Physiology or Medicine 2015(ChemistryViews,2015/10/5)
http://www.chemistryviews.org/details/ezine/8427871/Nobel_Prize_in_Physiology_or_Medicine_2015.html

参考:
京都大学図書館機構、ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授の論文情報をまとめて紹介
Posted 2012年10月9日
http://current.ndl.go.jp/node/22023

京都大学、益川敏英名誉教授のノーベル賞受賞論文を機関リポジトリで公開

学校図書館司書が始めた自転車による移動図書館“Bibliobicicleta”(米国)

オンラインマガジンShareableで、学校図書館司書のタピア(Alicia Tapia)氏が始めた自転車による移動図書館が紹介されています。

同氏は、2013年に、自転車で牽引する無料の移動図書館“Bibliobicicleta”を開始し、サンフランシスコの公園、ファーマーズマーケット、博物館、海岸をまわっているとのことです。

Bibliobicicletaでは全ての世代・ライフスタイル・趣味に適した約100冊の本を所蔵しているとのことです。

自転車でサンフランシスコの丘を運転するのは楽ではないので、クラウドファンディング “Kickstarter campaign”で電気自動車を購入する資金を調達するとのことです。

Librarian Shares Her Love of Books with a Bike-powered Mobile Library(Shareable)
http://www.shareable.net/blog/librarian-shares-her-love-of-books-with-a-bike-powered-mobile-library

Shareable公式Twitter(2015/10/6付け)

米国デジタル公共図書館(DPLA)・Europeana、クリエイティブコモンズの協力を得て、 国際的で総合運用可能な権利表示制定のためのホワイトペーパー(最終版)を公開

米国デジタル公共図書館(DPLA)・Europeanaは、クリエイティブコモンズの協力を得て、国際的で総合運用可能な権利表示制定のため、2つホワイトペーパー「国際的な権利表示の標準化のための提言」(Recommendations for standardized international rights statements)、「技術的なインフラのための企画案」(A proposal for a technical infrastructure)を公開し、意見を求めていましたが、2015年10月6日、その最終版が公開されました。

最終版には権利表示のグループを確立し、技術的なインフラを可能にするための両機関の提言が記述されており、これら提言には、DPLA・Europeanaが各々の組織のニーズに応じて使用できる共通の権利表示のリストが含まれているとのことです。

米・3M Library Systems社、Bibliotheca社の傘下に

Bibliotheca社は、同社を支援している投資ファンドのOne Equity Partners (OEP)が、3M社の図書館システム部門3M Library Systems社を買収したと発表しています。3M Library Systems社はBibliotheca社グループに加入することになるようです。

Bibliorheca社は、今後、3M Library Systems社の経営を統合しBibliorhecaブランドに統一するとのことです、

Bibliotheca announces significant expansion (bibliotheca,2015/10/5)
http://www.bibliotheca.com/3/index.php/en-us/enews-media/global-press-releases/529-bibliotheca-announces-significant-expansion-us

参考:
米3M社、同社の図書館向け電子書籍サービス"3M Cloud Library"のカナダへの進出を発表
Posted 2014年1月23日
http://current.ndl.go.jp/node/25319

東京都の練馬区立稲荷山図書館、昆虫資料のデジタルアーカイブである「練馬区立稲荷山図書館デジタルアーカイブサイト」を公開

2015年10月2日、東京都の練馬区立稲荷山図書館は、昆虫資料のデジタルアーカイブサイトである、「練馬区立稲荷山図書館デジタルアーカイブサイト」を公開したことを発表しています。

今回デジタル化され公開されたのは、同館が所蔵する、ドイツの昆虫学者ザイツによる『世界大型鱗翅目図鑑』のうち蝶を取り扱っているvol.1、5、9です。

なお、同館では、昆虫に関する資料を積極的に収集していて、昆虫コーナーも有するとのことで、昆虫資料は約6,000点、昆虫標本は約3,200点所蔵しているとのことです。

練馬区立稲荷山図書館デジタルアーカイブサイト
http://www.inariyama-lib.jp/archive/index.html

昆虫資料デジタルアーカイブサイトを公開しました(練馬区立図書館, 2015/10/2)
https://www.lib.nerima.tokyo.jp/news/detail/210

参考:
練馬区立貫井図書館所蔵の和装本109タイトルがデジタル化公開
Posted 2015年1月16日
http://current.ndl.go.jp/node/27804

瀬戸内市立図書館(岡山県)、デジタルアーカイブシステム構築業務プロポーザルを実施
Posted 2015年8月31日

ProQuest社がEx Libris社を買収

2015年10月6日、ProQuest社がEx Libris社を買収したと発表しています。

合併後も、ProQuest、Ex Librisという個別の事業単位で組織されるとのことで、Alma、Aleph、bX、Intota、Primo、Rosetta、SFX、SIPX、Summon、360 Link、Voyager、Leganto、campusMといった両社の製品のサポートは継続されるようです。

ProQuest to Acquire Ex Libris(ProQuest,2015/10/6)
http://www.proquest.com/blog/pqblog/2015/ProQuest-to-Acquire-Ex-Libris.html

ProQuest and Ex Libris Join to Accelerate Innovation for Libraries Worldwide(Ex Libris,2015/10/6)

文部科学省、「学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)」を公表

2015年10月6日、文部科学省の科学技術・学術審議会学術分科会第8期学術情報委員会が、「学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)」(2015年9月11日付け)を公表しました。

この中間まとめは、研究データ等の利活用による研究の加速化や効率化を図ること、及び研究のエビデンスとなるデータを保存・公開する意義とその方策を示すことを意図しており、基本的な考え方として、公的研究資金による研究成果のうち、論文及び論文のエビデンスとしての研究データは、原則公開とすべきであるとしています。

また、次の5点に関して、研究成果の公開についての基本的方策がまとめられています。

・論文のオープンアクセスについての取組
・論文のエビデンスとしての研究データの公開
・研究成果の散逸等の防止
・研究成果の利活用
・人材育成の取組

新着情報 最新1か月分の一覧(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html
※「平成27年10月06日」に「学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)」とあります。

学術情報のオープン化の推進について(中間まとめ)(文部科学省, 2015/9)