アーカイブ - 2015年 11月 12日

九州大学附属図書館、同館の展示会の情報と電子展示会を集約した「デジタルギャラリー」と同学が所蔵するコレクションを紹介した「九州大学百年の宝物」を公開

2015年11月12日、九州大学附属図書館は「デジタルギャラリー」と「九州大学百年の宝物」を公開しました。「デジタルギャラリー」は、同館による電子展示のページと過去の展示会の情報を集約したものです。なお、展示会は、1979年以降、同学の開学記念行事の一環として、毎年開催されているものです。

「九州大学百年の宝物」は、2011年に九州大学百周年を記念して発行されたもので、同学が所蔵するコレクションの中から精選された100点が紹介されていて、「九州大学学術情報リポジトリ」から公開されています。

デジタルギャラリー
http://guides.lib.kyushu-u.ac.jp/gallery

九州大学百年の宝物
http://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/recordID/1526202

デジタルギャラリー及び『九州大学百年の宝物』を公開しました(九州大学附属図書館)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/1845

ニュース(九州大学附属図書館 ※2015/11/12付で「デジタルギャラリー及び『九州大学百年の宝物』を公開しました」とあります。)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news

参考:

2015年の“Library of the Year”は多治見市図書館に

NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が授与している“Library of the Year”の2014年の最終選考が、2015年11月12日に第17回図書館総合展において開催され、先に優秀賞として発表されていた「くまもと森都心プラザ図書館(熊本県)」「塩尻市立図書館/えんぱーく(長野県)」「多治見市図書館(岐阜県)」「B&B」の中から、大賞として、多治見市図書館が選出されたようです。

また10回目の今回をもってライブラリー・オブ・ザ・イヤーを休止することが発表されています。

多治見市図書館(Twitter)
【速報】多治見市図書館がLibrary of the year (ライブラリー・オブ・ザ・イヤー)2015大賞を受賞いたしました! #LoY2015
https://twitter.com/tajimi_lib/status/664713852790046721

Library of the Year(Twitter)
LoY2015最終選考会、盛況のうちに終了しました。ご来場頂いた皆さんどうもありがとうございました。そして、大賞を受賞された多治見市図書館の皆さん、おめでとうございます! #LoY2015
https://twitter.com/IRI_LoY/status/664753677379309568

三重県立図書館・三重県立美術館・三重県総合博物館、「フキだしバルーンプロジェクト」のプレイベントとして、司書、学芸員によるスペシャル・トークを開催(11/28-29)

三重県立図書館・三重県立美術館・三重県総合博物館では、3館が連携して、それぞれの施設の魅力をアピールしながら、周辺の街路に賑わいを創出する「フキだしバルーンプロジェクト」を2016年2月20日と21日に実施する予定ですが、そのプレイベントとして、2015年11月28日と29日に、図書館の司書、美術館と博物館の学芸員が、各施設の所蔵資料の魅力を分かりやすく説明するスペシャル・トークと、文化施設をPRする「ことば」を考えるワークショップを開催するとのことです。

3館を会場にして行われ、定員は30名(事前申込。先着順)とのことです。
対象は小学生以上の両日参加可能な人とのことです。

図書館の司書、美術館と博物館の学芸員がスペシャル・トークを開催します(三重県立図書館,2015/11/12)
http://www.library.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2015110186

アートでつなぐ・三重の文化創造事業 「フキだしバルーンプロジェクト」(三重県立美術館)
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/artdetunagu/fukidashi.htm

チラシ

『カレントアウェアネス-E』292号を発行

E1735 - オープンサイエンスデータ推進ワークショップ<報告>

 

1.趣旨

 「オープンサイエンスデータ推進ワークショップ」は,京都大学理学研究科附属地磁気世界資料解析センター主催のもと,大学および関連の研究機関が「オープンサイエンスデータ」を推進するため,(1)ポリシーから技術的問題に至るまで広く情報交換を行うこと,(2)推進に向けた学内外のネットワーク形成,を目的として,2015年9月17日,18日の2日間にわたって開催された。以下では,1日目,2日目ごとに参加報告を行う。 

E1734 - 第26回日本資料専門家欧州協会(EAJRS)年次大会<報告>

 2015年9月16日から19日まで,日本資料専門家欧州協会(European Association of Japanese Resource Specialists:EAJRS;E031,E1348,CA1463参照)第26回年次大会“Breaking barriers - unlocking Japanese resources to the world”が,オランダのライデン大学で開催された。

E1733 - 「学術情報のあり方:人社系の研究評価を中心に」<報告>

 2015年9月30日,国立情報学研究所において第1回SPARC Japanセミナー2015「学術情報のあり方:人社系の研究評価を中心に」が開催された。人文社会科学系分野(以下人社系)のあり方が問われる背景には,その研究成果をいかに評価するかという問題がある。本セミナーは5件の講演とパネルディスカッションで構成され,人社系の評価のあり方と大学および図書館の役割について活発な議論が交わされた。

E1732 - 第63回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム<報告>

 2015年10月18日,学習院女子大学を会場として,第63回日本図書館情報学会研究大会シンポジウム「情報資源組織化が切り開く未来:RDA,新NCR,BIBFRAME,Linked Dataがもたらすもの」が開催された。閉会時の主催者挨拶によると150名近くの参加者があり,テーマへの関心の高さがうかがえた。

E1731 - 児童書研究資料室の開室~国際子ども図書館リニューアル~

 2015年9月17日,国立国会図書館(NDL)国際子ども図書館の新館(アーチ棟)に児童書研究資料室が開室した。アーチ棟は同年6月末に完成した,名前の通りゆるやかな弧を描いた建物で,65万冊収蔵可能な地下書庫と,講演会やイベントに使用する2つの研修室も擁している。本資料室は2階にあり,建物のカーブに沿って書架や机が配置され,ガラスのカーテンウォール沿いに長く伸びた閲覧席がある,広く開放的な部屋となっている。なお,児童書研究資料室は,国際子ども図書館が果たす3つの基本的な役割(1)児童書専門図書館,(2)子どもと本のふれあいの場,(3)子どもの本のミュージアム,のうち主に(1)の役割を担うもので,児童書に関する調査研究を行うための閲覧室である。

E1730 - 塩尻市立図書館で3Dプリンター利用をスタート

 塩尻市立図書館(長野県)は,2015年7月,3Dプリンターを導入した。夏休みを前に,館内の児童コーナーで3Dプリントのデモンストレーションをスタートさせ,併せて最初の事業として,夏休みに合わせた子ども向け講座「今年の夏休み工作は3Dプリンターでミニカーを作ろう」を開催した。

CrossRefがロゴを変更

CrossRefが15周年を記念して、来週開かれる年次大会で、新しいブランドアイデンティティとしてキーメッセージとロゴを発表するにあたり、そのキーメッセージとロゴをホームページで公開しています。

再ブランド化は、これまでと異なることをしようとしているのではなく、既に行っていることをよりよく表現するためだとのことです。

理由としては、CrossCheck、CrossMark、FundRefのような取り組みの背後にCrossRefが存在することを人々が知らなかったということがあるようです。

新しいロゴは、メタデータを扱う人にはおなじみ相互リンクの角括弧で構成され、またメタデータの入出力を表す矢印として表現されているようです。

またロゴのCrossとRefの単語を分割せずCrossrefと表現することで、名称の分割を回避しており、また、“R”を小文字としたのは公式の変更であるとのことです。

色合いは、赤と濃い灰色はCrossRefのこれまでの歴史を承認するものである一方、我々の業界では独特で新鮮な色合いを表現するために現代的な色も使用しているとのことです。

The logo has landed(CrossRef,2015/11/11)

オックスフォード大学ボードリアン図書館、書籍のデジタル化作業が1,200万点に達したと発表 

オックスフォード大学ボードリアン図書館は、2015年11月、書籍のデジタル化作業が1,200万点に達したと発表しています。

1,200万点目の書籍は、1811年に刊行された、オックスフォード大学の学生、シェリー(Percy Bysshe Shelley)氏による“Poetical Essay on the Existing State of Things”というパンフレットとのことです。

このパンフレットは、11月11日から12月23日まで、ボードリアン図書館のウェストン図書館のブラックウェルホールで展示されるとのことです。

Shelley's Poetical Essay the Bodleian Libraries' 12 millionth book(オックスフォード大学ボードリアン図書館)
http://poeticalessay.bodleian.ox.ac.uk/

Shelley's Poetical Essay: the Bodleian Libraries' 12 millionth book(オックスフォード大学ボードリアン図書館)
http://www.bodleian.ox.ac.uk/whats-on/upcoming-events/2015/nov/shelleys-poetical-essay

参考:

オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、戦略目標と作業計画である“Strategy for 2016-2018 and Work Plan for 2016-2017”を発表

2015年11月11日、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が、戦略目標と作業計画である“Strategy for 2016-2018 and Work Plan for 2016-2017”を発表しています。

この戦略目標と作業計画は、COARのこれまでの継続的な活動を基に建てられており、地位の確立を促進し、この急速な変化の環境の中で、オープンアクセスリポジトリが今日的意味を持ち続けることを保証する付加価値サービスを採用することを支援することを目的としているとのことです。

COAR Strategy and Workplan 2016-2018 published(COAR,2015/11/11)
https://www.coar-repositories.org/news-media/coar-strategy-and-workplan-2016-2018-published/

Strategy for 2016-2018 and Work Plan for 2016-2017.
https://www.coar-repositories.org/about/coar-ev/strategic-plan/

英国図書館(BL)で、British Library Labs Symposium 2015が開催される

2015年11月2日、英国図書館(BL)が、British Library Labs Symposium 2015を開催しました

このシンポジウムはBLのデジタルコンテンツを用いた革新的なプロジェクトを紹介するもので、開発・ネットワーキングのためのプラットフォームを提供し、デジタル研究分野について議論するものです。

基調講演は、ロウレ(David De Roure)教授による“Intersection, Scale and Social Machines: The Humanities in the digital world ”で、学際的なフレームワークでのデジタル研究の現在の活動を取り上げたものとのことです。

英国図書館(BL)、アフリカと南アジアの学者や専門家をチーヴニング奨学金の研究員として募集 研究員はBL所蔵の南アジアの新聞・雑誌の調査やビックデータの活用について研究

英国図書館(BL)が、英国外務省と文化機関が資金を提供しているチーヴニング奨学金制度を活用して、図書館やデジタルイノベーションに関心があるアフリカや南アジアからの研究員を公募しています。

この奨学金制度では、BLで1年間の専門調査が可能で、初開催の2016/2017年度(2016年9月開始)は、南アジアに関連した新聞や雑誌のライブラリのコレクションを探索する機会が得られるほか、図書館が、ビッグデータの力を活用できるかについて調査する実習科目が含まれるとのことです。

採用された場合、チーヴニング滞在研究員として、BLの研究施設へのフルアクセス権を持つことになり、このプログラムのユニークにデザインされたプロジェクトに関与し、BLのコレクションと助言を活用して、新しいタイプの研究、情報提供、国際協力の拡大を行なうことが可能であるとのことです。

Call for scholars and professionals from around the world to join the British Library as Chevening Fellows(BL,2015/11/10)
http://www.bl.uk/press-releases/2015/november/british-library-calls-for-chevening-scholars

茨城県教育委員会、「27年9月関東・東北豪雨災害」による被害額を公表 社会教育施設では8億5,989万円の被害を見込む

茨城県教育員会が、「27年9月関東・東北豪雨災害」による県内の教育機関の被害額を公表したと報じられています。

県立学校で5億3,501万円、市町村立学校は現在調査中、市町村立のスポーツ施設が1億8,642万円、同じく社会教育施設が8億5,989万円を見込んでいるとのことです。

社会教育施設で主なものは、

○下妻市
・ふるさと博物館
床上浸水により1億2,170万円(現在は休館中。2016年4月の再開見込み)。

○常総市
主に床上浸水により、
・常総市立図書館  3億5,832万円
・生涯学習センター 1億4,000万円
・地域交流センター 1億1,000万円
・大生公民館    1億0,216万円
・石下文化センター   1,060万円
・石下集会所       540万円

○境町
床上浸水と空調機故障により
・研修センター     1,166万円

の被害額となるとのことです。

県立学校 被害額は5億円 豪雨災害被害状況 来月10日から災害査定(茨城県教育委員会)(日刊建設新聞,2015/10/30付け記事)
http://www.jcpress.co.jp/wp01/?p=15302

東日本豪雨 茨城県立校被害5.3億円 社会教育施設は8.5億円(産経新聞,2015/11/12付け記事)

米・デラウェア州の公共図書館でトコジラミが発生 

米国・デラウェア州の図書館でトコジラミ(bedbug)が発生したことが報道されています。

トコジラミは吸血性の昆虫で、刺されると激しいかゆみが生じます。名前の通りベッド等にひそむほか、図書の間に潜り込むこともあり、米国では図書館がトコジラミのために閉館する事態もしばしば発生しています。

デラウェア州ウィルミントンの公共図書館で発見されたのは6か月から8ヶ月前で、返却された図書に紛れ込んでおり、返却処理をした後、逃げてしまい、その後大量発生したため、4月には、業者が、貸出しカウンター周辺で害虫駆除を実施したとのことです。

本にトコジラミがいると思われた場合、袋の中に入れて別にしておき、検査した後、トコジラミの存在が確認されれば廃棄されるとのことで、先週、図書館では3~4冊の本を廃棄したとのことです。

一方、デラウェア州セルビービルの公共図書館では、椅子にトコジラミが発生し、害虫駆除業者によって椅子は廃棄され、駆除処理を行ったとのことです。

デラウェア州の図書館部門では、12月にデラウェア州の図書館に対して、トコジラミへの対処方法についての研修を実施する計画であるとのことです。

Bedbugs found in Delaware library books(delawareonline,2015/11/10)