アーカイブ - 2015年 11月 13日

【イベント】「第7回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」開催(11/27・岩手)

2015年11月27日に、岩手県立図書館において、第7回DAN(Digital Archive Network)ワークショップが開催されるとのことです。

ワークショップは二部構成で、杉本重雄氏(筑波大学図書館情報メディア系)の挨拶に続き、第一部では、柴山明寛氏(東北大学災害科学国際研究所)による基調講演「震災アーカイブの岩手県の現状と他県と比較」に続き、永森光晴氏(筑波大学図書館図書館情報メディア系)から「メタデータスキーマレジストリMetaBridgeに関して」、総務省情報流通振興課から「総務省におけるデジタルアーカイブの取り組み」、宮城県多賀城市から「震災アーカイブ構想から「たがじょう見聞憶」が生まれるまで」が話題提供として予定されています。

第二部は、デジタルアーカイブ構築・運用・利活用のための連携についてのフリーディスカッションが行われるとのことです。

対象は、デジタルアーカイブに関心のある団体及び行政機関の関係者で、事前の申し込みが必要です。

第7回DAN(Digital Archive Network)ワークショップの開催(総務省,2015/11/13)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/02ryutsu02_03000226.html

参考:

国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)、モスクワ警察によるウクライナ文学の専門図書館への襲撃に対して声明を発表

モスクワ警察がモスクワのウクライナ文学の専門図書館を襲撃し、図書館長が逮捕され、当局が違法な反ロシアのプロパガンダと判定する図書を取り除いた事件に対して、国際図書館連盟(IFLA)の情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)が声明を発表しています。

IFLAは、世界人権宣言の第19条を尊重しており、図書館と図書館員はすべての国と社会において、幅広い知識と文学をもたらすものであり、この専門的な役割は高度なレベルで尊重され考慮されるべきであると述べています。

そして、この問題が、迅速に、エスカレーションせず、ロシア国内や国際的な法の枠組みの中で解決され、図書館が、法律の範囲内で妨害されずにその任務が継続されることを望むと述べています。

IFLA-FAIFE Statement on the targeting of the Library of Ukrainian Literature in Moscow(IFLA,2015/11/12)
http://www.ifla.org/node/9992

関連:
Russia raids Ukrainian library in Moscow, arrests head(Reuters,2015/10/29付け記事)

独の書誌ユーテリティhbzとGBVが“Kuali OLE”の開発パートナーに

ドイツにおける書誌ユーティリティであるノルトライン‐ヴェストファーレン州図書館サービスセンター(hbz)と図書館同盟(GBV)が、オープンソースの次世代型図書館業務システム“Kuali OLE”の開発パートナーになったと発表されています 。

hbzとGBVがドイツにおいて、300を超える大学図書館・研究図書館にサービスを提供しているとのことです。

Kuali OLEの2014/2015年度の評価の後、両ネットワークは、試行的に、2つの大学図書館で“Kuali OLE”を採用するとのことです。

3年間の試行期間において、ドイツの大学図書館における“Kuali OLE”の使いやすさや、如何にドイツの図書館ネットワーク基盤に統合するかを実証するとのことです。hbzとGBVは、ロンドン大学東洋アフリカ学院(SOAS)によってはじめられた作業を継続し、“Kuali OLE”を国際化するとのことです。

GBV and hbz Join Kuali OLE Partnership(Kuali,2015/11/12)
https://www.kuali.org/news/2015/11/12/gbv-and-hbz-join-kuali-ole-partnership

hbz
https://www.hbz-nrw.de/

GBV

英国図書館(BL)、ベンガル語の1,000冊の本・20万ページをデジタル化してオンラインで公開

英国図書館(BL)では、1714年から1914年の22の南アジアの言語の図書を所蔵しているとのことですが、状態が悪いため、閲覧と原本保存のためデジタル化を計画しているとのことです。

そのパイロットプロジェクトとして、需要が多いベンガル語の1,000冊の本20万ページをデジタル化してオンラインで公開するとともに、2,000タイトルの目録化作業を実施したとのことです。

パイロットプロジェクトは、英国芸術・人文科学研究会議(Arts and Humanities Research Council: AHRC)がNewton財団を通じて支援するとともに、ジャダプール大学Cultural Texts and Records school(インド)、Srishti Institute of Art, Design and Technology(インド)、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院図書館と連携しており、インド国立図書館、National Mission on Libraries(インド)やインドの研究機関とともに実施しているとのことです。

今後は、デジタル研究との連携を刺激し、インドの研究機関と連携して技術とデジタル調査を構築することを計画しているとのことです。

ProQuest社、アメリカンインディアンと米国の西進研究に関する資料をデジタル化した“American Indians and the American West, 1809-1971”を公開

ProQuest社は、アメリカンインディアンと米国の西進研究に重要な資料である、インディアン管理局やアメリカ・インディアン部族の主要な委員会会議の20世紀の記録や、米国国立公文書館とシカゴ歴史博物館所蔵の19世紀の主要な一次資料をデジタル化した“American Indians and the American West, 1809-1971”を公開しました。

“American Indians and the American West, 1809-1971”の新しい36のコレクションの多くは、以前はマイクロフィルムで閲覧できたもので、今回9万ページもの資料が初めて閲覧できるとのことです。また、米国史のデジタルアーカイブである“ProQuest History Vault”を拡張するものとのことです。

ProQuest’s Digitization of American Indian Records Opens Paths for Exploring the Impact of Westward Expansion(ProQuest,2015/11/12)
http://www.proquest.com/about/news/2015/ProQuests-Digitization-of-American-Indian-Records.html

横浜市、2015年度の「販路開拓支援事業」に、タックポート社の公共図書館向けの座席予約システム「eBOOTH」を認定

2015年10月29日、横浜市は優れた商品・技術を生産又は保有する事業者を同市が認定し、展示会出展に係る経費を助成する事業「販路開拓支援事業」のうち「行政課題解決型」の認定対象商品として株式会社タックポートの「公共図書館向けセルフ座席予約システム「eBOOTH」」が認定されました。

「eBOOTH」は、千葉県の成田市立図書館や、島根県の浜田市立中央図書館、東京都の葛飾区立中央図書館などで導入されているようです。

優れた商品・技術を生産する事業者を10社認定~横浜市販路開拓支援事業~(横浜市経済局, 2015/10/29)
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/happyou/h27/271029mono.html

Taylor & Francis社とEIFLが、開発途上国の研究者が、APC(論文処理費用)の大幅な値引きもしくは無料で、研究成果をオープンアクセス(OA)で公開できる協定を締結

大手出版社Taylor & Francis社と、開発途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているElectronic Information for Libraries(EIFL)が、APC(論文処理費用)の大幅な値引きもしくは無料で、開発途上国の研究者が、Taylor & Francis社とRoutledge社の雑誌において、オープンアクセス(OA)で研究成果を公開できる1年間の協定を結んだと発表しています。

これにより、EIFL連合の国々の研究者は、自然科学・社会科学・人文学分野の66のOA雑誌を選択することが可能とのことです。

開発途上国のOAを支援するこの種の出版社との契約は初めてとのことです。

慶應義塾大学、同学の専任教員の研究業績をElsevier社の研究者情報システム“Pure”を用いて公開

2015年11月10日、慶應義塾大学は、同学の専任教員の研究業績をElsevier社の研究者情報システム“Pure”のポータルサイトで公開しました。「慶應義塾研究者情報データベース」(K-RIS)を補完するものとのことです。

なお、“Pure”の新ポータルサイトによる研究業績の公開は世界で初となるとのことです。

Keio University
https://keio.pure.elsevier.com

研究者情報システム「Pure」慶應義塾大学版の公開(慶應義塾大学, 2015/11/12)
http://www.keio.ac.jp/ja/news/2015/osa3qr000001830v.html

山形県立図書館、「山形県立図書館クリスマス・フェスタ」で一箱古本市や図書館地下探検ツアーを実施(12/19)

2015年12月19日、山形県立図書館が、「山形県立図書館クリスマス・フェスタ」で、一箱古本市や図書館地下探検ツアーを実施するとのことで、出店者や参加者を募集しています。

また、イベント開催時は、姿は熊そっくりの「くまのさん」が館内を時々巡回するとのことです。

「山形県立図書館クリスマス・フェスタ」 一箱古本市出店者募集&図書館地下探検ツアー参加者募集!(2015/11/12)
https://www.lib.pref.yamagata.jp/osirase/index.html

山形県立図書館クリスマス・フェスタチラシ
http://www.lib.pref.yamagata.jp/exhibit/Xmasfesta1.pdf

国際ロータリー第2820地区と水海道ロータリークラブが、図書購入資金として常総市立図書館に義援金2,000万円を寄贈

茨城県の国際ロータリー第2820地区と水海道ロータリークラブが、常総市立図書館復旧のための図書購入資金として義援金2,000万円を寄贈したとのことです。

今回の義援金は同図書館の年間購入額の約2倍に相当するとのことです。

義援金贈呈式(水海道ロータリークラブ週報,2015/11/10)
http://www.mitukaido-rc.jp/syuhou/2015-16/11/1111-2.pdf

鬼怒川決壊 図書購入へ2000万円 RCが常総市に義援金(茨城新聞,2015/11/11付け記事)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14471625265399&utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

参考:
茨城県教育委員会、「27年9月関東・東北豪雨災害」による被害額を公表 社会教育施設では8億5,989万円の被害を見込む
Posted 2015年11月12日
http://current.ndl.go.jp/node/29943

常総市、「常総市立図書館 臨時休館のお知らせ」と「常総市民が利用できる図書館のご案内」を市のウェブサイトに掲載
Posted 2015年10月2日

北米研究図書館協会(ARL),米SPARC,カナダ研究図書館協会(CARL)など、Elsevier社を辞職した言語学雑誌‘Lingua’の元・編集者及び編集委員への支持を表明

2015年11月12日、北米研究図書館協会(ARL)などの組織が、言語学雑誌‘Lingua’の「公正な」オープンアクセス(OA)化などをめぐって、10月27日にElsevier社を辞職したとされる、同誌の元・編集者及び編集委員への支持を表明しています。

支持を表明している組織として挙がっているのは、ARLのほか、米SPARC,カナダ研究図書館協会(CARL)、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)、Association of State Colleges and Universities (AASCU)、American Council on Education(ACE)、米国のNPOであるEDUCAUSEです。

「公正な」オープンアクセス(OA)に関しては、2015年10月12日にオランダ大学協会(VSNU)のウェブサイトで、プレスリリース“Linguists to Publish Journal Articles in ‘Fair’ Open Access”が発表されていて、Johan Rooryck氏、VSNUのBastiaan Verweij氏の名があります。

ARL, Higher Education Groups Support Lingua Editors, Open Access(ARL, 2015/11/12)