アーカイブ - 2016年

1月 5日

Library Journal誌が選ぶ「ライブラリアン・オブ・ザ・イヤー」の2016年の受賞者が発表

米国のLibrary Journal誌が「ライブラリアン・オブ・ザ・イヤー」(Librarian of the Year)の2016年の受賞者を発表しています。

選ばれたのは、コロラド州アラパホ図書館区(Arapahoe Library District)の事務局長・デイビス(Nicolle Ingui Davies)氏です。

同誌記事では、彼女のスタッフ育成や予算獲得等におけるリーダシップが挙げられています。

Nicolle Ingui Davies: LJ’s 2016 Librarian of the Year(Library Journal 2015/1/4付け記事)
http://lj.libraryjournal.com/2016/01/awards/nicolle-ingui-davies-ljs-2016-librarian-of-the-year/

Arapahoe Library District
http://arapahoelibraries.org/

参考:
Library Journal誌が選ぶ「ライブラリアン・オブ・ザ・イヤー」の2012年の受賞者が発表
Posted 2012年1月27日
http://current.ndl.go.jp/node/20029

文部科学省、「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議」(第2回)の議事録及び配布資料を公開

文部科学省が、2015年11月27日に開催した「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議」(第1回)の議事録及び配布資料を公開しました。

文部科学省 新着情報
http://www.mext.go.jp/
※平成28年01月04日更新欄に「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議(第2回)議事録」「学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議(第2回)配付資料」とあります。

学校図書館の整備充実に関する調査研究協力者会議(第2回) 議事録(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/115/gijiroku/1365719.htm

1月 4日

韓国・国立世宗図書館、「政策情報相互貸借サービス」を本格実施へ

韓国・国立世宗図書館は、2016年1月から「政策情報相互貸借サービス」本格実施するとのことです。

同サービスは、公職者や公共機関の研究者が政策立案および研究に必要な政策情報を提供する政策情報サービスの一環で、「国家政策情報協議会」の相互貸借サービス加入機関間で所蔵資料の相互貸借と複写サービスを行なうものとのことです。

相互貸借サービスを受けるためには、政策ポータルから加入機関の所蔵資料や発行資料、国立図書館の政府刊行物、国際機関の寄託資料、公共機関発行資料に対しての申込みが可能で、国立世宗図書館では、相互貸借サービスの活性化のため2016年の間、送料や複写料を支援するため、利用者は無料でサービスを利用することができるとのことです。

[NLK] 국립세종도서관, 내년 1월부터 ‘정책정보 상호대차서비스’ 시행 (韓国国立中央図書館,2015/12/28)
http://wl.nl.go.kr/user/0010/nd87278.do?View&uQ2=&uQ=&pageST=SUBJECT&pageSV=&page=1&pageSC=SORT_ORDER&pageSO=DESC&dmlType=&boardNo=00004727&siteLink=&menuCode=www&zineInfoNo=0010

政策ポータル

オーストラリア図書館協会(ALIA)、受刑者への図書館サービスの基準となるガイドラインを公開

2015年12月9日、オーストラリア図書館協会(ALIA)は、受刑者への図書館サービスの基準となるガイドライン“Minimum Standard Guidelines for Library Services to Prisoners”を公開しています。

1990年に刊行された“Australian Prison Libraries: Minimum Standard Guidelines”の改訂版で、2005年にIFLAによって刊行された“Guidelines for Library Services to Prisoners”第3版を基にしており、刑務所の図書館施設の管理を担当する刑務所図書館、刑務所当局やその他の機関のための実用的な資料とのことです。

Minimum Standard Guidelines for Library Services to Prisoners(ALIA,2015/12/9)
https://www.alia.org.au/news/13769/minimum-standard-guidelines-library-services-prisoners

『アンネの日記』とパブリックドメイン(記事紹介)

2016年1月4日現在、国内外のニュースサイトのほか、スイスのアンネ・フランク財団(Anne Frank Fonds)のウェブサイトなどで、『アンネの日記』が、著者のアンネの死後70年が経過し、パブリックドメインとなるかどうかという問題に関し、多くの記事が掲載されています。

フランスでは、緑の党の議員であるイザベル・アタール(Isabelle Attard)氏や、“affordance.info”のウェブサイトを運営しているOlivier Ertzscheid氏らが公開に踏み切っているようです。

一方で、アンネ・フランク財団は同財団のウェブサイトにおいて、アムステルダム地方裁判所における2015年12月23日の判決から、公開されてから50年が経過するまで保護されるとし、同著作の保護期間は2037年までであることなどを主張しており、The Guardian誌の報じるところなどによれば法的措置も取る考えのようです。

「アンネの日記」が著作権切れで無料公開へ、アンネ・フランク財団は「法的措置を取る」と警告(Gigazine, 2016/1/4)
http://gigazine.net/news/20160104-anne-frank-publish-diary-online/

米国図書館協会(ALA)と米国の書籍産業研究グループ(BISG)、公共図書館における紙媒体/電子形態資料の利用に関する共同調査結果を刊行

2015年12月3日、米国図書館協会(ALA)と米国の書籍産業研究グループ(BISG)は、共同調査結果“Digital Content in Public Libraries: What Do Patrons Think?”を刊行しています。

同調査では、図書館利用者の、紙媒体/デジタル形式の好み、図書館のコレクション評価、好ましい装置、公共図書館で出版されたコンテンツの利用と配布に影響を与えるその他の問題について調査がなされているとのことです。

まず、図書館利用に関しては、利用者は紙媒体/電子形式ともに多様な情報資源に親しんでおり、公共図書館を訪問する一番の理由は紙媒体の書籍を借りることだということです。コンピューターの利用、Wi-Fiへのアクセス、プログラムへの参加が訪問のための他の理由としてあげられています。

また、電子書籍の利用については、利用者の23%は、電子書籍を年10冊まで借りていると回答しており、電子書籍のアクセスへの大きな需要があると指摘されています。

読書に関しては、過去1年間で、96%の調査回答者が、少なくとも1冊の紙媒体の本を読んでおり、44%は少なくとも電子書籍を読んでいるとのことです。また、14%の回答者は物理媒体のオーディオブックを、12%はダウンロードしたオーディオブックを聞いているとのことです。

韓国・済州特別自治道、インド・レプチャ族のために図書館と図書を寄贈

韓国・済州特別自治道は、世界の平和の島のイメージ拡大と政府開発援助(ODA)事業の一環として、2015年12月14日から18日までインド東北地方を訪問し、ヒマラヤ図書館の建築と図書寄贈式を開催したとのことです。

この、インド・シリグリ地区の図書館支援事業は、インド北東部のヒマラヤ国境に居住する貧困・文盲なレプチャ族を支援するためのものとのことです。

제주특별자치도, 히말라야(인도) 렙차족을 위한 도서관 건립 및 도서기증(済州特別自治道,2015/12/16)
http://www.jeju.go.kr/news/bodo/list.htm?act=view&seq=959023

北米研究図書館協会(ARL)、同会の2015年における変化と影響に関するインフォグラフィックを公開

2015年12月22日、北米研究図書館協会(ARL)が、高等教育や業界における2015年の同会の変化や影響についてのインフォグラフィックを公表しています。

2016年1月にはウェブサイト上で2015年の業績の詳細なレポートを掲載する予定とのことです。

Infographic Shows ARL Transformation and Impact in 2015(ARL,2015/12/22)
http://www.arl.org/news/arl-news/3805-infographic-shows-arl-transformation-and-impact-in-2015#.VonPBlKQZ1E

米国図書館協会(ALA)、図書館情報学を学ぶ際の助成金のダイレクトリ2015-2016年版を公開

2015年12月29日、米国図書館協会(ALA)が、“Financial Assistance for Library and Information Studies Directory”2015-2016年版を公開しています。

図書館情報学の学部課程・大学院課程で学ぶ際に金融支援を行なう、州の図書館担当機関、国及び州の図書館協会、地域の図書館、研究機関、財団からの助成金の年間ダイレクトリーとのことです。

2015-2016 edition of Financial Assistance for Library and Information Studies Directory available(ALA,2015/12/29)
http://www.ala.org/news/member-news/2015/12/2015-2016-edition-financial-assistance-library-and-information-studies-directory

Financial Assistance for Library and Information Studies Directory 2015-2016(ALA)

内閣官房TPP政府対策本部、ホームページをリニューアルし、TPPに関する資料やQ&Aなどの情報を掲載

2015年12月24日、内閣官房TPP政府対策本部はホームページをリニューアルし、TPPに関する資料(分野別ファクトシート)やQ&A(TPPを巡る懸念や不安に関するQ&A)を公開しました。

Q&Aでは保護期間延長や、非親告罪、法定損害賠償制度などについての情報も掲載されています。

TPPを巡る懸念や不安に関するQ&A
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/qanda/index.html#q14

TPP分野別ファクトシートについて
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/kouka/index.html#bunyabetsu
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/kouka/pdf/151224/151224_tpp_bunyabetsu02.pdf
※2つ目のリンクは、「TPP分野別ファクトシート:「知的財産分野」」(0.21MB)です。

TPP政府対策本部
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/
※「【新着情報】」欄に、「TPP政府対策本部のホームページをリニューアルしました」、「TPPを巡る懸念や不安に関するQ&Aを掲載しました」、「TPP分野別ファクトシートについて掲載しました」とあります。

参考:

「クールジャパン官民連携プラットフォーム」が設立される

2015年12月15日、内閣官房知的財産戦略推進事務局は、「クールジャパン官民連携プラットフォーム」設立総会を開催し、「クールジャパン官民連携プラットフォーム」が開催しました。

クールジャパン戦略を深化させ、クールジャパン関連分野における官民や異業種の間の連携強化を図ることを目的としたもので、官民の取組の情報共有、ビジネスプロジェクトの組成、政策課題等の検討、その他プラットフォームの目的を達成するために必要な事業、などを行うとのことです。

121の団体・人で構成されています。

「クールジャパン官民連携プラットフォーム」設立総会
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cool_japan/platform/gijisidai.html
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cool_japan/platform/siryou1.pdf
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cool_japan/platform/siryou2.pdf
※2つ目のリンクは、設立に関する資料、3つ目のリンクは、活動内容に関する資料です。

クールジャパン官民連携プラットフォーム
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cool_japan/

茨城県立図書館が常総市立図書館に関するウェブサイト上の情報を更新

2015年12月16日付で、茨城県立図書館が、関東・東北豪雨で被災した常総市立図書館の現況について情報を更新しました。

被災により臨時休館している常総市立図書館は、年明けの開館を予定しているとされていましたが、茨城県立図書館の情報によると、3月にプレハブ建屋で約3万冊を貸出す予定とのことです。

茨城県立図書館のウェブサイトには、仮説図書館建設の様子が掲載されています。

常総市立図書館の現況についてお知らせします。(平成27年12月16日現在)(茨城県立図書館, 2015/12/16)
https://www.lib.pref.ibaraki.jp/information/news/2015/20151011.html

常総市立図書館からのお知らせ(茨城県立図書館, 2015/12/28)
http://www.city.joso.lg.jp/jumin/kosodate_kyoiku_sports/kyoiku/oshirase/1442367893558.html

関連:
常総市立図書館、一部再開へ 3月目指しプレハブ建設 /茨城(毎日新聞, 2015/12/31)
http://mainichi.jp/articles/20151231/ddl/k08/040/039000c

参考:

神戸市、「KOBE防災ポータルサイト」(愛称:SONAE to U?)を開設

2015年12月24日、神戸市の危機管理室は「KOBE防災ポータルサイト」(愛称:SONAE to U?)を開設しました。

阪神・淡路大震災から20年が経過し、震災を経験していない市民が増加する中、気軽に楽しく防災を学ぶためのサイトとして作成されたもので、

以下の4点で主に構成されているようです。

備える:ハザードマップ、災害時の情報収集・避難行動、家庭内備蓄などの方法

活動する:地域の防災訓練や、NPO、大学(防災女子など)の取組の紹介

振り返る:阪神・淡路大震災や阪神大水害、東日本大震災など過去の災害を振り返る

学習する:NPOと連携し、クイズ形式で学べるコンテンツを提供

KOBE防災ポータルサイト
http://www.kobe-sonae.jp/about/

2016年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

当サイト「カレントアウェアネス・ポータル」は2016年1月4日より、更新を再開いたします。本年もコンテンツの充実により一層努めてまいりますので、引き続きご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。

“F1000 Research”がPorticoによる電子ジャーナル保存サービスの対象に

2015年12月30日、電子リソースのアーカイブサービスを提供しているPorticoは、生命科学分野の学者を対象とした出版プラットフォームである“F1000 Research”を電子ジャーナル保存サービスの対象とすることを発表しました。

F1000Research to be preserved with Portico(Portico, 2015/12/30)
http://www.portico.org/digital-preservation/news-events/news/general-news/f1000research-to-be-preserved-with-portico

F1000 Research(Portico)
http://www.portico.org/digital-preservation/who-participates-in-portico/participating-publishers/f1000

参考:
PeerJとPeerJ PreprintsがPorticoの保存対象に
Posted 2015年3月26日
http://current.ndl.go.jp/node/28232

従来の学術雑誌の枠を超える、生物医学分野のオープンアクセス出版プログラム“F1000 Research”

米国地質調査局、現在更新中の地形図に、米国国勢調査局“TIGER”の道路データを追加することを発表

2015年12月29日、米国地質調査局は、同局が製作している地形図に、米国国勢調査局の地図製作データベースである“TIGER”(Topologically Integrated Geographic Encoding and Referencing)の道路データを加えることを発表しました。ウィスコンシン州の地図から追加するとのことです。

米国地質調査局は2009年から実施している「米国国家地理空間プログラム」によって地形図を3年サイクルで更新しており、2つ目のサイクルは2015年9月に完了しており、現在、3度めの更新サイクルに入っています。

“TIGER”の道路データは630万マイル分におよぶとのことです。

Badger State Maps Put TIGER in the Tank(USGS, 2015/12/29)
http://www.usgs.gov/newsroom/article.asp?ID=4420#.VojmwfmLSUk

US Topo Quadrangles(USGS)
http://nationalmap.gov/ustopo/

関連:
National Geospatial Program(USGS)
http://www.usgs.gov/ngpo/

参考:

川口市メディアセブン(埼玉県)、ワークショップ「ひとり一人の東日本大震災」を開催(2/28、3/3、5・埼玉)

2016年2月28日と3月3日、5日、川口市メディアセブンでワークショップ「ひとり一人の東日本大震災」が開催されます。

「震災の日、あなたはどこで何をしていたのか?」などの質問を街の人に対して行い、震災の記憶をインタビューで残すものとのことで、過去のインタビューとあわせ、その内容が公開される予定です。

ひとり一人の東日本大震災(川口市メディアセブン, 2015/12/26)
http://www.mediaseven.jp/event.html?no=887&prv=top

参考:
川口市メディアセブン(埼玉県)、震災の記憶や思いをインタビューで集め、「ひとり一人の東日本大震災」で公開中
Posted 2015年3月16日
http://current.ndl.go.jp/node/28156

浦安市立図書館、「東日本大震災 図書館被災写真展」を開催

2016年1月15日から28日まで、浦安市立中央図書館は、「東日本大震災 図書館被災写真展」を開催します。

東日本大震災で被災した各地の図書館の被災状況を、日本図書館協会東日本大震災対策委員会が撮影、収集した写真で紹介するもので、あわせて、「浦安震災アーカイブ」のコンテンツも紹介されるとのことです。

東日本大震災 図書館被災写真展(浦安市, 2016/1/1)
http://www.city.urayasu.lg.jp/events/shogai/toshokan/1012496.html

「東日本大震災 図書館被災写真展」の展示について(浦安市立図書館, 2016/1/15)
http://library.city.urayasu.chiba.jp/news/news/index.html#20160115

※リンクを追記しました(2016/1/18)。

2015年にEuropeanaでよく検索された語のランキング

2015年にEuropeanaでよく検索された語の上位20位が発表されています。

1位は“West riding lunatic”、2位は“Vincent van Gogh”(フィンセント・ファン・ゴッホ)、3位はオランダ語で「陶器」を指す“Aardewerk”、4位は“Paris”、5位はロココを代表する画家“Francois Boucher”(フランソワ・ブーシェ)とのことです。

6位から20位までは、以下の通りです。

6. Mona Lisa
7. Edouard Charton
8. Teller (Plate in German)
9. Spain
10. Plinius Secundus (Plinius the Elder)
11. Picasso
12. Marc Chagal
13. Babel tower
14. Samuel Scheidt
15. Cat
16. Shakespeare
17. Torino
18. Music
19. Benczur Bela
20. Autumn

2016年から著作がパブリック・ドメインとなった人々

「青空文庫」のウェブサイトで、没後50年を経過し2016年1月1日から著作権切れとなった作品として以下の著作者13名の著作が1点ずつ、1月1日付けで公開されています。なお、それぞれの著作者の作品の本格的公開は、2月からとのことです。

◯著作者(13名)
安西冬衛、梅崎春生、江戸川乱歩、大坪砂男、河井酔茗、蔵原伸二郎、式場隆三郎、高見順、谷崎潤一郎、中勘助、森下雨村、山川方夫、米川正夫

また、パブリックドメインになった資料を紹介する、Open Knowledge Foundationのサイト“The Public Domain Review”では、没後70年(EUの大半の国々やブラジル、イスラエル、ナイジェリア、ロシア、トルコなど)または没後50年(カナダ、ニュージーランド、アジアやアフリカ等)になった著作者15名がとり上げられています。そのうち、11名の人物については、顔写真と紹介文が載せられています。

◯著作者(15名)
『荒地』などで有名な英国のT・S・エリオット
スイス・フランスの建築家であるル・コルビュジエ
フランスの詩人であり象徴派の文学者でもあるポール・ヴァレリー
オーストリア生まれでユダヤ系の哲学者であるマルティン・ブーバー
米国における黒人公民権運動の活動家であったマルコム・X

ページ