アーカイブ - 2016年

12月 20日

“Open eBooks”が100万ダウンロードを達成:来年度はKindle Fire版・Chromebook版の提供や、所得制限の撤廃を予定

2016年12月15日、低所得層の子どもを対象に電子書籍を提供する取組み“Open eBooks”が、ダウンロード数が100万回を超えたと発表しています。

また、来年度の目標として、現在iOS/Androidのみでの提供を、Kindle FireやChromebookに拡大するほか、所得制限を撤廃することで、アクセスを増やすことを掲げています。

Open eBooks Reaches 1 Million Books Read(Open eBooks,2016/12/15)
http://openebooks.net/press_release_new_content_1216.pdf

参考:
低所得層の子どもを対象に電子書籍を提供する取組み“Open eBooks”がサービスを開始(米国)
Posted 2016年2月25日
http://current.ndl.go.jp/node/30825

米・ペンシルバニア州立大学図書館、2016年の大統領選挙に関する情報のオンラインガイドを公開

2016年12月19日、米・ペンシルバニア州立大学図書館が“Post-Election 2016 Recap & Resources”を公開しました。

2016年の大統領選挙において提起された意見や反応を調べ、学び、議論するためのオンライン上の空間として、選挙人団の情報、投票率、メディアのコメント、書籍リスト、ポッドキャスト、講演の動画、論説など、同館の図書館員等によって選定された各種関連情報にアクセスすることができるようになっています。

University Libraries launches Post-Election 2016 Library Guide(ペンシルバニア州立大学,2016/12/19)
http://news.psu.edu/story/442890/2016/12/19/university-libraries-launches-post-election-2016-library-guide

オーストラリア連邦政府、資料のデジタル化とインフラの更新を目的に、Troveに今後4年間で1,640万ドルを支出

2016年12月19日にオーストラリア連邦政府が公表した年央経済・財政見通し(MYEFO)において、オーストラリア国立図書館が運営する情報探索システムTroveでの、資料のデジタル化やインフラ更新のため、今後4年間で1,640万ドルを支出すると説明されています。

Mid-Year Economic and Fiscal Outlook 2016-17(MYEFO)
http://www.budget.gov.au/2016-17/content/myefo/download/2016-17-MYEFO-combined.pdf
※p.140に記載があります。

Good news for Trove in MYEFO (オーストラリア図書館協会,2016/12/19)
https://www.alia.org.au/news/14990/good-news-trove-myefo

参考:
オーストラリア連邦政府、オープンガバメントのアクションプランを公開 図書館・公文書館の役割について言及
Posted 2016年12月9日
http://current.ndl.go.jp/node/33076

オーストラリア、今後10年間の研究基盤開発の優先事項をまとめたロードマップの草案を発表
Posted 2016年12月7日

英国図書館、ベンガル語の図書4,000冊、80万ページ分をデジタル化

英国図書館(BL)が、“Two Centuries of Indian Print”プロジェクトにおいて、ベンガル語の図書4,000冊、80万ページ分をデジタル化すると発表しています。

同プロジェクトでは、2016年から2018年にかけて、英国やインドの関係機関と連携し、デジタルな研究手法やツールの、ベンガル語のデジタルコレクションへの適用方法を調査するとともに、南アジア研究の革新的な調査を支援するために、インドの研究機関でデジタルスキルのワークショップや研修を行ないます。

まず、英領インドで1867年から1947年にかけて季刊で刊行された、ベンガル語の図書の解題書誌をデジタル化して公開するとのことです。

同プロジェクトは、1713年から1914年にかけて刊行された同館所蔵の南アジア言語図書のデジタル化計画の第一歩であり、BLでは、同様のプロジェクトを他の言語にも拡大することを計画しています。

Two Centuries of Indian Print (BL,2016/12/2)
https://www.bl.uk/projects/two-centuries-of-indian-print

British Library to digitise 4,000 Bengali books(Trust of India,2016/12/18)

12月 19日

文部科学省、「学校図書館の整備充実について(通知)」「「学校司書のモデルカリキュラム」について(通知)」をウェブサイトで公開

文部科学省が、平成28年11月29日付の通知「学校図書館の整備充実について(通知)」「「学校司書のモデルカリキュラム」について(通知)」をウェブサイトで公開しました。

文部科学省 新着情報
http://www.mext.go.jp/
※平成28年12月19日更新欄に「学校図書館の整備充実について(通知)」「「学校司書のモデルカリキュラム」について(通知)」とあります。

学校図書館の整備充実について(通知)(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/dokusho/link/1380597.htm

韓国国立中央図書館、両機関が所蔵する資料の共同活用を目的に、韓国保健社会研究院と業務協約を締結

韓国国立中央図書館(NLK)が、知識情報資源の共同活用及び相互協力体制構築を目的に、2017年12月20日、韓国保健社会研究院と業務協約に関する覚書を締結すると発表しています。

NLKが所蔵している多様な政策資料と、韓国保健研究院が作成・所蔵している研究資料を共同で活用することが目的であり、両機関が所蔵する政策資料や各機関で構築したデジタルコンテンツ及び研究データを活用した協力事業を行なうことで、国民への情報サービスを実施するとしています。

보건·사회 정책 자료까지 한 번에 OK! 통합서비스 제공(NLK,2016/12/19)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=8881&notice_type_code=3&cate_no=0

参考:
韓国国立中央図書館(NLK)、「政策情報支援サービス」を開始
Posted 2016年1月27日
http://current.ndl.go.jp/node/30550

韓国・国立世宗図書館、「政策情報相互貸借サービス」を本格実施へ
Posted 2016年1月4日
http://current.ndl.go.jp/node/30361

すべての図書館員がウィキペディアにひとつずつ参照文献を加える#1Lib1Refキャンペーン、2017年は1月15日から2月3日まで実施

ウィキペディアの小額助成金制度“Individual Engagement Grants”から資金提供を受けたプロジェクト“The Wikipedia Library”が行っている、すべての図書館員がウィキペディアにひとつずつ参照文献を加える#1Lib1Refキャンペーンを、2017年は1月15日から2月3日まで実施すると発表されています。

The Wikipedia Library / #1Lib1Ref(Wikimedia)
https://meta.wikimedia.org/wiki/The_Wikipedia_Library/1Lib1Ref

The Wikipedia Library/1Lib1Ref/ja(Wikimedia)
https://meta.wikimedia.org/wiki/The_Wikipedia_Library/1Lib1Ref/ja

オーストラリア図書館協会、政府のスマートシティ計画に対して提案書を提出

オーストラリア図書館協会(ALIA)は、オーストラリア政府のスマートシティ計画に対して提案書を提出しました。

政府のスマートシティー計画において、都市開発のハブ、技術のホットスポット、ビジネス支援、生涯学習支援で、公共図書館が重要な役割を果たせることを指摘したもので、政府が国内各地に1,500館ある公共図書館に投資することで、国全体でのスマートコミュニティ構築に繋がることや、1ドルの投資で、コミュニティにとって2.9ドルの利益になる事を述べています。

ALIA submission - Smart Cities Plan(ALIA,2016/12/15)
https://www.alia.org.au/news/14981/alia-submission-smart-cities-plan

Submission in response to the Australian Government Smart Cities Plan
https://www.alia.org.au/sites/default/files/ALIA%20response%20to%20the%20Australian%20Government%20Smart%20Cities%20Plan.pdf

参考:

京都府立図書館、相互協力網の大学図書館への拡大を目的に、福知山公立大学メディアセンターと横断検索実証実験を実施中

2016年12月17日、京都府立図書館が、福知山公立大学メディアセンターと、京都府図書館総合目録での横断検索の実証実験を開始したと発表しています。

実験は2017年1月半ばまでの予定で、その結果を受け、京都府内の各大学に、府内図書館の相互協力網への加入を働きかけるとのことです。

【実証実験】福知山公立大学蔵書の横断検索実証実験を行います(京都府立図書館,2016/12/17)
http://www.library.pref.kyoto.jp/?p=8425

参考:
京都府立図書館、府内の公共図書館等と京都大学附属図書館との相互貸借サービス試行開始を発表:蔵書検索でも連携
Posted 2016年8月25日
http://current.ndl.go.jp/node/32396

国際出版連合、出版社向けのマラケシュ条約ガイドを公開

2016年12月16日、国際出版連合(IPA)が、マラケシュ条約(盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約)のもとでの出版社の義務を理解するためのガイド(pdf版)を公開しました。

法律面や技術面であったり、社会習慣的な面で障壁を理解し、除去・克服するためのガイドとなっており、加えて、条約制定の背景、重要な用語や専門用語の解説、法規定の詳細な解説なども掲載し、出版社への影響を示しています。

2017年にはインタラクティブでアクセシブルな形式のものが公開される予定です。

IPA releases guide unpacking the Marrakesh Treaty for publishers (IPA,2016/12/16)
http://www.internationalpublishers.org/news/press-releases/492-ipa-releases-guide-unpacking-the-marrakesh-treaty-for-publishers

IPA Guide to the Marrakesh Treaty

研究・出版ネットワークScienceOpen、ユーザインタフェースを更新

2016年12月16日、ドイツと米国に本拠をおく研究・出版ネットワークScienceOpenが、ユーザインタフェースを更新したと発表しています。

キーワード検索の結果を、引用数、Altmetricスコア、日付、閲覧数、評価、レレバンス(関連性)でソートできるようになっています。

ScienceOpen launches new search capabilities(ScienceOpen,2016/12/16)
http://blog.scienceopen.com/2016/12/scienceopen-launches-new-search/

Search(ScienceOpen)
https://www.scienceopen.com/search

参考:
研究・出版ネットワークScienceOpen、人文科学分野のオープンアクセス(OA)雑誌のプラットフォーム“Open Library of Humanities”(OLH)と連携開始
Posted 2016年10月25日
http://current.ndl.go.jp/node/32804

研究・出版ネットワークScienceOpenとPeerJが連携 PeerJ Computer ScienceがScienceOpenに収録
Posted 2016年10月25日

12月 16日

ドイツ・DEALプロジェクトとElsevier社による全国規模でのライセンス契約交渉が決裂

ドイツ大学長会議(HRK)は、同会議主導で行っている、学術出版社の出版物に対する2017年1月1日からの全国規模でのライセンス契約を目的としたDEALプロジェクトにおいて、Elsevier社との交渉を中断したと発表しています。

同社から、ドイツ科学機構連合(Alliance of Science Organisations in Germany)に対して提示があった契約内容が、さらなるオープンアクセスを可能とする透明性の高いビジネスモデルを拒否し、価格の上昇を求めるものであったためと説明されています。

ゲッティンゲン大学図書館の説明によると、交渉力を高めるために、ドイツ国内の60以上の主要な研究機関が、2016年10月に同社との契約を解除しており、それらの機関では、2017年1月1日からElsevier社の電子ジャーナルへのアクセスができなくなるとのことです。

HRKの説明によると、Springer Nature社とWiley社との契約は2017年1月1日から履行されるとのことです。

Elsevier licence offer contravenes open access and fair pricing for scientific publications(HRK,2016/12/2)

研究データ公開プラットフォームfigshareとSpringer Nature社が連携

2016年12月15日、研究成果の共有プラットフォームfigshareは、研究データの視認性向上を目的にSpringer Nature社と連携すると発表しています。

figshareのSpringer Nature社用リポジトリのなかに、同社の各ジャーナルごとのリポジトリが設けられます。

New partnership with Springer Nature to make research more accessible(figshare,2016/12/15)
https://figshare.com/blog/New_partnership_with_Springer_Nature_to_make_research_more_accessible/278

文部科学省、「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議の最終まとめを公開

2016年12月16日、文部科学省が、「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議の最終まとめを公開しました。

文部科学省 新着情報
http://www.mext.go.jp/
※平成28年12月16日更新欄に「「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議 最終まとめ」とあります。

2017年2月20日から24日まではフェアユース/フェアディーリングウィーク

北米研究図書館協会(ARL)が、2017年2月20日から2月24日までフェアユース/フェアディーリングウィークを実施すると発表しています。

フェアユース/フェアディーリングの恩恵を受けている学生、教員、図書館員、ジャーナリスト等が、現状を議論したり、信条を表明する機会として設けられているもので、ブログ記事の投稿や、イベントの開催、論説(Op-ed)の発表、ウェブキャスト・ウェビナーの実施、ビデオの作成、ハッシュタグ#fairuseweekを用いたSNSでの発信などにより参加することが可能です。

Fair Use/Fair Dealing Week 2017 to Be Celebrated February 20-24(ARL,2016/12/15)
http://www.arl.org/news/arl-news/4169-fair-use-fair-dealing-week-2017-to-be-celebrated-february-20-24#.WFNWtlKQZ1E

参考:
2016年2月22日から26日まではフェアユースウィーク
Posted 2015年9月28日
http://current.ndl.go.jp/node/29523

北米研究図書館協会(ARL)、フェアユースの基本を説明するインフォグラフィックを公開

米・公共図書館協会、大統領選挙後の課題に直面する公共図書館のための資料を公開するウェブページを開設

2016年12月15日、米国の公共図書館協会(PLA)は、大統領選挙後にコミュニティーが直面している課題に対して尽力する公共図書館のための資料を公開するウェブページを開設したと発表しています。

PLA offers post-election resources for public libraries (ALA,2016/12/15)
http://www.ala.org/news/member-news/2016/12/pla-offers-post-election-resources-public-libraries

Post-Election Resources(PLA)
http://www.ala.org/pla/tools/post-election

江津市図書館(島根県)、「ツイッターで読書会」を実施中:課題本は、星野源『そして生活はつづく』

島根県の江津市図書館が、2017年1月末まで、「ツイッターで読書会」を実施しています。

星野源さんのエッセイ『そして生活はつづく』を読んでの感想を、ハッシュタグ#江津市図書館を付けてツイートするもので、寄せられた感想は、図書館でまとめて報告するとのことです。

Twitter(@goutsu_lib,2016/12/16)
https://twitter.com/goutsu_lib/status/809571064065818625
https://twitter.com/goutsu_lib/status/809571121678815233

熊本県立図書館、熊本地震の被害により制限していたサービスを拡大

熊本県立図書館が、熊本地震の影響により、1階子ども図書室、くまもと文学・歴史館の開館及び一般図書関係(新刊受入分250冊程度)の貸出、新聞(同館における16紙の最新号のみ)の閲覧にみ限って行っていたサービスを、2017年1月6日から、拡大すると発表しています。

カウンターは1階のみで、2階、3階は復旧工事のため使用できないとのことです。

【開館状況について】H28.12.15
https://www.library.pref.kumamoto.jp/

熊本県立図書館の開館状況について(熊本県立図書館,2016/12/15)
https://www.library.pref.kumamoto.jp/news/2016/3455/

参考:
くまもと森都心プラザ図書館(熊本県)、熊本地震による被害箇所の復旧工事を実施中
Posted 2016年12月15日
http://current.ndl.go.jp/node/33112

熊本県立図書館、熊本地震関連資料の提供を呼びかけ
Posted 2016年8月18日
http://current.ndl.go.jp/node/32337

熊本県立図書館、一部開館へ
Posted 2016年5月25日
http://current.ndl.go.jp/node/31663

倉吉市立図書館(鳥取県)、鳥取県中部地震写真展を開催中

鳥取県の倉吉市立図書館が、2016年11月25日から12月21日まで、鳥取県中部を震源とする地震による図書館の被害や、復旧作業の様子を撮影した写真の展示を行なっています。

図書館情報発信紙『としょかんNews』185号(2016年12月)には、地震発生時の様子や、その後のボランティアの支援による開館作業について紹介した記事「地震の報告とボランティアのお礼」が掲載されています。

図書館情報発信紙『としょかんNews』185号(2016年12月)
http://www.lib.city.kurayoshi.lg.jp/news/adult/backno/201612.pdf

参考:
E1864 - 鳥取県中部を震源とする地震による図書館等への影響
カレントアウェアネス-E No.316 2016.12.08
http://current.ndl.go.jp/e1864

鳥取県内の3つの公共図書館、鳥取県中部を震源とする地震で被災した事業者(従業者)向けの無料経営相談会を開催

鳥取県立図書館(2017年1月8日)、倉吉市立図書館(2017年1月22日)、米子市立図書館(2017年1月15日)で、鳥取県中部地震で被災された事業者(従業者)向けの無料経営相談会が開催されます。

中小企業診断士による相談会で、相談希望日の2日前までに各図書館に申込む必要があります。震災に関係しない通常の経営相談にも対応するとのことです。

〔相談会〕中部震災対応 無料経営相談会(鳥取県立図書館)
http://www.library.pref.tottori.jp/event/2016/12/-2918.html

中部震災対応経営相談会開催(米子市立図書館)
http://www.yonago-toshokan.jp/46/13918.html

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