アーカイブ - 2017年 8月 3日

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【イベント】「第9回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」開催(8/25・熊本)

2017年8月25日、熊本大学附属図書館において、第9回DAN(Digital Archive Network)ワークショップが開催されます。熊本の震災アーカイブの話題を中心に、デジタルアーカイブの連携や活用について議論を深めます。

ワークショップは二部構成です。第一部では、柴山明寛氏(東北大学災害科学国際研究所准教授)による基調講演「東日本大震災アーカイブの利活用の現状とその問題点」が行われ、その後に、以下の4つの話題提供が行われます。

「総務省におけるデジタルアーカイブの取り組み(仮)」
総務省 情報流通業政局 情報流通振興課
「岩手県による震災アーカイブの取組~「いわて震災津波アーカイブ~希望~」開設までの経緯~」
酒井 淳氏(岩手県復興局復興推進課 推進協働担当課長)
「熊本県における震災アーカイブの取組」
熊本県 知事公室 危機管理防災課 熊本地震検証室
「震災アーカイブの利活用性向上を目指したメタデータの分析」
筑波大学 杉本・永森研究室

第二部は、デジタルアーカイブ構築・運用・利活用のための連携についてのフリーディスカッションが行われます。

参加費は無料ですが、事前申込が必要です。

【イベント】図書館総合展2017 フォーラム in 安城(9/23・安城)

2017年9月23日、安城市中心市街地拠点施設(アンフォーレ)の安城市図書情報館において、「図書館総合展2017 フォーラム in 安城」が開催されます。

作家の荒俣宏氏による読書文化をテーマにした基調講演が行なわれます。またパネル討論では安城市の神谷学市長が登壇し、図書館施設を中心に据えた安城市の中心市街地の整備計画について討論します。

フォーラムは3部構成で、以下のようになっています。

[第1部]基調講演「つながる読書──読書は自然に類を呼ぶ(仮)」ほか
13:00~14:10
講師:荒俣 宏(作家)

[第2部]プレゼンテーション「図書館業界の最新情報」
14:40~15:30
発表者:協賛各社

[第3部]パネル討論「まちづくりと図書館」
16:00~17:30
講師:神谷 学(安城市長)/荒俣 宏(作家)/益子一彦(三上建築事務所 代表取締役所長)
司会:野末俊比古(青山学院大学准教授)

協賛企業・団体によるブース展示、2017年6月に開館した図書館を中心とした複合施設アンフォーレの見学会、近隣図書館見学バスツアー等も実施されます。

ISBN、ISSN、NCIDのいずれかのリストから、ISBN、ISSN、NCID、大学図書館の所蔵館数などを逆引きするツールが公開

ISBN、ISSN、国立情報学研究所書誌番号(NCID)のいずれかのリストから、「ISBN」「ISSN」「NCID」「大学図書館の所蔵館」「重複書誌」を逆引きするツールが公開されています。

このツールはCiNii APIを利用しています。

ISBN, ISSN, NCIDのリストからISBN, ISSN, NCID, 所蔵館を一挙に逆引きするツール(世界の出版情報調査総覧, 2017/7/30)
http://biblioguide.net/survey/chap0/10846.html

参考:
ISSNのリストから国立情報学研究所書誌番号(NCID)を取得するツールが公開
Posted 2017年4月4日
http://current.ndl.go.jp/node/33785

国立がん研究センター、全国の公共図書館等にがん情報を届ける『届けるを贈る 届けるを支える 「がん情報ギフト」』プロジェクトを始動

2017年7月31日、国立研究開発法人国立がん研究センターは、全国の公共図書館等にがん情報を届ける『届けるを贈る 届けるを支える 「がん情報ギフト」』プロジェクトを始動させました。

このプロジェクトは、全国から寄付を募り、寄付をした人が指定した都道府県への寄付金が3万円集まるごとに指定都道府県の公共図書館等1館に「がん情報ギフト」を寄贈する取り組みです。「がん情報ギフト」とは、国立がん研究センターのがん対策情報センターが科学的根拠に基づき作成・発行するがんに関する資料のセットです。蔵書用冊子58種、配布用冊子8種、ちらし1種等がセットになっています。

北米研究図書館協会、デジタル人文学のメタデータを“SHARE”のデータベースに取り入れるためのプロジェクトを開始

2017年8月2日、北米研究図書館協会(ARL)は、より多くのデジタル人文学(DH)の学術成果のメタデータを、そのライフサイクルを通じて参照可能とすることを目的に、それらのデータを“SHARE”のデータベースに取り入れるためのプロジェクト“Integrating digital humanities into the web of scholarship with SHARE”に対して、全米人文科学基金(NEH)の“Digital Humanities Advancement Grant”から7万5,000ドルの助成金を獲得したと発表しています。

助成金を受け、同プロジェクトでは、DHセンターの調査、図書館員や研究者へのフォーカスグループインタビューなど多様な方法で調査を行なって、既存のDHの学術成果のメタデータモデルやレジストリを把握して要件を定義した後、多様なDHの学術成果のメタデータの集約や検索・ディスカバリのためのワイヤフレームやプロトタイプを作成します。

韓国・高陽アラムヌリ図書館、若者を対象としたDJ体験講座を開催

韓国・京畿道高陽市にある市立の芸術専門図書館、高陽アラムヌリ図書館が、2017年8月7日から8月11日まで、開館10周年イベントとして、韓国芸術人福祉財団による芸術家派遣事業を活用した現職DJによる体験講座“Show Me What U Got”を開催します。

対象は14歳から19歳までで、音楽理論や機材の説明、各種テクニックのレッスンなどが行われます。

DJ 윤의 Show Me What U Got(高陽アラムヌリ図書館)
http://www.goyanglib.or.kr/aram/culture/culReg_view.asp?idx=3234

参考:
韓国・文化体育観光部、地域の事情に合わせて専門に特化した図書館を育成する「特化図書館育成支援モデル事業」の対象となる10館を選定
Posted 2017年6月12日
http://current.ndl.go.jp/node/34150

ORCID、書籍出版のワークフローにORCID iDの付与を実装する方法を理解するために行なった調査の概要報告を公開

2017年7月31日、ORCIDが、書籍出版のワークフローにORCID iDの付与を実装する方法を理解するために行なった調査の概要報告をオンラインで公開しました。

調査は、出版社、サービスプロバイダー、標準化団体、図書館、助成機関等を含む世界の26団体の39の代表者へのインタビューに基づいています。

調査からは、書籍出版社は著者の識別、ログインの簡略化、査読者の確認におけるORCIDの利点を認識しているものの、そのワークフローにORCIDを実装しているところはほとんどなく、著者からのそうした圧力もかかっていないことがわかったとのことです。

調査での知見に基づき、ワーキンググループでは、実装のための具体的な方法として、

カナダの大学図書館コンソーシアムCOPPULとOCULが、Archive-Itを用いたウェブアーカイブの共同事業を開始

2018年8月2日、カナダの大学図書館コンソーシアムである、プレーリー・太平洋大学図書館協議会(COPPUL)とオンタリオ州大学図書館コンソーシアム(OCUL)は、カナダでのウェブアーカイブ拡大を目的に、Archive-Itを用いたウェブアーカイブの共同事業を行なうと発表しています。

Internet Archiveの発表によると、今回の事業で多くの大学図書館が参加することで、カナダ全体でのウェブアーカイブ事業への参入障壁が軽減されることが期待されているようです。

高野山大学、「高野山アーカイブ」を公開

和歌山県にある高野山大学が、2017年7月31日に「高野山アーカイブ」を公開したと発表しています。

文部科学省の「私立大学研究ブランディグ事業」の採択を受けて立ち上げた、同大学が所蔵する真言密教や日本の歴史・文化に関する資料や、高野山の古地図・古写真のウェブ上での公開を目的とした5か年プロジェクトの成果であり、その最初の成果として、同日、同大学の図書館が所蔵する「胎蔵秘密略大軌」を公開しています。

今後も順次公開するコンテンツを充実を図るとのことです。

アーカイブシステムの構築を担当したNTTデータ・NTTデータ関西の発表によると、アマゾンウェブサービスを活用し、NTTデータが保有するデジタルアーカイブソリューション「AMLAD」を用いて構築されており、判読が難しい写本等の旧漢字(訓点、装飾文字)・くずし字に対して活字を表示させる機能(翻刻機能)も備えていると説明されています。

「高野山アーカイブ」の一般公開について(高野山大学,2017/8/1)
http://www.koyasan-u.ac.jp/notice/news/detail/208