アーカイブ - 2018年 10月 24日

欧州原子核研究機構(CERN)と国立情報学研究所(NII)、次世代リポジトリの共同開発に関し覚書を締結

欧州原子核研究機構(CERN)と国立情報学研究所(NII)が、2018年9月4日に、次世代リポジトリの共同開発に関する覚書を締結したと発表しています。

CERNにおいては、CERNが開発した汎用リポジトリソフトウェア「Invenio」を、オープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が発表した次世代リポジトリの機能要件を満たすように拡張することが目的とされています。

また、NIIでは、次世代リポジトリソフトウェア「WEKO3」に必要な機能を開発することで、「Invenio 3」の開発に貢献するとしています。その際、次世代リポジトリの機能要件に関わる「Invenio」の新しいモジュールを作成するとともに、JAIRO Cloudを通じて開発された機能を提供することで、日本の機関が次世代リポジトリに対応できるようにするとしています。

CERNでは、開発された機能を、Zenodoや関連するデジタルライブラリにも実装するとしています。

美術図書館連絡会(ALC)、「美術図書館横断検索」の日英2か国語対応を開始

2018年10月22日、国内美術図書館のコンソーシアムである美術図書館連絡会(ALC)が、「美術図書館横断検索」の日英2か国語対応を開始しました。

The search interface is now available in English and Japanese. ウェブサイトが日英2か国語対応になりました(ALC, 2018/10/22)
http://d.hatena.ne.jp/ALCopac/20181022/1540173970

美術図書館横断検索
https://alc.opac.jp/

参考:
美術図書館連絡会(ALC)、「美術図書館横断検索」をリニューアル
Posted 2018年4月2日
http://current.ndl.go.jp/node/35785

韓国、2018年「全国図書館運営評価」における優秀図書館を発表:最優秀賞はソウル特別市・広津情報図書館及び大邱広域市・月背小学校

2018年10月23日、韓国の文化体育観光部と、大統領所属図書館情報政策委員会は、今年の「全国図書館運営評価」において優秀図書館に選ばれた図書館を発表しています。

「全国図書館運営評価」は、図書館サービスの改善を目的に、2008年から、公共・学校・専門・兵営・刑務所の図書館を対象に行われているもので、2018年は、2,399館が参加しました。

大統領表彰2館、国務総理表彰7館、副総理兼教育部長官表彰3館、文化体育観光部長官表彰33館、図書館情報政策試飲会委員長特別賞33館の計48館が選ばれました。受賞館には、優秀図書館を示すプレートと賞金が授与されます。

最優秀賞にあたる大統領表彰には、ソウル特別市の広津情報図書館(読書サークルの結成、人文学講座の拡張、3Dプリンター等を備えたメイカースペースの設置、コミュニティの構築)及び大邱広域市の月背(월배)小学校(教育課程と連携しての図書館利用教育の実施及び児童の自発的読書活動の促進)が選ばれています。

優秀図書館に選ばれた48館は、10月24日、江原道で開催されている、第55回全国図書館大会で表彰されます

多気町(三重県)の「おまめさんかなぁプロジェクト」、「発酵」をテーマとしたワークショップ「日本の伝統食の知恵」を実施:図書館司書が本等を用いて進行

2018年10月23日、三重県多気町の「おまめさんかなぁプロジェクト」が、多気町町立勢和小学校において、米と大豆を中心とした「発酵」をテーマとしたワークショップ「日本の伝統食の知恵」を実施しました。

「おまめさんかなぁプロジェクト」は、勢和小学校、多気町立勢和図書館、地域住民、多気町勢和地域資源保全・活用協議会が連携し、小学校下の遊休農地を活用して児童と一緒にさつまいも・お米・大豆を育てていこうという取組で、2013年に開始されました。大豆については、学年に応じて、きなこ・豆腐・味噌を作成します。

ワークショップは、図書館司書が本を用いて進行し、電子顕微鏡での麹菌の観察、1年物・2年物の味噌の味見、鰹節のだしのみそ汁の試食なども行われました。

次回は味噌の仕込みを行なうとしています。

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)、農業技術革新工学センターの書庫からガラス乾板が発見されたと発表

2018年10月19日、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)が、同機構の農業技術革新工学センターさいたま本所の書庫からガラス乾板が発見されたと発表しました。

発見されたガラス乾板は700枚を超えており、うち約200枚は割れ・カビ等により判別不能であったものの、残る500枚ほどを転写したところ、主に大正期から太平洋戦争末期頃と思われる写真の復元に成功したとのことです。

写真には、畜力用犂・人力脱穀機・石油エンジン・籾摺調製機といった農機具の試験・鑑定風景、農家庭先での農作業風景、出征を控えた職員の記念写真などが写されており、現在、写っている人物や場所、年代など詳細情報の特定作業を進めているとしています。

その他、古いフィルムや版木、銅板写真等も発見され、これらも順次、整理・分類を進める予定です。

同機構では、ガラス乾板の詳細情報特定のための情報の提供を呼びかけています。