アーカイブ - 2018年 10月

10月 29日

国立国会図書館、大平正芳関係文書を公開

2018年10月26日、国立国会図書館(NDL)は、東京本館憲政資料室において、新規に大平正芳関係文書全3,635点を公開しました。

大平正芳氏は外務大臣、大蔵大臣、内閣総理大臣を歴任した政治家であり、大平正芳関係文書には同氏の首相時代の日記や手帳をはじめ多岐にわたる資料が含まれます。

2018年10月26日 大平正芳関係文書を公開しました(国立国会図書館, 2018/10/26)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/180926_01.html

大平正芳関係文書(国立国会図書館リサーチナビ)
http://rnavi.ndl.go.jp/kensei/entry/oohiramasayoshi.php

【本日】メンテナンス作業のお知らせ(2018/10/29(月)19:00~20:00ごろ)

本日、2018年10月29日(月)の19時から20時頃にかけて、「カレントアウェアネス・ポータル」のメンテナンス作業を実施するため、サイトに接続できなくなります。作業が終了次第お知らせいたします。

直前のお知らせとなり申し訳ございません。ご迷惑をおかけしますがどうぞご了承ください。

奈良国立博物館、「奈良国立博物館リポジトリ」を公開

2018年10月10日、奈良国立博物館が、「奈良国立博物館リポジトリ」を公開しました。研究紀要『鹿園雜集』や『奈良国立博物館だより』、報告書などの公刊された調査研究の成果を公開するものです。

奈良国立博物館リポジトリ
https://narahaku.repo.nii.ac.jp/
※「お知らせ」に「奈良国立博物館リポジトリを公開しました。[2018.10.10]」とあります。

参考:
CA1936 - 全国遺跡報告総覧における学術情報流通と活用の取り組み / 高田祐一
カレントアウェアネス No.337 2018年9月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1936

米・メトロポリタン美術館、APIを公開:Googleとの連携も発表

2018年10月25日、米・メトロポリタン美術館(MET)は、APIの公開を発表しました。APIを通じて、同館の40万6,000点の画像を著作権等の制限なしに利用することができます。

あわせて、METではGoogleとのAPI連携を発表し、これまで手作業でGoogle Arts & Cultureに画像(757点)をアップロードしていたところ、新しいAPIを導入することで、20万5千点のパブリックドメインの作品の高精細画像がGoogle Arts & Cultureから公開されたと発表しています。同館がCC0で公開している画像については、ダウンロードボタンが設けられています。Google Arts & Cultureでは初めてとのことです。加えて、同館のウェブサイト上の詳細情報へのリンクである詳細ボタンも設置されています。

また、GoogleのナレッジグラフとのAPI連携も行なわれており、ナレッジパネル内に同館のデジタル画像が表示されるとともに、ナレッジパネルに表示された画像をクリックすると、Google Arts & Cultureで公開されている画像にリンクされます。

これからの学術情報システム構築検討委員会、「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(最終まとめ)」を公表

2018年10月26日、これからの学術情報システム構築検討委員会が、「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(最終まとめ)」(2018年10月19日付け)を公表しました。

国立情報学研究所(NII)では、同委員会が公表した最終まとめの内容に従い、2020年度以降に2020年以降の目録所在情報システム(CAT2020)の運用を開始するとし、 これに先立ち、2019年5月から2020年末までCAT2020のテスト運用を実施するとする「2020年以降の目録所在情報システム(CAT2020
)テスト運用について」を発表しています。

「NACSIS-CAT/ILLの軽量化・合理化について(最終まとめ)」の公開について(これからの学術情報システム構築検討委員会,2018/10/26)
https://www.nii.ac.jp/content/korekara/2018/10/nacsis-catill_2.html

Google Japan、インターネットの安心・安全利用のためのアイデアを中学生・高校生等が提案する「ウェブレンジャープログラム」のグランプリ賞を発表

2018年10月29日、Google Japanが、インターネットの安心・安全利用のためのアイデアを中学生・高校生・高等専門学校生が提案する「ウェブレンジャープログラム」のグランプリ賞を発表しました。

今年の課題は「「ネットいじめ」、「ネット詐欺」、「ネット上の出会いトラブル」から地球を救うためのクリエイティブな動画(3分未満)を作成する」というもので、485点の作品のなかから、洛陽総合高等学校(京都府)の「サイバースルゥース」チームが作成した「高校生探偵川口の事件録-ネットいじめ編-」がグランプリに選ばれました。

また、カリタス女子高等学校(神奈川県)の「tryりんがる」チームが作成した「ぽまるんとたのしいSNS」 が、アンバサダー賞及びUUUM賞を受賞しました。

Google ウェブレンジャー グランプリ賞 決定!! (Google Japan Blog,2018/10/29)
https://japan.googleblog.com/2018/10/google-webranger-2018.html

ベネッセ教育総合研究所、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表

2018年10月26日、ベネッセ教育総合研究所が、小学生の読書に関する実態調査・研究の結果をまとめたニュースレターを公表しました。

電子書籍の読書履歴のデータ、学力テスト、読書についてのアンケート調査の結果をまとめたもので、読書が学力や学びの姿勢に与える影響や、その変化を追跡することを目的に実施されたものです。

主な分析結果として、たくさん読書をしている子どもほど学力が向上し、特にその影響は「算数」に見られること、 読書は学力が低い子どもたちにプラス効果が大きいこと、子ども自身も「学びの広がり」「他者とのつながり」など幅広い読書のメリットを実感していること、が指摘されています。

詳細な分析データは、後日、公開される予定です。

ニュースレター(2018.10.26 更新)【小学生の読書に関する実態調査・研究】(ベネッセ教育総合研究所)
https://berd.benesse.jp/special/bigdata/ebookanalysis.php

上越市立高田図書館(新潟県)、明治・大正期に発行されていた地元紙をデジタル化し、館内で提供開始

新潟県の上越市立高田図書館が、明治・大正期に発行されていた地元紙をデジタル化し、館内のデータベース端末で閲覧できるようにしたと発表しています。

報道によると、閲覧可能となるのは2018年11月4日からです。対象は、両紙とも、創刊号から大正初期までの号で、今後、両紙が第二次世界大戦中の新聞統合により廃刊するまでの号をデジタル化する計画があるとのことです。また、検索機能はないものの、今後、ファイルの階層分けやページのジャンプ機能などの改良を加える予定とのことです。

11月4日には、同館において、デジタル化新聞閲覧複写講習会が実施されます。

デジタル化新聞閲覧複写講習会 読書週間中のもよおしもの(上越市立図書館)
https://www.lib.joetsu.niigata.jp/?page_id=305

10月 26日

ドイツの女性運動に関するデジタルアーカイブが公開される

ドイツの女性運動に関するデジタルアーカイブ“Digitale Deutsche Frauenarchiv”(DDF)が公開されています。同データベースには、ドイツの女性運動に関する図書や雑誌、書簡類、写真、音声資料、フェミニストの先駆者の遺贈資料等をデジタル化したものが登録されています。

同データベースでは、レズビアンや女性に関する資料を所蔵する、ドイツ、オーストリア、スイス、ルクセンブルク、イタリアのアーカイブや図書館、文書館など約40機関が連携し資料のデジタル化を進めています。ドイツの連邦家族・高齢者・女性・青少年省の助成により同データベースは整備・拡充されました。

プレスリリースによると、フェミニストに関する資料を所蔵する機関が共同して、ドイツの女性運動に関するポータルサイトを公開するのは今回が初めてであるとしています。

渋沢栄一記念財団情報資源センター、イギリス国立公文書館「デジタル戦略 : 2017年3月」の日本語訳と解題を公開

2018年10月24日、公益財団法人渋沢栄一記念財団情報資源センターが、イギリス国立公文書館が発表した「デジタル戦略 : 2017年3月」(Digital Strategy : March 2017)の日本語訳と解題を作成し、同財団のホームページで公開しています。

イギリス国立公文書館「デジタル戦略 : 2017年3月」(日本語訳、解題)掲載(公益財団法人渋沢栄一記念財団, 2018/10/24)
https://www.shibusawa.or.jp/center/news/info/post2018_10_24_74259.html

イギリス国立公文書館「デジタル戦略 : 2017年3月」
https://www.shibusawa.or.jp/center/ba/bunken/doc016_tna01.html

図書館流通センター(TRC)、スイスのビブリオテカ社との提携により電子図書館サービスの洋書タイトル拡充へ

2018年10月24日、株式会社図書館流通センター(TRC)は、電子図書館サービスを提供するスイスのビブリオテカ社と提携し、同社が保有する洋書の電子書籍を国内の公共図書館、学校図書館に提供することに基本合意したと発表しています。

同社の電子図書館サービス「LibrariE & TRC-DL」での2019年度の提供開始に向けて協議中であり、将来的には150万タイトルを超える洋書を提供する予定とあります。

国内導入実績No.1の電子図書館サービスLibrariE & TRC-DL ビブリオテカ社と提携し洋書タイトル大幅拡充(TRC, 2018/10/24)
https://www.trc.co.jp/information/181024_trc.html

参考:
図書館流通センター、「TRC新刊図書オープンデータ」の公開を開始
Posted 2017年8月28日
http://current.ndl.go.jp/node/34575

米・シカゴ美術館、所蔵作品の画像をCC0ライセンスで公開

2018年10月22日、米・シカゴ美術館(Art Institute of Chicago)が、ウェブサイトのリニューアルを発表し、あわせて、5万2,438点の所蔵作品の画像をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0ライセンスのもと公開しました。

公開画像は定期的に追加するとしています。

Behind the Scenes of the Website Redesign Welcome to the launch of the museum’s redesigned website!(Art Institute of Chicago,2018/10/22)
https://www.artic.edu/articles/713/behind-the-scenes-of-the-website-redesign

【イベント】卓話会「英国における近代日本語コレクション」(11/27・東京)

2018年11月27日、東京の大久保地域センターにおいて、卓話会「英国における近代日本語コレクション」が開催されます。

講師は元・ケンブリッジ大学図書館日本部長の小山騰氏で、英国における近代日本語コレクションの歴史をテーマとした講演が行われる予定です。

定員は30名であり、参加に当たっては事前の申し込みと会費が必要となります。

小山騰(のぼる)氏 卓話会のご案内(図書館サポートフォーラム)
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/pdf/n78.pdf
※2つ目のリンクはチラシです。

米国図書館協会(ALA)、図書館が地域の信頼できる健康情報提供機関であるとの認知度向上のために作成した「健康リテラシーツールキット」を更新

2018年10月24日、米国図書館協会(ALA)は、健康リテラシーツールキットの更新を発表しました。

ALAの“Libraries Transform”キャンペーンにおいて、図書館が地域の信頼できる健康情報提供機関であるとの認知度を向上させることを目的に、医学図書館全米ネットワーク(NNLM)と共同で作成している、しおりやソーシャルメディアで利用できる画像といった無料の広報資料で、図書館が10月の健康リテラシー月間等において用いるものです。

今回、遺伝学、臨床試験、シチズンサイエンス、老化、栄養、慢性疾患等といった内容が追加されています。

地球科学分野の研究データポータルDataONE、研究データの評価指標を実装

2018年10月24日、地球科学分野における研究データポータルサイトDataONEが、搭載された研究データの利用や引用に関わる評価指標の表示を実装したと発表しました。

引用数、ダウンロード数、閲覧数などを表示したもので、当該データを引用した文献や、ダウンロード数・閲覧数についてはアクセスした月別の統計なども調べることができます。

評価指標は、「研究データの評価指標に関する実務指針」に準拠して実装しています。

DataONE Implements New Usage and Citation Metrics to Make Your Data Count(DataONE,2018/10/24)
https://www.dataone.org/news/new-usage-metrics

DataONE
https://search.dataone.org/data

鳥取県立図書館、「図書館=居場所!?」キャンペーンを実施

鳥取県立図書館が、子どもや若者、その保護者を対象に、図書館が「本のある第3の居場所=サードプレイス」であることを伝える「図書館=居場所!?」キャンペーンを実施します。

絵本作家ヨシタケシンスケ氏によるオリジナルのイラストを用いて作成したPRグッズ(クリアファイル、しおり、ステッカー)を、鳥取県立図書館や県内市町村立図書館のイベント等で配布するものです。期間は、2018年10月27日(秋の読書週間開始日)から配布終了までとなっています。

「図書館=居場所!?」キャンペーンの実施について(鳥取県立図書館)
http://www.library.pref.tottori.jp/info/post-87.html

報道提供資料[PDF:125.7KB]
http://www.library.pref.tottori.jp/coverage/shiryouteikyou_tohokanibasho...

千葉大学、改築中の附属図書館松戸分館でのオンライン「園芸植物ライブラリー」開設と市民公開スペース設置のためのクラウドファンディングを開始:アカデミック・リンク松戸プロジェクト

2018年10月24日、千葉大学が、附属図書館松戸分館(園芸学部図書館)でのオンライン「園芸植物ライブラリー」開設と市民公開スペース設置のためのクラウドファンディングを開始した事を発表しています。

園芸学部では、2019年5月完成予定で図書館の改築を行なっており、あわせて、園芸に関する最新の知と歴史的な知を社会と共有するための基盤形成を目指す「アカデミック・リンク松戸プロジェクト」を始めています。新図書館では、オンライン「園芸植物ライブラリー」の開設と、伝統ある庭園とひとつながりの開放的なスペースを使いながらサイエンスカフェなどにより地域との交流を図ることが予定されており、そのための資金調達を目的に実施されるものです。

期間は11月30日までで、目標金額は100万円です。

高知大学学術情報基盤図書館、旧満洲関係の書籍約1,300冊からなる「崎山ひろみ文庫」を設置

高知大学学術情報基盤図書館が、旧満洲関係の書籍約1,300冊からなる「崎山ひろみ文庫」を設置します。

散逸が危惧される満州関係資料を、自身が旧満州引揚者でもある崎山ひろみ氏が収集したもので、同文庫には、

・引揚者の証言を集めた書籍(地方・中小出版社、関係機関・団体等の出版、自費出版等)
・敗戦後、旧「満洲」在住者が当時を語りあるいは現地を再訪問した記録、旅行記
・「満洲」研究に役立てられる実証性の高い研究書
・「満洲」研究を行う上での参考図書
・日本近現代史の戦争、戦地等に関する参考図書
・「満洲」引揚者が所持し持ち帰った歴史文物、「満洲」在住時に使用していた文書資料(複写物)

といった資料が含まれます。「複写物」は同大学の人文社会科学部棟に設置予定です。現物資料については既に高知県立歴史民俗資料館に寄贈されています。

2018年10月25日には、寄贈への謝意を表すため、崎山氏に冊子『崎山ひろみ文庫(解題)』が贈呈されました。

10月 25日

米国国立公文書館(NARA)、オンラインカタログで1860年から1862年までの日米間の外交記録“Japan Regarding the Treaty of Yedo, 1860-1862”を公開:公開されたデジタル画像の翻刻・英訳への支援を呼びかけ

米国国立公文書館(NARA)が、2018年10月18日付けの“Catalog Newsletter”において、NARAのオンラインカタログに、1860年から1862年までの日米間の外交記録“Japan Regarding the Treaty of Yedo, 1860 - 1862”が追加されたことを紹介しています。

ニュースレターでは、今回公開された記録には、将軍・徳川家茂からブキャナン大統領に宛てた親書や、使節団(万延元年遣米使節)のメンバーのサインのアルバム等のデジタル化画像が含まれていることが紹介されています。

また、記録には、英訳とオランダ語訳のものも含まれているが、多くは漢字で書かれている事などが紹介されています。

NARAの公式ツイッターでは、「市民アーキビスト(Citizen Archivist)」に対して、公開された記録の翻刻・英訳への支援を呼びかけています。

ドイツの“Library of the Year 2018”が授与される

2018年10月24日に、ドイツ図書館協会(Deutschen Bibliotheksverbandes:DBV)とドイツテレコム財団(Deutsche Telekom Stiftung)は、フランクフルト市立図書館(Stadtbücherei Frankfurt am Main)に第19回目となる“Bibliothek des Jahres(Library of the Year)”を授与しました。

同館のフランクフルト市内の学校図書館へのメディア教育等に関する支援の取組みが評価されたとのことです。

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