アーカイブ - 2018年 4月 13日

米・フィラデルフィア公共図書館、リテラシー向上・労働力開発・中小企業振興等に与えた図書館の影響を調査した報告書を公開

米・ペンシルバニア州のフィラデルフィア公共図書館 (Free Library of Philadelphia)が、調査報告書“Impact Evaluation Report”を公開しました。

同調査は、米・ペンシルバニア大学の公共政策研究所(Fels Institute of Government)の事業評価等に関する取組“ImpactED”と連携して2017年秋に実施したもので、地域との関係性、リテラシー能力の向上、労働力開発、中小企業の振興の4つの重要分野への図書館の影響を評価しています。

図書館利用者は全住民を代表しており図書館や図書館職員に対して圧倒的に好意的であること、図書館のリテラシーに関するプログラムに参加する保護者は少ないものの参加した保護者は子どもへの好影響を回答していることのほか、求職や能力開発のための図書館の利用状況、起業や業務改善のための同館のビジネス支援サービスの利用状況についての調査結果などが示されています。

大田市(島根県)、民間所在の歴史資料の保全を呼びかけ

2018年4月9日に島根県西部で発生した地震を受け、大田市の教育委員会が民間所在の歴史資料の保全を呼びかけていることを、山陰歴史資料ネットワーク(山陰史料ネット)が同ネットワークのFacebookで紹介しています。

家屋や蔵の片づけを開始するにあたり、書画・陶磁器・古文書等が汚破損している場合、可能な限り捨てずに保管することや、取り扱いや保管に困ったり処分を検討する場合、教育委員会の文化・スポーツ推進室文化・文化財係もしくは最寄りの公民館または大田市文化協会に相談することを呼びかけています。

@sanin.siryou.net(Facebook,2018/4/13)
https://www.facebook.com/sanin.siryou.net/photos/a.973598616128739.1073741826.682722061883064/973596882795579/

東日本大震災で被害を受けた涌谷町(宮城県)の涌谷公民館図書室「ワクワク来(らい)ぶらり」が再開

2018年4月12日、宮城県涌谷町の涌谷公民館図書室が再開しました。

東日本大震災で全壊した公民館は2015年4月27日に再建されたものの、再建時には図書室が設けられませんでしたが、今回、旧涌谷町青少年ホームの一室を改修し、涌谷公民館図書室として再開させたものです。

新たな図書室では、隣接する形で学習室(専門図書室)や、入り口付近にキッズスペースが設けられたほか、Wi-Fiも無料で利用できます。

再開に先立ち、愛称が募集されており、「ワクワク来(らい)ぶらり」と命名されました。

@town.wakuya.miyagi(Facebook,2018/4/12)
https://www.facebook.com/town.wakuya.miyagi/posts/993374877495421

SCOAP3、オープンアクセス論文が20,000件に達したことを発表

2018年4月12日、高エネルギー物理学分野のオープンアクセス(OA)プロジェクト“SCOAP3”が、公開したOA論文が20,000件になったと発表しています。

OA論文は全てCC BYで公開されており、出版社のウェブサイトとSCOAP3のリポジトリの両方からアクセスすることができます。最近では米国物理学会(APS)が発行するジャーナル3誌が追加され、これによりSCOAP3のリポジトリは高エネルギー物理学分野の雑誌出版の約90%を網羅したとしています。

SCOAP3 celebrates the publication of its 20,000th Open Access article(SCOAP3,2018/4/12)
https://scoap3.org/20000_scoap3_articles/

SCOAP3 Repository
http://repo.scoap3.org/

Budapest Open Access Initiative発表15周年を記念して実施されたオープンアクセスに関するオンライン意見調査の報告書が公開

2018年4月12日、2017年にBudapest Open Access Initiative(BOAI)発表15周年を迎えるにあたって実施されたオープンアクセス(OA)に関するオンライン意見調査の報告書が公開されました。

OAの進捗状況やOA普及の妨げを把握することを目的に実施された調査で、報告書では、宣言発表時点でのOAへの誤解や理解不足は後退し、OAは広く受け入れられているものの、現在では、どのようにOAを実現させるかが懸念事項となっており、調査から浮かび上がった主要な課題として、OA化に対する研究者へのインセンティブ・便益の欠如、論文処理加工料(APC)等のOA化のための資金不足の2点を指摘し、今後の戦略的課題として、この2点の課題解消への努力の必要性を述べています。

BOAI 15 Survey Report(2018/4/12)
https://doi.org/10.17605/OSF.IO/ZNF2W

米国政府印刷局(GPO)、1936年創刊号からの全ての連邦官報のデジタル化を完了

2018年4月11日、米国政府印刷局(GPO)は、国立公文書館連邦官報事務局(OFR)と共同で、1936年創刊号からの全ての連邦官報(Federal Register)のデジタル化を完了したと発表しています。デジタル化された連邦官報は計1万4,587号、200万ページ近くに上ります。

これにより、1936年からの全ての連邦官報が、連邦政府の情報を利用できるデータベース“govinfo”から閲覧できるようになりました。

News and Press Releases (2018)(GPO)
https://www.gpo.gov/who-we-are/news-media/news-and-press-releases
※「04/11 GPO Completes Digitizing All Issues of the Federal Register」とあります。

【イベント】NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク講演会「宮城資料ネットの15年をふりかえって」(6/3・仙台)

NPO法人宮城歴史資料保全ネットワークが、発足15年を記念し、2018年6月3日、東北大学川内南キャンパスにおいて、講演会「宮城資料ネットの15年をふりかえって」を開催します。

講師は、同ネットワーク理事長の平川新氏です。

また、同ネットワークは、2018年4月9日、Facebookの公式ページを開設しています。

6月3日 宮城資料ネット講演会 「宮城資料ネットの15年をふりかえって」(NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク ネット・ニュース 302号)
http://www.miyagi-shiryounet.org/03/news/2017/2017.html#302

宮城資料ネット講演会(Facebook)
https://www.facebook.com/events/582649505448832/

滋賀県立図書館、『しってる!?わたしたちの図書館』(pdf版)をウェブサイトで公開

2018年4月12日、滋賀県立図書館が、滋賀県公共図書館協議会が2018年3月に刊行した『しってる!?わたしたちの図書館』のpdf版を同館ウェブサイトで公開しました。

文字や漫画等を用いて、図書館の利用方法・図書館の存在意義の説明や、県内の公立図書館の紹介等がなされています。

冊子版は、県内の市町立図書館・県立図書館等で閲覧できます。