アーカイブ - 2018年 6月 5日

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学校図書館問題研究会、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」における利用者のプライバシーにかかわる場面への対応について、番組制作者宛てに文書を送付

学校図書館問題研究会が、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」の「運命の1冊、あなたのもとへ 書店店主 岩田徹」(2018年4月23日放送)における利用者のプライバシーにかかわる場面への対応について、番組制作者宛てに文書を送付したことを公表しています。

同番組中では本に入っている貸出カードについて、借りた児童の学年、組、名前、貸出日、返却日が読み取れる状態で映されていたとのことです。学校図書館問題研究会は再放送時には個人名をぼかすなど、プライバシーへの配慮をするよう番組制作者宛てに要望しています。また、番組中では学校図書館職員の配置がなく、蔵書が古く活用されていない学校図書館の様子が紹介されていましたが、近年は図書館が活発に利用されている学校も多く、今回送付した文書中では「そのような学校図書館で活躍するプロフェッショナルにも注目し、いつか番組でも取り上げていただければ幸いです」と述べられています。

なお、学校図書館問題研究会からの文書提出については朝日新聞などから取材され、取り上げられているとのことです。

査読登録サービスPublonsが英国工学技術学会(IET)との連携を発表

査読登録サービスPublonsが2018年5月23日付けで英国の工学技術学会(IET)と連携したことを発表しました。

IETが出版する30の雑誌でPublonsが導入され、査読者らはIETの雑誌で自身が行った査読についてPublonsに登録できるようになります。

IET partners with Publons to show credibility of its peer reviewers(Publons、2018/5/23付け)
https://publons.com/blog/publons-partners-with-iet/

参考:
査読登録サービスPublonsがTaylor & Francis社とのパートナーシップ締結を発表
Posted 2018年3月28日
http://current.ndl.go.jp/node/35749

arXivを活用した組み合わせ数学に関するオーバーレイ雑誌”Advances in Combinatorics”創刊

2018年6月4日、分野別リポジトリarXivを活用した、組み合わせ数学(Combinatorics)分野の新たな雑誌”Advances in Combinatorics”の創刊が発表されました。

同誌はarXivに投稿された論文を対象に、いわゆるオーバーレイ・ジャーナルとして運用されるものです。著者にAPC等は要求せず、運用にかかるコストや管理業務はカナダのクイーンズ大学図書館が担うとのことです。

同誌の創刊にはクイーンズ大学図書館とオープンアクセスリポジトリ連合(COAR)が注力してきたとのことで、両者はAdvances in Combinatoricsが、arXivの枠組みを越え、リポジトリ一般に拡張したオーバーレイモデルの構築につながるものと捉えているとされています。COARのウェブサイトでは、リポジトリの上に査読システム等を構築する点で、COARが考える次世代リポジトリにも非常に近いものであるとも評されています。

2018年5月の1か月間にarXivに投稿されたプレプリントが1万2,000本を超える

arXiv.orgのブログの2018年5月31日付けの記事が、2018年5月の1か月間にプレプリントサーバarXivに投稿されたプレプリントが1万2,000本を超えたことを紹介しています。

月ごとの推移を見ると、一般的に増加傾向にありますが、春と秋に急増することが指摘されています。また、分野別、国別の分析も行われており、分野別では2018年5月はコンピュータ科学分野の投稿が最も多いこと、2018年の現時点での国別では米国が26%と最多であること(日本は4%で5位タイ)も言及されています。

arXiv hits 12k in May(arXiv.org Blog, 2018/5/31)
https://blogs.cornell.edu/arxiv/2018/05/31/arxiv-hits-12k-in-may/

米・ボストン公共図書館(BPL)、LGBTQ+コミュニティを理解するためのブックリスト“We Are Pride 2018”を公開

米・ボストン公共図書館(BPL)が、6月のLGBTQ+プライド月間にあわせて、LGBTQ+コミュニティを理解するための最新の図書を集めたブックリスト“We Are Pride 2018”を公開しました。

児童向け、若者向け、成人向けのリストなどがあります。

@BPLBoston(Twitter,2018/6/2)
https://twitter.com/BPLBoston/status/1002902680866574336

We Are Pride(BPL)
https://bpl.bibliocms.com/browse_program/we-are-pride/

長崎市立図書館、ディスカバリーサービスを開始:館外からも利用可(一部機能制限あり)

2018年6月1日、長崎市立図書館の業務を受託している図書館流通センター(TRC)が、2018年4月2日からディスカバリーサービスの提供を開始していることを発表しました。

館外から利用する場合は、一部利用制限があるとしています。

長崎市立図書館
https://lib.city.nagasaki.nagasaki.jp/index.html
※「※『ディスカバリー・サービス』をご利用いただけます」とあります。

国際図書館連盟(IFLA)、ユネスコ(UNESCO)によるOER促進のための勧告の草案へのコメントを提出

2018年6月4日、国際図書館連盟(IFLA)は、ユネスコ(UNESCO)が、オープンな教育資源(OER)を促進するために準備している勧告の草案に対してコメントを提出したと発表しました。

OERに関して、多くの国で図書館が大きな役割を果たしていること、及び、図書館の目的にも合致することから提出したもので、キュレーターや、OERの作成や利用にあたっての信頼性を保証するために関係する全ての関係者に対して著作権リテラシーの重要性を強調する図書館の役割に言及し、同分野で重要な役割を持つものとして図書館が認識されることを喜んで受け入れるとしています。

IFLA Responds to Consultation on Open Educational Resources(IFLA,2018/6/4)
https://www.ifla.org/node/52095

金沢工業大学、科学的発見・技術的発明の原典初版を展示する[世界を変えた書物]展の東京展を上野の森美術館にて開催

金沢工業大学が、2018年9月8日から9月24日まで、東京都台東区の上野の森美術館において、[世界を変えた書物]展の東京展を開催します。

金沢工業大学ライブラリーセンター(KIT-LC)に設置された科学的発見や技術的発明が最初に発表された初版本を体系的に収集した稀覯書コレクション『工学の曙文庫』約2,000点のなかから選ばれた約130点が出展されます。

入場料は無料です。

[世界を変えた書物]展
http://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/index.html

チラシ [PDF:2ページ]
http://www.kanazawa-it.ac.jp/shomotu/tokyo_flyer.pdf

【イベント】人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築プログラムキックオフシンポジウム「データ基盤の整備による人文学・社会科学の振興ー人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築をめざして―」(7/1・東京)

2018年7月1日、東京都千代田区の一橋大学一橋講堂において、日本学術振興会主催の人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築プログラムキックオフシンポジウム「データ基盤の整備による人文学・社会科学の振興ー人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築をめざして―」が開催されます。

「人文学・社会科学データインフラストラクチャー構築プログラム」を2018年度より開始するにあたり、人文学・社会科学におけるデータ基盤の整備の学術的重要性と社会的意義を広く議論する事を目的としています。

参加費は無料ですが、定員は80人で、参加には事前の申し込みが必要です。

内容は以下の通りです。

開会挨拶:日本学術振興会

来賓挨拶:文部科学省(予定)

基調講演:安西祐一郎氏(前 日本学術振興会 理事長)

講演(1)「経済学におけるデータインフラストラクチャーの必要性」
樋口美雄氏(労働政策研究・研修機構 理事長)

講演(2)「継続した国際比較調査研究の公開と必要性:アジアンバロメータ調査・世界価値観調査などを題材に」
池田謙一氏(同志社大学 教授)

国立公文書館、地方公文書館等が所蔵する主要な明治期公文書等のデジタル化画像への一元的アクセスを可能とする特設ページを開設

国立公文書館が、地方公文書館等が所蔵する主要な明治期公文書等のデジタル化画像への一元的アクセスを可能とする特設ページ「主な明治期公文書等」を開設しました。

国立公文書館 お知らせ
http://www.archives.go.jp/
※「地方公文書館等の主な明治期公文書等紹介ページの開設についてnew」とあります。

地方公文書館等の主な明治期公文書等紹介ページの開設について(国立公文書館)
http://www.archives.go.jp/news/20180604163441.html

参考:
国立公文書館、全国の公文書館等の展示情報を紹介するページを公開
Posted 2016年12月21日
http://current.ndl.go.jp/node/33148