アーカイブ - 2018年 8月

8月 27日

【イベント】第23回情報知識学フォーラム「情報知識資源の構築、応用、ビジネス展開」(12/8・東大阪)

2018年12月8日、近畿大学東大阪本部キャンパスにおいて、情報知識学会が主催する第23回情報知識学フォーラム「情報知識資源の構築、応用、ビジネス展開」が開催されます。

同フォーラムでは「分類体系やシソーラスのような情報知識資源が盛んに開発され、様々に応用され、これを利用したビジネスが活性化すれば、情報知識学が繁栄するのではないか」という問題意識に基づき、情報知識資源を構築し、ビジネス展開につなげた編集工学研究所の宮崎慎也氏と、元言語工学研究所社長の国分芳宏氏による講演、講演に関してのフロアを交えたディスカッションを行うとのことです。講演の前には編集工学研究所の開発した分類を採用している近畿大学の図書館(ビブリオシアター)の見学会も予定されています。また、招待講演のほかにポスターセッションも設けられています。

第23回情報知識学フォーラム「情報知識資源の構築、応用、ビジネス展開」
http://www.jsik.jp/?forum2018

米国議会が職業・技術教育法の改正案を承認 オープン教育資源(OER)が職業・技術教育予算の支出対象として盛り込まれる

2018年7月第4週の米国議会で、職業・技術教育法(CTE Act)の改正案が承認されていたことを、米SPARCが紹介しています。同改正案は大統領の署名を得て、7月31日に立法化されました。

新法ではCTE教育プログラムに10億ドル超の連邦予算を支出するとされており、その予算の使途として、州および地方政府によるオープン教育資源(OER)の作成が挙げられています。

SPARCは今回の改正におけるOERの追加について、SPARCによる活動の一つのマイルストーンと位置づけつつ、今後の活動の主目標を、高等教育法の改正により、OERを支援する恒久的な連邦予算を獲得することに置くとしています。

国際図書館連盟(IFLA)、議論を通じた将来ビジョン策定の取組Global Visionの報告書を発表:ビジョン実現のためのアイデアを募るウェブサイト“IFLA Global Vision Ideas Store”を開設

2018年8月26日、国際図書館連盟(IFLA)が、議論を通じた将来ビジョン策定の取組Global Visionの最終報告書“Global Vision Report”を発表しました。

あわせて、“Global Vision”実現のための図書館員からのアイデアを募るウェブサイト“IFLA Global Vision Ideas Store ”も開設されました。期限は2018年9月30日です。

Launched! IFLA Global Vision Ideas Store now live(IFLA,2018/8/26)
https://www.ifla.org/node/67011

IFLA Global Vision(IFLA)
https://www.ifla.org/globalvision/report

三田図書館・情報学会、『Library and Information Science』誌の冊子体廃止、完全電子化を目指すと公表

2018年8月5日、三田図書館・情報学会は同会の刊行する学会誌『Library and Information Science』誌について、冊子体を廃止し、完全電子化を目指すと公表しました。詳しい日程や手順については「決まり次第、お知らせいたします」とされています。

完全電子化の方針は三田図書館・情報学会将来構想ワーキンググループの答申により示されたものです。背景には学会の財政上の問題、電子ジャーナル化・オープンアクセス化の必要、編集委員会・事務局の負担減少の必要があるとされています。今後の方針として、冊子体の廃止と電子ジャーナル化、オープンアクセス化(エンバーゴ有・APCは課さない)、国際標準の導入等が提言され、2018年6月6日の運営委員会でこれらを含む今後の方向性が承認されたとのことです。

三田図書館・情報学会(トップページの「ニュース」に8月5日付けで完全電子化を目指す報告を掲載)
http://www.mslis.jp/

【イベント】三田図書館・情報学会、第176回月例会「フィルムセンターから国立映画アーカイブへ:転換期の映画保存事業」(9/15・東京)

2018年9月15日、三田図書館・情報学会は慶應義塾大学三田キャンパスにおいて第176回月例会「フィルムセンターから国立映画アーカイブへ:転換期の映画保存事業」を開催します。発表者は国立映画アーカイブの入江良郎氏です。

開催概要によれば、2018年4月に設置された国立映画アーカイブについて、前身である東京国立近代美術館フィルムセンター時代も含め、映画フィルムや関連資料の保存と活用を中心とする多様な業務、約半世紀にわたる活動の成果を概観するとともに、独立後の新たな展開も視野に入れつつ、我が国の映画保存の現状と課題を考察するとのことです。

三田図書館・情報学会 月例会
http://www.mslis.jp/monthly.html

参考:
独立行政法人国立美術館、2018年4月に「国立映画アーカイブ」を設置
Posted 2018年2月7日
http://current.ndl.go.jp/node/35440

国際図書館連盟(IFLA)、“Library Map of the World”に国別ページを開設

2018年8月26日、国際図書館連盟(IFLA)が、“Library Map of the World”に国別ページを開設したと発表しています。

各国の図書館制度、運営・財源、開発及びポリシーの優先順位、最近の実績といった図書館の現況を国別に知ることができるページで、各国図書館協会、国立図書館、政策策定機関の詳細や、図書館を支援する機関、図書館政策や法制度、教育制度、イベント等についても掲載されています。

Now available: Data, Stories and more with Country Pages from the IFLA Library Map of the World(IFLA,2018/8/26)
https://www.ifla.org/node/67009

COUNTRY PAGES(Library Map of the World)
https://librarymap.ifla.org/countries

名取市図書館(宮城県)、2018年8月31日をもって「どんぐり子ども図書室」「どんぐり・アンみんなの図書室」でのサービスを終了:新図書館開館準備のため

宮城県の名取市図書館は、2018年12月19日に名取駅(東口)で開館予定の新図書館の開館準備のために、8月31日をもって「どんぐり子ども図書室」「どんぐり・アンみんなの図書室」でのサービスを終了します。

8月25日に開催された「図書館まつり2018」は、「ありがとう、どんぐり図書室~これまでも、これからも~」をテーマに行われました。

図書館休館します(名取市図書館)
https://lib.city.natori.miyagi.jp/web/event/1064

図書館まつり2018(名取市図書館)
https://lib.city.natori.miyagi.jp/web/event/1049

わかさ生涯学習情報館(鳥取県)、図書館活用ミニ講座「野菜づくりのコツと裏技(秋冬野菜編)」を開催:鳥取県立図書館職員がデータベースを使って課題を調査

2018年8月26日、鳥取県若桜町のわかさ生涯学習情報館において、同館及び鳥取県立図書館の主催により、図書館活用ミニ講座「野菜づくりのコツと裏技(秋冬野菜編)が開催されました。

DVDを観ながら秋冬野菜のコツや裏技を伝える講演のほか、6月から同館で利用可能となっているデータベース「ルーラル電子図書館」を用いて、講師の鳥取県立図書館職員が農業に関する課題を調べるプログラムが実施されました。

[行事]図書館活用ミニ講座「野菜づくりのコツと裏技(秋冬野菜編)(8/26(日)わかさ生涯学習情報館)(鳥取県立図書館)
http://www.library.pref.tottori.jp/event/2018/07/826-1.html

8月 24日

【イベント】NFAJアーカイブセミナー「ボーンデジタル映画の保存にむけて:学生映画・大学篇」(9/22・東京)

2018年9月22日、東京都中央区の国立映画アーカイブ(NFAJ)で、同アーカイブ主催のセミナー「ボーンデジタル映画の保存にむけて:学生映画・大学篇」が開催されます。

同セミナーでは、ボーンデジタル映画の保存に関し、芸術系大学で行われている対応策の紹介や、現状の方法や問題についての意見交換、ディスカッションが行われる予定です。定員は151名で、参加費は無料、事前申込み不要・当日先着順です。

司会及び登壇者は次のとおりです。

司会:
元村直樹氏(国立映画アーカイブ 教育・事業展開室 客員研究員)

登壇者:
齊藤裕人氏(日本大学芸術学部映画学科教授)
若林大介氏(日本映画大学専任講師)
三浦和己氏(国立映画アーカイブ 映画室 研究員) ほか

NFAJアーカイブセミナー「ボーンデジタル映画の保存にむけて:学生映画・大学篇」(国立映画アーカイブ)
http://www.nfaj.go.jp/exhibition/seminar_2018_09/

米・Pew Research Center、若者及び保護者の携帯電話の利用実態や懸念事項を調査した報告書を公開

2018年8月22日、米国の調査機関Pew Research Centerが、報告書“How Teens and Parents Navigate Screen Time and Device Distractions”を公開しました。

2018年3月7日から4月10日にかけて、米国の13才から17才の若者743人と1,058人の保護者(子どものうち少なくとも1人が13才から17才)を対象に、携帯電話の利用実態や感じている懸念事項を調査した結果です。

若者の54%が携帯電話を長時間利用していると認識しており、52%がスマートフォンの利用を減らそう考えていることや、72%が起床するとすぐにメッセンジャー機能・通知機能を確認すること、56%が携帯電話を所持していないと孤独・動揺・不安を感じること、また、女性のほうが男性よりもそのように感じる割合が高いこと等が紹介されています。

一方、保護者は、携帯電話機等の画面を見ている時間が子どもに与える影響を心配しており、57%がその利用時間を制限しているとの結果を紹介しています。また、15%が携帯電話により仕事の集中力をなくすと回答しており、若者が授業で集中力をなくすと回答した割合(8%)の約2倍である事も指摘されています。

Springer Nature社、ORCID id義務化対象誌を拡大

2018年8月23日、Springer Nature社が、8月28日から、ORCID idの義務化を、Natureリサーチ誌全27タイトル、Natureレビュー誌全18タイトルに拡大するとともに、コンピュータ科学の会議録へのORCID id義務化の12か月のパイロットキャンペーンを実施していることを発表しています。

後者のパイロットキャンペーンにおいて、同社のコンピュータ科学の会議録シリーズのLNCS(Lecture Notes in Computer Science)において、少なくとも1人の著者・編者がORCID idを持つ書籍の割合が、2017年の48%から2018年は85%に増加したことが報告されています。

また、同社の論文投稿システム上の新しい著者の73%がORCID iDに紐づけられているとしています。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、Instagramのストーリー機能で古典作品の電子版が読める“Insta Novels”を開始

2018年8月22日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、“Insta Novels”を開始しました。

広告代理店/クリエイティブ・エージェンシーMotherとの連携事業で、NYPLのInstagramのストーリー(Stories)機能を用いて古典作品の電子版を公開するものです。「ハイライト」機能を用いて同電子版を保存することも可能です。

現在、『不思議の国のアリス』が公開されていますが、今後数か月以内には、ギルマン『黄色い壁紙』とカフカ『変身』の公開が予定されています。

群馬県立図書館・群馬県選挙管理委員会による「図書館こども選挙」で当選した「ぐんまちゃん」が公約を実行

群馬県立図書館と群馬県選挙管理委員会が連携し、2018年7月26日に同館で実施された「図書館こどもまつり」内で行われた「図書館こども選挙」で最も得票を得た「ぐんまちゃん」が、8月23日公約を実行しました。

「図書館こども選挙」は、未就学児及び小学生の親子を対象にしたもので、3つのゆるキャラ(ぐんまちゃん・ころとん・めいすいくん)が候補者として図書館をよりよくするための公約を掲げ選挙戦を行なって、最も票を得たゆるキャラが公約を実現する企画です。

公約及び投票結果は以下の通りで、当選した「ぐんまちゃん」が「科学漫画サバイバルシリーズ」のうち、同館未所蔵の25冊を館長に届けました。

・ころとん:子ども読書相談室に音楽を流し、お花畑のようにかざりつけをします。(42票)

・ぐんまちゃん:「科学漫画サバイバルシリーズ」を子ども読書相談室にそろえます。(66票)

・めいすいくん:めいすいくんが図書館で1日館長をします。(16票)

島根大学附属図書館、「学ぼう!留学生と日本語で話すコツ!」教職員向け講習会を実施

2018年8月22日に「学ぼう!留学生と日本語で話すコツ!」教職員向け講習会を実施した島根大学附属図書館が、当日の様子等を同館のブログで紹介しています。

留学生をはじめとした外国人と日本語でコミュニケーションをとる方法について学ぶ講習会で、同大学の教職員のほか、島根県立大学、松江工業高等専門学校、松江市立中央図書館からも含め、合計26人が参加したとのことです。

同館ではすでに学生向けに同様の講習会を行って好評であったことから、今回、教職員向けに内容を少し変更して実施したとのことです。

「学ぼう!留学生と日本語で話すコツ!」教職員向け講習会を実施しました(島根大学附属図書館のブログ,2018/8/22)
http://shimadai-lib.hatenablog.jp/entry/2018/08/22/165325

神奈川県立川崎図書館、特色ある社史を紹介するウェブページ「すごい社史」を開設

2018年8月21日、神奈川県立川崎図書館が、所蔵する特色のある社史を、写真と簡単な説明で紹介するウェブページ「すごい社史」を開設しました。

お知らせ一覧(神奈川県立川崎図書館)
https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/info.htm
※「すごい社史を開設しました。(8月21日up)」とあります。

神奈川県川崎図書館 「すごい社史」
https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/sugo_shashi/index.htm

8月 23日

Porticoとオランダ国立図書館が提携を発表 Porticoアーカイブの複製をオランダ国立図書館にも保存

2018年8月14日、電子学術情報アーカイブPorticoが、オランダ国立図書館との間で、Porticoアーカイブの複製を同図書館でもホストする提携を結んだことを発表しました。

Porticoアーカイブの複製はそのほかに米国内や、クラウドストレージ上にも存在しています。オランダ国立図書館がホストし、欧州内にも複製が置かれることで、コンテンツの長期保存をより確かなものとすることが提携の狙いとされています。

Portico places archive replica at the National Library of the Netherlands(Portico、2018/8/14付け)
https://www.portico.org/news/portico-places-archive-replica-at-the-national-library-of-the-netherlands/

デルフト工科大学がオープンサイエンスに関するMOOCを開講

オランダのデルフト工科大学が、オープンサイエンスに関するMOOC(大規模公開オンライン講座)” Open Science: Sharing Your Research with the World”をedXで開講します。講義開始は2018年10月30日です。

同講座は博士課程の大学院生や教員、研究者を受講対象と想定したもので、オープンサイエンスに関する一般的な概説や地域・分野ごとの利点と障壁、データ共有戦略の立て方、論文をオープンアクセスとする際の方法の選び方等を扱うとされています。開講言語は英語です。

Open Science: Sharing Your Research with the World(edX)
https://www.edx.org/course/open-science-sharing-your-research-with-the-world

【イベント】学術研究フォーラム第9回学術シンポジウム「オープンサイエンスの展開」(10/17・東京)

2018年10月17日、東京都千代田区の学術総合センターで、学術研究フォーラム、国立情報学研究所(NII)、日本学術振興会の主催により、学術研究フォーラム第9回学術シンポジウム「オープンサイエンスの展開」が開催されます。

学術研究フォーラムは、学術研究の隆盛を願う者が集い、交流し、社会発信することにより、日本の学術研究の振興に寄与することを目的とし、研究者の任意団体として2002年4月に設立されたものです。

本シンポジウムでは、オープンサイエンスに関する研究者、推進者の講演に加えて、パネル討論では学術界及び産業界から登壇者が招かれ、オープンサイエンスの今後の展開についての議論が行われる予定です。定員は500人で、申込みが必要です。

主な内容は次のとおりです。

学術研究フォーラムについて
放送大学学園理事長 有川節夫氏

基調講演「オープンサイエンスに関する国際的動向と日本での対応について」
東北大学名誉教授 原山優子氏

講演1「日本学術会議における検討」
情報通信研究機構監事/奈良先端科学技術大学院大学理事 土井美和子氏

株式会社カーリルが書影撮影専用カメラ「Open Book Camera v1」を発表 すべての設計図面、ハードウェア、ソフトウェアをオープンソースで公開

2018年8月23日、株式会社カーリルが、オープンソースの書影撮影専用カメラ「Open Book Camera v1」を発表しました。

このカメラは表紙・裏表紙・背の3面倒字撮影、管理バーコードの自動読み取り、撮影台に本を置いてすぐの自動撮影、インターネットのない地下書庫等の環境を想定したスタンドアロン動作など、書影撮影に特化した機能を有しています。さらに、開発したすべての設計図面・制御用のハードウェア・ソフトウェアがオープンソース、オープンハードウェア(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)として公開されており、商用・非商用を問わず、誰でも自由に複製・改造・製造・販売することができる、とのことです。

カーリルとしても組み立て済みのカメラ等を販売するとのことですが、公開されている最新設計のままでの形であり、機能・性能の保証は一切しないとされています。サポートも提供されませんが、購入者は自由に部品を交換したり、配置を変更して使用可能であるとされています。

EIFL、Taylor & Francis社とオープンアクセス出版に関する契約の更新に合意:開発途上国の研究者のAPCの減額・無料化

2018年8月22日、開発途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているElectronic Information for Libraries(EIFL)が、Taylor & Francis社とオープンアクセス(OA)出版に関する契約の更新に合意したと発表しました。

開発途上国の研究者が、APC(論文処理費用)の大幅な減額もしくは無料で、同社及びCognet OA社の170を超えるOAジャーナルで公表できる内容で、新たな契約期間は2020年までです。

対象となる国はEIFLとの提携国で、以下の37か国です。

アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニアヘルツェゴビナ、ボツアナ、カンボジア、コンゴ、エストニア、エチオピア、フィジー、ジョージア、ガーナ、コートジボアール、ケニア、コソボ、キルギスタン、ラオス、ラトビア、レソト、リトアニア、マケドニア、マラウイ、モルディブ、モルドバ、ミャンマー、ナミビア、ネパール、パレスチナ、セネガル、セルビア、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア、ジンバブエ

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