アーカイブ - 2019年 10月 16日

公益財団法人日本交通公社、機関誌『観光文化』243号のPDF版を公開:「観光と図書館」を特集

2019年10月10日、公益財団法人日本交通公社は、機関誌『観光文化』243号の刊行を発表しました。特集「観光と図書館~地域の観光に図書館はどう寄与できるか~」を掲載しており、全ページのPDF版を公開しています。

特集には、日本交通公社「旅の図書館」館長・吉澤清良氏による「図書館を取り巻く動向と観光振興」、9館の事例を紹介する「事例に学ぶ、図書館を活かした地域の観光魅力づくり」、奈良大学文学部教授(前・瀬戸内市民図書館館長)の嶋田学氏とジャーナリスト・作家の猪谷千香氏との対談「観光と図書館 連携と活用の可能性をあらためて考える」等が収録されています。

観光と図書館~地域の観光に図書館はどう寄与できるか~(観光文化 243号)(公益財団法人日本交通公社, 2019/10/10)
https://www.jtb.or.jp/publication-symposium/book/tourism-culture/tourism-culture-243/

第13回「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」が発表:やまなし読書活動促進事業実行委員会(山梨県)等が受賞

2019年9月25日、公益財団法人高橋松之助記念顕彰財団は、同財団が主催する第13回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の受賞者を発表しました。

同賞は、文字・活字文化振興法の理念に則り、読書推進と文字・活字文化振興に貢献し、顕著な業績をあげた学校及び地方自治体・団体・個人を顕彰する事を目的としています。

「朝の読書大賞」には、南越前町立南条小学校(福井県南条郡南越前町)、学校法人明照学園 樹徳高等学校・樹徳中学校(群馬県桐生市)、出水市立出水商業高等学校(鹿児島県出水市)、岐阜県立東濃特別支援学校(岐阜県土岐市)が、「文字・活字文化推進大賞」にはやまなし読書活動促進事業実行委員会(山梨県)が選ばれています。

やまなし読書活動促進事業実行委員会の受賞理由として、山梨県立図書館の「本を贈る習慣を山梨県に根付かせ、全国にモデルケースとして発信したい」という意向を踏まえて、公共図書館や書店有志等が実行委員会を組織し、官民一体で活発な活動を行っている点が高く評価されたことが挙げられています。

【イベント】九州大学統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻・附属図書館共催シンポジウム・ワークショップ「大学における研究データサービス」(12/5-6・福岡)

2019年12月5日及び6日に、九州大学中央図書館(福岡県福岡市)4階きゅうとコモンズにおいて、九州大学統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻と九州大学附属図書館の共催によるシンポジウム・ワークショップ「大学における研究データサービス」が開催されます。

同イベントは九州大学と米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校との戦略的パートナーシップの一環として開催されます。シンポジウムでは、イリノイ大学から招へいされた図書館職員による、図書館の研究データサービス部門におけるサービスやサブジェクトライブラリアンによる研究者への研究データ支援の実際の紹介と、日本の大学における研究データサービスの方向性についての議論が行われる予定です。ワークショップはシンポジウムの翌日に開催され、研究データとは何か、データキュレーションに必要なチェック項目は何か、学術雑誌のデータポリシーの確認の重要性に関する演習を通して、研究データサービスとして何が必要かを理解することを目標とした内容です。

無料で参加可能ですが事前に申し込みが必要です。また、シンポジウムの定員は80人、ワークショップの定員は40人となっています。

主なプログラムは以下のとおりです。

Bowker社、米国の自費出版の動向を発表:2018年は前年比40%の増加

2019年10月15日、米国の書誌情報サービス企業で、ProQuest社の関連企業であるBowker社は、2013年から2018年にかけての米国の自費出版に関するデータをまとめたレポート“Self-Publishing in the United States, 2013-2018”の公開を発表しました。

このレポートはBowker社が同社のデータベースに登録されたISBNの件数に基づいて、毎年1回発行しているものです。最新のレポートでは、ISBNが登録された自費出版の紙書籍と電子書籍の合計タイトル数は、2017年の120万点から2018年には160万点以上に増加しており、2013年のタイトル数と比較すると263%の増加となるなど、2018年も例年通りに増加傾向であったことなどが指摘されています。

DataCiteとFAIRsharingが研究データリポジトリの推奨基準改善のための共同取り組みを開始

研究データ等にデジタルオブジェクト識別子(DOI)を提供する非営利組織“DataCite”は、2019年10月4日付のブログ記事において、英国オックスフォード大学に拠点を置くデータ共有のためのレジストリサイト“FAIRsharing”と覚書(Memorandum of Understanding)を取り交わし、研究データリポジトリの推奨基準改善のため共同して取り組むことを発表しました。

研究者は、助成機関や出版社から、研究成果物の基礎となる研究データの共有を求められるようになり、どこに保存するか、どのメタデータ標準が関わるかに関する手引きが重要になっています。しかし、現在は様々な組織のリポジトリが独自の基準を持っており整合していない状況にあります。共通の基準を使用しているリポジトリのリストがあれば、編集者や出版者の時間を節約し、著者にも一貫した手引きを提供できるということが共同取り組みの背景です。また、この取り組みにあたっては、現在両組織が実施中の研究データリポジトリの推奨基準を特定する共同プロジェクトも関連している、としています。

韓国国立中央図書館(NLK)、慶州市・独楽堂所蔵の古書・古文書等の展示を実施:民間所在の古文献調査・デジタル化の成果

2019年10月14日、韓国国立中央図書館(NLK)が、10月15日から12月15日まで、慶州市・独楽堂所蔵の古文献等の展示を実施すると発表しました。

NLKは、韓国の古文献の体系的管理や活用を担っており、2015年12月から3年間をかけて、慶州市の驪州李氏の独楽堂が所蔵する古文献の調査・デジタル化を実施し、3,043点の書誌及び画像をNLKの運営する韓国古典籍総合目録システムで登録・公開しました。

同資料を広報するため驪州李氏の宗家の許可を得て、今回展示を行うものです。

独楽堂の資料がソウルで展示されるのは初めてとのことで、独楽堂の所蔵する国指定の「宝物」16点など38点の古書・古文書が展示されるほか、独楽堂を建てた儒者・李彦迪の遺品11点も展示されます。

また、韓国の代表的建築物として宝物に指定されている独楽堂の「渓亭」を展示会場に再現しています。

【イベント】第3回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「東京大学デジタル万華鏡 ~デジタルアーカイブズ構築事業の成果紹介とこれからの活用を考える~」(11/29・東京)

2019年11月29日、東京大学弥生講堂一条ホールにおいて、第3回東京大学学術資産アーカイブ化推進室主催セミナー「東京大学デジタル万華鏡 ~デジタルアーカイブズ構築事業の成果紹介とこれからの活用を考える~」が開催されます。

東京大学が2017年度から取り組む「東京大学デジタルアーカイブズ構築事業」の成果報告、及び今後のデジタルコレクションの活用方法などについて考えることを目的に企画されたセミナーです。講演やライトニングトーク等を通して、東京大学で公開されている多種多様なデジタルコレクション、様々なデジタルアーカイブシステムを一度に知ることができる内容である、としています。東京大学の学内者・学外者を問わず参加可能ですが、事前に専用の申込フォームから参加申込する必要があります。

主なプログラムは以下のとおりです。

・開会の辞
 熊野純彦氏(東京大学附属図書館長/学術資産等アーカイブズ委員会委員長)

【デジタルアーカイブズ構築事業の成果から】
・東京大学学術資産等アーカイブズポータルの紹介
 東京大学学術資産アーカイブ化推進室

さいたま市、テレビ広報番組で同市の最新の図書館事情を紹介:YouTubeでも配信

さいたま市が、2019年10月6日にテレビ埼玉で放送した同市のテレビ広報番組「のびのびシティ さいたま市」で、同市の最新の図書館事情を紹介しています。

ボビー・オロゴンさんと石澤美和さんが、テレビ番組制作会社(近田通信社)の社員に扮してさいたま市をPRする番組を制作するという設定のドラマ仕立ての情報番組で、浦和駅東口・コムナーレにあるさいたま市立中央図書館や5月にオープンしたさいたま市立大宮図書館を訪れ、最新の図書館事情を取材しています。

動画はYouTubeでも配信されています。

あなたが最後に図書館に行ったのはいつですか?最新図書館事情!/テレビ広報番組動画配信中(さいたま市,2019/10/15)
https://www.city.saitama.jp/006/014/013/001/009/008/p067312.html

沖縄県立図書館、「読書するための椅子」をテーマに県産木材を使って県内の木工業者が製作した椅子の中から気に入った椅子を見つけて投票する展示を開催中

沖縄県立図書館が、2019年10月16日から11月11日まで、来館者が気に入った椅子を見つけて投票する展示「おきなわの木「いす展」」を開催中です。

県の農林水産部森林管理課の主催で、「読書するための椅子」をテーマに県産木材を使って県内の木工業者によって作られた椅子を館内3階・4階に設置しており、来館者が気に入った椅子を館内に設置した投票箱に投票する企画です。

11月4日には、関連ワークショップとして「親子で学ぶおきなわの木」が実施されます。

@OkinawaPrefLib(Twitter,2019/10/12)
https://twitter.com/OkinawaPrefLib/status/1183002653233573889

10.16(水) おきなわの木「いす展」 開催のお知らせ(沖縄県立図書館)
https://www.library.pref.okinawa.jp/gyoji/1016.html

埼玉県立文書館、台風第19号の被害により水損した文書を捨てないよう呼びかけ

2019年10月15日、埼玉県立文書館が、台風第19号の被害により水損した文書を捨てないよう同館Twitterで呼びかけています。

また文書の保管などについて相談を受け付けているほか、水損した文書の初期対応マニュアルも紹介しています。

@saitama_monjo(Twitter,2019/10/15)
https://twitter.com/saitama_monjo/status/1183968781330075649

水濡れ史料の救済初期マニュアル [PDF:1ページ]
http://www.monjo.spec.ed.jp/?action=common_download_main&upload_id=1678