アーカイブ - 2019年 10月 21日

国立情報学研究所(NII)、『NII Today』第85号を刊行:「フェイクに挑む/不正な情報を見抜くために」が特集テーマ

2019年10月21日、国立情報学研究所(NII)は、『NII Today』第85号(2019年9月)の刊行を発表しました。

「フェイクに挑む/不正な情報を見抜くために」を特集テーマとし、以下の4本の記事を掲載しています。なお、同紙は無料で全文PDFを公開しています。

・NII Interview:世界の研究者とチームを組んで 増え続けるフェイク情報と闘う
・Interview:ネット言説の信頼性評価に挑む
・Dialog:研究不正の反省から 独自の対策システムを開発
・Essay:情報操作からSNSを守れ

最新トピックス一覧(NII)
https://www.nii.ac.jp/news/
※2019年10月21日付けのニュースに「広報誌 NII Today 第85号 「フェイクに挑む/不正な情報を見抜くために」を発行」とあります。

日本出版取次協会、「令和元年(2019年)台風19号」の被災地域の書店の状況を公開

一般社団法人日本出版取次協会が、「令和元年(2019年)台風19号」で被災した地域の書店の状況の一覧(地区、書店名、被災状況、営業状況)を公開しています。

株式会社トーハン、日本出版販売株式会社、株式会社大阪屋栗田、株式会社中央社、協和出版販売株式会社からの情報を集約したもので、2019年10月21日現在、最新版は「10月18日17時現在」です。

令和元年台風19号 書店被災状況
http://www.torikyo.jp/disaster/r01typhoon19/index.html

「令和元年(2019年)台風19号」 書店被災状況【第3報】[PDF:2ページ] http://www.torikyo.jp/disaster/r01typhoon19/20191018_1700.php

米国議会図書館(LC)、デジタルコンテンツ管理の大要を紹介するウェブページ“Digital Collections Management Compendium”を公開

米国議会図書館(LC)の2019年10月11日付けのブログ記事において、デジタルコンテンツ管理の大要を紹介するウェブページ“Digital Collections Management Compendium”の公開が紹介されています。

LCのデジタルコレクション及び管理サービス部門が、館内の各部門とともに取り組んできたデジタルコンテンツ管理方法の改善、体系化の成果を反映したものであり、可能な限り、LCのデジタルコレクション管理業務における上位の手引きや方針をとりまとめ、要約して示すことを目指しています。

LCは2018年に発表したデジタル戦略において、「コミュニティの勢いを増す」(Drive momentum in our communities)を方針の一つとして示しています。本ウェブページは第一義的にはLCのスタッフ向けの資料であるものの、方針を踏まえて他機関に対しても公開するものとあります。

Internet Archive(IA)、2,500本以上のMS-DOS用ゲームをソフトウェアライブラリ上で追加公開

Internet Archive(IA)の2019年10月13日付けのブログ記事において、IAのソフトウェアライブラリ上でのMS-DOS用ゲーム2,500本以上の追加公開が発表されています。

これらの追加公開は、DOS用ゲームを現代のシステム上で容易にプレイできるようにすることを目指すプロジェクト“eXoDOS”の成果であり、ゲームはウェブブラウザ上でプレイできるようになっています。CD-ROMをベースにしたゲームは、プレイ時に大容量のコンテンツ全てをメモリ上に読み込み保持する仕組みとなっており、ウェブブラウザを閉じると保持されたデータが失われること、読み込みにかなりの時間がかかることが紹介されています。

2,500 More MS-DOS Games Playable at the Archive(IA, 2019/10/13)
http://blog.archive.org/2019/10/13/2500-more-ms-dos-games-playable-at-the-archive/

RDA Toolkitの再構築プロジェクト「3Rプロジェクト」の完了が発表される:今後の予定も発表

2019年10月15日、RDA Toolkitの再構築プロジェクト“The RDA Toolkit Restructure and Redesign Project(3R Project)”が、4月と9月のリリースをもって、同プロジェクトの目標を達成したと発表しています。

これにより英語版での作業は完了し、今後、翻訳作業やpolicy statements、application profilesの策定作業を実施する計画です。翻訳作業は現在進行中で、15か月以内に9か国語で公開される予定です。一方で、policy statements及びapplication profilesは、現在、策定の初期段階であるとしています。

また、

・2020年12月15日にベータ版を公式版へと切り替える
・公式版へ切り替えた日と現行のRDA Toolkitの1年後の閉鎖までの猶予期間の開始は関連付けない(RDAの運営委員会・役員会の合意(2021年内を想定)により閉鎖までの猶予期間の開始が決定)
・ベータ版でのリリースは継続するが、公式版への切り替え前に翻訳やpolicy statementsに大きな影響を与えるテキストの変更は行なわない

といった今後の予定等が示されています。

知的財産戦略本部、「インターネット上の海賊版に対する総合的な対策メニュー及び工程表」を公開

知的財産戦略本部が2019年10月18日付で、ウェブサイト上に「インターネット上の海賊版に対する総合的な対策メニュー及び工程表」を公開しています。

インターネット上の海賊版サイトに対して、被害を効果的に防ぎ、著作権者等の正当な利益を確保するための対策の段階の概略と、担当省庁(内閣府・警察庁・総務省・法務省・文部科学省・経済産業省)による各段階の対策に関するこれまでの進捗・効果と今後実施予定の工程を示したものです。

知的財産戦略本部(首相官邸)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/
※2019年10月18日付けのお知らせに「インターネット上の海賊版に対する総合的な対策メニュー及び工程表を掲載しました。」とあります。

【イベント】北海道大学附属図書館主催Open Access Weekセミナー「オープンサイエンス事始め : ZoteroやFigshareを使いこなす」(10/28・札幌)

2019年10月28日、北海道大学附属図書館北図書館西棟2階セミナールームにおいて、北海道大学附属図書館研究支援課の主催により、Open Access Week セミナー「オープンサイエンス事始め : Zotero や Figshare を使いこなす」が開催されます。

オープンソースの文献管理ソフトZoteroと、研究データ公開プラットフォームFigshare の使用法と利点の解説、及びオープンアクセス(OA)文献を発見するためのツール(ブラウザ拡張機能など)紹介を内容とするセミナーです。北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院所属で、Zoteroの開発に携わりFigshareの相談役も務めるMichael Schiltz准教授がセミナーの講師を担当します。セミナーは質疑応答を除いて英語で行われます。

セミナーには北海道大学の学内者・学外者を問わず参加可能です。定員は40人で事前の参加申込用フォームが用意されており、当日参加は席に余裕がある場合のみ可能です。

オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)、英国微生物学会(Microbiology Society)と2年間の“Publish and Read”契約を締結:CAULとして初めての「転換契約」

2019年10月17日、オーストラリア大学図書館員協議会(CAUL)と英国微生物学会(Microbiology Society)は、試験的なオープンアクセス(OA)等に関する出版契約として、2年間の“Publish and Read”契約を締結したことを発表しました。

CAULにとって今回の契約は出版社と締結する初めてのOAへの「転換契約(transformative/transitional agreement)」です。同契約はオプトイン方式による2020年から2021年までの試験的な契約です。オーストラリア及びニュージーランドの契約参加機関に所属する研究者は、英国微生物学会の刊行する雑誌へ著者として掲載された全ての研究成果が初めからOAで公開されると同時に、学会の刊行するコンテンツについて1947年までのアーカイブも含めて全てアクセス可能になります。

コクラン共同計画(Cochrane Collaboration)によるコクラン系統的レビュー作成のための公式ガイド“Cochrane Handbook for Systematic Reviews of Interventions”の新版Version 6が公開される

2019年10月3日付のWiley社のお知らせで、コクラン共同計画(Cochrane Collaboration)によるコクラン系統的レビュー作成のための公式ガイド“Cochrane Handbook for Systematic Reviews of Interventions”について、全面的な改訂を行った新版Version 6が公開されたことが発表されています。

“Cochrane Handbook for Systematic Reviews of Interventions”は、医療行為の影響に関するコクラン系統的レビュー作成方法の詳細を示した公式ガイドです。全てのコクラン系統的レビューはこの公式ガイドに沿って作成される必要があります。公開された新版は、2008年以来の全面的な改訂が実施され、最新の研究法に基づく現在のベストプラクティスが反映されています。

日本図書館協会(JLA)、図書館災害対策委員会のページに「令和元年台風19号について」を掲載

2019年10月18日、日本図書館協会(JLA)が、図書館災害対策委員会のページに「令和元年台風19号について(2019年10月18日更新 2019/10/16発信JLAメールマガジン第966号より)」を掲載しました。

図書館災害対策委員会(JLA, 更新日2019年10月18日)
http://www.jla.or.jp/committees/tabid/600/Default.aspx
※「令和元年台風19号について(2019年10月18日更新 2019/10/16発信JLAメールマガジン第966号より)」の項目があります。

参考:
令和元年台風第19号による図書館への影響
Posted 2019年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39264

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)、「令和元年台風19号関連」のページを開設

2019年10月18日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が、同協会のウェブサイトに「令和元年台風19号関連」のページを開設しています。

18日現在での各館の状況は調査中と記載されています。

また、水損公文書等のレスキュー活動に役立つ情報へのリンクも掲載されています。

令和元年台風19号関連(全史料協,2019/10/18)
http://www.jsai.jp/rescueA/typhoon19/20191012.html 

参考:
常陸大宮市(茨城県)、文書館・歴史民俗資料館・市史編さん室で台風19号で被災した古文書・資料・民具・書画・写真などの受入・相談を受け付け
Posted 2019年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39257

日本博物館協会、台風第19号による博物館の被災状況について情報を収集中:賛助会員から水損した映像音声資料の無償クリーニングの申し出

2019年10月16日、日本博物館協会が、台風第19号による博物館の被災状況について、関連支部を通じて情報収集中であると発表しています。

また、同協会の賛助会員である(株)東京光音から、水損した映像音声資料の無償クリーニングの申し出があったこともあわせて紹介しています。

日本博物館協会 News
https://www.j-muse.or.jp/
※「台風19号による博物館の被災につきまして」とあります。

令和元年台風19号に伴う視聴覚資料救済窓口開設について(東京光音,2019/10/15)
http://www.koon.co.jp/info/1.html#d20191015

参考:
令和元年台風第19号による博物館等への影響
Posted 2019年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39263

日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム、川崎市市民ミュージアム寄贈の脚本は浸水の被害を免れたと発表:閲覧は休止

日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムが、台風第19号により浸水被害を受けた川崎市市民ミュージアムに寄贈されている脚本は、3階に所蔵されているため被害を免れたと発表しています。

当面の間閲覧は休止とのことです。

日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム NEWS
https://www.nkac.jp/
※「川崎市市民ミュージアムでの脚本閲覧休止について」とあります。

関連:
ミュージアムライブラリー(川崎市民ミュージアム)
https://www.kawasaki-museum.jp/library/

参考:
CA1958 - 脚本アーカイブズ活動の成果と今後の展望 / 石橋 映里
カレントアウェアネス No.341 2019年9月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1958

千葉県立図書館、台風第19号による県内市町村立図書館等の被災状況を発表

2019年10月18日、千葉県立図書館が、台風第19号による県内市町村立図書館等の、10月16日現在までの被災状況等を発表しました。

台風19号による市町村立図書館等の被災状況について(お知らせ)(千葉県立図書館,2019/10/18)
http://www.library.pref.chiba.lg.jp/information/central/19.html

参考:
栃木県立図書館、同館ウェブサイトに台風19号接近による県内市町立図書館等の臨時休館・開館時間変更等の情報を掲載
Posted 2019年10月11日
https://current.ndl.go.jp/node/39249

神奈川地域資料保全ネットワーク、台風第19号による被災資料の有無について情報を収集中

2019年10月18日、神奈川地域資料保全ネットワークが、台風第19号による県内での被災資料の有無について情報を収集中であると発表しています。

気づいた点や意見・要望などがあれば、同ネットワークの事務局まで連絡するようよびかけています。

台風19号について(お願い) (神奈川地域資料保全ネットワーク,2019/10/18)
https://kanagawa-shiryounet.hatenablog.com/entry/2019/10/18/232808

参考:
歴史資料ネットワーク、「2019年台風19号被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を公表
Posted 2019年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39261

角田市郷土資料館(宮城県)・那須歴史探訪館(栃木県)・長野県立歴史館、台風第19号により被害を受けた古文書・写真・民具等の相談を受け付け

宮城県の角田市郷土資料館、栃木県の那須歴史探訪館、長野県立歴史館が、台風第19号により被害を受けた古文書・写真・民具等の相談を受け付けていると発表しています。

【令和元年台風第19号災害関係】角田市からのお知らせ(第2号)[PDF:2ページ](角田市,2019/10/17)
http://www.city.kakuda.lg.jp/contents/200326105.pdf
※「⑦古文書などの資料保存についてのお願い」とあります。

被災した歴史資料等についてのお願い(那須歴史探訪館,2019/10/17)
http://www.town.nasu.lg.jp/0156/info-0000001610-1.html