アーカイブ - 2019年 11月 12日

『資料組織化研究-e』が終刊

1964年に『Technical Services』というタイトルで創刊され、2008年からはオンライン版『資料組織化研究-e』として刊行されてきた同誌が、2019年11月刊行のNo.74で終刊しました。編集委員会の終刊のあいさつによれば、編集委員の高齢化が理由であるとのことです。

編集委員会よりー終刊のご挨拶(『資料組織化研究-e』)
http://techser.info/wp-content/uploads/2019/11/74-201911-hen.pdf

参考:
雑誌『資料組織化研究』、オンライン版へ移行
Posted 2008年12月22日
https://current.ndl.go.jp/node/9849

国立国会図書館、『外国の立法』2019年11月号に、欧州連合(EU)のデジタル著作権指令に関する記事を掲載

国立国会図書館(NDL)は、『外国の立法』No.281-2(2019年11月:月刊版)に、欧州連合(EU)の「デジタル単一市場における著作権指令」に関する記事を掲載しました。

外国の立法 2019年刊行分 No.278-1~(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/2019/index.html

【EU】デジタル単一市場における著作権指令 [PDF:1127KB]
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11382322_po_02810204.pdf?contentNo=1

500頭のヤギが設けた防火帯がレーガン大統領図書館を山火事から守ることに貢献(米国)

2019年10月30日に米国・カリフォルニア州で起こった山火事からレーガン大統領図書館を守るにあたり、500頭のヤギが貢献したとロイター通信が報じています。

同図書館にはレーガン政権期の文書や記念品が所蔵されており、当時の大統領専用機やベルリンの壁の一部が納められているほか、レーガン元大統領本人とナンシー夫人が埋葬されています。

山火事は10月30日の午前中には図書館を囲み、大統領専用機を展示している格納庫から50フィート地点まで迫りましたが、図書館に到達することなく消火されました。図書館の近くの草むらを除去し、防火帯を設けていたことが消火活動に貢献したとされています。

この防火帯は2019年5月に、ヤギに食べさせることで草を除去するサービスによって設けられたものでした。大統領図書館付近の防火帯設置には500頭のヤギが参加したとのことで、「ヤギが草をすべて食べていたので、図書館には火が届かなかった」とする図書館広報担当者のコメントが紹介されています。

【イベント】九州大学附属図書館・統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻共同開催セミナー「研究インパクト指標」(12/9・福岡)

2019年12月9日、九州大学中央図書館(福岡県福岡市)4階きゅうとコモンズにおいて、九州大学附属図書館・統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻の共催によるセミナー「研究インパクト指標」が開催されます。

セミナーでは、米・イリノイ大学図書館・グレインジャー工学図書館情報センターのWilliam H Mischo氏、Mary C Schlembach氏による講演「大学における研究インパクト指標の利用と評価」(逐次通訳付)が行われます。講演の要旨によれば、イリノイ大学図書館が開発した研究インパクトデータの可視化システムや、さまざまな利用可能な研究指標間の関係を調べた結果についての紹介が行われるとあります。

参加費は無料、定員は80人(事前申し込み要)です。

セミナー「研究インパクト指標」(12/9)(九州大学附属図書館)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/events/20191209

【イベント】学術講演会「オープンサイエンスと大学図書館-京都大学の取り組み-」(12/6・松山)

2019年12月6日、愛媛大学図書館(愛媛県松山市)において、学術講演会「オープンサイエンスと大学図書館-京都大学の取り組み-」が開催されます。

講師は京都大学附属図書館学術支援課長の山中節子氏であり、大学におけるオープンサイエンスの展望と課題に関し、大学図書館との関わりを中心として、京都大学での取り組みの紹介が行われます。

参加費は無料ですが、事前の申込みが必要です。

学術講演会「オープンサイエンスと大学図書館-京都大学の取り組み-」(愛媛大学)
https://www.ehime-u.ac.jp/data_event/data_event-105677/
https://www.ehime-u.ac.jp/wp-content/uploads/2019/11/2019_poster.pdf
※二つ目のURLはポスターです。[PDF:1ページ]

【イベント】公開シンポジウム「オープンアクセス:これまでとこれから」(12/17・堺)

2019年12月17日、大阪府立大学中百舌鳥キャンパス(大阪府堺市)において、大阪府立大学学術情報センター図書館、大阪市立大学学術情報総合センターが共催する公開シンポジウム「オープンアクセス:これまでとこれから」が開催されます。

大阪府立大学、大阪市立大学の学術リポジトリのこれまでの歩みを振り返るとともに、オープンアクセスやリポジトリについて、特に研究者にとっての意義と今後の展望を考えるシンポジウムとあります。

参加費は無料であり、定員は300人(事前申し込み要、残席に余裕がある場合のみ当日参加受付)です。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

〇第一部
・大阪府立大学学術情報リポジトリOPERAの10年 
・大阪市立大学学術機関リポジトリOCURA
・基調講演「研究成果のオープン化から始まる研究戦略」
引原隆士氏(京都大学図書館機構長・附属図書館長)

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、日本古典籍くずし字データセットに字形データを大幅に追加:データセットを活用した無料のAIくずし字OCRサービスも公開

2019年11月11日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は、日本古典籍くずし字データセットに字形データを大幅に追加し、文字数が684,165字から1,086,326字となったことを発表しました。

データセットに対してクリーニングを行い、一部の新字を旧字に統合した結果、文字種については4,645種から4,328種に減少したとあります。

あわせて、同データセットを活用したAIくずし字OCRサービスである「KuroNetくずし字認識サービス」も公開されました。IIIFに準拠した画像を対象として、多文字くずし字OCR機能を提供するものです。

「KuroNetくずし字認識サービス」のページでは、利用には登録が必要であること、利用は無料であるが他者の利用をさまたげるような利用状況となった場合は制限を行う可能性があること等、利用方法と制限に関する説明が掲載されています。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団からAPC助成を受けた3,268本の論文に関する分析結果とデータが公開される

2019年11月7日付けのThe Scholarly Kitchenブログ記事で、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からAPC助成を受けた3,268本の論文について、同財団が公開した請求書データの分析結果が紹介されています。また、分析結果のデータも公開されています。

分析を行い、記事を執筆したのは出版コンサルティング会社Paloma & Associatesの研究者らや、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の大学図書館員らです。執筆者らがビル&メリンダ・ゲイツ財団の知識・研究サービス部門の担当者に、同財団のオープンアクセス(OA)方針を受け、APC(論文処理加工料)の助成を受けた論文の請求書データの提供を求めたところ、同財団が承諾し、データを公開したことによって、今回の分析が行われました。

京セラコミュニケーションシステム株式会社、公共図書館システム「ELCIELO」と株式会社オトバンクの「audiobook.jp」を連携させたオーディオブック配信サービスの提供を開始へ

2019年11月12日、京セラコミュニケーションシステム株式会社は、同社の公共図書館システム「ELCIELO」と株式会社オトバンクの「audiobook.jp」を連携させたオーディオブック配信サービスの提供を2020年2月から開始すると発表しています。

「ELCIELO」のオプションサービスとして提供予定で、導入館では、利用者が図書館に行かずに、パソコンやスマートフォンを用いて図書館のウェブサイトからオーディオブックを検索・視聴できるようになります。

サービス提供開始に先立ち、「ELCIELO」を導入館を対象にトライアルユーザの募集を行うとしています。

公共図書館システム「ELCIELO」が「audiobook.jp」と連携し、本を耳で聴く「オーディオブック配信サービス」を提供開始へ(京セラコミュニケーションシステム,2019/11/12)
https://www.kccs.co.jp/news/release/2019/1112/

Artstor、英国のサイエンスミュージアムグループの所蔵品約5万点の画像を公開

2019年10月29日、教育・研究目的で美術品のデジタルライブラリを構築しているArtstorが、英国の科学博物館・科学産業博物館・科学メディア博物館・鉄道博物館・鉄道博物館(シルドン)からなるコンソーシアム「サイエンスミュージアムグループ」の所蔵品約5万件の画像を“Open Artstor: Science Museum Group”で公開したと発表しています。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで公開されています。

New collection - Open Artstor: Science Museum Group(Artstor, 2019/10/29)
https://www.artstor.org/2019/10/29/new-collection-open-artstor-science-museum-group/

東洋美術学校、花村えい子氏(画家・アーティスト)のオリジナル原画調査レポートを公表:マンガ原画の保存状態調査の一環

2019年11月8日、学校法人東洋美術学校が、画家・アーティストである花村えい子氏のオリジナル原画調査レポートを公表しました。

同校の保存修復科における、マンガ原画の状態調査を行う事業「マンガ原画の保存状態調査」の一環として、花村えい子氏のマンガ原画632点の調査を実施した結果です。

同事業は、日本のマンガ原画の保存状態の数値化、及び修復などの対処が必要な原画の所在と優先度の可視化をテーマとした調査事業で、原稿用紙の酸性度、使用画材の変遷、制作過程で使われる粘着テープの劣化などが指摘されています。

【マンガ原画の保存状態調査】漫画家・アーティスト『花村えい子』先生オリジナル原画調査レポート公開(東洋美術学校, 2019/11/8)
https://www.to-bi.ac.jp/2019/11/08/hs_report-3/

電子出版制作・流通協議会(電流協)、「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2019年10月01日)」を公表

2019年10月28日、電子出版制作・流通協議会(電流協)が、「電子書籍貸出サービス」を実施している地方公共団体の公共図書館をまとめた「電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2018年7月1日)」を公表していました。

公表資料(電流協)
https://aebs.or.jp/Publication.html
※2019/10/28欄に「電子図書館(電子書籍貸出サービス)実施図書館(2019年10月01日)更新」とあります。

電子図書館(電子貸出サービス)実施図書館(2019年10月01日)(電流協)
https://aebs.or.jp/Electronic_library_introduction_record.html

美馬市立図書館(徳島県)、「美馬の記憶 デジタルアーカイブ化事業」を開始:明治・大正・昭和時代の市内の写真を募集

徳島県の美馬市立図書館が、「美馬の記憶 デジタルアーカイブ化事業」の開始を発表しています。

昔の写真を広く収集し、デジタル化して保存・整理していくことで、劣化・散逸・消滅の危機から守り、次世代へと引き継ぐことを目的とした事業で、自宅に眠っている明治・大正・昭和時代の市内の昔懐かしい風景や建物・産業・行事などの写真を募集しています。

募集期間は2019年11月1日から2020年1月31日までです。

美馬市立図書館(Facebook,2019/11/11)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1215904961943295&id=170181613182307