アーカイブ - 2019年 11月 13日

出版流通学院、『書店の未来』アイデアコンテストを開催中:“30年後の書店の未来の姿”についてのアイデアを募集

2019年11月1日、日本出版販売株式会社の出版流通学院は、『書店の未来』アイデアコンテストの開催を発表しました。

同学院開設30周年の節目を迎えるに当たって開催されるものであり、2020年1月6日までの期間、“30年後の書店の未来の姿”についてのアイデアを募集しています。

次の3点に基づいて、厳正かつ公平に審査を行うとあります。なお、入賞者には賞品が用意されています。

・着眼点が独創的で斬新なアイデアか
・本との素敵な出会いを演出しているか
・行ってみたい!と思う書店か

英・電子情報保存連合(DPC)、失われる恐れのあるデジタルコンテンツのリスト“BitList”の第2版を公開

2019年11月7日、英・電子情報保存連合(DPC)は、2019年の世界デジタル保存デーにあわせ、“BitList”の第2版となる“The BitList 2019:The Global List of Digitally Endangered Species”の公開を発表しました。

“BitList”は適切なデジタル保存が行われなければ失われる可能性の高いデジタルコンテンツのタイプをまとめたリストであり、デジタル保存に関わるコミュニティにとってのアドヴォカシー・ツールと位置付けられています。

各コンテンツは消失リスクの程度によって、“Lower Risk”、“Vulnerable”、“Endangered”、“Critically Endangered”、“Practically Extinct”の5段階に区分されており、コンテンツ毎に消失リスクが高い/低い状況等の簡略な情報が記載されています。

作成に当たっては、リストの旧版(2017年の初版、2018年の改訂版)と、各国のデジタル保存に関わるコミュニティから寄せられた投稿が元となっており、その後DPCによるレビューを経て公開されました。

【イベント】慶應義塾大学DMC研究センターシンポジウム「大学教育のミライ:オープンエデュケーションのその先へ」(11/20・横浜)

2019年11月20日、慶應義塾大学日吉キャンパス(神奈川県横浜市)において、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ(DMC)統合研究センターが主催するシンポジウム「大学教育のミライ:オープンエデュケーションのその先へ」が開催されます。

MOOCでの取り組みを含め、慶應義塾大学を含むいくつかの大学での経験を共有し、参加者とともにこれからの大学や学びについて考えるシンポジウムです。入場無料、事前申し込み要(先着順)です。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

〇講演〜グローバルMOOCの経験から〜
大川恵子氏(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授/DMC研究センター副所長)
森秀樹氏(東京工業大学教育革新センター准教授)
藤本徹氏(東京大学大学院情報学環・学際情報学府講師/大学総合教育研究センター講師)
佐々木孝浩氏(慶應義塾大学付属研究所斯道文庫・文庫長)

〇デモ説明

【イベント】システム共同運用記念シンポジウム「早慶図書館の挑戦」(2/25・東京)

2020年2月25日、早稲田大学国際会議場 井深大記念ホール(東京都新宿区)において、早稲田大学図書館、慶應義塾大学メディアセンターが主催するシンポジウム「早慶図書館の挑戦」が開催されます。

早稲田大学図書館と慶應義塾大学メディアセンターは、2019年9月に日本初となる図書館システム共同運用を開始しました。今回のシンポジウムは、システム選定、導入、運用といったこれまでの経験について広く共有する機会として開催するとあります。

参加費は無料であり、定員は400人(先着順)です。また、シンポジウム終了後に情報交換会(定員100人、参加費3,000円)も開催されます。

当日の主なプログラムは次のとおりです。

〇午前の部
・Ex Libris 社による製品紹介 [英語:通訳なし]
・コンソーシアム事例 [英語:通訳なし]
TRAILS (Treasure State Academic Information & Library Services)
ゲストスピーカー:Kenning Arlitsch,Dean of the Library, Montana State University
※日本語訳資料が用意されます。

米国学校図書館員協会(AASL)、オープン教育資源(OER)の作成・選定を行なう学校図書館員を支援するためのツールキットを公表

2019年11月8日、米国図書館協会(ALA)は、米国学校図書館員協会(AASL)が、学校・学区等のためにオープン教育資源(OER)の作成・選定を行なう学校図書館員を支援することを目的とした“Open Educational Resources (OER) Toolkit”の公表を発表しました。

同ツールキットは、新しい学校図書館基準である『学習者、学校図書館員、学校図書館のための全国学校図書館基準』(National School Library Standards for Learners, School Librarians and School Libraries)に基づいて構成されているため、潜在的な役割や責任、機会などを明確に把握することができると説明されています。

ツールキットの「ペルソナ」を利用することで、学区のOERの実施目標を達成するために学校図書館員がどのように教員・管理職、その他利害関係者と交流・協力すればよいか理解できるとしています。

韓国、2019年「全国図書館運営評価」における優秀図書館を発表:最優秀賞はソウル特別市東大門区踏十里図書館等

2019年10月11日、韓国の文化体育観光部と、大統領所属図書館情報政策委員会は、今年の「全国図書館運営評価」において優秀図書館に選ばれた図書館を発表しています。

「全国図書館運営評価」は、図書館サービスの改善を目的に、2008年から、公共・学校・専門・兵営・刑務所の図書館を対象に行われているもので、2019年は、2,315館が参加しました。

大統領表彰2館、国務総理表彰7館、副総理兼教育部長官表彰3館、文化体育観光部長官表彰33館、図書館委員会委員長特別賞6館が選ばれ、副賞として賞金(総額)5,850万ウォンも授与されました。

最優秀賞にあたる大統領表彰には、使われていない空間を活用した住民主導の読書サークルといった地域の同好会へのコミュニケーション空間の提供・各事業に特化した情報サービスの提供・ビックデータの活用や情報疎外階層を対象としたサービスの拡大等が評価されたソウル特別市東大門区踏十里図書館と、教員・生徒が参加する読書教育プログラムの教科教育との連携・司書教諭による学校図書館を活用した読書プログラムや論文作成指導が評価された江原道の民族史観高校が選ばれました。

米国図書館協会(ALA)、学校図書館員を養成する修士課程の基準“ALA/AASL Standards for Initial Preparation of School Librarians”の教育者準備認定評議会(CAEP)による承認を発表

2019年11月11日、米国図書館協会(ALA)は、米国学校図書館員協会(AASL)によって策定された“ALA/AASL Standards for Initial Preparation of School Librarians”が、今年8月に、教育者準備認定評議会(CAEP)の専門職団体標準委員会(Specialized Professional Associations Standards committee)から承認されたと発表しています。

“ALA/AASL Standards for Initial Preparation of School Librarians”は、学校図書館員を養成する修士課程の基準で、同基準に基づいた修士課程を提供する機関のみが学校図書館員の養成機関として認められます。

新しい学校図書館基準である『学習者、学校図書館員、学校図書館のための全国学校図書館基準』(National School Library Standards for Learners, School Librarians and School Libraries)に則って策定されています。

承認されたことにより、2年間の移行期間が開始され、2010年版か2019年版かを選択できます。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、本館2階にCenter for Research in the Humanitiesを開設

2019年10月21日、米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、 Center for Research in the Humanitiesの開設を発表しています。

同センターは、本館の公共スペースを復元・改良・拡大するための図書館の基本計画の一部として、事務室や書庫として使われていたNYPLの本館2階を改修したものです。8,000平方フィート超の面積があり、静かな調査空間、図書館の研究コレクションを用いた作業、一時的な展示、コレクションに関連したイベントなどを実施するための9つの部屋、56席を備えています。

計画されているプログラムとして、

・様々な分野の研究の取り組み方法を教える“Research Instructional Series”
・毎月第一水曜日実施のコレクションの小規模展示“Collections Open Houses”
・著作権や引用に関して実践的に学ぶ研究者のための“Scholarly Communications Series”

が挙げられています。

豊島区立中央図書館(東京都)、ひかり文庫(点字図書館)にて、AI視覚支援デバイス「オーカム」を使った読書体験を実施中

東京都の豊島区立中央図書館が、ひかり文庫(点字図書館)において、AI視覚支援デバイス「オーカム」を使った読書体験を2019年11月30日まで実施中です。

「オーカム」は活字を人工知能(AI)が読み上げる装置で、メガネフレームに取り付けることができます。小型カメラが捕らえた文字を耳元のスピーカー、またはブルートゥースヘッドフォンから音声で聞くことができます。

読書体験は、視覚による表現の認識が困難な人が対象で、ひかり文庫に電話やFAXで申し込んで体験することができます。

ひかり文庫 「AI視覚支援デバイス(オーカム)」を使った読書体験のお知らせ(豊島区立図書館, 2019/10/1)
https://www.library.toshima.tokyo.jp/contents;jsessionid=2FB93DDB06FADD8306E85FA4BA6D452B?0&pid=1016

「第5回図書館レファレンス大賞」の各賞が発表:文部科学大臣賞は田原市図書館(愛知県)「まちづくりにつながる行政・議会支援サービス」

2019年11月12日、第21回図書館総合展内で「第5回図書館レファレンス大賞 最終審査・授賞発表」が行われ、以下の通り各賞が決定しました。

文部科学大臣賞
田原市図書館(愛知県)「まちづくりにつながる行政・議会支援サービス」

図書館振興財団賞
九州大学附属図書館「Web学習ガイド「Cute.Guides」による課題解決支援」

審査員会賞
近畿大学中央図書館「すべてのカウンターにレファレンスを! -年間登録件数1万2千件 レファレンス統計システムの活用-」

【発表】第5回図書館レファレンス大賞 三賞決定(図書館総合展, 2019/11/12)
https://www.libraryfair.jp/news/9513

参考:
「第5回図書館レファレンス大賞」の最終審査候補3事例及び奨励賞が発表される
Posted 2019年10月15日
https://current.ndl.go.jp/node/39272