アーカイブ - 2019年 11月 26日

中国・復旦大学、中国の印譜を収録したデジタルアーカイブを公開:IIIFにも対応

2019年11月15日、中国・復旦大学は、中国の印譜を収録したデジタルアーカイブ「印譜文献虚擬図書館」を同日に公開したことを発表しました。同アーカイブの収録コンテンツはIIIFに対応しているほか、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY-NC-ND 3.0 CNが採用されています。

公開について報じる寧波晩報の2019年11月21日付け記事によると、現時点では、印譜の蒐集で知られる香港の林章松氏が復旦大学図書館に寄贈した印譜500部、復旦大学図書館所蔵の印譜1部の計501部が公開されています。

复旦大学“印谱文献虚拟图书馆”正式启用(復旦大学, 2019/11/15)
https://news.fudan.edu.cn/2019/1115/c1247a103002/page.htm

スイス視聴覚遺産保存協会Memoriav、フィルムとビデオのデジタルアーカイビングに関するガイドのバージョン1.2を公開

2019年11月7日、スイス視聴覚遺産保存協会Memoriavは、フィルムとビデオのデジタルアーカイビングに関するガイド“Memoriav Recommendations Digital Archiving of Film and Video:Principles and Guidance”のバージョン1.2を公開しました。

フィルムとビデオのデジタル化やデジタルアーカイビングに携わるアーキビスト、キュレーターを対象としたガイドであり、主な内容構成は次のとおりとなっています。

第1章:本文書の目的(Purpose of this document)
第2章:イントロダクション(Introduction)
第3章:用語:説明、定義、事例(Terms : explanations, definitions and examples)
第4章:計画と実施(Planning and practical implementation)
第5章:推奨事項(Recommendations)
第6章:付録(appendix)

研究データ同盟(RDA)、研究データ管理に関するケーススタディーをまとめた単行書“Engaging Researchers with Data Management: The Cookbook”のPDF版を公開

研究データ同盟(RDA)は、2019年10月に英・Open Book Publishers(OBP)社から刊行された単行書“Engaging Researchers with Data Management: The Cookbook”のPDF版をRDAのウェブサイト上で公開しています。

同書は、研究データ管理に関し研究者と協力するために各地の研究機関が開発した様々な戦略を紹介するものであり、世界中の機関から集められた24のケーススタディーを収録しています。なお、執筆にはRDAの「研究データのための図書館」研究グループ(Library for Research Data Interest Group)のメンバーらが携わっています。

同書のライセンスはCC BY 4.0となっており、またOBP社のウェブサイトではPDF版に加えHTML版も公開されています。

ジャパンサーチ(試験版)、「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始

2019年11月25日、ジャパンサーチ(試験版)は、東京大学が学内の様々なデジタル化されたコレクションの横断検索が可能なポータルサイトとして構築している「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」との連携を開始したことを発表しました。

「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」上のメタデータのうち、利用条件がパブリック・ドメイン・マーク(PDM)、CC0、CC BY、CC BY-SAであるものがジャパンサーチ(試験版)に提供され検索可能となっています。

@jpsearch_go(Twitter,2019/11/25)
https://twitter.com/jpsearch_go/status/1198874505923313664

お知らせ(ジャパンサーチ(試験版))
https://jpsearch.go.jp/news
※2019年11月25日付けのお知らせに「東京大学の「東京大学学術資産等アーカイブズポータル」と新たに連携しました!」とあります。

米・アイビー・プラス図書館連合、中国・香港・台湾のドキュメンタリー映画製作者に関するウェブコンテンツを収集したウェブアーカイブを公開

2019年11月11日、米・コロンビア大学図書館は、中国・香港・台湾のドキュメンタリー映画製作者に関するウェブコンテンツを収集したウェブアーカイブ“Independent Documentary Filmmakers from China, Hong Kong, and Taiwan Web Archive”の公開を発表しました。

このウェブアーカイブは、デューク大学とプリンストン大学の中国研究専門の図書館員によって構築され、中国本土・香港・台湾において、各地域の社会的政治的発展にとって重要な役割を果たした、著名なドキュメンタリー映画製作者作成のウェブサイト・ブログ・配信動画といったウェブコンテンツを保存するものです。アイビー・プラス図書館連合による、消滅しやすいウェブサイトのテーマ別の精選・収集を目指すプログラム“Web Resources Collection Program”の共同コレクションの1つとなっています。

OA2020、学術雑誌のオープンアクセス(OA)への転換に関する達成状況を示した“OA2020 Progress Report”の最新版として2019年11月版を公開

2019年11月18日、学術雑誌のオープンアクセス(OA)化を目指すイニシアチブ“OA2020”は、Twitterアカウント上でその取り組みの達成状況を示した“OA2020 Progress Report”の最新版として2019年11月版が利用可能であることを発表しました。

2019年11月版の“OA2020 Progress Report”では、2018年12月の“14th Berlin Open Access Conference”に参加した37か国の代表によって発された最終声明以来の進捗状況が報告されています。2019年11月現在、OA2020には全世界の4,600以上の機関を代表して140以上の組織が署名しています。African Open Science Platform等と共同したサンパウロ声明の公表やcOAlition Sと共同でOA転換の加速化に取り組むことを示した声明に見られるように、OA2020の理念は他のOAに関するイニシアチブを含む世界中の利害関係者からコンセンサスを獲得しており、協調して取り組みを進めていることが紹介されています。

大阪市立図書館、ブックリスト「大阪市立図書館 電子書籍EBSCO eBooksで読むSDGs(持続可能な開発目標)」を公開

2019年11月26日、大阪市立図書館が、ブックリスト「大阪市立図書館 電子書籍EBSCO eBooksで読むSDGs(持続可能な開発目標)」を公開しました。

SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標ごとに、「大阪市立図書館 電子書籍EBSCO eBooks」で利用可能な電子書籍を紹介したリストです。

あわせて、「大阪市立図書館電子書籍EBSCO eBooksで読むSDGsリスト」紹介の電子書籍と、同館所蔵の冊子体の本をあわせたリストをCC BY4.0で公開しています。

大阪市立図書館 電子書籍EBSCO eBooksで読むSDGs(持続可能な開発目標)(大阪市立図書館, 2019/11/26)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joppu8rfv-510#_510

国際図書館連盟(IFLA)、「グリーンライブラリー賞2020」への応募受付開始

2019年11月22日、国際図書館連盟(IFLA)の「環境の持続可能性と図書館」(Environmental Sustainability and Libraries:ENSULIB)に関する専門部会が、「グリーンライブラリー賞2020」への応募の受付を開始しました。

グリーンライブラリーに関するプロジェクト・イニシアチブ・アイデアを持つ、あらゆる図書館が応募可能で、ENSULIBの目標・領域への適応可能性、国連のSDGsへの図書館の貢献、プレゼンテーション全体の質、IFLAの「戦略2019-2024」の主要戦略1.1「SDGsの達成における図書館の力を示す(Show the power of libraries in achieving the Sustainable Development Goals)」との関連性、に基づき評価されます。

締切は2020年1月15日で、受賞館は、8月にアイルランド・ダブリンで開催される第86回IFLA年次大会で表彰されます。

ACRL・ALA・ARL、共同で設置した中等後教育総合データシステム(IPEDS)の大学図書館の定義に関する諮問委員会の2020年8月までの延長を発表

大学・研究図書館協会(ACRL)、米国図書館協会(ALA)、北米研究図書館協会(ARL)は、全米教育統計センター(NCES)が提供する中等後教育総合データシステム(IPEDS)に対して大学図書館の構成要素に関する最新の情報を提供する取組を継続するため、共同で設置した大学図書館の定義に関する諮問委員会(Joint Advisory Task Force)の2022年8月31日までの延長を発表しました。

同委員会では、冊子体の共同管理(Shared Print)や電子コレクション(Electronic Collection)分野における定義上の問題や大学図書館界から提起された課題への対応に関する推奨事項を策定します。

裾野市(静岡県)、『裾野市史』のPDFデータをCC BY 4.0で公開

2019年11月25日、静岡県の裾野市が、『裾野市史』のPDFデータをCC BY 4.0で公開しました。

公開していない付属の図表もあるとしています。

新着一覧(裾野市)
http://www.city.susono.shizuoka.jp/news.html
※2019年11月25日欄に「裾野市史をオープンデータとして公開」とあります。

裾野市史のPDFデータ公開(裾野市)
http://www.city.susono.shizuoka.jp/kanko/6/2/8113.html

参考:
愛知県、「愛知県史オープンデータ」を公開
Posted 2019年3月22日
https://current.ndl.go.jp/node/37840

宇部市(山口県)、同市の100年を振り返る「写真・映像・音声」を募集:デジタルアーカイブ等で活用

2019年11月25日、山口県の宇部市が、2021年の市制施行100周年を記念し、同市の100年を振り返る「写真・映像・音声」を、市民や団体、企業等から広く募集すると発表しました。

提供された写真等は、市のウェブサイトで公開するとともに、100周年の記念動画やデジタルアーカイブ等で活用するとしています。

募集期間は2020年1月31日までです。

宇部市100年の記憶を辿る「写真・映像・音声」を募集します(宇部市, 2019/11/25)
https://www.city.ube.yamaguchi.jp/houdou/100th/2019/kinennkikaku1.html