アーカイブ - 2019年 9月 10日

東京学芸大学附属図書館、同大学の学生を対象としたアンケート調査「図書館における学習環境改善のための調査」の結果概要を公表

2019年9月6日、東京学芸大学附属図書館は、アンケート調査「図書館における学習環境改善のための調査」の結果概要を公表しました。

2019年度末から2020年度にかけて予定されている同館の増築工事に先立ち実施されたものであり、調査目的は「東京学芸大学附属図書館ラーニングコモンズの増築に伴い、その機能を強化するにあたって、学生の学習状況や図書館の利用方法、図書館に期待していることは何かを把握すること」としています。

調査は2019年2月22日から2019年3月31日、2019年5月8日から2019年6月30日の期間、同大学の学部学生・大学院生を対象としてウェブサイト上で実施され、回答総数は378名(学部学生284名・大学院生88名)でした。

結果概要には、利用目的やグループ学習等に関する設問の回答結果概要が掲載されています。また、「あなたの参加している授業やゼミの課題を行うために、現在の図書館に足りないもの/空間は何だと思いますか」という設問の回答も掲載されており、上位3位は「資料や文献」「電源が使える場所」「発声練習や朗読練習のできる場所」となっています。

学術機関リポジトリデータベース(IRDB)、資源タイプ「会議発表論文」の登録コンテンツがCinii連携の対象になったことを発表

2019年9月9日、学術機関リポジトリデータベース(IRDB)は、IRDBに資源タイプ「会議発表論文」で登録されたコンテンツが、CiNii Articlesへの連携対象になったことを発表しました。

「会議発表論文」がCiNii連携の対象になりました。(IRDB, 2019/9/9)
https://support.irdb.nii.ac.jp/ja/news/20190909

参考:
学術機関リポジトリデータベース(IRDB)で検索可能なコンテンツ数が300万件を突破
Posted 2019年4月11日
http://current.ndl.go.jp/node/37993

新「学術機関リポジトリデータベース(IRDB)」が正式公開
Posted 2019年4月3日
http://current.ndl.go.jp/node/37942

災害記念碑デジタルアーカイブマップが公開される

高知大学の2019年8月30日付けプレスリリースにおいて、同大学海洋コア総合研究センターの浦本豪一郎特任助教が、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人防災科学技術研究所との共同研究の一環として、「災害記念碑デジタルアーカイブマップ」を構築し、ウェブ上で公開したことが紹介されています。

高知県沿岸部をはじめとして、全国各地にある地震災害や水害を記録した災害記念碑の位置や碑文の内容等の総合情報を公開しており、その目的として、過去の災害を学習する入口としての活用を挙げています。今後、順次コンテンツを追加し充実させていく予定とあります。

なお、プレスリリースでは、災害記念碑に関し以下の点に言及しています。

・災害記念碑の位置が過去の津波や洪水の到達地点を意味する場合も多く、「その場所に建てられたこと」自体に資料的価値があること
・災害記念碑の文面は過去の巨大地震や台風による被害状況を知る重要な資料であり、将来発生する大規模な自然災害への警鐘を伝えるシンボルとしても機能すること

【イベント】日本図書館研究会第352回研究例会「少年院・少年鑑別所の読書環境について:「少年院・少年鑑別所における読書環境等に関する調査2019」報告」(11/2・大阪)

2019年11月2日、日本図書館研究会事務所(大阪市西区)において、日本図書館研究会第352回研究例会「少年院・少年鑑別所の読書環境について:「少年院・少年鑑別所における読書環境等に関する調査2019」報告」が開催されます。

発表者は日本図書館研究会児童・YA図書館サービス研究グループの日置将之氏であり、同グループが実施した調査に基づき、少年院・少年鑑別所における「読書」や図書館サービスの利用状況等についての報告が行われます。

事前申し込みは不要であり、日本図書館研究会の会員以外も参加可能です。

第352回研究例会「少年院・少年鑑別所の読書環境について:「少年院・少年鑑別所における読書環境等に関する調査2019」報告」(2019.11.2)(日本図書館研究会)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2019/352invit.html

政治学とその関連分野のプレプリントサービス“APSA Preprints”が正式に開始

政治学とその関連分野のプレプリントサービス“APSA Preprints”は、2019年8月28日付けのTwitterにおいて、8月29日からのサービス開始を発表しています。

“APSA Preprints”は、米国政治学会(APSA)と英・ケンブリッジ大学出版局との協力により開発された無料でアクセスできるプレプリントサービスです。ケンブリッジ大学出版局が2019年7月に発表した、研究成果を早期の段階で公開、共有するためのプラットフォーム“Cambridge Open Engage”を利用しています。

2019年5月にベータ版が公開され、2019年8月29日から9月1日にかけて開催されるAPSAの年次会議で正式に開始される予定となっていました。

@APSA_Preprints(Twitter, 2019/8/28)
https://twitter.com/APSA_Preprints/status/1166715898624974850

中国国家図書館、同館のウェブサイト上に創立110周年特設ページを開設

中国国家図書館は、2019年9月9日に前身の京師図書館から数えて創立110周年となることから、同館のウェブサイト上に創立110周年特設ページを開設しています。

特設ページでは、同館の歴史を年表や写真、動画で振り返るコーナーや、利用者から寄せられた同館に関する思い出を紹介するコーナー等が設けられているほか、110周年を記念して開催されている会議、展示の紹介も掲載されています。

传承文明 服务社会 国家图书馆建馆110周年(中国国家図書館)
http://guanqing.nlc.cn/110th/index.html

参考:
中国国家典籍博物館で中国古典籍の大規模展示が開催中:中華人民共和国成立70周年を記念
Posted 2019年9月10日
http://current.ndl.go.jp/node/38989

中国国家典籍博物館で中国古典籍の大規模展示が開催中:中華人民共和国成立70周年を記念

2019年9月4日、中国国家図書館の所蔵資料等を展示する中国国家典籍博物館は、9月7日から、中国古典籍の大規模展示「中華伝統文化典籍保護伝承大展」を同館において開催することを発表しています。中国の文化観光部と国家文物局が主催であり、中華人民共和国成立70周年、中国国家図書館創立110周年を記念する展示です。

古典籍の保護、継承において関係機関が行ってきた努力とその成果を示すものと位置付けられており、40か所余りの公的所蔵機関及び30名余りの個人蔵書家が所蔵する貴重資料計330種余りを4つのホールに分けて展示しています。

展示開催について報じる新華網の2019年8月28日付け記事では、中華人民共和国の成立以来、等級、数量、規模において最大の古典籍展示とする文化観光部・陳彬斌氏の発言や、国宝級の古典籍や海内の孤本等に加え、近年の調査で新たに発見された重要な古典籍も初めて展示されることが紹介されています。

オーストラリア・メルボルン市、市立図書館でフルタイムのソーシャルワーカーを雇用

2019年8月29日、オーストラリア・メルボルン市は、市立図書館でフルタイムのソーシャルワーカーを雇用することを発表しました。

ホームレスの状況にある等、危険にさらされている人々(at-risk people)への支援を提供するプログラムの一環であり、同市に拠点を置きホームレス支援を行っている団体“Launch Housing”と協力し、2020年6月まで任命するとしています。

市立図書館を拠点とするソーシャルワーカーは、メルボルン市の6つの図書館のスタッフに対して研修、支援、報告を行うほか、居住支援、メンタルヘルスや家庭内暴力等に関する外部サービスと人々を結びつける手助け等を行います。

事業のコンセプトは、米国のサンフランシスコ及びデンバーで成功を収めている同様の事業から得たものとあり、2019年2月から5月までの試行期間を経て実施が決定されました。

名古屋市南図書館、伊勢湾台風で被災した住民の経験や記憶を募集中:伊勢湾台風資料室展示コーナーで掲示後資料として保存

名古屋市南図書館が、2019年8月17日から、伊勢湾台風で被災した住民の経験や記憶を募集しています。被災者から話を聞いたことのある住民からの応募も可能です。

寄せられた経験・記憶は、同館の伊勢湾台風資料室展示コーナーに11月10日まで掲示され、その後、資料として保存されます。

南図書館 伊勢湾台風から60年「あなたの伊勢湾台風の記憶を教えてください」募集しています(名古屋市図書館,2019/9/10)
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_event/entries/20190910_02.html

島根大学附属図書館、図書館コンシェルジュ主催のイベントにポイントカード制を導入

2019年9月9日、島根大学附属図書館は、同館の学生ボランティアである図書館コンシェルジュ主催のイベントについて、ポイントカード制を導入することを発表しました。

図書館コンシェルジュが主催する、ゲストスピーカーとの交流イベント「ラーコモカフェ」、留学生と日本語で話すイベント「ただ日本語で話すだけ@ラーニングコモンズ」、新しい形の読書会「ABD(アクティブ・ブック・ダイアログ)」、「ビブリオバトル」の4種類のイベントに参加するごとに1ポイントが付与されます(ビブリオバトルのプレゼンター(発表者)は3ポイント付与)。

ポイントカードは各イベント会場で配布されます。ポイントカードに5ポイントが貯まるとオリジナルのブックカバーと交換することができます。

図書館コンシェルジュ主催のイベントに参加してポイントをゲットしませんか?(島根大学附属図書館,2019/9/9)
https://www.lib.shimane-u.ac.jp/new/2019082700034/

英国放送協会(BBC)、IT企業等と提携してフェイクニュースへ対抗するための新計画を開始

2019年9月7日、英国放送協会(BBC)はIT企業数社等とともにいわゆる「フェイクニュース」に対抗するための計画を開始したことを発表しました。

これは、反ワクチン論から有権者の投票行動への影響を意図した選挙干渉まで、フェイクニュースの拡散に対して大手のIT企業は十分の対策を講じていないという批判を受けたもので、計画の立案には主要出版社やGoogle、Twitter、Facebookが協力しています。

BBCは2019年夏に提携企業等を招いて開催した会議において、選挙期間中に生命を脅かしたり民主主義を混乱させるような情報を発見した際に相互に警報を発する「早期警報システム」の構築、合同のメディア教育キャンペーン、投票の方法や場所について共通の方法で説明するような選挙に関する市民向け情報発信に関する協力など、フェイクニュースへ対抗するための新計画が策定された、としています。計画に関する詳細な情報は後日公開される予定です。

Microsoft社、ウェブブラウザEdgeのEPUB形式電子書籍へのサポートを終了:電子書籍閲覧用のアクセシブルな推奨アプリリストを公開予定

2019年8月21日、Microsoft社は同社が提供するウェブブラウザEdgeのEPUB形式の電子書籍へのサポートを終了見込みであることを発表しました。

DAISYコンソーシアム等のパートナー機関とともに作成したアクセシブルな推奨アプリのリストが、Microsoft社のアプリストア“Microsoft Store”上で2019年9月以降に公開予定です。

Download an ePub app to keep reading e-books(Microsoft,2019/8/21)
https://support.microsoft.com/en-us/help/4517840/microsoft-edge-download-an-epub-app-to-keep-reading

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)・州立図書館機構の長で構成されるCOSLA、“Measures that Matter”プロジェクトの第2フェーズを発表:公共図書館の活動と労働力開発・地域の幸福度の関係性を調査

2019年9月9日、米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)は、州立図書館機構の長で構成されるCOSLA(Chief Officers of State Library Agencies)と共同で実施する、“Measures that Matter”プロジェクトの第2フェーズの内容を発表しました。

同プロジェクトは、“Laura Bush 21st Century Librarian”プログラムの支援を受け、2016年にCOSLAによって開始された、公共図書館に関するデータを分析評価する事業で、第2フェーズでは、公共図書館の活動と、労働力開発やコミュニティの幸福に関しコミュニティにもたらされた効果との関係を調査します。

神戸市立中央図書館において、来館者と「本との新しい出会い」を促すデジタルサイネージシステムの調査実験を実施中:神戸市と楽天株式会社の包括連携協定に基づく市内大学生の人材育成を目的としたサマーインターン

神戸市立中央図書館において、2019年9月10日から9月16日まで、来館者と「本との新しい出会い」を促すデジタルサイネージシステムの調査実験が実施されています。図書館の来館者に対する、蔵書の紹介および、本への興味喚起のための効果的な情報発信に関して調査を行うことが目的です。

神戸市と楽天株式会社による包括連携協定「『若者とつくるみらいのKOBE』実現に向けた神戸活性化プロジェクト」に基づいた、神戸市内大学の学生の人材育成を目的とした「楽天技術研究所サマーインターン2019」の一環として実施されるものです。

‐楽天技術研究所サマーインターン2019‐中央図書館における本との新しい出会いを促す情報発信の実験開始のお知らせ(神戸市,2019/9/5)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2019/09/20190905040301.html

蟹江町図書館(愛知県)、「伊勢湾台風新聞資料展」を開催

愛知県の蟹江町図書館において、2019年9月10日から9月29日まで、蟹江町歴史民俗資料館企画展「伊勢湾台風新聞資料展」が開催されています。

1959年9月25日から10月31日までの新聞を展示し、被災状況や復興への取組みの記録をたどるものです。

伊勢湾台風新聞資料展(蟹江町図書館,2019/9/10)
http://www.town.kanie.aichi.jp/soshiki/19/garelly.html

参考:
愛知県公文書館、企画展「写真で見る あいちの地震・台風―伊勢湾台風60年―」を開催
Posted 2019年9月5日
http://current.ndl.go.jp/node/38955

文化財防災ネットワーク、台風15号による被害を受け「豪雨・台風が多発する時期に当たって」を発表

2019年9月9日、文化財防災ネットワークが、台風15号により各地で被害が発生していることを受け、「豪雨・台風が多発する時期に当たって」を発表しました。

【2019/09/09_NEW!】豪雨・台風が多発する時期に当たって(文化財防災ネットワーク)
https://ch-drm.nich.go.jp/news/%e8%b1%aa%e9%9b%a8%e3%83%bb%e5%8f%b0%e9%a2%a8%e3%81%8c%e5%a4%9a%e7%99%ba%e3%81%99%e3%82%8b%e6%99%82%e6%9c%9f%e3%81%ab%e5%bd%93%e3%81%9f%e3%81%a3%e3%81%a6/