アーカイブ - 2019年 9月 13日

宮城歴史資料保全ネットワーク、台風15号による被害の発生を受け、被災資料の対処方法等について情報を発信

2019年9月13日、NPU法人宮城歴史資料保全ネットワーク(宮城資料ネット)は、台風15号による被害の発生を受けてTwitterを更新し、被災資料の対処方法等について情報を発信しています。

文化財・歴史資料、写真やアルバムが被災した場合の応急処置方法を掲載したページの紹介や、最寄りの教育委員会や博物館・資料館などへの連絡を呼びかけています。

@MiyagiShiryonet(Twitter,2019/9/13)
https://twitter.com/MiyagiShiryonet/status/1172360047071883265

ネットニュース347号 台風15号被災地へお見舞い申し上げます(宮城資料ネット,2019/9/13)
http://miyagi-shiryounet.org/netnews347/

台風15号の影響により臨時休館中の八街市立図書館(千葉県)、自主避難所の中央公民館に絵本を配置

台風15号の影響により2019年9月16日まで臨時休館中である千葉県の八街市立図書館が、自主避難所として開設されている中央公民館に、新聞の最新号に加え、絵本も配置しました。

@yachimata_lib(Twitter,2019/9/13)
https://twitter.com/yachimata_lib/status/1172370784725000192

参考:
台風15号の影響により臨時休館中の八街市立図書館(千葉県)、自主避難所の中央公民館ロビーで新聞の最新号を提供
Posted 2019年9月11日
http://current.ndl.go.jp/node/39002

米・図書館情報資源振興財団(CLIR)、「隠れた特別コレクションの目録入力プログラム」の影響を分析した報告書を公開

2019年9月11日、米・図書館情報資源振興財団(CLIR)は、2008年から2014年に実施した「隠れた特別コレクションの目録入力プログラム」(Cataloging Hidden Special Collections and Archives program)の影響を分析した報告書として、“The Foundations of Discovery”を公開したことを発表しました。

「隠れた特別コレクションの目録入力プログラム」は、Andrew W. Mellon財団の支援により2008年から2014年まで実施された、学術的価値の高い「隠れた」コレクションの目録作成を支援するプログラムです。2014年までに学術機関・文化機関等へ2,740万ドル以上の助成が行われ、米国・カナダの160以上の機関で、これまでアクセスのできなかった4,000以上のコレクションの存在を明らかにしました。

公開された報告書はプログラムを通じて助成された128件のプロジェクト全てを包括的に分析した結果を示しています。報告書では、プログラムから得られた主要な結論として以下の4つを示しています。

京都外国語大学付属図書館、「ロシア語図書書誌データベース」を作成

2019年9月13日、京都外国語大学付属図書館(京都市右京区)は、「ロシア語図書書誌データベース」を作成したことを発表しました。

公開された「ロシア語図書書誌データベース」では、同館所蔵のロシア語図書について、デューイ十進分類法(DDC)による分類別に、同館蔵書検索システムの検索結果一覧画面へのリンクが用意されています。また、キリル文字を含めたキーワードの入力により、著者名や書名から同館の所蔵を検索することもできます。

新着情報とお知らせ(京都外国語大学付属図書館, 2019/9/13)
http://www.kufs.ac.jp/toshokan/index.html
※2019年9月13日欄に「「ロシア語図書書誌データベース」を作成しました」とあります

ロシア語図書書誌データベース(京都外国語大学付属図書館)
http://www.kufs.ac.jp/toshokan/russia1.htm

米国図書館協会(ALA)、Macmillan社に電子書籍のエンバーゴの撤回を求める請願書を公開:電子書籍無料貸出サービスも開始予定

2019年9月11日、米国図書館協会(ALA)と米・公共図書館協会(PLA)が、電子書籍への図書館からのアクセスを制限する昨今の動きに対する全国的なキャンペーンを行うことを発表しました。

まずALAは、大手出版社Macmillan社が図書館に販売する電子書籍に設定予定のエンバーゴの撤回を求める請願書を、オンライン上で公開しました。

Macmillan社は、各図書館で電子書籍の新刊書は1タイトルにつき1点しか購入できず、2点目以降の購入には刊行から8週間のエンバーゴが設けられる新しい電子書籍貸出モデルを2019年11月1日から導入予定です。

請願書では、電子書籍の特長として、文字の拡大が容易であること、ディスレクシアの人や目の不自由な人の読書をより容易にするためのフォントや行間隔が提供されていること、携帯用機器は軽量で持ちやすく、体の不自由な人の中にはそれによって読書がより容易になる人もいることを挙げ、このエンバーゴが、特に身体障害や学習障害を持つ図書館利用者に損失を与えるものであるとしています。そして、同請願書に署名することでMacmillan社の方針への反対を表明するよう呼び掛けています。

地方の「コミュニティ・アーカイブ」の持続可能性の確保:地方政府・図書館情報学課程との連携による事例(文献紹介)

ギリシャ・アテネで開催された第85回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会のサテライトミーティングとして、2019年8月21日・22日に、セルビア・ベオグラードで開催された地域史と系譜に関するサテライトミーティングの発表資料として、米・デンバー大学モーグリッジ教育学部調査研究方法・情報学科のMATUSIAK, Krystyna K氏等による“Preserving Cultural Heritage in Rural Areas: The Case of the Park County Local History Archives ”と題する文献が公開されています。

アーキビストやデジタル化の専門家が少ない地域においてボランティアによって担われるコミュニティ・アーカイブ活動の持続可能性が課題となっていることから、持続可能性を担保した事例の1つとして、政府機関・文化遺産機関と「連携」した米・コロラド州パーク郡のコミュニティー・アーカイブPark County Local History Archives(PCLHA)の活動を紹介するものです。

英・電子情報保存連合(DPC)、2019/2020年度の新しい活動計画を示した“DPC Prospectus 2019 – 2020”を公開

2019年9月6日、英・電子情報保存連合(DPC)、2019/2020年度の新しい活動計画を示した“DPC Prospectus 2019 – 2020”の公開を発表しました。

公開された“DPC Prospectus 2019 – 2020”では、入門レベルの研修のオンライン化・「Eメール保存研修」や「ウェブアーカイビング」等の中級レベル研修新設といった研修制度の見直し、各組織がデジタル保存機能を迅速に自己評価するためのツール“DPC Rapid Assessment Model”の公開、2019年11月7日の“World Digital Preservation Day”でのイベント開催、保存の危機に晒されているデジタルコンテンツをリスト化した“BitList of Digitally Endangered Species”の新版発行など、DPCの2019/2020年度の活動計画が示されています。

“DPC Prospectus 2019 – 2020”は英語版だけでなく、アラビア語版・フランス語版・ドイツ語版・スペイン語版も公開されています。

ほんぽーと新潟市立中央図書館、第49回「学校図書館賞」実践の部を受賞した同市教育委員会の取り組みを紹介する企画展示を開催

2019年9月5日、ほんぽーと新潟市立中央図書館は、全国学校図書館協議会(SLA)の第49回「学校図書館賞」実践の部を受賞した同市教育委員会の取り組みを紹介する企画展示の開催を発表しました。展示は2019年10月1日まで行われる予定です。

新潟市立の学校には学校司書が全校配置され、子どもが読書習慣を身につけられるように、教育委員会全体での連携、学校図書館基盤の整備、使いやすく居心地のよい環境づくり、様々な読書活動等の取組が進められています。一連の取組は全国でも先進的な事例としてSLAに評価され、第49回「学校図書館賞」実践の部を新潟市教育委員会が受賞しました。

一連の取組の紹介として、第49回「学校図書館賞」の表彰状・顕彰盾、同市の学校図書館の整備充実に関する取組、同市東区・中央区の各校学校図書館の写真、同市の学校図書館支援センターの歩みに関する企画展示が行われています。

仏・高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)、オープンサイエンスに関する国家計画の一環として「書誌多様性」を発展させる出版プロジェクトへ総額260万ユーロの助成を実施

2019年9月2日、フランスの高等教育・研究・イノベーション省(Ministère de l'Enseignement supérieur, de la Recherche et de l'Innovation:MESRI)は、「書誌多様性(bibliodiversité)」を発展させる出版・科学出版のプロジェクトの公募を発表しました。公募プロジェクトに対しては総額260万ユーロの助成が実施される予定です。

フレデリック・ヴィダル大臣がオープンサイエンスに関する国家計画の下で創設されたことを発表した310万ユーロのオープンサイエンス国家基金の一部が公募プロジェクトに対して割り当てられます。応募されたプロジェクトは専門家のパネルによって評価され、2018年に設置されたオープンサイエンス運営委員会によって選定されます。

オープンサイエンス委員会(Le comité pour la science ouverte)の同プロジェクト公募に関する発表によると、国家計画のロードマップに含まれ出版活動に関係している研究インフラストラクチャー、ロードマップに含まれないデジタルプラットフォーム、オープンアクセス(OA)を念頭に置いた図書・雑誌に関連する全ての編集イニシアチブの3種類が、公募対象として想定されています。

国立国会図書館、『外国の立法』2019年9月号に、ドイツの2017年連邦公文書館法及び中国の政府情報公開条例改正に関する記事を掲載

国立国会図書館(NDL)は、『外国の立法』No.281(2019年9月:季刊版)に、ドイツの2017年連邦公文書館法及び中国の政府情報公開条例改正に関する記事を掲載しました。

外国の立法 2019年刊行分 No.278-1~(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/legis/2019/index.html

ドイツ連邦公文書館における公文書の管理と利用―2017年連邦公文書館法制定― [PDF: 961KB]
https://doi.org/10.11501/11345898

中国における政府情報公開条例の改正 [PDF: 567KB]
https://doi.org/10.11501/11345900

IFLA Journal、2019年10月号が発行:生活を変える健康情報を特集

2019年9月10日、国際図書館連盟(IFLA)が刊行する“IFLA Journal”の45巻3号(2019年10月)が公開されました。生活を変える健康情報(Health information transforming lives)を特集しています。

デジタル化と健康格差、各々の地域の状況に応じた医学ジャーナルの評価、健康情報リテラシーの向上、健康情報リテラシー教育における公共図書館の重要性、健康情報へのアクセスと子宮頸がん検査の受診率の関係、オーストラリア・ニュージランドにおける生物医学分野のオープンアクセスのリポジトリの可能性、ヘルスサイエンス分野の司書がデザイン思考により多様な人々が参加するヘルスデータリテラシー教育を実施する方法、についての論考が掲載されています。

Out Now: October 2019 issue of IFLA Journal(IFLA,2019/9/10)
https://www.ifla.org/node/92552

【イベント】没年調査ソン in京都 vol.4(10/5・京都)

2019年10月5日、京都府立図書館で、「没年調査ソン in京都 vol.4」が開催されます。

京都府立図書館の自主学習グループ「ししょまろはん」が主催するこのイベントは、京都にゆかりのありそうな著作者の没年調査をひたすら行うものです。国立国会図書館関西館職員による没年の調べ方の講義、進め方と府立図書館の使い方の説明の後、短時間で集中して没年調査を行います。

没年調査ソン in京都 vol.4 開催のお知らせ(ししょまろはんラボ, 2019/9/13)
http://libmaro.kyoto.jp/?p=641

没年調査ソンvol.4が当館で開催されます(京都府立図書館)
https://www.library.pref.kyoto.jp/?p=19739

早稲田大学文化資源データベースで「山本忠興関係資料データベース」 「早稲田大学本部書類データベース」「早稲田大学本部書類(続)データベース」が公開

2019年9月10日、 早稲田大学文化資源データベースで「山本忠興関係資料 データベース」 「早稲田大学本部書類データベース」「早稲田大学本部書類(続) データベース」が公開されました。

各々以下のデータを検索することができます。

・山本忠興関係資料データベース
同大学の理工学部長を務めたほか、同大学のみならず日本のスポーツの振興に寄与した山本忠興氏の資料

・早稲田大学本部書類データベース
『早稲田大学史記要』第7巻に掲載された「教務課より大学史編集所に移管された東京専門学校・早稲田大学本部書類」を転載したもの

・早稲田大学本部書類(続)データベース
『早稲田大学史記要』第9巻(1976年3月発行)に掲載された「教務課より大学史編集所に移管された早稲田大学本部書類(続)」を転載したもの

江戸川区(東京都)、(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館の基本構想を発表

2019年9月11日、東京都の江戸川区が、2022年度に開設予定の(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館の基本構想を発表しました。

基本構想では、「角野栄子氏の偉大な功績と、その物語の世界観を、区の誇る文化として継承し、児童文学の素晴らしさを発信していく」、「子どもたち自身が自由に『本』と親しむ場をつくる」、「イベントや体験を通して、子どもたちの想像力と創造力を育む場にする」の3点を施設の目的として掲げています。

2019年(令和元年)9月11日 「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」基本構想発表(江戸川区,2019/9/11)
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e004/kuseijoho/kohokocho/press/2019/09/0911.html

大阪市立中央図書館、女性についての記事をWikipediaに追加する「WikiGapエディタソン 2019 in 大阪」を開催

大阪市立中央図書館が、2019年10月14日、スウェーデン大使館との共催により、「WikiGapエディタソン 2019 in 大阪」を開催します。

インターネット上のジェンダーギャップを埋めることを目的に、世界中の人が集まり、様々な分野で活躍している女性、専門性をもつ女性、生き方のお手本となる女性についての記事コンテンツをウィキペディアに追加するイベントです。

参加費は無料ですが、定員は40人(要事前申込)です。

9月29日には、東京都港区のスウェーデン大使館でも開催されます。

WikiGapエディタソン 2019 in 大阪(大阪市立図書館,2019/9/13)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jod8qbknk-510#_510

WikiGap Japan
https://wikigap.jp/