アーカイブ - 2019年 9月

9月 27日

国立国会図書館、NDL書誌情報ニュースレター2019年3号(通号50号)を公開

2019年9月26日、国立国会図書館(NDL)は、ウェブサイトに『NDL書誌情報ニュースレター』2019年3号(通号50号)を掲載しました。

NDLにおける書誌・典拠のあゆみ、全国書誌データ・レファレンス協同データベース利活用研修会の開催報告や日本十進分類法(NDC)新訂10版分類基準の改訂に関するお知らせ等を掲載しています。

書誌データの作成および提供 更新情報(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/news.html
※2019年9月26日付けのお知らせに「NDL書誌情報ニュースレター2019年3号(通号50号)を掲載しました。50号を記念してこれまでの記事を振り返って紹介し、NDL70周年を記念してNDL典拠のあゆみを概観します。また、書誌に関する各種お知らせをお届けします」とあります。

データリポジトリDryadがプラットフォームをリニューアル

2019年9月24日、データリポジトリDryadがプラットフォームをリニューアルしたことを発表しました。

新しいDryadの特徴として、研究者が可能な限り容易にデータ公開できることに焦点が当てられていることが挙げられ、具体的な特徴として以下のことが示されています。

・データセットだけを個別に投稿することが可能
・クラウドサーバやラボのサーバからデータのアップロードが可能
・最大で300GBのデータセットの取り扱いが可能
・データセットの更新やバージョン管理をどのプロセスでも行うことが可能
・公開されたデータセットごとに、データの利用や引用に関する標準化された統計を更新・表示する機能が追加
・REST APIを経由したデータの送信やダウンロード機能が追加

New Dryad is Here(Dryad,2019/9/24)
https://blog.datadryad.org/2019/09/24/new-dryad-is-here/

法政大学、「法政大学オープンアクセスポリシー」を策定

2019年9月24日、法政大学(東京都)は、同大学で生産された研究成果について、公開方法等を定めることで、研究成果を適切に公開することを目的として、「法政大学オープンアクセスポリシー」を策定したことを発表しました。

新たに策定された「法政大学オープンアクセスポリシー」では、法政大学に在籍する教員が、出版社・学協会・学内部局等が発行する学術雑誌等に掲載された研究成果を法政大学学術機関リポジトリによって公開すること、教員はその研究成果をできるだけすみやかにリポジトリ登録が許諾される著者最終原稿等の適切な版を提供すること、などが定められています。

法政大学オープンアクセスポリシーを策定しました(法政大学図書館,2019/9/24)
http://www.hosei.ac.jp/library/NEWS/jyuyo/190925_01.html

金沢市立泉野図書館、「歴史ビブリオバトル×シンポジウム」 を開催

石川県の金沢市立泉野図書館が、2019年10月14日、「歴史ビブリオバトル×シンポジウム」を開催します。

歴史書のビブリオバトルを行なった後、ビブリオバトルへの感想を糸口に、近世・近代・現代において、天皇及び元号が私たちの生活とどのような関わりを持ち、どのような変遷をたどってきたのかを3人の専門家がディスカッションするシンポジウム「『平成』から『令和』へ-天皇と地域社会-」が行われます。

参加費は無料ですが、定員128人(先着順)です。

「歴史ビブリオバトル×シンポジウム」 (金沢市)
https://info2.city.kanazawa.ishikawa.jp/www/event/detail/5170

東京藝術大学附属図書館、貴重古典籍約560点を「新日本古典籍総合データベース」で公開

2019年9月27日、東京藝術大学附属図書館が、貴重古典籍約556点(6万5,763コマ)を「新日本古典籍総合データベース」で公開したと発表しています。

国文学研究資料館の「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画(歴史的典籍NW事業)」によりデジタル化されたもので、脇本文庫等同館の他の古典籍についても「新日本古典籍総合データベース」から順次公開予定です。

岡山県立図書館、開館15周年を迎えるにあたって募集していたロゴマークを決定

2019年9月27日、岡山県立図書館が、開館15周年を迎えるにあたって募集していた同館のロゴマークが決定したと発表しています。

応募のあった235作品のなかから選ばれたもので、今後、イベント・ポスター等で同館のPRに利用するとしています。

岡山県立図書館ロゴマークの決定について(岡山県立図書館,2019/9/27)
http://www.libnet.pref.okayama.jp/news/2019/news20190927.html

参考:
開館15周年を迎える岡山県立図書館、ロゴマークを募集
Posted 2019年5月20日
https://current.ndl.go.jp/node/38189

オーストラリア国立フィルム&サウンドアーカイブ(NFSA)、同国のビデオゲームの保存のための収集に着手すると発表

オーストラリア国立フィルム&サウンドアーカイブ(NFSA)が、2019年9月27日から2020年3月9日まで開催されるGame Masters展の開会式において、同国のビデオゲームの保存のための収集に着手すると発表しました。

最初に保存するビデオゲームとして、1982年から2019年までの間の、カセットテープ・モバイル端末・VRヘッドセットといった様々なタイプのゲーム8点が選ばれています。

@NFSAonline(Twitter,2019/9/26)
https://twitter.com/NFSAonline/status/1177080488705613824

京都府立久美浜高等学校図書館、「一箱Library」のオーナーを募集中

京都府立久美浜高等学校図書館が、「一箱Library」のオーナーを募集しています。

「一箱Library」は、箱1つを図書館と見立て、同館の蔵書の中から自分の好きな本をそこに集める利用者参加型の企画で、館内の大型本書架の上部にある空いている箱を用いて参加することができます。

同企画に用いる箱は、夏の間に校内で出た廃材を活用し同校の技術職員が制作したもので、大小2種類、最多18個の本箱が準備される予定です。

あなたの図書館を創りませんか? 「一箱Library」オーナー募集中(京都府立久美浜高等学校図書館,2019/9/18)
https://www.kyoto-be.ne.jp/kumihama-hs/cms/index.php?key=johi9swg2-434#_434

神栖市立図書館(茨城県)、県立神栖高等学校内に返却用ブックポストを設置

2019年9月4日、茨城県の神栖市立図書館が、県立神栖高等学校の昇降口に返却用ブックポストを設置したと、同館のTwitterで紹介しています。

神栖高校の生徒が市立図書館で借りた本やCD等を返却することができます。

@kamisu_Lib(Twitter,2019/9/4)
https://twitter.com/kamisu_Lib/status/1169127828870324224

神栖市立図書館のブックポストが設置されました(神栖高校,2019/8/28)
http://www.kamisu-h.ibk.ed.jp/index.php?action=pages_view_main&&block_id=827#_827

9月 26日

英国国立公文書館(TNA)、英国情報局保安部(MI5)に関する100点以上の機密ファイルを新たに公開

2019年9月24日、英国国立公文書館(TNA)は英国情報局保安部(MI5)に関する100点以上の機密ファイルを新たに公開したことを発表しました。

第一次世界大戦期から戦後の1960年代後半までの時期の幅広い主題のファイルが今回公開されています。第二次世界大戦期のドイツや冷戦期のソ連の諜報部に所属していた将校や英国内の共産主義者等に関する個人ファイルも含まれています。

TNAの発表によると、今回公開されたファイルには、旧ソ連の諜報組織である“Portland Spy Ring”の関係する事件、組織構成員の逮捕、組織のメンバーへの面談に関わるファイルが多数含まれています。

Latest MI5 files released(TNA,2019/9/24)
https://www.nationalarchives.gov.uk/about/news/latest-mi5-files-released/

【イベント】本の学校出版産業シンポジウム2019in東京~神保町で本の“いま”を語ろう~(10/27・東京)

2019年10月27日、専修大学神田キャンパス(東京都千代田区)で、特定非営利活動法人本の学校(鳥取県米子市)の主催により、「本の学校出版産業シンポジウム2019in東京~神保町で本の“いま”を語ろう~」が開催されます。

フォーラムとして、「本屋を開業する2」、「新しい出版──編集の未来と原点を語る」、「ティーンエイジャーと本」、「重要性を増す、本の“発売前”プロモーション」の4つが行われます。フォーラムへの参加費(通し券)は2,000円(学割:1,000円)です。

NPO法人 本の学校 出版産業シンポジウム 2019 in 東京 ~神保町で 本の“いま”を 語ろう~(特定非営利活動法人本の学校)
www.honnogakko.or.jp/archives/1254

国立国会図書館デジタルコレクション、「雑誌分類検索」ページを公開:デジタル化された雑誌を分類一覧から1クリックで検索可能に

2019年9月25日、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションについて、デジタル化されたNDL所蔵雑誌を分類一覧から1クリックで検索できる「雑誌分類検索」のページを公開したことを発表しました。

「雑誌分類検索」ページでは、NDL所蔵雑誌の大半に付与されている、国立国会図書館分類(NDLC)、及び雑函分類(明治から昭和19年頃までに受入された和雑誌に付与)の分類一覧が提供されています。各分類をクリックすると、国立国会図書館デジタルコレクションに登録されたタイトル一覧が表示されます。

国立国会図書館デジタルコレクション
http://dl.ndl.go.jp/
※2019-09-25の「お知らせ」で「当館所蔵資料をデジタル化した雑誌を分類一覧から1クリックで検索できる「雑誌分類検索」のページを公開しました」とあります。

雑誌分類検索(国立国会図書館デジタルコレクション)
http://dl.ndl.go.jp/ja/serial.html

韓国・京畿道の高陽市図書館センターと高麗大学校、メイカースペースの共有等を含む業務協約を締結:高陽市の小規模個人事業者による高麗大学校のメイカースペース利用が可能に

2019年9月5日、韓国・京畿道の高陽市図書館センターと高麗大学校が業務協約を締結し、その一環として、同大学のメイカースペースを共有することが発表されています。

4月に締結した、高陽市図書館センターと同市の小規模の個人事業者団体間の「メイカースペース 小規模個人事業者教育・コンサルティング支援業務協約」を発展させたもので、今後、高陽市の小規模個人事業者は、高麗大学校のメイカースペースに備えられている高性能の機器を活用して高品質な試作品を作成するとともに、経営コンサルティングを受けることができるようになります。

また、高陽市大化図書館では、メイカースペースの利用教育を実施するとともに、今後も、様々な機関と業務協約を締結し、地域の企業や小規模個人事業者に対して多様な創造的なプログラムを提供し、地域内の未来を導く人材の養成や、創造生態系の活性化に寄与すると述べています。

【イベント】香川県立文書館開館25周年記念公文書講演会「我国の公文書管理体制確立への試案:国立公文書館長時代の回顧から」(10/31・高松)

2019年10月31日、香川県立文書館(香川県高松市)において、同館の開館25周年記念公文書講演会「我国の公文書管理体制確立への試案:国立公文書館長時代の回顧から」が開催されます。

講師は前・国立公文書館長の高山正也氏であり、主に2010年前後の国の公文書管理を巡る状況に関すること、地方自治体の公文書管理等についての講演が行われます。

受講無料であり、定員60名(要事前申込・先着順)です。

文書館開館25周年記念公文書講演会を開催します(香川県)
https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/dir8/dir8_5/dir8_5_5/wor2bs190912162908.shtml

英・ケンブリッジ大学出版局、UNSILO社と提携:AI技術を用いた関連コンテンツの特定とリンク提供のため

2019年9月16日、出版社に対しAI技術によるソリューションの提供を行っているデンマークのUNSILO社は、英・ケンブリッジ大学出版局と提携を結んだことを発表しました。同社は、ケンブリッジ大学出版局の100万を超える雑誌論文と書籍の各章のなかから、AI技術を利用して関連のあるコンテンツを特定し、リンク付けを行います。

同社は、機械学習とAIツールを用いてテキストコーパス中の重要な概念の特定を行いますが、これらの概念は、主題コレクションの構築、関連記事の特定、関連するジャーナルの検索等、出版ワークフローに対する幅広いソリューションの基礎を形成するものとあります。新規公開された論文、書籍は公開後数時間以内にインデクシングが行われ、Cambridge Coreの他のコンテンツにリンクされるとしています。

Center for Open Science(COS)、Internet Archive(IA)と共同で科学研究プロセスに関連するオープンデータのアーカイブプロジェクトを実施

2019年9月18日、非営利団体Center for Open Science(COS)は、Internet Archive(IA)と共同で科学研究プロセスに関連するオープンデータのアーカイブプロジェクトを実施することを発表しました。

米国の博物館・図書館サービス機構(IMLS)による2019年の“National Leadership Grants for Libraries Program”による助成を受けたプロジェクトであり、COSとIAは、科学研究プロセスに関するオープンデータが永続的なアクセス、再配布、再利用のために確実にアーカイブされるよう協力するとしています。

同プロジェクトでは、オープンな研究データ、図書館での長期的な管理業務、分散型データ共有・保存ネットワークという3つの分野に焦点を当てることにより、オープンサイエンスとデータキュレーションのさらなる支援のため、よりよいデータ共有基盤の試作・実装が行われます。

2019年9月24日にはIAも同プロジェクト実施に関するより詳しい発表を行っており、その中では以下の点も紹介されています。

みえ防災・減災センター等、「昭和東南海地震75年(みえ地震対策の日)シンポジウム」を開催:「みえ防災・減災アーカイブ」の体験や三重県立図書館による防災・減災関連本の貸出も

2019年12月15日、みえ防災・減災センター、三重県、三重大学、津地方気象台主催による「昭和東南海地震75年(みえ地震対策の日)シンポジウム」が、御浜町中央公民館にて開催されます。

1944年12月7日に発生した昭和東南海地震から75年にあたることから、災害の教訓を次世代に継承するとともに、県民の防災・減災意識を高めることを目的に開催されるものです。

基調講演やパネルディスカッションが行われるほか、三重県立図書館による防災・減災関連本の貸出、『現代三重の災害』-『三重県史』(通史編 近現代2)・別編-の展示、会場内に設置されたパソコン・タブレットによる「みえ防災・減災アーカイブ」体験等も行われます。

昭和東南海地震75年(みえ地震対策の日)シンポジウムを開催します!(みえ防災・減災センター,2019/9/26)
http://www.midimic.jp/news/syouwatounannkai.html

石巻市図書館(宮城県)、渡波公民館で出張図書館「わたのは」を実施

宮城県の石巻市図書館が、渡波公民館で出張図書館「わたのは」を実施しています。

地元紙の報道によると、仮設住宅を巡回する移動図書館車「ひより号」の運行を終了したことから、それに替わり、同館から遠方の住民に対してサービスを提供することが目的とのことです。出張図書館は、隔週火曜日に公民館の図書室で実施され、2019年9月3日に実施された初回には、様々な分野の60冊の図書を用意し、職員2人で対応したとのことです。

出張図書館「わたのは」(石巻市図書館)[PDF:1ページ]
http://www.is-lib.jp/watanoha.pdf

石巻図書館新サービス 出張形式で本を身近に 渡波公民館で隔週火曜(石巻日日新聞,2019/9/7)
https://hibishinbun.com/news/?a=9729

奈良県立図書情報館、図書展示「想いを届けるローカルメディア2019 ~フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー2019 関連展示~」を開催

奈良県立図書情報館が、2019年10月1日から10月30日まで、図書展示「想いを届けるローカルメディア2019 ~フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー2019 関連展示~」を開催します。

一般社団法人ワオンプロジェクトが2017年から始めた、全国各地の公募で集めたフリーマガジン・フリーペーパーを展示し、来場者人気投票、WEB人気投票で、「その年のもっとも支持されたフリーペーパー」を決定・表彰するプロジェクト「フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー」にエントリーされたフリーペーパーを展示するものです。投票もすることができます。

関連して、紙媒体に限らず、地域で発行されている個性的な雑誌や、地域イベントと結びついたユニークな発行物など、コミュニティと結びついた様々なローカルメディアをテーマにした図書展示も行われます。

図書展示「想いを届けるローカルメディア2019 ~フリーペーパー・オブ・ザ・イヤー2019 関連展示~」令和元年10月1日(火)~10月30日(火)(奈良県立図書情報館)
http://www.library.pref.nara.jp/gallery/3125

9月 25日

台湾・文化部が進める読書・出版に関する5つの事業(記事紹介)

台湾・文化部の2019年9月12日付けのニュースにおいて、同日に行われた第43回「金鼎奨」(Golden Tripod Awards、出版業界を対象とする賞)の授賞式の様子と、授賞式における鄭麗君文化部長のスピーチが紹介されています。

鄭氏はスピーチの中で、台湾・文化部が進めている読書・出版に関する主要事業として以下の5点を挙げています。

・「文化內容策進院」(Taiwan Creative Content Agency)を設立したこと

・若年層の創作支援のため、補助金の予算を4倍にしたこと

・2019年の世界読書デーにあわせて“Literary Walking Tours of Taiwan”(走讀臺灣)を初めて開催したが、2020年にも開催し、読書人口の拡大を図ること

・“Taiwan Residency Project for International Translators”(譯者來臺駐村計畫)を拡大し、台湾文学の翻訳に関心を持つ人々のネットワークを構築すること

・文芸作品を支援し、創作者により資する環境を提供するために、2020年に文化部と教育部が共同で“Public Lending Right (PLR) Pilot Project”(公共出借權試辦計畫)を実施すること

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