アーカイブ - 2020年 1月 28日

日付

【イベント】第25回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」(2/29・東京)

2020年2月29日、東京都文京区の株式会社図書館流通センター 本社ビルにおいて、人文系データベース協議会の第25回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」が開催されます。

10件の一般公演、2件の企業システム紹介に加え、法政大学の赤石美奈教授による基調講演「歴史知識における「時」の表現と構造」も行われます。

参加には参加費・論文集代として2,500円がかかり、事前申込・事前支払が必要です。

第25回公開シンポジウム「人文科学とデータベース」開催のおしらせ(人文系データベース協議会)
https://www.jinbun-db.com/news/25th-symposium-announce

参考:
人文系データベース協議会、「人文科学とデータベース」公開シンポジウムの論文集1~15号を公開
Posted 2015年8月24日
http://current.ndl.go.jp/node/29231

【イベント】シンポジウム「隣接領域に学ぶ:学校教育学から図書館情報学につながることとは」(3/7・東京)

2020年3月7日、明治大学駿河台キャンパスにおいて、日本図書館情報学会による2019年度「図書館情報学教育に資する事業」公開シンポジウム、「隣接領域に学ぶ:学校教育学から図書館情報学につながることとは」が開催されます。

開催案内によれば、「教育行政的視点,教師の立場,子どもの立場,という3つの視点から,学校教育学の研究状況と図書館の活用可能性について整理し,図書館情報学教育とのつながりを展望したい」とのことです。「教育評価の側面や,図書館情報学との学際研究の可能性なども視野に入れながら,幅広く議論していく」とされています。

参加費は無料ですが、メールによる事前申込(2020年3月2日締め切り)が必要です。

英IOP Publishing、オランダの4大学との間で”Read & Publish”契約を締結

2020年1月22日、英IOP Publishingはオランダの4つの大学との間で、”Read & Publish”契約を締結したことを発表しました。

IOP Publishingとの間で契約を締結したのはアムステルダム大学、デルフト工科大学、フローニンゲン大学(the University of Groningen)、トゥウェンテ大学(University of Twente)です。

IOP Publishingは2019年12月に英Jsicとの間でも”Read & Publish”契約を締結しています。プレスリリースではそのほかにも同種の契約について交渉中の機関があるとしています。

米国生理学会とアイオワ州立大学が”Read, Publish and Join”契約を締結 同学会による同種の契約は初

2020年1月24日、米国生理学会(American Physiological Society)は米アイオワ州立大学との間で”Read, Publish and Join”モデルのパイロット契約を結んだことを発表しました。A同学会によるいわゆる”Read & Publish”モデルの契約はこれが初めてになるとのことです。

この契約により、アイオワ州立大学の研究者は同学会の刊行する雑誌へのアクセス権とオープンアクセス(OA)出版権を得ます。さらに、同大学の教員がコレスポンディング・オーサーである場合には、1年間の会員権も提供するとのことです。

Springer Natureが全論文等の本文データへのアクセス権をOpenAIREに提供 テキスト・データ・マイニングによるリンク抽出に活用

2020年1月27日、OpenAIREはSpringer Nature社から、同社の刊行する論文や図書の章の本文データへのアクセス権の提供を受けることを発表しました。オープンアクセス状況やアクセス権限に関わらず対象となることのことです。

OpenAIREはこれらの本文データをテキスト・データ・マイニングにかけ、雑誌論文、研究データ、その他の研究上の生産物間のリンク関係を抽出するとされています。抽出されたリンク情報はSpringer NatureとOpenAIRE双方のプラットフォームにおいて、検索や統計機能に用いられるとのことです。

Springer Nature and OpenAIRE collaborate to further Open Science(OpenAIRE、2020/1/27付け)
https://www.openaire.eu/springer-nature-and-openaire-collaborate-to-further-open-science

英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)、大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)に“Read & Publish”モデル契約を提案

2020年1月28日付の大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)のお知らせで、英・ケンブリッジ大学出版局(CUP)がオープンアクセス(OA)出版モデルへの「転換契約(transformative agreement)」として、“Read & Publish”モデル契約の提案をJUSTICEに行ったことが発表されています。

JUSTICEのお知らせによると、CUPからのモデル契約の提案は2019年8月29日に行われ、提案期間は2020年から2022年までの3年間です。同契約はオプトイン方式であり、JUSTICEに加盟する500以上の大学図書館・研究図書館は、従来の「購読料モデル」と新たに提案された「Read & Publishモデル」のいずれかを選択することができます。「Read & Publishモデル」を選択した機関が、FTE(フルタイム換算値)ごとに定められた購読費とOA出版のための追加経費を支払うことで、その機関に所属する著者は、契約コレクションの対象タイトルに無制限でOAの論文を出版することが可能になります。

岐阜市立図書館が図書館システムをリニューアル:スマートフォンの利用カード化・予約図書受取順の指定・貸出履歴の保存等

2020年1月27日、岐阜市立図書館が図書館システムのリニューアルを発表しました。

スマートフォンに利用者カードのバーコードを表示させることで、スマートフォンを利用カードの代わりとして使用できるようになり、窓口や自動貸出機・座席予約で使用可能になっています。その他、予約中図書の受取順の指定や利用者自身の設定による貸出済図書の履歴の保存なども可能になっています。

なお、システムリニューアルに伴い、図書館の書架とウェブ上の情報をつなぐ株式会社カーリルのサービス「カーリルタッチ」の運用を休止することが併せて発表されています。

図書館システムが新しくなりました。(岐阜市立図書館,2020/1/27)
https://g-mediacosmos.jp/lib/information/2020/01/post-751.html

【イベント】「第11回DAN(Digital Archive Network)ワークショップ」(2/21・仙台)

2020年2月21日、宮城県仙台市の東北大学災害科学国際研究所棟において、筑波大学・図書館情報メディア系と東北大学災害科学国際研究所みちのく震録伝の主催により、第11回DAN(Digital Archive Network)ワークショップが開催されます。

ジャパンサーチや公文書のデジタルアーカイブ、アーカイブの利活用といった関心の高いテーマを中心に、話題提供・フリーディスカッションが行われます。

参加費は無料です。事前申込フォームがメタデータ基盤協議会のウェブサイト上に設けられており、定員に達した場合には参加できないことがある、としています。

主な内容は次のとおりです。

○第一部 話題提供
・地域のデジタルアーカイブをどのようにジャパンサーチとリンクさせるか
 国立国会図書館 担当者

・地方創生とデジタルアーカイブ ~災害アーカイブの利活用について~ (仮題)
 柴山明寛氏(東北大学災害科学国際研究所 准教授)

・ディジタルアーカイブの視点から公文書管理と保存を考える
 杉本重雄氏(筑波大学 名誉教授)

○第二部 フリーディスカッション

国際図書館連盟(IFLA)、改正EU著作権指令の「アップロードフィルター条項」実施ガイドライン草案を広く共有することを求めた書簡に署名

2020年1月19日、国際図書館連盟(IFLA)は、欧州の40以上の市民社会組織とともに、2019年4月に成立した改正EU著作権指令「デジタル単一市場における著作権指令(the Directive on Copyright in the Digital Single Market)」で定められた「アップロードフィルター条項」実施ガイドライン草案を広く共有することを求めた書簡に署名したことを発表しました。

改正EU著作権指令の第17条では、著作権を侵害するコンテンツのアップロードを防ぐために、オンラインコンテンツ共有サービスのプロバイダが講じるべき措置に言及した「アップロードフィルター条項」が定められ、2021年6月までに加盟国は国内法化を完了する必要があります。しかし、第17条にはプラットフォームに対してユーザのアップロードした全てのコンテンツを監視する技術の利用を義務付けていると読み取れる条項と監視の義務は存在しないと宣言した条項が併存するなど、多くの矛盾した内容が指摘されています。IFLAは図書館分野からの唯一の代表として、EU加盟国の利害関係者間で行われている同条項への懸念に対処を目的とした、実施ガイドライン作成のための対話に積極的に参加しています。

韓国・国立子ども青少年図書館、アセアン加盟国の図書館と共同で「黄色のエプロンハッシュタグチャレンジ」を実施中:黄色のエプロンを着用して図書館で行なっている読み聞かせの様子をハッシュタグをつけてInstagramに投稿

韓国国立中央図書館(NLK)の国立子ども青少年図書館が、2020年1月15日から4月2日まで、東南アジア諸国連合(アセアン)加盟国のうち9か国(カンボジア・インドネシア・ラオス・マレーシア・ミャンマー・シンガポール・タイ・ベトナム)の図書館と共同で、4月23日の「世界本の日」を記念した「黄色のエプロンハッシュタグチャレンジ」を実施しています。

「黄色のエプロンハッシュタグチャレンジ」は、韓国とアセアン加盟国における「読み聞かせ活動」の楽しさを共有するためのSNSを用いた読書キャンペーンで、「韓国・アセアン読書文化共同事業」のブランドでもある黄色のエプロンを着用して図書館で行なっている読み聞かせの様子の写真や映像をハッシュタグを着けてInstagramに投稿するものです。

同館では、国別の投稿数に基づいて優勝国を選ぶとともに、6月に開催する国際シンポジウムにて事例を共有する予定です。

同取組は、2019年11月に開催された「韓国・アセアン子ども青少年サービス代表会議」で合意された「韓国・アセアン子ども・青少年読書文化共同事業」のフォローアップの一環として、韓国・オセアニア加盟国の読書文化発展のための実践的・具体的な活動として位置づけられています。

国際図書館連盟(IFLA)国立図書館分科会、3つの重点領域からなる“Action plan 2019-2020”を公開

2020年1月24日、国際図書館連盟(IFLA)の国立図書館分科会が、“Action plan 2019-2020”を公開しました。

以下の3つの重点領域が掲げられています。

1. コンピテンシー、ケーススタディの共有による国立図書館サービスの改善や新たな取り組みの促進
2. 標準やガイドラインの策定
3. 分野を横断した関与やコミュニケーション及び国立図書館長会議(CDNL)、国際公文書館会議(ICA)、国際博物館会議(ICOM)といった他の文化遺産専門機関との相乗効果の確保

National Libraries Section Action Plan 2019-2020 Now Available!(IFLA, 2020/1/24)
https://www.ifla.org/node/92824

大東市立中央図書館(大阪府)、東京オリンピック・パラリンピックでのホストタウンとなっているコロンビア共和国を紹介する展示を実施

大阪府の大東市が、東京オリンピック・パラリンピックでのコロンビア共和国のホストタウンとなっていることにちなみ、2020年年3月10日から4月30日まで、大東市立中央図書館において、「図書館でコロンビアを応援しよう!」と題してコロンビア共和国を紹介する企画展示を実施すると発表しています。

東京オリンピック・パラリンピック2020に関する大東市の取り組み(大東市)
http://www.city.daito.lg.jp/oripara2020daito/1580113519318.html

参考:
三郷市(埼玉県)、東京オリンピック・パラリンピックでのホストタウンとなっているギリシャに関する本の巡回展示「旅するギリシャライブラリー」を市内の図書館・図書室で実施
Posted 2020年1月20日
https://current.ndl.go.jp/node/39994

大阪市立中央図書館、バレンタインデー企画「告博 EXPO2020」展を開催中:告白の名セリフが印象的な漫画や歴史人物の愛の言葉を紹介する本を集めた展示

大阪市立中央図書館が、2020年1月27日から2月19日まで、ヤングコーナーにおいて、バレンタインデー企画「告博 EXPO2020」展を開催します。

2月14日のバレンタインデーにちなみ、告白の名セリフが印象的な漫画や、文豪のラブレターなど歴史人物の愛の言葉を紹介する本を集めた展示で、展示本を借りると、もれなく告博記念・告白ミニカードをプレゼントされます。

【中央】バレンタインデー企画「告博 EXPO2020」展 2月19日(水)まで(大阪市立図書館, 2020/1/27)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jot9x0f87-510#_510 

沖縄県立図書館、ペルー共和国リマ市にて沖縄関係移民資料の収集及びルーツ調査を実施

沖縄県立図書館が、2020年2月、ペルー共和国リマ市にて、沖縄関係移民資料の収集・複写及びルーツ調査を実施すると発表しています。

資料収集・複写の日程は2月15日から2月21日までで、県人会・市町村人会で発行した記念誌、日記、名簿、写真、新聞、会報、戦後沖縄への救援活動に関する資料等が対象です。

また、2月16日に開催されるRyukyu Dynamicにおいて、沖縄県系移民1世ルーツ調査を無料で実施するとしています。

@okinawapreflibrary(Facebook, 2020/1/26)
https://www.facebook.com/okinawapreflibrary/photos/a.1786235834800494/2662779583812777/