アーカイブ - 2020年 1月 7日

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2019年にWikipedia英語版でよく読まれた記事トップ25

Wikimedia財団は、2019年12月27日付けのmediumでの投稿において、2019年にWikipedia英語版でよく読まれた記事トップ25を紹介しています。

ページビュー数1位は、映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』の情報をまとめた記事“Avengers: Endgame”で、44,159,830ページビューでした。2位は、当該年の死没者を記録するための記事“Deaths in 2019”の38,434,061ページビュー、3位は2019年に映画化された連続殺人犯に関する記事“Ted Bundy”の29,334,592ページビューとなっています。

なお、記事の注記によれば、当初は2019年12月15日までのデータセットを用いて記事のリストを作成・公開していたものの、2020年1月2日に、12月16日以降のデータセットも用いてリストを更新したとあります。

国立国会図書館、2018年度(平成30年度)の年報をウェブサイトに掲載

2020年1月6日、国立国会図書館(NDL)は、2018年度(平成30年度)の年報をウェブサイトに掲載しました。

新着情報(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/index.html
※「2020年1月6日 『国立国会図書館年報 平成30年度』を掲載」とあります。

国立国会図書館年報(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/publication/annual/index.html

国立国会図書館年報 平成30年度[PDF:2.08MB]
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_11423572_po_nen30.pdf?contentNo=1

人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)、江戸マップβ版に地名検索機能を追加

2019年12月26日、人文学オープンデータ共同利用センター(CODH)は、現在試験公開されている江戸マップβ版に、地名検索機能を追加したことを発表しました。

江戸マップβ版は、江戸の古地図など江戸時代の文書から情報を抽出し再構成することで、江戸都市空間の地理情報基盤を構築するプロジェクトです。試験公開の段階では、国立国会図書館が公開する江戸切絵図から地名情報を抽出し、その一覧を表示するとともに、IIIFに準拠した画像ビューワーであるIIIF Curation Viewerで可視化する機能を公開しています。

ニュース(CODH)
http://codh.rois.ac.jp/news/
※2019年12月26日付けのニュースに「江戸マップβ版の地名検索を公開しました。」とあります。

江戸マップβ版
http://codh.rois.ac.jp/edo-maps/
※ページ下部に地名検索機能が追加されています。

九州大学、SpringerLink電子ジャーナルパッケージの契約を中止

九州大学附属図書館が、2019年12月31日をもってSpringerLink電子ジャーナルパッケージの契約を中止したことを発表しました。個別のタイトル契約により2020年以降も利用可能なタイトルもあるものの、パッケージとしての利用は2020年1月1日以降、できなくなっているとのことです。

Springer Nature社の SpringerLink 電子ジャーナルパッケージ契約中止について(九州大学附属図書館、2020/1/6付け)
https://www.lib.kyushu-u.ac.jp/ja/news/30617

参考:
東邦大学、Wiley社の電子ジャーナル761タイトルの契約を中止 PPVで対応
Posted 2016年1月12日
https://current.ndl.go.jp/node/30423

【イベント】日本図書館研究会第61回(2019年度)研究大会(2/22-23・京都)

日本図書館研究会の第61回(2019年度)研究大会が、2020年2月22日から23日にかけて、立命館大学朱雀キャンパス(京都市)で開催されます。一日目は個人研究発表とグループ研究発表、二日目は「図書館と観光-地域活性化と公共空間としての広場の機能を中心に」をテーマにシンポジウムが開催されるとのことです。

開催案内によれば、シンポジウムでは観光客が地域住民や別の観光客と出会う「公共空間としての広場」としての図書館の機能について、広場論の専門家からの基調報告を行った後に、地域の観光活動や公共空間としての場づくりを行っている専門家が、地域の活動から図書館を語るとのことです。さらに図書館と観光との融合や地域の魅力の発掘のための活動を実践している図書館から、その実践例を紹介するとしています。そのうえで、図書館の持つ広場としての機能や地域の魅力の発掘や観光との融合について、フロアとともに考えていくとされています。

第61回(2019年度)研究大会のご案内(日本図書館研究会)
http://www.nal-lib.jp/events/taikai/2019/invit.html

第22回図書館サポートフォーラム賞、推薦受付中

図書館サポートフォーラムが、ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰する「図書館サポートフォーラム賞」について、第22回の候補者の推薦を受け付けています。推薦募集の締切は、2020年2月28日となっています。

表彰式は「図書館サポートフォーラム総会2020」とともに、2020年4月21日に開催される予定です。

★第22回図書館サポートフォーラム賞推薦募集 〆切迫る!(図書館サポートフォーラム)
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/index.html

図書館サポートフォーラム LSF News Letter no.83 [PDF:2ページ](図書館サポートフォーラム,2019/12/18)
http://www.nichigai.co.jp/lib_support/pdf/n83.pdf

英国初の“Read & Publish”契約となった2016年から2018年の“Springer Compact”試験契約に関する英・Jiscの評価(文献紹介)

英・Jiscの研究や活動の成果物等を保存するデジタルアーカイブJisc Repositoryに、2020年1月1日付で、論文“Transitioning to open access: an evaluation of the UK Springer Compact Agreement pilot 2016-2018”のプレプリント版が公開されています。

同論文はJiscのMafalda Marques氏、Graham Stone氏の共著により執筆され、2020年9月刊行の米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“College and Research Libraries (C&RL)”のVol.81, no.6に掲載予定の論文です。英国にとって初めての“Read & Publish”契約となった、2016年から2018年の3年間を契約期間とする“Springer Compact”試験契約の分析を内容としています。

論文では、この契約によりオープンアクセス(OA)で出版された論文数、著者が論文のOA化をオプトアウトした件数、契約の条件に不適格であったためOA化が拒否された件数等のデータが分析に使用されています。機関の費用抑制、OA化のオプトアウトや拒否によって発生する財政的な影響についても言及されています。

医学中央雑誌刊行会、「医中誌Web」の大規模バージョンアップなど2020年の事業予定と公式Facebookアカウントの開設を表明

医学中央雑誌刊行会は2020年1月1日付で公開したお知らせ記事「新年の御挨拶」において、2020年の事業予定と公式Facebookアカウントの開設を発表しました。

医学中央雑誌刊行会は同記事の中で、2020年にサービス開始20周年を迎える国内医学論文情報のデータベース「医中誌Web」について、日本語によるPubMed検索・書籍情報の検索などの大規模バージョンアップを実施予定であることを発表しています。また、1982年以前の冊子版の書誌情報を遡及的にデータ化する「OLD医中誌プロジェクト」の第5弾を実施し、1946年までの遡及追加を行うことで、「医中誌Web」の総収録文献数は1,400万件を超える見込みであることが併せて発表されています。

さらに公式Facebookアカウントの開設も発表されています。医学中央雑誌刊行会はFacebookアカウントから、「医中誌Web」や日本看護協会図書館が編集する看護文献のデータベース「最新看護索引Web」に関する情報やイベント告知等を発信する予定である、としています。

米・プリンストン大学図書館(PUL)、英国の作家T. S. エリオットが生涯の友人エミリー・ヘイルと交わした手紙1,131通を研究者向けに公開

2019年12月18日、米国のプリンストン大学図書館(PUL)は、英国で活躍しノーベル文学賞受賞作家であるT. S. エリオットが生涯の友人であるエミリー・ヘイルと1930年から1957年に交わした1,131通の手紙について、2020年1月2日から研究者向けに公開することを発表しました。

この手紙のコレクションはヘイルが1956年にPULへ寄贈したものです。寄贈の際にヘイルは、エリオットとヘイル両者の死後50年封印すること、という条件をつけていました。その後、エリオットは1965年に、ヘイルは1969年に亡くなっています。

エミリー・ヘイルはボストン出身の教師で、エリオットとは1912年に初めて出会い、1927年に再会後親交を深め、エリオットの英国移住後も頻繁に手紙を交わしていました。両者は恋人同士であったとも推測され、手紙の内容に関する文学的・学術的関心が高まっている、としています。

手紙のコレクションは保存とアクセス需要への対応のため全てデジタル化が完了していますが、エリオットの手紙は2035年まで著作権法の保護下にあるためオンライン上でアクセスすることはできません。利用するためにはPULを構成するファイアストーン図書館特別コレクションの閲覧室へ訪問する必要があります。

韓国・国立障害者図書館、同館ウェブサイトでの数式及び数学記号の音声変換規則の提供を開始

韓国国立中央図書館(NLK)は、所管する国立障害者図書館が、2020年1月6日から数式及び数学記号の音声変換規則の提供を開始したと発表しています。

韓国の通信社NEWSISの報道によると、数学関連の視覚障害者等用資料の作成にあたり、これまで数式を読むための規則が存在せず、作成者が任意に表現していたことによる学習の困難さが問題になっていたことから、その標準化を目指して制定されたものです。

小学校から高校1年生までの数学教育課程の内容や教科書に基づいて数式の音声変換規則を定めており、MathSpeakの規格も取り入れているとのことです。今後、大学の数学の内容まで範囲を拡大する予定としています。

@national.library.of.korea(Facebook, 2020/1/5)
https://www.facebook.com/national.library.of.korea/posts/2589821841135064

大阪市立住之江図書館、図書展示「雑誌『映画秘宝』とその周辺」展を開催中:記載台設置の「みんなのノート」に好きな映画等を書いて共有

大阪市立住之江図書館が、2020年1月7日から1月31日まで、図書展示「雑誌『映画秘宝』とその周辺」展を開催中です。

出版元の洋泉社が宝島社と合併し同誌が休刊する事を受けてのもので、同誌とその関連図書を展示しこれまでを振り返る展示です。

また、映画に関する楽しい情報を共有することを目的に、記載台設置の「みんなのノート」に好きな映画等を書いて欲しいと呼びかけています。

【住之江】図書展示「雑誌『映画秘宝』とその周辺」展 1月31日まで(大阪市立図書館,2020/1/7)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joys73air-4150#_4150

米国図書館協会(ALA)、ゲームに関するプログラム作成やコレクション構築のための年次助成金事業を開始

2020年1月2日、米国図書館協会(ALA)のGames and Gaming Round Table (GameRT)は、図書館によるゲームに関するプログラムの作成やコレクションの構築を可能とすることを目的とした年次助成事業の実施を発表しました。

500ドルの助成が1件、250ドルの助成が2件で、米国およびカナダの公共・学校・大学・専門図書館で勤務しているALAの会員に応募資格があります。

応募にあたっては、助成金を得て作成する、持続可能なゲームプログラムの計画等を説明する必要があります。

申請期間は毎年1月1日から3月1日までで、助成対象者はALAの年次大会においてGameRTが主催するイベントで発表されます。