アーカイブ - 2020年 7月 16日

【イベント】学校図書館支援講座「子どもの発達とメディア環境」(9/3・広島)

2020年9月3日、5-Days こども図書館(広島市こども図書館)により、同館併設の5-Days こども文化科学館において、学校図書館支援講座「子どもの発達とメディア環境」が開催されます。

幼児教育、心理を専門とする山田眞理子氏により、現在のメディアとメディアが子供たちにもたらす影響について講演が行われます。

対象は広島市内の学校図書館ボランティア、司書教諭、学校司書であり、定員は50名(先着順)で申し込みが必要です。

学校図書館支援講座「子どもの発達とメディア環境」(広島市立図書館, 2020/7/15)
http://www.library.city.hiroshima.jp/news/kodomo/2020/07/2502.html

フランス国立書籍センター、青少年の書籍および読書に関するイベント“Partir En Livre”を開催中

2020年6月22日、フランス・文化省が、同省の外郭団体であるフランス国立書籍センター(CNL)による、青少年の書籍および読書に関するイベント“Partir en Livre”の開催に関する記事を掲載しました。

CNLは、7月1日付のお知らせで、青少年向け書籍の著者の話や読書の楽しさを伝える動画を公開すること、フランス本土および海外県等で多数のイベントが実施されることについて掲載しています。

同イベントの開催期間は、2020年7月8日から7月19日です。6回目の開催となる今回は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、ハッシュタグ“#PartirEnLivre”を付けてFacebookやTwitterをはじめとしたSNSでデジタルコンテンツを共有する形で開催されています。

また、フランス国立図書館(BnF)が運営する電子図書館Gallicaのブログでも、同館のコレクションを用いたゲーム等、同イベントにちなんだ記事が公開されています。

スコットランド国立図書館(NLS)、段階的な来館サービス再開計画を発表:エディンバラ所在の施設は2020年8月11日から・グラスゴー所在の施設は2020年9月中旬から

2020年7月14日、スコットランド国立図書館(NLS)は、エディンバラに所在する本館George IV Bridge Buildingと地図閲覧室を備えた別館Causewayside Buildingについて、2020年8月11日から限定的に閲覧サービスを再開予定であることを発表しました。

NLSの今回の決定は、スコットランド自治政府が2020年5月21日付で発表した、新型コロナウイルス感染症の拡大を抑制しながらロックダウンの解除を段階的に実施するためのアプローチ“Route map for moving out of lockdown”に従ったものです。NLSは利用者と職員の安全の確保が最優先事項であり、自治政府の助言に従って衛生管理や物理的な距離の確保に関する措置の実施が保証できると確信した場合にのみ再開館を実施する、としています。

動画コレクションアーカイブの利用等が可能なグラスゴーに所在するKelvin Hall内の施設利用は、2020年9月中旬の再開を予定しています。

NLSは近日中に、安全対策・開館時間・閲覧室利用のための予約システム・利用者向けガイドラインなど、再開館にあたっての詳細な情報を同館ウェブサイトへ掲載する予定です。

オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、2019年度JPCOAR総会の資料を公開

2020年7月14日、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、2019年度JPCOAR総会の資料を公開したことを発表しました。

2019年度のJPCOAR総会は政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を受けて、2020年3月5日から16日までオンライン投票方式で実施され、会長の選出や会費規程の改正などが行われており、総会資料や議事要旨が公開されています。また、グリーンオープンアクセス(OA)のグッドプラクティスの先行共有のため、総会の第2部として開催予定であった「グリーンOAのグッドプラクティスと課題」における各大学の報告資料等も併せて公開されています。

2019年度JPCOAR総会資料の公開について(JPCOAR,2020/7/14)
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=141#_href_510

2019年度JPCOAR総会資料(JPCOAR)
http://id.nii.ac.jp/1458/00000217/

cOAlition S、研究の慣行や学術情報流通におけるPlan Sの影響関係をモニタリングするための枠組みを公開

2020年7月10日、cOAlition Sは、研究の慣行や学術情報流通におけるPlan Sの影響関係をモニタリングするための枠組みを公開したことを発表しました。

cOAlition Sは、Plan Sの実施は研究者の出版慣行や研究活動・評価に大きな影響を与えることが予想され、Plan Sの実現にかかる手引きに対する600件以上のフィードバックでも、分野間の出版慣行の相違や出版のための費用へのアクセス等に関する不平等など、多くの監視・対処すべき課題を挙げられたことから、モニタリングのための枠組み構築を進めました。

公開された枠組みはPlan Sに署名する助成機関が、利害関係者とPlan Sの影響関係を議論するにあたって、肯定的な影響・否定的な影響の双方を追跡・監視できることを目的として構築されました。枠組みはScience Europe、UK Research and Innovation (UKRI)などのcOAlition Sを構成する助成機関や、European Council of Doctoral Candidates and Junior Researchers(Eurodoc)などのPlan Sの影響に関する懸念が特に示されたキャリア初期の研究者が構成する団体のタスクフォースによって策定されました。

株式会社ポプラ社、学校図書館・公共図書館向けオンライン選書イベント「図書館マルシェ」を開催

2020年7月3日、株式会社ポプラ社は、7月17日・23日に開催する学校図書館・公共図書館向けオンライン選書イベント「図書館マルシェ」について、イベントの概要詳細が決定し参加募集を開始したことを発表しました。

「図書館マルシェ」は新型コロナウイルス感染症の影響で、全国の展示会、選書会、図書巡回販売が中止になり、新刊を手にとって選書する機会が大きく損なわれていることを背景に企画されました。2020年7月17日・23日にWeb会議サービスZoom上で開催され、参加費は無料です。

イベント当日は同社の新刊説明会や、新型コロナウイルス感染症により学校や社会が大きな影響を受け続ける中で、学校図書館ができたこと、できるはずだったこと、長期化が予測されているウィズコロナ期に何ができるのかを考えるための学校図書館司書らの座談会として、「コロナ禍の学校図書館、どうしましたか?」などが実施されます。また、17日のみ、日本出版販売株式会社の担当者が、2020年の学校図書館向け新刊書籍や選書のトレンドを紹介する「2020年図書館向け新刊セットトレンド紹介」が行われます。

欧州14大学の共同運営による機関リポジトリを統合して学術成果物を迅速にオープンアクセス(OA)出版するためのプラットフォーム“University Journals”(文献紹介)

2020年6月29日付で、欧州研究図書館協会(LIBER)の季刊誌“LIBER QUARTERLY”の第30巻第1号(2020)掲載の事例研究として、複数の大学の共同運営によって、個々の機関リポジトリを統合し参加大学所属の研究者による成果物をオープンアクセス(OA)出版するために整備中のプラットフォーム“University Journals”設立の経緯や展望を紹介した論文が公開されています。

“University Journals”は、査読を経て商業出版社の購読誌に学術成果を発表する伝統的な学術出版システムがオープンサイエンスの発展を阻害している一方、機関リポジトリによる成果物のOA化は研究者に十分なメリットを示せていないため進展していないという問題意識から設立の検討が始まりました。個々の大学の機関リポジトリと接続し、出版社から独立した効率的・高品質で持続可能性の高い出版プラットフォームを構築するプロジェクトとして、オランダのPICA財団等の助成を受けながら、欧州14大学のコンソーシアムにより共同研究が進められています。

cOAlition S、研究者の知的所有権を保護し不当なエンバーゴを抑止するための「権利保持戦略」を策定・公表

2020年7月15日、cOAlition Sは、研究者の知的所有権を保護し不当なエンバーゴを抑止するための「権利保持戦略」(Rights Retention Strategy)の策定を発表しました。cOAlition S の参加機関から助成を受けている研究者が、Plan Sの要件に完全に準拠しつつ、購読型を含むジャーナル上で研究成果を発表できるようにするものです。

Plan Sに準拠するための3ルートのうち、1つはリポジトリ経由となっていますが、その場合は、最低でも著者最終稿(AAM)をクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BY相当のライセンスの下で公開する必要があります。

今回発表された権利保持戦略はこのリポジトリルートに沿ったものであり、cOAlition S 参加機関による助成条件を変更し、以下の規定を含めることが示されました。また、変更後の助成条件について、出版社への周知を行うとしています。

欧州大学協会(EUA)、転換契約と学術出版システムの将来に関する調査報告書を公表

2020年7月15日、欧州大学協会(EUA)は、学術誌の転換契約と学術出版システムの将来に関する調査報告書“Read & Publish contracts in the context of a dynamic scholarly publishing system”の公開を発表しました。

本報告書は、EUAから調査を受託したコンサルタント会社Technopolis Groupが2019年6月から2020年3月にかけて実施した、欧州の大学・図書館関係者等を中心としたステークホルダーへのインタビュー、デルファイ法を用いた調査等によるデータ収集・分析の成果をまとめたものです。調査の実施目的として、転換契約が今後どのように発展し得るか、そのさらなる拡大が学術出版システムにどのような影響を与え得るかをより良く理解することを挙げています。

報告書では、学術出版システムの主なビジネスモデルに基づいて、学術出版システムの将来シナリオを3パターン設定し、参照シナリオとの比較検討を行っています。

Google Scholar、学術雑誌のインパクト指標を2020年版に更新

2020年7月7日、Google Scholarは学術雑誌のインパクト指標を提供するサービス“Google Scholar Metrics”の値を2020年版に更新しました。

2020年版は、Googleのガイドラインに準拠しているウェブサイト掲載のジャーナル、および、選定した工学・コンピューター科学分野の会議のうち、2015年から2019年の間に公開・被引用された論文をもとにしています。同期間の掲載論文が100本未満等のジャーナルは対象外です。

コンピュータービジョン・パターン認識、流体力学、地理・地図学、工学・コンピューター科学、人文学、文学といった学問分野ごとにも見ることができます。

2020 Scholar Metrics Released(Google Scholar Blog,2020/7/7)
https://scholar.googleblog.com/2020/07/2020-scholar-metrics-released.html

【イベント】国文学研究資料館×日本科学未来館「和書からさぐる!お江戸のサイエンスとライブラリー」(8/9・オンライン)

2020年8月9日、国文学研究資料館・日本科学未来館主催のオンラインセミナー「和書からさぐる!お江戸のサイエンスとライブラリー」が開催されます。

第一部「江戸の博物学「本草学」」、第二部「お江戸の読書事情」の構成で、国文学研究資料館教授の入口敦志氏、国文学研究資料館特任助教で人文知コミュニケーターの粂汐里氏 、日本科学未来館科学コミュニケーターの福井智一氏が登壇します。

Zoomを利用して実施され、参加費は無料ですが、事前の申し込みが必要で、定員は500人です。

国文学研究資料館×日本科学未来館 和書からさぐる!お江戸のサイエンスとライブラリ ー(2020年8月9日(日)ウェブ配信)(人間文化研究機構,2020/7/14)
http://www.nihu.jp/ja/news/2020/20200714

公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館、「三康図書館デジタルライブラリー」を公開

2020年7月15日、公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館が、「三康図書館デジタルライブラリー」を公開しました。

新型コロナウイルス感染拡大下において自宅から同館資料を閲覧できるように公開されたもので、江戸時代の写本・版本等のデジタル画像を利用することができます。

現在、「甲子吟行絵巻(かっしぎんこうえまき)」「長谷川雪旦先生 江戸名所図会下絵」が公開されています。

公益財団法人三康文化研究所附属三康図書館 新着情報
http://www.sanko-bunka-kenkyujo.or.jp/
※2020/07/15欄に「【図書館】三康図書館デジタルライブラリーのご案内」とあります。

三康図書館デジタルコレクション
http://www.sanko-bunka-kenkyujo.or.jp/dejitaru.html

豊田市郷土資料館(愛知県)、新型コロナウイルス感染症拡大下の暮らしの記憶を集め継承する「コロナの中の暮らしの記憶2020⇒2120プロジェクト」を実施中

愛知県の豊田市郷土資料館が、2020年11月29日まで、新型コロナウイルス感染症拡大下の暮らしの記憶を集める「コロナの中の暮らしの記憶2020⇒2120プロジェクト」を実施中です。

(仮称)豊田市博物館の中心的取組である「記憶の収集と継承」の一環として、市民から「コロナの中の暮らしの記憶」を集め、未来へと継承するとともに、7月14日から11月29日まで開催中の企画展「スペイン風邪とコロナウイルス」の中でその一部を紹介するものです。

募集されているのは、日々の暮らしに関わる記憶、仕事に関わる記憶、学校に関わる記憶、ステイホームの過ごし方に関わる記憶で、展示会場設置の「記憶カード」に記入するか、専用ウェブサイトの「投稿するボタン」から応募することができます。

豊田市郷土資料館 お知らせ
http://www.toyota-rekihaku.com/
※20年7月13日欄に「「コロナの中の暮らしの記憶2020⇒2120プロジェクト」で皆さんの記憶を募集しています」とあります。