アーカイブ - 2020年 9月 8日

【イベント】電流協電子図書館セミナー2020「新型コロナ問題で注目の電子図書館サービス」(9/28・オンライン)

2020年9月28日、電流協電子図書館セミナー2020「新型コロナ問題で注目の電子図書館サービス」がオンラインで開催されます。

同セミナーでは、電子図書館サービス提供者から、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により変化する電子図書館の利用と問い合わせの変化を中心とした報告が行われます。

コーディネーターは植村八潮氏と野口武悟氏であり、プログラムは以下の通りです。

●第1部「新型コロナ問題で注目の電子図書館サービス、電子書籍貸出サービス事業者からの報告」
電子図書館サービスの動向についてや、電子図書館サービス提供者による電子図書館の利用と問い合わせの変化等についての報告が合計6件行われます。

●第2部 パネルディスカッション「コロナ禍で変化する電子図書館ニーズ、図書館への提言」
・コーディネーター:植村八潮氏(専修大学教授 情報メディア学会会長)
・パネリスト:野口武悟氏(専修大学教授)、大日本印刷(DNP)・図書館流通センター(TRC)関係者、日本電子図書館サービス関係者、丸善雄松堂関係者、メディアドゥ関係者、京セラコミュニケーションシステム関係者

定員は100人(要事前申込)であり、参加費は無料です。

フランス・文化省、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復等のため、文化セクターに対し20億ユーロの支援を発表:書籍部門へは5,300万ユーロの支援

2020年9月3日、フランス・文化省が、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復および文化政策の再構築を図る取組“Plan de relance”の一環として、文化セクターに対して20億ユーロの支援を行うことを発表しました。

同取組の優先事項としては、ライブショーと芸術関係の公共機関の支援、文化セクターの強化、文化産業の将来への投資等が挙げられています。

書籍部門については5,300万ユーロの支援が行われる予定です。発表の中では、公共図書館による書店からの書籍の購入費用や、書店の書籍遠隔販売ツールの開発への支援、図書館のための地方分権総合交付金(dotation globale de décentralisation:DGD)の一時的な増額等が挙げられています。

【イベント】大学図書館問題研究会第51回全国大会(10/10、11・オンライン)

2020年10月10日から11日にかけて、大学図書館問題研究会の第51回全国大会がオンラインで開催されます。

10月10日には研究発表や会員総会等が行われ、10月11日には8つの課題別分科会が開催されます。

参加を希望する場合は事前の申込が必要であり、参加費は会員2,000円、非会員3,000円です。

大学図書館問題研究会第51回全国大会(オンライン)
https://www.daitoken.com/research/annual_conference/2020/index.html

参考:
【イベント】大学図書館問題研究会第50回全国大会(神戸)(8/31-9/2・神戸)
https://current.ndl.go.jp/node/38537

Linked Dataが図書館にもたらす利点(記事紹介)

OCLCのブログ“Next”に、2020年9月2日付で図書館にとってのLinked Dataの利点に関する記事“How your library will benefit from linked data”が掲載されました。

同記事では、Linked Dataが図書館にもたらし得るものとして、以下等が挙げられています。
・作品、人物等についての記述の膨大なコレクション
・情報の拡張やコレクションへの追加を行う機能
・図書館員がLinked Dataを直接作成できるエコシステム
・図書館のメタデータと図書館以外が提供する情報源を連携させるツール

その他、OCLCにおけるLinked Dataに関するプロジェクトの経緯や、これまでの取組、今後の予定等について述べられています。

広島大学、同大学中央図書館に「小林角筆資料室」を設置:角筆文献を集めた世界初の資料室

広島大学広報グループが発行する『広大通信』の第155号(2020年9月4日発行)で、広島大学中央図書館の地下1階に「小林角筆資料室」が設置されたことが紹介されています。

小林角筆資料室は、先端をとがらせた木や竹の筆記具「角筆」による文献を集めた世界初の資料室です。角筆研究の第一人者である同大学の小林芳規名誉教授が、収集した角筆文献293点943冊を広島大学に寄贈したことがきっかけとなって設置されました。同資料室は角筆文献とともに、角筆の実物や、角筆を見えやすく浮かび上がらせるために考案された「角筆スコープ」も所蔵しています。

世界初の角筆資料室を設置. 広大通信. 2020, (155), p. 1.
https://www.hiroshima-u.ac.jp/system/files/149220/広大通信155号.pdf

参考:
広島大学図書館、教科書コレクション画像データベースで全文画像を公開

関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)、関西大学デジタルアーカイブで「近代漢語文献データベース」を公開

2020年9月4日、関西大学アジア・オープン・リサーチセンター(KU-ORCAS)は、関西大学デジタルアーカイブで「近代漢語文献データベース」を公開したことを発表しました。

近代漢語文献データベースは、KU-ORCAS現センター長の内田慶市教授を研究代表者として2006年度から2007年度に実施された科学研究費補助金(基盤研究(B))事業「19世紀『官話』の諸相—『周縁(ヨーロッパ・琉球・朝鮮・日本)』からのアプローチ」、および「関西大学アジア文化交流研究センター(CSAC)・言語文化班」の研究成果の一部としてかつて公開されていた「近代中国語コーパス」を新たに構築しなおしたものです。内田センター長の個人蔵書のうち、近代漢語関係資料約150点について、テキストデータと資料画像を対応させながら検索・閲覧することが可能となっています。

近代漢語文献データベースは、「ログイン」ボタンから新規登録を行うことで利用可能となります。

オープンアクセス(OA)は長期保存を保証しない:インターネット上から消滅したOAジャーナルに関する調査(文献紹介)

プレプリントサーバarXivに2020年9月3日付で、オープンアクセス(OA)ジャーナルの現在のインターネット上における保存状況等の調査結果を報告した文献“Open is not forever: a study of vanished open access journals”が公開されています。

同文献は、フィンランドの情報システム研究者Mikael Laakso氏ら3人の共著により執筆されました。2020年8月27日付の初版(Version 1)公開後、二度の改訂を経たVersion 3が9月3日付で公開されています。

国際図書館連盟(IFLA)、「性と生殖に関する健康と権利(SRHR)」に関する国際連合の意見照会に回答を提出:意識向上・情報アクセス保障など図書館の果たす役割等を表明

2020年9月3日、国際図書館連盟(IFLA)情報への自由なアクセスと表現の自由に関する委員会(FAIFE)は、女性・女児の「性と生殖に関する健康と権利(Sexual and Reproductive Health and Rights:SRHR)」に関する国際連合の人権高等弁務官事務所(Office of the High Commissioner for Human Rights: OHCHR)の意見照会に対して、回答を提出したことを発表しました。

柏崎市立図書館(新潟県)、柏崎高等学校図書館と連携し同校生徒による図書館蔵書活用の促進等を意図した取り組みを開始

2020年9月2日、新潟県の柏崎市立図書館(ソフィアセンター)は、新潟県立柏崎高等学校の学校図書館と連携し、同校生徒の課題研究や読書において、ソフィアセンターの蔵書活用を促進する取り組みを開始したことを発表しました。

ソフィアセンターは連携の背景として、高校生は学習・読書室の利用が多く、蔵書の活用は小中学生と比べると非常に少ない状況にあることなどを挙げ、同校との連携をきっかけに、市内の他の高校生の利用促進とレファレンスサービスの活用を働きかけていく、としています。

ソフィアセンターは同校図書館との連携事業の概要として、「課題解決支援」と「課題図書の簡単予約」を挙げています。「課題解決支援」は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定された同校1学年・2学年の生徒が探究活動として取り組む「柏崎サイエンスプロジェクト(KSP)」の課題研究テーマを両館で共有し、ソフィアセンターの蔵書とレファレンスサービスによって、生徒の課題解決を支援するものです。「課題図書の簡単予約」は同校1学年の生徒の課題図書300冊のうち、ソフィアセンターが所蔵する図書約200冊のリストをホームページに掲載し、簡単に検索や利用状況の確認・予約を可能とするものです。

オランダ科学研究機構(NWO)、人文科学分野のオープンアクセス(OA)雑誌のプラットフォーム“Open Library of Humanities(OLH)”へ3年間の資金提供を実施

2020年9月1日、人文科学分野のオープンアクセス(OA)雑誌のプラットフォーム“Open Library of Humanities(OLH)”は、オランダ科学研究機構(NWO)がOLHの図書館協力補助金制度(Library Partnership Subsidy system)に参加し、3年間の資金提供を約束したことを発表しました。

OLHはアンドリュー W.メロン財団等の助成により立ち上げられたプラットフォームであり、コストを著者ではなく国際的な図書館コンソーシアムからの出資に依拠するダイヤモンドOAモデルで運営されています。

NWOのPresident Executive Boardであるギーレン(Stan Gielen)氏はOLHへの資金提供に関して、「NWOはOAの実現・転換のためには多様なルートとビジネスモデルが存在すると強く確信している。これには非営利・非APCベースのダイヤモンドOAモデルも含まれている。OLHは極めて革新的なビジネスモデルに基づく人文科学研究者向けの高品質出版プラットフォームとして際立ったものであり、今後3年間支援できることは光栄である」とコメントしています。

石川県立図書館、同館所蔵『瓦版はやり唄 虎列剌もの』所収「虎列剌病予防阿房陀羅経」の実演動画を公開

2020年9月7日、石川県立図書館が、同館所蔵『瓦版はやり唄 虎列剌もの』所収「虎列剌病予防阿房陀羅経」の実演(再現)動画を、YouTubeで公開しました。

1879年に流行したコレラのニュースを取り上げた『瓦版はやり唄 虎列剌もの』に合綴されている「虎列剌病予防阿房陀羅経」を、元図書館職員の僧侶が、節談説教のイメージで朗読し、再現したものです。

石川県立図書館
https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/
※お知らせ欄に「資料の紹介動画「『瓦版はやり唄 虎列剌もの』より「虎列剌病予防阿房陀羅経」」の配信を開始しました。(9/7)」とあります。

『瓦版はやり唄 虎列剌もの』より「虎列剌病予防阿房陀羅経」(YouTube)
https://youtu.be/LhPy_MrgE5Q
※石川県立図書館の公式チャンネル

国際図書館連盟(IFLA)、「IFLAディスレクシアの人のための図書館サービスのガイドライン 改訂・増補版」の日本語訳を公開

2020年9月7日、国際図書館連盟(IFLA)が、「IFLAディスレクシアの人のための図書館サービスのガイドライン 改訂・増補版」の日本語訳の公開を発表しています。

IFLA Guidelines for Library Services to Persons with Dyslexia - Revised and extended published into Japanese(IFLA,2020/9/7)
https://www.ifla.org/node/93307

オーテピア高知図書館、オーテピアティーンズ部を創設

高知県が、2020年8月20日付で、オーテピア高知図書館が、7月18日にオーテピアティーンズ部を創設し、高知県内在住の中学1年生から高校3年生等(13歳から18歳)を対象にメンバーを募集していることを発表しています。

読書や創作活動が好きな10代が、読書の楽しさを発信することによって、普段本を読まない、図書館を利用しない同世代に読書や図書館に興味を持ってもらうことを目的とした活動で、図書館が所蔵している本の紹介文や、展示テーマに沿ったエピソード、オリジナルイラストなどを作成し、図書館へメールで投稿するといった活動を行います。

オーテピアティーンズ部の創設とメンバー募集 (高知県,2020/8/20)
https://www.pref.kochi.lg.jp/press2/2020072100109/

大阪教育大学、東京書籍とネーミングライツに関する協定を締結:附属図書館の「まなびのひろば」の名称を「東京書籍 Edu Studio」に

2020年9月3日、大阪教育大学が東京書籍とネーミングライツに関する協定を締結しました。

同大学では、インフラの長寿命化計画に基づき、大学全体のインフラ予防保全等の施設整備を実施するための財源獲得を目的に、ネーミングライツ制度を2020年4月から導入しており、「附属図書館2階まなびのひろば」と、「附属図書館天王寺分館まなびのひろば」のネーミングライツの公募に対して、東京書籍が応募し、選定されたものです。

期間は2020年9月から2023年8月までで、施設の名称は「東京書籍 Edu Studio」です。

大阪教育大学と東京書籍が、ネーミングライツに関する協定を締結(大阪教育大学,2020/8/25)[PDF:2ページ]
https://osaka-kyoiku.ac.jp/_file/kikaku/kouhou/press_release/2020/20200825.pdf