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7月 25日, 2019

E2157 - 佐賀県立図書館における「漫☆画太郎カード」制作の経緯

佐賀県立図書館では,今年の「こどもの読書週間」に合わせて3種類の限定デザイン利用者カードを各100枚制作し,18歳以下の新規登録者に配布した。その中でも特に,人気ギャグ漫画家の漫☆画太郎(まん☆がたろう)先生のイラストを使用したカードがSNSを中心に拡散し,さらに新聞やテレビでも紹介されるなど大きな話題を呼んだ。

E2162 - どの研究データを保存すべきか:英・Jiscによる調査レポート

英国のJiscは2019年3月に保存すべき研究データに関する調査レポート“What to Keep: A Jisc Research Data Study”を公開した。本稿では,調査レポートの主要パートである,保存すべき研究データ(3章)・研究データ保存の現況(4章)・研究データ保存の課題・改善案(5章)に関する調査分析と利害関係者への提言を中心にその内容を概観する。

E2160 - オープン・サイテーションと機関リポジトリの展開<報告>

2019年5月20日,京都大学図書館機構は,2019年度京都大学図書館機構講演会「オープン・サイテーションと機関リポジトリの展開」を開催した。71人の大学図書館職員,研究者,リサーチ・アドミニストレーター(URA)等が参加した。講演会の目的は2点ある。1点目は,学術出版物のオープン・サイテーション(引用データのオープン化)を推進する国際的なイニシアティブとして,2017年4月に設立されたI4OC(Initiative for Open Citations)の取り組みを紹介することで,オープン・サイテーションの概念を日本に導入することである。2点目は,日本でのオープン・サイテーションの実現について検討することである。本稿では講演の内容を紹介する。なお,講演資料は京都大学学術情報リポジトリで公開されている。

E2159 - ジャーナルプラットフォームの連合体“GLOALL”の結成

ユネスコが提唱する“Inclusive Knowledge Societies”という概念がある。全ての人々は,各々に合った言語や形式により,情報やコミュニケーション手段にアクセスすることが可能で,またそれらを解釈し活用するためのスキルを備えている,という状態を指し,ユネスコはそのような社会の実現を目指さなければならないとしている。科学技術・学術情報の流通も,この概念で言うところの「情報」及び「コミュニケーション手段」に含まれると考えられるが,現在の学術ジャーナルを巡る情勢は,いわゆるオープンアクセス(OA)に関する議論を踏まえても,理想的な状態からは程遠いと言わざるを得ない。特に2018年に欧州の助成機関が発表した,公的助成による研究の成果論文の即時OAを義務化する計画である“Plan S”と,それに関して世界的に展開された激しい議論は,立場による見解の相違はあるものの,科学技術・学術情報流通が多くの問題を抱えた状態にあることの明確な証左として共通認識されたのではないだろうか。

7月 24日

7月 11日

E2154 - 国立国会図書館,次世代デジタルライブラリーを公開

国立国会図書館(NDL)では,次世代の図書館システムの開発を目指し,調査研究を行っている。これまでの成果の一つとして,2019年3月29日にNDLラボのウェブサイトから「次世代デジタルライブラリー」というウェブサービスを公開した。

E2156 - IFLA,貴重書等の整理におけるRDA適用に関する報告書を公開

国際図書館連盟(IFLA)貴重書・特別コレクション分科会(RBSCS)は,貴重書・特別コレクション(以下「貴重書等」)の整理業務におけるRDA(Resource Description and Access;CA1766参照)適用状況に関する調査の分析結果の報告書“IFLA Survey on Rare Materials Cataloguing with RDA”を2019年2月に公開した。

E2155 - Japan Open Science Summit 2019<報告>

2019年5月27日から28日まで,学術総合センター(東京都千代田区)において,Japan Open Science Summit 2019(JOSS2019)が開催された。国内でオープンサイエンスに携わる関係者を対象としたカンファレンスであり,昨年(E2051参照)に続き2回目となる。19のセッションで構成され,各日最後に「まとめセッション」が設けられたほか,主催・協力機関等がオープンサイエンスや研究データに関する各々の取組について紹介するポスター展示が行われた。なお,本イベントはSNSでの広報を積極的に取り入れ,Twitterなどでの発信が推奨された。Twitterで#JOSS2019を検索するとイベントの一連の様子を知ることができる。本報告では,これらのうち,国立国会図書館が主催したセッションとそれ以外の3つのセッションの概要を報告する。

E2153 - 大学図書館の成果を測る:Project Outcome大学図書館版

2019年4月,米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が,大学図書館向けの利用者調査のためのオンラインツール“Project Outcome for Academic Libraries”を正式公開した。同ツールはACRLのウェブサイト上で公開されており,大学図書館員や図書館情報学を学ぶ学生であれば,登録後,無料で利用することができる。

7月 10日

6月 27日

E2149 - インド連邦議会下院の“Parliament Digital Library”

連邦制国家のインドにおいて,連邦議会は大統領,上院(Rajya Sabha),下院(Lok Sabha)から構成される。国民による直接選挙で選ばれた議員からなる下院は,議院内閣制の下で首相を事実上選出するなどの点で上院に優位している。

E2148 - 台湾公共図書館の利用状況と読書力:2018年報告より

2019年2月25日,台湾国家図書館が,『107年臺灣閲讀風貌及全民閲讀力年度報告』を発表した。同館では,2011年より,台湾の読書嗜好性に係る報告を毎年発表しており,本報告書は,2018年における学校図書館及び公共図書館の利用統計を28の表で分析したものである。学校図書館には,小中高図書館のほか,大学図書館・専科学校図書館を含む。本稿では,台湾の公共図書館の状況を知る手掛かりとするために,公共図書館に関する記述を中心に本報告書の内容を紹介する。報告書本文の構成は大きく4つに分かれ,利用者動向及び利用者属性,貸出された資料のランキング,図書館の類型別に見た利用状況及び所蔵資料の内訳,行政区別に見た利用状況のランキングから成る。なお,報告書に章番号は振られていないが,本稿では便宜上番号を振り紹介する。

E2147 - 米国における子どもと家庭の読書の実態に関する全国調査

児童向けの出版・教育などを手掛ける米国のScholastic社は,2019年1月から5月にかけて,子どもと家庭の読書状況に関する全国調査についての一連の報告書“Kids & Family Reading Report”の第7版を公表した。

E2151 - 2019年CEAL及びAAS年次大会・NCC公開会議<報告>

2019年3月,米国コロラド州デンバーにおいて,東亜図書館協会(CEAL)年次大会と北米日本研究資料調整協議会(NCC)公開会議が19日から21日にかけて,アジア学会(AAS)の年次大会が21日から24日にかけて開催された(E2028ほか参照)。国立国会図書館(NDL)からは,筆者を含む2人の職員が参加した。

E2150 - Asia OA Meeting 2019<報告>

梅雨の時節となり,筆者が勤務する大学構内でも色とりどりの傘が行き交う様をよく見る。相合傘でしのぐ学生たちをほほえましく思う傍ら,最近では傘からオープンサイエンスを連想することも多くなった。

E2146 - 公共図書館におけるプログラミングワークショップ実証実験

日販コンピュータテクノロジイ株式会社(NCT)と株式会社図書館流通センター(TRC)は連携し,2018年12月中旬から2019年1月中旬までの期間に,公共図書館におけるプログラミングワークショップ(WS)の実証実験を行った。実証実験の報告とともに公共図書館におけるプログラミング教育についての考察を述べる。

『カレントアウェアネス』40周年に寄せて / 羽入佐和子

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カレントアウェアネス
No.340 2019年6月20日

 

創刊40周年記念巻頭言

 

『カレントアウェアネス』40周年に寄せて

国立国会図書館長 羽入 佐和子

 

 『カレントアウェアネス』は今年8月に創刊40周年を迎えます。
 皆様のこれまでのご支援に心から感謝申し上げます。

『カレントアウェアネス』40年の歩み / 関西館図書館協力課

PDFファイル

カレントアウェアネス
No.340 2019年6月20日

 

『カレントアウェアネス』40年の歩み

 

 『カレントアウェアネス』(CA)は1979年8月、「図書館に関する最新情報の速報による提供」(創刊号「発刊にあたって」)のための月刊の情報誌として創刊されました。この2019年8月で創刊40周年の節目を迎えます。

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