アーカイブ - 2009年 11月 - car

11月 6日

WikipediaなどのWikimedia財団のサイトへの平均アクセス時間、日本がトップ

Wikipediaを運営するWikimedia財団は、comScore社と共同で実施した、世界のインターネット利用者数などに関する調査結果を公表しています。サイト別のユニークユーザー数では、トップがGoogleのサイトの8億7900万人で、Wikimedia財団のサイトは3億2500万人で第5位となっています。また、Wikimedia財団のサイトの訪問者の一人当たりのアクセス時間も国別で公表されており、日本が17分でトップとなっています。

Wikimedia and comScore partner to improve understanding of the reach and impact of free knowledge on the Web(2009/11/3付けWikimedia財団のプレスリリース)
http://wikimediafoundation.org/wiki/Press_releases/Wikimedia_and_comScore_partnership_November_2009

Wikimedia and comScore Announce Partnership; Top 10 Countries by Engagement on Wikimedia Sites(2009/11/5付けResourceShelfの記事)

11月 5日

NDL、「日本書籍検索制度提言協議会の設立について」をウェブサイトに掲載

国立国会図書館(NDL)は、日本文藝家協会・日本書籍出版協会などにより設立された「日本書籍検索制度提言協議会」に関して、長尾真館長の「国民の共有財産である書籍の自由な検索と活用に道を開くものであり、歓迎する」などとする声明をウェブサイトに掲載しています。

2009年11月5日 日本書籍検索制度提言協議会の設立について
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2009/1188240_1393.html

(長尾館長の声明)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2009/statement1104.pdf

参考:
日本文藝家協会・日本書籍出版協会など、国立国会図書館蔵書の配信についての協議会を設立
http://current.ndl.go.jp/node/15171

デジタル時代の著作権等についてのLessig教授・中山信弘教授・長尾真NDL館長らの講演の動画

2009年10月5日に開催されたシンポジウム「科学における情報の上手な権利化と共有化」(ライフサイエンス統合データベースセンター主催)での、下記の講演を含む計6名による講演の動画が公開されています。
○Lawrence Lessig・ハーバード法科大学院教授 “Copyright in the Digital Age and Its Impact on Scientific Data Sharing”
○中山信弘・明治大学特任教授「デジタル時代の著作権とイノベーション」
○長尾真・国立国会図書館長「公表したものは共有財産」(Published Materials Are Common Property)

「科学における情報の上手な権利化と共有化」プログラム
http://symposium.lifesciencedb.jp/IPDS/program

国際消費者機構、著作権保護下にある資料へのアクセス・利用に関する世界規模でのアンケート調査を実施

国際消費者機構(Consumers International:CI)が、キャンペーン“Access to Knowledge”の一環として、著作権保護下にある資料(教育資料、ソフトウェア、映画・音楽)へのアクセス・利用に当たって、消費者がどのような障害に直面しているのかを明らかにすることを目的としたアンケート調査を世界規模で実施するということです。この調査に先立ち、2009年の第2四半期には20か国の150名を超える消費者に対して対面インタビュー調査が行われており、アンケート調査はインタビュー調査の結果を量的な観点から検証するものとなっています。

Consumer survey on access barriers released online in eight languages!
http://a2knetwork.org/ja/consumer-survey-access-barriers-released-online-eight-languages

欧州研究図書館協会(LIBER)、2009-2012年の戦略計画を公表

欧州研究図書館協会(LIBER)が、2009-2012年の戦略計画を公表しています。優先課題として、学術コミュニケーション、デジタル化と資料探索、遺産コレクションと保存、等があげられています。

Making the case for European research libraries LIBER Strategic Plan 2009-2012
http://www.libereurope.eu/files/LIBER-Strategy-FINAL.pdf

クラウド技術を使ったリポジトリ運営プロジェクト“Fedorazon”の結果報告書(英国)

リポジトリ用ソフトウェア“Fedora”を“Amazon Web Services”を活用し、クラウド環境で運用するJISCの資金援助プロジェクト“Fedorazon”が、その研究成果の最終報告書を発表しました。機関リポジトリを構築、運営する際のハードウェアの障壁を、クラウド技術の活用によって取り除くことができるのかどうかを検証する内容になっています。

Fedorazon - Final Report
http://ie-repository.jisc.ac.uk/426/

Fedorazon
http://www.ukoln.ac.uk/repositories/digirep/index/Fedorazon

ミシガン図書館コンソーシアム、新書誌ユーティリティ“SkyRiver”と提携

米国ミシガン州の各種図書館で構成されているミシガン図書館コンソーシアムが2009年11月3日、OCLCの対抗馬となることを目指しているとも言われる新たな書誌ユーティリティ、“SkyRiver”と提携することを発表しました。この提携により、同コンソーシアムは、より抑えた価格で、書誌ユーティリティサービスをメンバー館に提供することが可能になります。

Michigan Library Consortium to Partner with SkyRiver(SkyRiverのニュースリリース)
http://theskyriver.com/2009/11/mlc-to-partner-with-skyriver

参考:
E987(NO.160)新たに登場した書誌ユーティリティ“SkyRiver”
http://current.ndl.go.jp/e987

日本文藝家協会・日本書籍出版協会など、国立国会図書館蔵書の配信についての協議会を設立

2009年11月4日に、日本文藝家協会・日本書籍出版協会などが「日本書籍検索制度提言協議会」の設立を発表しています。これは、日本における書籍検索システムのあり方を検討するための組織で、国立国会図書館の電子化された蔵書を配信する仕組み等について検討し、2010年4月をめどに提言を発表する予定とのことです。

国会図書館のアーカイブ活用、日本版書籍検索システム検討に着手(2009/11/4付けINTERNET Watchの記事)
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091104_326411.html

日本書籍検索制度提言協議会:日本文芸家協会などが設立(2009/11/5付け毎日.jpの記事)
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20091105ddm012040028000c.html

11月 4日

LC、北米におけるMARCの「市場」を調査した報告書を公表

米国議会図書館(LC)のウェブサイトに、北米におけるMARCの「市場」(marketplace)の実態を調査した報告書が掲載されています。MARCの作成と流通、需要と供給、価格などについて分析されています。

New Report & Study Available(ニュースリリース)
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/

Study of the North American MARC Records Marketplace(本文)
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/MARC_Record_Marketplace_2009-10.pdf

3Mのポスト型自動返却機、新たに3つの図書館に導入

米国の3M社は、同社が開発したポスト型の自動返却機“Intelligent Return and Sorter System”を米国の3つの図書館に導入したと発表しています。返却口のベルト上に資料を乗せると、機械が資料を内部へと運び、ICタグ(RFID)あるいはバーコードの情報を読み取って、返却処理と配架場所別の仕分けを行った後、返却口の横から受領証を出力するという仕組みのようです。同社のウェブサイト上で、処理の実演の動画を見ることができます。

3M Intelligent Return and Sorter System SL Helps Libraries Enhance Productivity(3Mのニュースリリース)
http://multimedia.3m.com/mws/mediawebserver?SSSSSu7zK1fslxtUOx_SPxtxev7qe17zHvTSevTSeSSSSSS--

Intelligent Return and Sorter System
http://solutions.3m.com/wps/portal/3M/en_US/library/home/products/automated-materials-handling/intelligent-return-sorter/

LC、書誌分野で今後4年間に取るべき行動をまとめた報告書を公表

米国議会図書館(LC)が2008年に公表した書誌コントロールに関する報告書“On the Record”を基に、LCが今後4年間に取るべき行動をまとめた文書がLCのウェブサイトに掲載されています。

New Report & Study Available(ニュースリリース)
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/

On the Record Report Recommendations the Library of Congress Should Pursue(本文)
Over the Next Four Years
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/OTR_rep_response_final_091509.pdf

ALA、図書館の物流管理に関する書籍を刊行

米国図書館協会(ALA)が、図書館資料の選別、梱包、配達、返却という図書館の物流管理をテーマにした書籍“Moving Materials: Physical Delivery in Libraries”を出版しました。この分野は、図書館が時間とお金をかけて実施しているサービスであるにもかかわらず、これまで十分な情報が収集されてきませんでした。この書籍により、情報不足が改善されるものとして期待されています。なお、この書籍を通じて読者は、

・配達サービスの価格設定の効果
・組織内の配達システムの管理
・物理的な配達サービスの外注の価値
・ルーティングと資料管理システムの詳細
・新しい技術とLibrary2.0の物理的な配達サービスへのインパクト
・自宅への配達のハウツー

といったことが学べるということです。

Moving Materials: Physical Delivery in Libraries
http://www.alastore.ala.org/detail.aspx?ID=2642

Library materials from here to there and back again(ALAのニュースリリース)

ブックトラック変身コンテスト、2009年のエントリー作品

本や図書館をテーマにしたマンガを配信しているサイト“Unshelved”が主催するブックトラック変身コンテスト“Pimp My Bookcart”の、2009年のエントリー作品がウェブサイトで発表されています。

Pimp My Bookcart 2009
http://www.unshelved.com/PimpMyBookcart/carts.aspx?year=2009

参考:
今年もやります!ブックトラック変身コンテスト
http://current.ndl.go.jp/node/13464

オープンアクセスの精神を表現する俳句コンテスト

オープンアクセス週間に合わせたイベントの1つとして、英国の機関リポジトリ推進プログラムSHERPAが、「オープンアクセスの精神を表現する俳句コンテスト」を開催しました。英国だけでなく、世界中からエントリーが受け付けられ、審査の結果、ノーザンプトン大学のピックトン氏の俳句が最優秀賞を受賞しました。ピックトン氏の俳句は、

Set your research free
As flowers offer nectar
To the passing bee

というものです。

Haiku for "The Spirit of Open Access"
http://www.sherpa.ac.uk/guidance/Haiku.html

参考:
オープンアクセス週間(2009年10月19日~23日)のイベント
http://current.ndl.go.jp/node/14717

PEERプロジェクト、リポジトリへの原稿デポジットの手続きと利用ログのハーべスティングに関する報告書最終版を刊行

出版社、図書館、研究コミュニティの協同による、欧州における研究成果の出版・生態系を評価するPEERプロジェクトは2009年4月、リポジトリへの原稿デポジットの手続きと利用ログのハーべスティングに関する報告書のドラフト版を刊行していましたが、このほど最終版が発表されました。

Final report on the provision of usage data and manuscript deposit procedures available(PEERのプレスリリース)
http://www.peerproject.eu/system/latest/singleview/?tx_ttnews%5Btt_news%5D=36&tx_ttnews%5BbackPid%5D=11&cHash=e84961fd27

川崎市、プロサッカーチームと共同で読書推奨事業を実施

川崎市教育委員会が、地元のプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」と共同で読書推奨キャンペーン事業「川崎フロンターレと本を読もう!」を実施しています。市内市立図書館に選手らの推薦図書コーナーを設置したり、選手による絵本読み聞かせ会を実施するなどして、読書に対する興味を高めていくとのことです。

「川崎フロンターレと本を読もう!」事業実施のお知らせ(川崎市報道発表資料)
http://www.city.kawasaki.jp/press/info20091022_8/index.html

「川崎フロンターレと本を読もう!」事業実施のお知らせ(川崎フロンターレのニュースリリース)
http://www.frontale.co.jp/info/2009/1019_8.html

文科省、平成20年度学術情報基盤実態調査の結果を発表

文部科学省が、「平成20年度学術情報基盤実態調査」の結果を発表しています。

平成20年度「学術情報基盤実態調査」の結果報告について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/10/1286258.htm

参考:
文部科学省、平成19年度学術情報基盤実態調査の結果を発表
http://current.ndl.go.jp/node/12580

LC、2つ目の公式ブログ“Inside Adams”をスタート

米国議会図書館(LC)はこのほど、2007年から開始した“Library of Congress Blog”に続いて2つ目となる新しいブログ“Inside Adams”をスタートさせました。このブログは、LCの科学・技術・ビジネス部門(Science, Technology & Business Division)によるもので、同部門が管理しているコレクションや、同部門の活動を広く紹介することを目的にしています。ブログ名にある“Adams”は、同部門が入っている建物の名“John Adams Building”(John Adamsは米国の第2代大統領)に由来しています。

Inside Adams
http://blogs.loc.gov/inside_adams/

11月 2日

京都府、総合資料館と府立大学図書館を一体化へ

京都府の府立総合資料館の老朽化に伴う建て替えに関して、京都府立大学の図書館との一体化が構想されているとのことです。2010年代前半の完成を目指しており、両機関の連携により、京都の歴史や文化を研究する京都学の拠点「国際京都学センター」も設置する予定とのことです。

京都府立大図書館と一体に 総合資料館建て替え(2009/11/1付け京都新聞の記事)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009110100011&genre=A2&area=K00

京都府立植物園、京都府立総合資料館との連携に関する包括協定を締結しました。(2009/4/3付け京都府立大学の府大ニュース)
http://www.kpu.ac.jp/contents_detail.php?co=tpc&frmId=1238

マギル大学図書館、遠方の学生を対象に遠隔貸出サービスを実施

カナダのマギル大学図書館では、キャンパスから100km以上離れたところに住んでいる学生を対象に、図書の遠隔貸出サービスを開始しています。郵便を使って貸出・返却が行われ、費用は図書館側が支払うとのことです。

New distance borrowing service: borrow books without coming to the Library(マギル大学のニュースリリース)
http://www.mcgill.ca/channels/announcements/item/?item_id=111761

Borrowing from the McGill Library > McGill students
http://www.mcgill.ca/library/library-using/mcgillloans/undergrad/

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