アーカイブ - 2009年 1月 - car

1月 28日

オープンアクセス出版の拡大が英国の高等教育機関にもたらす経済的効果についてのレポート

英国情報システム合同委員会(JISC)がこのほど、委託により実施した、オープンアクセス出版の費用と利点についての調査レポートを刊行しています。これは、

・読者が費用を支払う「購読契約モデル」
・執筆者側が費用を支払って読者が無料でアクセスできるようにする「オープンアクセス出版モデル」
・執筆者がリポジトリにセルフアーカイブして読者が無料でアクセスできるようにする「オープンアクセスセルフアーカイビングモデル」

東京歯科大学図書館、機関リポジトリ検索用のiGoogleガジェットを公開

東京歯科大学図書館が、「東京歯科大学学術機関リポジトリ(IRUCAA@TDC)」検索用のiGoogleガジェットを公開しています。

iGoogleガジェット公開 - いるか飼育日記
http://irucaa.seesaa.net/article/112182722.html

iGoogleガジェット:東京歯科大学学術機関リポジトリ
http://www.google.com/ig/directory?type=gadgets&url=www.tdc.ac.jp/lib/ir/irucaa.xml

東京歯科大学学術機関リポジトリ(IRUCAA@TDC
http://ir.tdc.ac.jp/

iGoogleガジェット:東京歯科大学蔵書検索

Thomson Reuter社、学術誌評価分析データベース“JCR”に新指標を導入

Thomson Reuter社が、学術誌評価分析データベース“Journal Citation Report(JCR)”をバージョンアップしたことを発表しています。これまでの、2年間の論文データを元に計算されたインパクトファクターに加え、新指標“Eigenfactor”および5年間のデータで計算したインパクトファクターを導入したとのことです。また自誌引用値も明示するようになったそうです。

トムソン・ロイター:Journal Citation Reportsの最新版を発表
http://www.thomsonscientific.jp/news/press/pr_200901/350008.shtml

eigenfactor.org - ranking and mapping scientific journals
http://www.eigenfactor.org/

SPARC Japan セミナー「SPARC選定誌がやってきたこと」

国立情報学研究所(NII)の国際学術情報流通基盤整備事業(SPARC Japan)が、2月13日に、第9回SPARC Japanセミナー2008「SPARC選定誌がやってきたこと」を開催します。

第9回 SPARC Japan セミナー2008「SPARC選定誌がやってきたこと」
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2008/20090213.html

DRF-Ookayama:DRF地域ワークショップ(関東地区)

DRF(デジタルリポジトリ連合)によるDRF地域ワークショップ(関東地区)「DRF-Ookayama」が、2月9-10日に東京工業大学で開催されます。

DRF地域ワークショップ(関東地区)DRF-Ookayama
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF-Ookayama

参考:
DRFが横浜合意と学位論文メタデータ標準案(提案)を発表
http://current.ndl.go.jp/node/11471

GPO、全米の連邦政府寄託図書館の現況調査報告書を公表

全米各地域において「連邦政府刊行物寄託図書館(FDLP)」に指定されている図書館が多数存在していますが、それらの図書館において政府情報提供機能が有効に機能しているか、米国政府印刷局(GPO)が調査をおこなっています。
このほど公開された報告書では、政府情報へのパブリックアクセスを妨げる原因となっている、各FDLPの組織的、財政的、技術的などの問題について分析が加えられているとともに、今後のFDLP制度維持に向けた提言がなされています。

GPO Study of Regional Depositories
http://www.fdlp.gov/home/about/209-studyofregionals

JLA、「「司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について」(報告・案)に対する意見」を公表

日本図書館協会(JLA)は2009年1月26日付けで、文書「「司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について」(報告・案)に対する意見」を公表しています。

「司書資格取得のために大学において履修すべき図書館に関する科目の在り方について」(報告・案)に対する意見
http://www.jla.or.jp/kenkai/20090126.pdf

参考:E876 - 大学での司書資格取得に必要な科目等に係る意見募集が開始
http://current.ndl.go.jp/e876

1月 27日

OCLC、共同デジタルリポジトリ“HathiTrust”と提携

OCLCと、カリフォルニア大学、ミシガン大学、イリノイ大学等による共同デジタルリポジトリ“HathiTrust”とが2009年1月26日、提携を発表しました。OCLCのWorldCat、WorldCat Localにメタデータを作成し、HathiTrustに収録されているデジタルコンテンツにリンクできるようにして、HathiTrustの可視性、アクセシビリティを高めるとのことです。

HathiTrust and OCLC to work together to enhance discovery of digital collections
http://www.oclc.org/news/releases/20097.htm

HathiTrust
http://www.hathitrust.org/

Index Data社、Z39.50、MARC、SRU/SRWなど図書館向けツールをOSSとして公開

デンマークのコンサルティング、ソフトウェア会社Index Data社が、メタサーチ用ソフトやZ39.50/SRU/SRWのサーバ/クライアント、MARCレコードのフォーマット/文字コード変換ツール、XMLベースのインデクシング/検索エンジンなど、各種図書館向けソフトウェアをオープンソースライセンス(GPL、BSDなど)で提供しています。

Index Data > Software
http://www.indexdata.com/software/

Index Data
http://www.indexdata.com/

January 23, 2009付けCatalogablogの記事
http://catalogablog.blogspot.com/2009/01/marc-tool.html

ニューベリー賞、コルデコット賞など子ども向けメディアに関連する賞の受賞者が発表に(米国)

米国図書館協会(ALA)およびその傘下の児童図書館サービス協会(ALSC)、ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が協同で毎年選定している、子ども向けメディアに関連する各種の賞“Youth Media Awards”の受賞者が、2009年1月26日、ALA冬季大会(コロラド州デンバーで開催)にて発表されました。この表彰式の模様は、Youth Media Awards担当者がTwitterでリポートしているほか、動画でも公開されています。

南アジアのオープンアクセス事情に関するレポート

ユネスコのニューデリーオフィスが、南アジアのオープンアクセス事情に関するレポート(事例紹介)を刊行しています。インドとパキスタンの2か国で行われている17の電子図書館イニシアチブ、6つのオープンコースウェアイニシアチブ、6つの電子ジャーナルイニシアチブ、5つのメタデータハーベスティングサービス(Open J-Gateなど)、6つの国家レベルのリポジトリ、19の機関リポジトリが紹介されています。

UNESCO publishes a book on Open Access to Knowledge in South Asia: UNESCO-CI
http://portal.unesco.org/ci/en/ev.php-URL_ID=26397&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html

参考:
E527 - インドのオープンアクセス事情

英・アイルランド、今年も世界に先駆けて“World Book Day”を開催

ユネスコは毎年4月23日(サン・ジョルディの日)を、“World Book and Copyright Day(世界図書・著作権の日)” としていますが、英国・アイルランドは毎年、これに先んじて3月に、出版社等が中心となって“World Book Day”を開催しています。この2009年は3月5日が“World Book Day”で、ウェブサイトでは、各地で開催されるイベント、スポンサーの支援により1ポンドで提供される子ども向けの本などが紹介されています。

World Book Day
http://www.worldbookday.com/

World Book and Copyright Day - April 23: UNESCO Culture Sector

岡山情報文化研究所の活字接触度調査

岡山情報文化研究所が、岡山県民約700人に対して、活字への接触度をアンケート調査した結果を発表しています。

本の入手先として、「図書館で借りる」が44.8%で、「本屋で購入」の92.1%に次ぐ選択肢となっています。

活字接触度 - 岡山情報文化研究所
http://www.vis-a-vis.co.jp/home/trend/net/200810katsuji.pdf

岡山情報文化研究所
http://www.vis-a-vis.co.jp/home/

読書:岡山県人は月14冊 トップは書籍の3・02冊--情報文化研究所調査 /岡山 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/area/okayama/news/20090114ddlk33040675000c.html

参考:
岡山県立図書館が入館者数・貸出冊数で3年連続全国トップに

Amazon.com、MicrosoftとAdobeのフォーマットでの電子書籍提供を中止へ?

Publishers Weekly誌が報じるところによると、Amazon.com社が出版社へ作家の顧客に対し、Microsoft ReaderとAdobeのフォーマットでの電子書籍の提供を中止することを伝えたということです。今後は、Amazon.com社が所有しているKindleとMobipocketのフォーマットでの電子書籍販売に限定していく計画であると、記事は伝えています。

Amazon To Drop Microsoft, Adobe e-Book Formats
- Publishers Weekly 2009/1/26付けの記事
http://www.publishersweekly.com/article/CA6631991.html?nid=2286&source=link&rid=1192404514

Springer社の雑誌に掲載されたカリフォルニア大学所属者の論文、2009年から直ちにOA化&リポジトリで公開

カリフォルニア大学図書館とSpringer社が2009年1月23日、Springer社の雑誌に掲載された同大学所属者の論文について、2009年からSpringer社のオープンアクセスオプション“Springer Open Choice”とすることで合意したと発表しています。これにより、論文は直ちに、完全にオープンアクセス化され、クリエイティブ・コモンズのライセンスで提供されます。また同時に、出版社版が同大学図書館の機関リポジトリにも収録されます。このオープンアクセス化の費用は、全体のライセンス料に組み込まれており、記事単位の費用はかからない形になっているとのことです。

UC libraries and Springer sign pilot agreement for open access journal publishing

2月2日は「情報セキュリティの日」

内閣官房長官を議長とする情報セキュリティ政策会議は毎年2月2日を「情報セキュリティの日」と定めています。この「情報セキュリティの日」に合わせ、日本各地で、自治体や一般企業が主催する様々なイベントが催されています。

「情報セキュリティの日」関連行事について
http://www.nisc.go.jp/press/pdf/sd09event_press.pdf

情報セキュリティの日
http://www.nisc.go.jp/isd/index.html

公正取引委員会、「アニメーション産業に関する実態調査報告書」を公表

公正取引委員会はこのほど、アニメ製作の委託取引、アニメ製作現場での著作権の帰属や二次利用のあり方の実態などに関する調査結果をまとめた「アニメーション産業に関する実態調査報告書」を公表しました。

アニメーション産業に関する実態調査報告書(概要)
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/09.january/090123.pdf

報告書本体(上)
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/09.january/090123houkokusyo01.pdf

報告書本体(下)
http://www.jftc.go.jp/pressrelease/09.january/090123houkokusyo02.pdf

公取委がアニメ産業の実態調査報告、「製作委員会方式」にも言及

1月 26日

1743年設立の米国最古級の図書館、財政難で閉館の危機

米国ペンシルベニア州デラウェア郡にあるDarby Free図書館は、設立が1743年で、現在まで運営が継続されている米国の図書館としては、最古だと言われています。この図書館の運営経費は主に、私的な寄付、資産運用、州からの不確定な資金提供などによって賄われてきました。米国を襲った経済危機の影響で、厳しいながらもまだ数年はもつと見込まれていた図書館財政が逼迫し、事態が急変したようです。

Darby library faces the ax/ Oldest in U.S., it's in $ pinch
http://www.philly.com/dailynews/local/20090122_Darby_library_faces_the_ax__Oldest_in_U_S___it_s_in___pinch.html

参考:

2009年“Read an E-Book Week”

2009年の電子書籍の存在をアピールするイベント“Read an E-Book Week”は3月8日から14日となったそうです。Read an E-Book Weekのウェブサイトには、「電子書籍にの未来は明るい」として、その根拠を3つ(教育現場での浸透、米国の出版小売市場での電子書籍売り上げの成長、日本での電子書籍市場の成長)挙げています。

“Read an E-Book Week”
http://www.ebookweek.com/index.html

参考:
3月2日から8日は2008年“Read an E-Book Week”
http://current.ndl.go.jp/node/7342

LC、アフリカの1枚ものの地図12万点以上の目録化作業に着手

米国議会図書館(LC)は図書館情報資源振興財団(CLIR)から約24万ドルの資金援助を得、アフリカの1枚ものの地図12万5千点の目録を作成することを発表しました。この目録レコードには、目録からの地理的検索を可能にする、各地図の地理的座標も含まれる予定です。目録レコードが強化されることにより、それぞれの地図がカバーしている地域を、Google Earthのような地理的なブラウザを使って見ることが可能になるということです。このプロジェクトは2012年2月までの予定で取り組まれます。

Library of Congress Receives Grant To Catalog Hidden Special Collections
(LCのプレスリリース)
http://www.loc.gov/today/pr/2009/09-012.html

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