アーカイブ - 2009年 2月 - car

2月 27日

お茶の水女子大学付属図書館、先駆的女性研究者の足跡を示す資料のデジタルアーカイブを公開

お茶の水女子大学附属図書館が、同大学が輩出した先駆的女性研究者の足跡を示す資料をデジタル化した「お茶の水女子大学デジタルアーカイブズ:先駆的女性研究者データベース」を公開しています。

「お茶の水女子大学デジタルアーカイブズ:先駆的女性研究者データベース」を公開しました。 - お茶の水女子大学附属図書館
http://www.lib.ocha.ac.jp/topics/2009/archives_090105.html

お茶の水女子大学デジタルアーカイブズ~先駆的女性研究者データベース~
http://archives.cf.ocha.ac.jp/

オープンアクセスの電子リソースの情報管理の課題は?

2月9-12日に、カリフォルニア大学で、電子リソースをテーマとした会議Electronic Resources & Libries 2009 (ER&L2009)が開催されました。

この会議中、フリー(オープンアクセス)の電子リソースの管理についての調査研究発表が行われ、その様子がブログで公開されています。Ex LibrisとSerials Solutionsのナレッジベースを例に、フリーの電子リソース(DOAJやHighWireや個々の雑誌タイトル)の情報の正確さや管理の課題について調査しています。

ER&L 2009: Managing free e-resource collections

NIHパブリックアクセス方針へのコメントを分析

米国国立衛生研究所(NIH)が、NIHパブリックアクセス方針に対して寄せられたコメントを分析した報告書を公開しています。

Analysis of Comments and Implementation of the NIH Public Access Policy
http://publicaccess.nih.gov/analysis_of_comments_nih_public_access_policy.pdf

View Analysis - Public Access Comments
http://publicaccess.nih.gov/comments.htm

NIH Open to Closer Collaboration With Institutional Repositories

「退屈な本」コーナーを設置した図書館(英国)

英国コーンウォール地域の公共図書館が、「嫌われる本(Books That We Hate)」「眠りに誘う本(Books to Help You Fall Asleep)」「偉大なる古典、もしくは退屈な本(Great Classics or Boring Books)」といったコーナーを設置し、地元の注目を集めています。ジェイムズ・ジョイス、エミリー・ブロンテなどが並ぶこのコーナーを設置した理由は、これらの本の可視性を高め、利用者に自分が読んでいる本、自分の読書習慣を改めて意識する機会を設けるためとのことです。特に「偉大なる古典、もしくは退屈な本」については、読むのに根気が必要だが読み通すことで必ず得られるものがある本を読むような読書習慣を触発することが企図されています。

IFLA、多言語シソーラスに関するガイドラインを刊行

国際図書館連盟(IFLA)の分類・索引委員会のワーキンググループが、「多言語シソーラスに関するガイドライン」を“IFLA Professional Reports”の115号として刊行しています。

Guidelines for Multilingual Thesauri
http://www.ifla.org/VII/s29/pubs/Profrep115.pdf

国際ブルーシールド委員会、ガザ情勢に遺憾の意を表明

戦争や自然災害によって脅かされる文化遺産を保護するために活動している国際ブルーシールド委員会(International Committee of the Blue Shield)が2009年2月18日、2008年末から2009年にかけて勃発したガザ紛争に関し、多くの人命が奪われたこと、さらに世界有数の豊かな「文明の十字路」の文化遺産が危険にさらされていることに遺憾の意を表明し、「アイデンティティと統合を強化するために、ガザには文化遺産が必要だ」として、文化遺産の保護を訴えています。

ICBS Statement on Conflict in Gaza - U.S. Committee of the Blue Shield
http://uscbs.org/news/?p=89

参考:
E879 - ブルーシールド国内委員会協会が設立される

スコットランド国立図書館、過去の同人誌の調査に着手

英国のスコットランド国立図書館が、過去70年に英国で刊行された同人誌について追跡調査を行い、目録を作成する試みに着手したとBBC Newsが報じています。この記事によると、同人誌は英国の文化・社会の変遷を知る上で一級の資料であるとして、同館はこの試みを始めることにしたとされています。なお記事では、とりわけ音楽同人誌について触れています。

BBC NEWS | UK | Scotland | Fanzines enter pages of history
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/scotland/7908705.stm

February 26, 2009付けPeter Scott's Library Blogの記事

愛知県立大学学術情報センター図書館、目録3大ツールに関する展示を開催

愛知県立大学学術情報センター図書館が、2009年3月19日まで展示「三大ツールの誕生 日本十進分類法・日本目録規則・日本件名標目表の昭和史」を開催しています。ポスターと解説リーフレットは、ウェブサイトでも公開されています。

「三大ツールの誕生 日本十進分類法・日本目録規則・日本件名標目表の昭和史」を開催します。 - 愛知県立大学学術情報センター図書館
http://www.aichi-pu.ac.jp/library/oshirase.html#090116_1

2月 26日

文部科学省、「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」の結果速報を公表

文部科学省が2009年2月25日、2008年11月~12月に実施した委託調査「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」の結果速報を公表しています。

「子どもの携帯電話等の利用に関する調査」の結果(速報)について:文部科学省
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/02/1246177.htm

IFLA目録分科会、新「国際目録原則覚書」を刊行

国際図書館連盟(IFLA)目録分科会が2009年2月、新しい「国際目録原則覚書」を正式刊行しました。

Statement of International Cataloguing Principles - IFLA Cataloguing Section
http://www.ifla.org/VII/s13/icp/

参考:
NDL、新しい「国際目録原則覚書」の草案を翻訳公開
http://current.ndl.go.jp/node/8054
E783 - IFLA目録分科会,新しい国際目録原則覚書の草案を発表
http://current.ndl.go.jp/e783
CA1571 - 新しい国際目録原則に向けて / 稲濱みのる
http://current.ndl.go.jp/ca1571

ネット上の著作権侵害行為の法的責任をプロバイダにも問うNZの著作権法改正法、当該条項の施行を延期

ネット上の著作権侵害行為の法的責任をプロバイダにも問うことで、国内外で大きな物議を醸していたニュージーランドの著作権法改正法ですが、その問題の条項(第92A条)の施行(当初の予定日は2月28日)を「どのように法を運用するかについて合意が取れるまで」延期されることになったと報じられています。日付としては、さしあたっては3月27日まで、その時点でも合意が取れていなければさらに6か月間、延期されるとのことです。

New Zealand Three Strikes Mandate Delayed | Public Knowledge
http://www.publicknowledge.org/node/2005

February 24th, 2009付けDigitalKoansの記事

2000年以後に刊行された図書館情報学分野の英文OA誌を対象とした、各種データベース収録状況調査

2000年以後に刊行された図書館情報学分野の英文OA誌を対象として、各種データベース(各種抄録データベースやGoogle Scholarなど)、ダイレクトリー(DOAJやUlrich'sなど)、総合目録(WorldCat)などへの収録状況を調査した論文が、Webology誌に掲載されています。調査対象31誌を最も多く収録していたものはWorldCat(100%)で、以下、Ulrich'sとDOAJ(ともに87%)、Google Scholar(84%)と続いています。またLISTA、LISA、Lib.Litといった主題データベースでの収録率は低かったという結果が出ています。

Kindle2による、テキストデータの音声読み上げの品質は?

Amazon.comの電子書籍リーダー“Kindle2”に新たに搭載された、テキストデータの音声読み上げ機能(Text to Speech(TTS))をめぐっては、米国の著作者団体“Authors Guild”が、オーディオブック市場への悪影響と、(視覚障害者以外も利用可能ということで)著作権侵害の可能性を警告しています。このAuthors Guildが、Amazon.com社のKindle2の音声読み上げ機能のプレゼンテーション動画と、およそ4年前の2005年にMac OS X (Ver. 10.4) に搭載された音声読み上げ機能“VoiceOver”でテキストを読み上げた動画を比較して、いかにKindle2の音声読み上げ機能の品質が高いかを示しています。

The Authors Guild - Kindle 2 Audio: How Does It Sound?

2月 25日

JLA図書館利用教育委員会のセミナー「指導サービス専門家としての能力開発を!図書館員のメディア活用力を問う-アニメ世代にどう教えるか-」

日本図書館協会(JLA)図書館利用教育委員会が、3月14日に、図書館利用教育実践セミナー「指導サービス専門家としての能力開発を!図書館員のメディア活用力を問う-アニメ世代にどう教えるか-」を京都で開催します。

第13回「図書館利用教育実践セミナー」(in京都)のお知らせ
指導サービス専門家としての能力開発を!
図書館員のメディア活用力を問う-アニメ世代にどう教えるか-
http://www.jla.or.jp/cue/friday13.html

創価大学図書館、全学読書運動「SOKA BOOK WAVE」を展開

創価大学図書館が、学生を中心とした全学読書運動「SOKA BOOK WAVE」を展開しています。

本を読み、読書感想文を提出、ウェブに掲載されることでポイントが貯まり、図書券と交換できるようになっています。また、独自の読書力認定制度も設けています。

学生を中心としたプロジェクト主催組織"Soka Reading Project"も結成されており、3月には学外で読書展「Have a Nice Book!~あなたの横に本はありますか?~」を開催するとしています。

SOKA BOOK WAVE~全学読書運動~ - 創価大学図書館
http://www.soka.ac.jp/Library/general/sbw/

創価大生が八王子市学園都市センターで「読書展」を開催 - 大学プレスセンター

図書館のファンドレイジングに協力するイベントを書店が実施(米国)

米国フロリダ州で、図書館のファンドレイジングを支援するイベントを書店が開催し、注目を集めています。パスコ郡図書館と大手書店チェーンBarnes & Noble社がタイアップし、一定期間内に、図書館の施設とウェブサイトで配布されている割引クーポンを持って同社の店舗(全米どこでも可)で書籍を購入すると、その代金の一部が同館に助成するNPOの図書館財団に寄付されることになります。すでに、この財団からの助成金の方が、自治体からの資金よりも上回っているとのことです。

島根県、「島根県立図書館振興計画(素案)」「島根県子ども読書活動推進計画(素案)」を発表

島根県教育委員会が、平成21年度から5年間の「島根県立図書館振興計画(素案)」および「島根県子ども読書活動推進計画(素案)」を発表し、意見募集しています。

島根県立図書館振興計画(素案)に関するご意見募集
http://www.pref.shimane.lg.jp/shogaigakushuu/toshokansinkoukeikaku-an-ikenboshuu.html

島根県子ども読書活動推進計画(素案)に関するご意見募集
http://www.pref.shimane.lg.jp/shogaigakushuu/kodomodokusho-suisinnkeikaku-soan-ikennboshuu.html

NDL、「総合目録ネットワーク参加館フォーラム」を3月に公開開催

国立国会図書館(NDL)が2009年3月19日、京都(関西館)で「総合目録ネットワーク参加館フォーラム」を開催します。根本彰・東京大学教授による講演「地域資料と総合目録」(仮題)、和中幹雄・NDL関西館長による講演「デジタル時代における総合目録ネットワークの可能性」(仮題)などが行われます。総合目録ネットワーク事業の参加館の職員だけでなく、参加を検討している図書館の職員や、他の図書館関係者、研究者など当事業に関心のある方の参加も可能(定員に達した場合は参加館職員が優先)となっています。

開催概要
http://somoku.ndl.go.jp/forum.html#forum

申込方法
http://current.ndl.go.jp/files/unicanet.txt

対立の融和に貢献する教会内図書館(ケニア)

ケニアでは2007年12月末の大統領選挙後に、党派・民族の激しい対立が発生しました。その傷跡が今も残る荒廃した地域において、教会内に設置された図書館が、子ども、成人の読書支援のみならず、対立の融和にも貢献していることを紹介する記事が、ケニアの英字紙“Standard”に掲載されています。本を借りる場合には運営助成金として成人は月額30シリング(約36円)、子どもは月額10シリング(約12円)を支払うシステムになっていること、縁のある米国の出版デザイナーが米国内でファンドレイジングをするなどして資料・資金面で支援をしていること、利用者のボランティアベースで図書館内で学校も開かれており、貧困家庭の子どもは無料で授業を受けられること、今後運営がうまく行けば、ICTのトレーニングも行う予定であることなどが紹介されています。

ALA-APA、図書館サポートスタッフ認定制度に関する説明資料を公開

ライブラリアンおよび図書館労働者の相互の専門職利益を促進することを目的として活動している、米国図書館協会(ALA)の関連組織・ALA連携専門職協会(ALA-APA)が、2009年のALA冬季大会で行った図書館サポートスタッフ(ライブラリアン以外の図書館スタッフ)の認定制度に関するディスカッション用に作成した説明資料を公開しています。あわせて、この認定制度に関するアンケート調査の結果も公表しています。

なおこの資料では、2009年6月までに評価方法、方針・手続きを策定し、2009年6月から認定を希望する人々の募集を開始、2009年8月からパイロットテストを行った上で、2010年1月から正式に認定を開始する、というタイムテーブルが示されています。

Library Support Staff Certification Program

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