アーカイブ - 2009年 - car

12月 3日

2009年に英語圏で最も使用された単語は“Twitter”

米国のGlobal Language Monitorの発表によると、2009年に英語圏で最もよく使われた単語は“Twitter”だということです。

2009年のTwitterへの注目度急上昇は日本でも同じで、検索ランキングや、ヒット商品ランキングで上位入りを果たしています。

Top Word of 2009: Twitter
Followed by Obama, H1N1, Stimulus, and Vampire
“King of Pop” is Top Phrase; “Obama” is top name
http://www.languagemonitor.com/news/top-words-of-2009

2009年最も使用された英単語は「Twitter」
- INTERNET Watch 2009/12/1付けの記事
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20091201_332502.html

Google日本検索ランキング、急上昇1位は「ドラクエ」 「~とは?」1位はTwitter - ITmedia NEWS 2009/12/2付けの記事
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/02/news094.html

Googleが独自の日本語入力システムを開発、ベータ版をリリース

Google社の日本法人が、日本語入力システム「Google日本語入力」のベータ版をリリースしています。ウェブから機械的・自動的に辞書を生成することで、人手ではカバーしきれないような、新語・専門用語・芸能人の名前などを網羅的に収録しているとのことです。検索ボックスへ入力した単語の間違いの可能性を指摘する「「もしかして」システム」が、開発のきっかけとのことです。

思いどおりの日本語入力 - Google 日本語入力(2009/12/3付けGoogle日本blogの記事)
http://googlejapan.blogspot.com/2009/12/google_03.html

Googleが日本語入力システム参入 β版無料公開(2009/12/3付けITMediaNewsの記事)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0912/03/news024.html

全国訪問おはなし隊、巡回6周目を開始

講談社の90周年記念事業として始められた「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」は、多くの絵本を積んだ2台のキャラバンカーが全国を巡回する活動で、2009年は活動開始から10周年を迎えると共に、巡回が6周目に入ったとのことです。現在は2010年3月に巡回予定の東京都と三重県の訪問先を募集しているようです。

本とあそぼう全国訪問おはなし隊
http://www.kodansha.co.jp/kids/ohanashi/

本とあそぼう全国訪問おはなし隊 | 訪問スケジュール
http://www.kodansha.co.jp/kids/ohanashi/schedule/index.html

OCLCのMichalko氏による、オーストラリアと日本の図書館環境についてのブログ記事

OCLCのRLGプログラムのvice presidentであるJames Michalko氏が、2009年11月にオーストラリアと日本での会議に参加した後の、両国の図書館環境などについての感想をブログに掲載しています。オーストラリアでは、情報探索システム“Trove”に見られるように、オーストラリア国立図書館(NLA)がリーダーシップとサービスインフラの提供を行っており、それが図書館界からも概ね歓迎されているとする一方、日本では、米国と状況が似ており、国の機関が国レベルでの共通インフラを提供しておらず、また、図書館の将来ビジョンも示していないとしています。したがってイノベーションは個々の機関のアドホックな連携により生まれているが、取組みの持続性が不確定なことや、熱意を持った個人が負担を引き受けているという問題があるとしています。そうしたことを指摘したうえで、国立国会図書館(NDL)のデジタル化事業や大学間連携の取組みなどについて言及し、これらの活動により、国レベルのサービスインフラが実現されるかもしれないとしています。

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団、米国5州の図書館のインターネット接続環境の向上に助成

ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団が、米国5州(アーカンソー、カンザス、マサチューセッツ、ニューヨーク、ヴァージニア)の公共図書館のインターネット接続環境の向上に対しておよそ340万ドルを助成すると、プレスリリースで発表しています。そのほか、14の州の図書館に対して、米国電気通信情報局(NTIA)からの助成を得るためのサポートを行うとのことです。プレスリリースでは、2009年9月に米国図書館協会(ALA)が公表した報告書“Libraries Connect Communities 3”に記されている、米国の図書館の60%ではネットワーク回線容量が利用者のニーズに応えるには不十分であるという状況も紹介されています。

Foundation Announces New Support for Public Libraries to Help Provide Broadband Access for More Americans(ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団のプレスリリース)
http://www.gatesfoundation.org/press-releases/Pages/opportunity-online-helping-libraries-get-broadband-funding-091201.aspx

12月 2日

茅野市の小中学校、2010年度から「読書参観日」を実施へ

長野県茅野市では、2010年度から市内の小中学校で「朝の読書参観日」を実施すると報じられています。子どもが読書する様子を保護者に見てもらい、各家庭での読書の普及につなげることが狙いとのことです。

小中学校で「読書参観日」 茅野市が来年度から(信州Liveon 2009/11/28付けの記事)
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_137148

米国大使館、リトアニアの図書館に千年記念の図書1,000冊を寄贈

リトアニアの米国大使館は、2009年が歴史上にリトアニアの名前が登場してから1,000年にあたることを記念して、同国内の5つの図書館に児童図書1,000冊を寄贈すると報じられています。

U.S. Embassy Donates 1000 Books to Lithuanian Libraries to Mark Lithuania’s Millennium(BNS Spaudos centras 2009/11/30付けの記事)
http://sc.bns.lt/index.php?item=84235

イェール大学図書館、資料購入費がさらに削減

イェール大学図書館では、2009年7月からの2010会計年度において、すでにスタッフの数および資料購入費を10%削減されていましたが、さらに5%の経費削減が行われるようです。その結果、雑誌やデータベースの講読を中止、図書やその他資料の購入が減少することになりますが、重複資料の購入を減らすほか、機関間の連携を強めたり、ILLを活用するなどして、研究や教育への影響を最小限に抑える努力をしていくとのことです。

Effect of Cuts on University Library Puchasing Budgets in FY 2010(イェール大学図書館のニュースリリース)
http://www.library.yale.edu/librarynews/2009/11/effect_of_cuts_on_the_universi.html

2010年の電子書籍・電子書籍リーダー市場の予測(米国)

paidContentというサイトに、Forrester Researchの社員による、2010年の電子書籍・電子書籍リーダー市場の予測が掲載されています。以下のような予測がされています。
・eインク以外のディスプレイが増える
・デュアル画面の携帯電話やネットブックでの利用が増える
・様々な端末向けの読書用アプリが増える
・タッチスクリーン型の読書端末が登場する
・米国での電子書籍のコンテンツ販売高は5億ドルを超える
・電子教科書の販売はまだ控えめ

Ten Predictions For The E-Reader/E-Book Market In 2010
http://paidcontent.org/article/419-ten-predictions-for-the-e-book-market-in-2010/

英国政府、公共図書館の将来についての諮問文書を公表

英国の文化・メディア・スポーツ省は、2009年12月1日に、公共図書館の将来に関する諮問文書“Empower, Inform, Enrich - The modernisation review of public libraries”を公表しています。諮問文書には、Hodge文化大臣や英国図書館のBrindley館長を始めとする30名の識者の小論、「全ての図書館は共通の目標をもつべきか」などの23の質問、英国各地の図書館のケーススタディなどが掲載されています。この文書についての意見募集が2010年1月26日まで行われ、2010年春に、公共図書館に関する政府のビジョンが示されるとのことです。

Empower, Inform, Enrich - The modernisation review of public libraries: A consultation
http://www.culture.gov.uk/reference_library/consultations/6488.aspx

(諮問文書)
http://www.culture.gov.uk/images/consultations/LibrariesReview_consultation.pdf

スターバックス、不要本からの収益を点字図書館に寄付する“Book For Two”プログラムを実施

スターバックスコーヒーは、2009年12月1日から25日まで、不要となった本を活用した“Book for Two”プログラムを全国の約500店舗で実施しています。不要となった本を店舗に持ち寄ってもらい、それらを売却して得られる金額の全額を日本点字図書館に寄付するもので、昨年度は1万5000冊が集まり、58万6314円を寄付したとのことです。

Book for Twoプログラム(スターバックスコーヒーのイベント情報)
http://www.starbucks.co.jp/holiday/event/index.html?cid=pc_wh_b42

スターバックス/不要な本を販売で、日本点字図書館に寄付(2009/12/1付け流通ニュースの記事)
http://www.ryutsuu.biz/topix/b120107.html

JISC、2010年~2012年の戦略を公表

英国情報システム合同委員会(JISC)はこのほど、2010年から2012年までの戦略を公表しました。

JISC Strategy 2010-2012(概要)
http://www.jisc.ac.uk/Home/publications/documents/strategy2010.aspx

JISC Strategy 2010-2012(全文)
http://www.jisc.ac.uk/aboutus/strategy/strategy1012.aspx

英大手書店ボーダーズ、経営不振で破産

オンライン書店やスーパーマーケットとの競合や不況などのために経営状態を悪化させていた英国の大手書店ボーダーズ(Borders)が、管財人の管理下に入ったということです。ボーダーズの45の店舗は引き続き営業を続けながら、買い手を探すということです。

今回の事態に対し、SNSの1つFacebookでは、“Save Borders”というコミュニティが立ち上げられ、すでに1,600人を超える人が参加しています。また、署名活動なども行われている模様です。

Borders bookshops in the UK go into administration
- BBC News 2009/11/26付けの記事
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/8380268.stm

Borders booksellers launch petitions to save shops
- thebookseller 2009/12/1付けの記事
http://www.thebookseller.com/news/105208-page.html

“Save Borders”

12月 1日

JISCの電子書籍利用動向調査プロジェクトの最終報告書が公表

英国情報システム合同委員会(JISC)が、2007年から2年間にわたり、学生・教員の電子書籍の利用動向を調査してきた“national e-books observatory project”の最終報告書が公表されています。概要をまとめたKey findings and recommendationsに加え、MyLibraryのログ分析や、フォーカスグループのレポートも公開されています。概要部分には、以下のような記述があります。

・教員と学生の約65%は研究・学習・娯楽目的として電子書籍を使ったことがある。
・図書館の電子書籍を利用することが多い。
・図書館員は、電子版教科書を、需要がピークになった際の予備として考えている。
・電子版教科書の利用は授業などに連動し、月ごとの変動が大きい。
・電子書籍は忙しいライフスタイルにあわせた読書ができる点が評価され利用されている。
・調査には、英国全域から52,000件の回答があった。
・電子書籍は、事実確認などの短期的な利用が多く、教科書というよりは辞書的に使われることが多い。
・ユーザーインターフェースには改善が必要である。
・電子書籍の市場が複雑すぎ、図書館員は、契約の複雑さや価格の高さに不満を感じている。
・電子書籍はビジネス系の学部で人気が高い。

カナダの医学誌CMAJ、オープンアクセスから一部有料制に変更へ

カナダ医師会(CMA)がオープンアクセスで発行してきた雑誌“CMAJ”が、2010年1月から、CMA会員以外の利用者は、一部の論文について有料制になるとのことです。厳しい経済状況が原因の模様で、得られる購読料は赤字を埋めるのに使われるとのことです。

No longer free for all(CMAJ,181(11),2009/11/24の記事)
http://www.cmaj.ca/cgi/content/full/181/11/E245

日立製作所、石英ガラスを用いた超長期のデジタルデータ保存技術を開発

日立製作所は、石英ガラスがデジタルデータを長期的に保存できるストレージとして有用であることを確認したと発表しています。耐熱性・耐水性に優れている石英ガラスの内部にレーザーで刻印したデジタルデータの読み出しを実現する、発光ダイオードを用いた光断層撮影法を開発し、その技術により検証を行ったとのことです。経年劣化の実験では、デジタルデータのパターンの画像のコントラストが10%低下するまでに11万年、30%低下するまでに3億2千万年以上かかるという結果が得られたとのことです。

石英ガラス内部のデジタルデータを読み出す発光ダイオードを用いた光断層撮影法を開発(2009/12/1付け日立製作所のニュースリリース)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2009/12/1201a.html

日立、石英ガラスにデータ書き込み長期保存する次世代記憶技術を開発(2009/12/1付け日刊工業新聞の記事)
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320091201aaaa.html

日立、石英ガラスにデータ書き込み長期保存する次世代記憶技術を開発(2009/12/1付けasahi.com
の記事)

第5回DRFワークショップ「2009年、いま改めてリポジトリ」 の資料が公開

DRF(デジタルリポジトリ連合)のウェブサイトに、第11回図書館総合展において開催された第5回DRFワークショップ「2009年、いま改めてリポジトリ」の発表資料やアンケート結果などが掲載されています。

第5回DRFワークショップ「2009年、いま改めてリポジトリ」
http://drf.lib.hokudai.ac.jp/drf/index.php?DRF5

参考:
第4回DRFワークショップ「日本の機関リポジトリとそのテーマ2008」の発表資料
http://current.ndl.go.jp/node/9649

ジャマイカ図書館情報学協会、世界図書館振興キャンペーンに参加

米国図書館協会(ALA)は、同協会と国際図書館連盟(IFLA)が主導する「世界図書館振興キャンペーン(Campaign for the World’s Libraries)」にジャマイカ図書館情報学協会(LIAJA)が参加すると発表しています。同キャンペーンは、国や館種を超えて、21世紀における図書館と図書館員の価値を広く訴えるもので、2001年から続けられています。

Jamaica joins the Campaign for the World’s Libraries(ALAのニュースリリース)
http://www.ala.org/ala/newspresscenter/news/pressreleases2009/november2009/jamaica_pio.cfm

米国国立公文書館、写真やポスターの画像印刷をオンラインで受付

米国国立公文書館(NARA)が、米国の印刷会社Pictopia社の協力を得て、米国の歴史的な写真やポスター、古地図、船の設計図などのデジタル化した画像を有料で印刷するサービスを開始しています。申込の受付はオンラインで行っており、大きさやフレームが選べるほか、マグカップやパズル、Tシャツなどに印刷して贈り物として注文することもできるとのことです。

The National Archives Launches New Online Print Shop(NARAのプレスリリース)
http://www.archives.gov/press/press-releases/2010/nr10-26.html

National Archives(Pictopia)
http://gallery.pictopia.com/natf/

韓国国立中央図書館、地図資料室を開室

韓国国立中央図書館が、本館5階に地図資料室を開室したと発表しています。関連書籍9,507冊と地図3,277点が収蔵されているほか、デジタル化された古地図をタッチスクリーンで閲覧できるシステムも導入されています。

国立中央図書館の地図資料室がオープン(innolife.net 2009/11/27付けの記事)
http://contents.innolife.net/news/list.php?ac_id=13&ai_id=107204

지도자료실 개실 안내(韓国国立中央図書館のニュースリリース)
http://www.nl.go.kr/notice/board_notice/view.php?no=883

ページ