アーカイブ - 2018年 8月 23日 - car

Porticoとオランダ国立図書館が提携を発表 Porticoアーカイブの複製をオランダ国立図書館にも保存

2018年8月14日、電子学術情報アーカイブPorticoが、オランダ国立図書館との間で、Porticoアーカイブの複製を同図書館でもホストする提携を結んだことを発表しました。

Porticoアーカイブの複製はそのほかに米国内や、クラウドストレージ上にも存在しています。オランダ国立図書館がホストし、欧州内にも複製が置かれることで、コンテンツの長期保存をより確かなものとすることが提携の狙いとされています。

Portico places archive replica at the National Library of the Netherlands(Portico、2018/8/14付け)
https://www.portico.org/news/portico-places-archive-replica-at-the-national-library-of-the-netherlands/

デルフト工科大学がオープンサイエンスに関するMOOCを開講

オランダのデルフト工科大学が、オープンサイエンスに関するMOOC(大規模公開オンライン講座)” Open Science: Sharing Your Research with the World”をedXで開講します。講義開始は2018年10月30日です。

同講座は博士課程の大学院生や教員、研究者を受講対象と想定したもので、オープンサイエンスに関する一般的な概説や地域・分野ごとの利点と障壁、データ共有戦略の立て方、論文をオープンアクセスとする際の方法の選び方等を扱うとされています。開講言語は英語です。

Open Science: Sharing Your Research with the World(edX)
https://www.edx.org/course/open-science-sharing-your-research-with-the-world

【イベント】学術研究フォーラム第9回学術シンポジウム「オープンサイエンスの展開」(10/17・東京)

2018年10月17日、東京都千代田区の学術総合センターで、学術研究フォーラム、国立情報学研究所(NII)、日本学術振興会の主催により、学術研究フォーラム第9回学術シンポジウム「オープンサイエンスの展開」が開催されます。

学術研究フォーラムは、学術研究の隆盛を願う者が集い、交流し、社会発信することにより、日本の学術研究の振興に寄与することを目的とし、研究者の任意団体として2002年4月に設立されたものです。

本シンポジウムでは、オープンサイエンスに関する研究者、推進者の講演に加えて、パネル討論では学術界及び産業界から登壇者が招かれ、オープンサイエンスの今後の展開についての議論が行われる予定です。定員は500人で、申込みが必要です。

主な内容は次のとおりです。

学術研究フォーラムについて
放送大学学園理事長 有川節夫氏

基調講演「オープンサイエンスに関する国際的動向と日本での対応について」
東北大学名誉教授 原山優子氏

講演1「日本学術会議における検討」
情報通信研究機構監事/奈良先端科学技術大学院大学理事 土井美和子氏

株式会社カーリルが書影撮影専用カメラ「Open Book Camera v1」を発表 すべての設計図面、ハードウェア、ソフトウェアをオープンソースで公開

2018年8月23日、株式会社カーリルが、オープンソースの書影撮影専用カメラ「Open Book Camera v1」を発表しました。

このカメラは表紙・裏表紙・背の3面倒字撮影、管理バーコードの自動読み取り、撮影台に本を置いてすぐの自動撮影、インターネットのない地下書庫等の環境を想定したスタンドアロン動作など、書影撮影に特化した機能を有しています。さらに、開発したすべての設計図面・制御用のハードウェア・ソフトウェアがオープンソース、オープンハードウェア(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)として公開されており、商用・非商用を問わず、誰でも自由に複製・改造・製造・販売することができる、とのことです。

カーリルとしても組み立て済みのカメラ等を販売するとのことですが、公開されている最新設計のままでの形であり、機能・性能の保証は一切しないとされています。サポートも提供されませんが、購入者は自由に部品を交換したり、配置を変更して使用可能であるとされています。

EIFL、Taylor & Francis社とオープンアクセス出版に関する契約の更新に合意:開発途上国の研究者のAPCの減額・無料化

2018年8月22日、開発途上国において図書館を通じたデジタル情報へのアクセスを推進しているElectronic Information for Libraries(EIFL)が、Taylor & Francis社とオープンアクセス(OA)出版に関する契約の更新に合意したと発表しました。

開発途上国の研究者が、APC(論文処理費用)の大幅な減額もしくは無料で、同社及びCognet OA社の170を超えるOAジャーナルで公表できる内容で、新たな契約期間は2020年までです。

対象となる国はEIFLとの提携国で、以下の37か国です。

アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ボスニアヘルツェゴビナ、ボツアナ、カンボジア、コンゴ、エストニア、エチオピア、フィジー、ジョージア、ガーナ、コートジボアール、ケニア、コソボ、キルギスタン、ラオス、ラトビア、レソト、リトアニア、マケドニア、マラウイ、モルディブ、モルドバ、ミャンマー、ナミビア、ネパール、パレスチナ、セネガル、セルビア、タンザニア、タイ、ウガンダ、ウクライナ、ウズベキスタン、ザンビア、ジンバブエ

独・マックスプランク協会、英国王立協会とオープンアクセス出版について合意

2018年8月22日、独・マックスプランク協会は、英国王立協会(Royal Society)とオープンアクセス(OA)出版について合意したと発表しました。

英国王立協会のOAジャーナルである“Open Biology”と“Royal Society Open Science”のAPC(論文処理加工料)が一括して支払われます。

New open access agreement with Royal Society(Max Planck Digital Library,2018/8/22)
https://www.mpdl.mpg.de/en/about-us/news/481-new-open-access-agreement-with-royal-society.html

北米研究図書館協会(ARL)、SPEC調査プログラムの終了を発表

2018年8月22日、北米研究図書館協会(ARL)が、11月の報告書シリーズ“SPEC Kit”第361号の刊行をもって、1973年から45年にわたって図書館の政策や実践に関するデータの収集・普及を行なってきたSPEC調査プログラムを終了させると発表しました。

2017年に、ARLの今後の評価のためのプログラムに関するタスクフォース(Assessment Program Visioning Task Force)が、現在の評価関連サービスの再検討を要請し、その中で、ARL会員館の専門知識を活用・共有することで会員館を支援することが提言されたことを受け、そのためのリソースを割くために終了することになったものです。

ARLでは、ベストプラクティスとなるケーススタディを集めて普及させるための新しい方法を設計・実行するためのパイロット事業を実施中です。

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)、ネクタイとバッグの貸出を実施

米・ニューヨーク公共図書館(NYPL)のリバーサイド分館では、ネクタイとバッグの貸出を行っています。

同館では、就職の面接等で身なりを整えるために必要な、ネクタイ類やブリーフケース、ハンドバッグ等の貸出を行っています。延滞による罰金が15ドル以下の10代以上の利用者であれば、図書館カードで3週間借りることができます。

同館は、面接のコツや無料の就職関連情報、専門家によるファッションアドバイスを得られるウェブサイトや組織についてまとめた案内を用意しています。

Time to Dress Up: Introducing the NYPL Grow Up Work Fashion Library(NYPL,2018/8/6)
https://www.nypl.org/blog/2018/08/06/dress-up-nypl-lending-fashion-library