アーカイブ - 2018年 8月 - car

8月 10日

東京大学総合図書館、「田中芳男・博物学コレクション」をデジタル公開

2018年8月6日、東京大学総合図書館では、東京大学デジタルアーカイブズ構築事業の一環として、同館が所蔵する田中芳男文庫のうち、幕末から大正にかけてのパンフレットや商品ラベルなどの膨大なスクラップブック『捃拾帖(くんしゅうじょう)』などをデジタル化し、「田中芳男・博物学コレクション」としてインターネット公開しました。

田中芳男(1838~1916)は博物学者で、多くの博覧会の開催に携わり、関係資料の収集に努めた人物です。同館の田中芳男文庫は、孫の田中美津男氏から1931年に寄贈されたもので、日本の博物学及び博覧会関係の貴重なコレクションです。

『捃拾帖』など「田中芳男・博物学コレクション」をデジタル公開しました(東京大学総合図書館,2018/8/6)
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/news/20180806

名古屋市鶴舞中央図書館、報告会「震災からの復興支援~陸前高田市立図書館への司書派遣報告」を開催

2018年9月1日、 名古屋市鶴舞中央図書館が、報告会「震災からの復興支援~陸前高田市立図書館への司書派遣報告」を開催します。

東日本大震災による被害を受けた陸前高田市立図書館が新館を開館するにあたり、名古屋市図書館は、2017年5月1日から10月31日にかけて、名古屋市の行政丸ごと支援の一環として司書を派遣しました。

報告者は、名古屋市鶴舞中央図書館司書の田中里枝子氏で、定員は30人(先着順)です。

あわせて、派遣された司書が行なった業務の様子や陸前高田市を紹介した写真の展示や、東日本大震災関連書籍の展示が8月18日から9月30日まで行われます。

鶴舞中央図書館 「震災からの復興支援~陸前高田市立図書館への司書派遣報告」≪開催日:9月1日(土)≫(名古屋市図書館)
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_event/entries/20180809_05.html

8月 9日

米国の大学図書館における「データ・ライブラリアン」とは?(文献紹介)

2018年8月にマレーシアのクアラルンプールで開催される第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、米・ノーステキサス大学情報科学部のHammad Rauf Khan氏及びYunfei Du氏による“What is a Data Librarian?: A Content Analysis of Job Advertisements for Data Librarians in the United States Academic Libraries”と題する文献が公開されています。

複数のオンラインの就職掲示板上での米国の大学図書館のデータライブラリアンに関する求人広告を調査することで、データライブラリアンの中核要件や、データライブラリアンに要求されるスキル・職責・資格の最新動向を明らかにしようとしたもので、図書館情報学のカリキュラムを雇用者のニーズを満たすよう改善することが目的です。

カナダ・トロント公共図書館、市民に対して、Twitterで1行づつつぶやいて物語を完成させる企画への参加を呼びかけ

2018年8月8日、カナダ・トロント公共図書館が、Twitterで1行づつつぶやいて物語を完成させる企画への参加を市民に呼びかけています。

同館の図書館員Vickery Bowles氏のツイート“I sat on a bench reading my book in the waterfront’s early morning sunshine when a jogger suddenly stopped in his tracks and approached me with a knowing smile”から開始された同企画は、ハッシュタグ“#TorontoWritesABook”を付与したツイートのなかから、図書館が、Twitterによるオンライン投票に基づいて2行づつ毎日選択して、物語を完成させていきます。

完成した物語は8月末に公開されます。

磐田市(静岡県)に、図書館機能と子育て支援・相談機能をもつ複合施設「ひと・ほんの庭 にこっと」がオープン

2018年8月11日、磐田市(静岡県)に、複合施設「ひと・ほんの庭 にこっと」がオープンします。

同施設は磐田市立豊田図書館を改装したもので、子ども用の資料3万冊を配架した閲覧スペース等が設置されています。従来の市立図書館としての機能に加え、子育ての相談受付や情報提供が行われます。

豊田図書館は「磐田市ひと・ほんの庭 にこっと」として生まれ変わります(磐田市立図書館,2018/3/30)
https://www.lib-iwata-shizuoka.jp/news/3033/

清須市立図書館(愛知県)の「宮重大根プロジェクト」、2018年度は栽培記録を作成し市内の学校に配布

愛知県の清須市立図書館は、同館で実施している地元の特産品である伝統野菜・宮重大根を育てるプロジェクトにおいて、2018年度は、栽培に加え、栽培記録を作成して図書館で掲示するほか、製本版を市内の学校に配布すると、同館の『図書館だより』2018年8月号で発表しています。

栽培記録作成・資料調査にあたっては、図書館職員が参加者を支援します。

「参加者募集 地域の伝統野菜 宮重大根を育ててみよう!プロジェクト」『図書館だより』2018年8月号 [PDF:4ページ]
http://www.library-kiyosu.jp/kiyosu-lib/wp-content/uploads/2017/06/dayori_2018_08.pdf

全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)、内閣総理大臣宛に「平成30年7月豪雨被災地における公文書等の保全・保存に関する要望書」を提出

2018年8月8日、全国歴史資料保存利用機関連絡協議会(全史料協)が、内閣総理大臣宛に「平成30年7月豪雨被災地における公文書等の保全・保存に関する要望書」を提出しました。

被害を受けた公文書等の保全・保存活動の支援、公文書の被災実態調査の実施、被災した公文書館等の施設復旧・再建への支援、滅失した公文書等の代替復元への支援、被災から復興までの記録の公文書としての保存及び被災に係る民間記録の収集・保存・継承に必要な支援、を実施することを要望しています。

全史料協 新着記録
http://www.jsai.jp/
※2018. 8. 8 欄に「資料ファイルに「平成30年7月豪雨被災地における公文書等の保全・保存に関する要望書」を掲載しました。」とあります。

平成30年7月豪雨被災地における公文書等の保全・保存に関する要望書 [PDF:616KB)
http://jsai.jp/file/20180808petition.pdf

島根大学附属図書館、ラーニングコモンズに小・中学生の自由研究のためのスペースを設置:島根大学総合博物館「#カイジュウ展」との連携企画

島根大学附属図書館が、2018年8月16日から8月24日にかけて(18日・19日は休館)、同館ラーニングコモンズに、小・中学生の自由研究のためのスペースを設置します。

島根大学総合博物館「#カイジュウ展」との連携企画で、「カイジュウ(海獣)」に関する本約50冊が用意されてるほか、10色のフェルトペンも準備されています。

関連イベントとして、17日と23日に、職員が図書館内を案内する「大学の図書館ってどんなとこ?」も開催されます。

夏休みの宿題や自由研究の仕方を教えるものではなく、子どもたち自身が用意されている本を用いて調べ学習をするものです。

カイジュウ展を見て自由研究をまとめよう(島根大学附属図書館,2018/8/8)
https://www.lib.shimane-u.ac.jp/new/2018080700039/

8月 8日

スペイン・カタルーニャ州のInclusive Libraries Project(文献紹介)

2018年8月にマレーシアのクアラルンプールで開催される第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、スペインのカタルーニャ州・ビラノバにあるArmand Cardona Torrandell図書館のSusana Peix Cruz氏による“Inclusive Libraries: Architecture, Services, Library Collections and Training Combine in an Acessibility Project in the Libraries of Catalonia ”と題する文献が公開されています。

同文献では、まず、2015年に開始された、カタルーニャの公共図書館ネットワークによるInclusive Libraries Projectが紹介されています。

同プロジェクトでは、公共図書館利用における既存の障壁を特定・改善するために、建築、サービス・アクティビティ、蔵書、研修の4つのワーキンググループが設置され、アクセシブルな図書館モデルのための提言が策定されたとのことです。

関西演芸作家協会、小学生が本を読んだ感想を漫才で発表する「ドッカンショー!読書感想笑劇会」を大阪市立中央図書館・大阪府立中央図書館・兵庫県立図書館で開催

関西演芸作家協会が、小学生が本を読んだ感想を漫才で発表する「ドッカンショー!読書感想笑劇会」を開催します。

開催場所は、2018年9月1日・15日が大阪市立中央図書館、11月17日・18日が大阪府立中央図書館、11月24日・25日が兵庫県立図書館です。

2018年度中には他にも3か所で開催予定としています。

募集対象は小学校3年生から小学校6年生までで、定員は各回6組(12名)です。各回(開催場所ごと)のワークショップに両日とも参加出来ることが参加条件となっています。

ドッカンショー!読書感想笑劇会(関西演芸作家協会)
http://www.kansai-engei-sakka.jp/dokkan-show.html

ドッカンショー!とは?(関西演芸作家協会)
http://www.kansai-engei-sakka.jp/dokkan-show02.html

国際図書館連盟(IFLA)、拡大集中許諾制度に関する報告書を公開

2018年8月7日、国際図書館連盟(IFLA)が、拡大集中許諾制度 (Extended Collective License)に関する報告書(background paper)を公開しました。

同制度による解決策が評価を得ていることから、その良い面と限界を認識し、現在の経験を活用するとともに将来の議論のための情報を提供する事を目的に作成されたものです。

報告書では、カナダ・中国・フランス・ドイツ・英国・米国・ノルウェー・スウェーデンを事例に、拡大集中許諾制度が効果的な解決策となるために必要と考えられる環境を概観しています。また、現実的な選択肢となるために必要な条件に関する推奨事項を明らかにしています。

Licensing as a solution to rights management? IFLA publishes extended collective licensing background paper(IFLA,2018/8/7)
https://www.ifla.org/node/62331

米国政府印刷局(GPO)、“United States Legislative Markup (USLM) XML”2.0.0案への意見を募集

2018年8月7日、米国政府印刷局(GPO)は、連邦議会下院事務局・同上院事務局・連邦官報事務局と共同で、登録法案(enrolled bills)、public laws、制定順法令集(Statute at Large)、連邦官報(Federal Register)、連邦規則集(Code of Federal Regulation)の一部を“United States Legislative Markup (USLM) XML”に変換し、GPOのGitHubで、USLM 2.0.0のスキーマ案、同スキーマ案のレビューガイドとともに公開して、意見を求めています。

United States Legislative Markup XML (GPO Federal Depository Libray Program,2018/8/7)
https://www.fdlp.gov/news-and-events/3560-united-states-legislative-markup-xml

全国遺跡報告総覧、モバイル端末向けPDFの公開を開始

2018年8月7日、全国遺跡報告総覧を運営している奈良文化財研究所が、全国遺跡報告総覧においてモバイル端末向けPDFの公開を開始したと発表しています。

全国遺跡報告総覧のアクセスログの分析から、平日の9時から19時まではパソコンからのアクセスが多く、平日19時以降及び休日は、パソコンとモバイル端末の利用比率が半々となることがわかったことから、モバイル端末向けにPDFのファイルサイズを軽量化することで、より気軽に報告書を利用できるようにしたものです。検索結果画面等に表示される緑色の「モバイル版」ボタンをクリックすることで、ダウンロードすることができます。

モバイル端末向けPDFは、発行機関がデータ登録した後、夜間処理によって自動生成されますが、十分にファイルサイズを軽量化できなかった場合は、「モバイル版」ボタンが表示されないとのことです。

全国遺跡報告総覧:モバイル端末向けPDFの公開(なぶけんブログ,2018/8/7)
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2018/08/mobilepdf.html

岡山県立倉敷青陵高校図書委員会、倉敷中央病院の入院患者図書室にて展示「ちょっとひといき 本のくすり ~安らげる時間を~」を開催中

岡山県立倉敷青陵高校の図書委員会が、2018年7月23日から8月23日まで、倉敷中央病院の入院患者図書室にて展示「ちょっとひといき 本のくすり ~安らげる時間を~」を開催中です。

薬袋に模した袋に本を入れ、本が見えない状態で展示されており、同病院の入院患者は、袋に書いてある「笑いたいとき」、「旅した気分になりたいとき」、「癒されたいとき」といった「効能」を頼りに、本を選ぶことができるようになっています。

同委員会による倉敷中央病院での展示は昨年度に続き2回目です。

報道によると、貸出期間は7泊8日で、三角くじも張り付けてあり、借りる際に図書委員が手作りしたブックカバーやしおりが当たるようになっているとのことです。

図書委員会:倉敷中央病院で本のテーマ展示(ウィークリー青陵,2018/7/30)
http://www.seiryo.okayama-c.ed.jp/wordpress/?p=9185

岐阜県博物館協会、平成30年7月豪雨で水損被害を受けた写真の修復作業を実施中

岐阜県博物館のTwitterによると、岐阜県博物館協会が、平成30年7月豪雨で浸水被害を受けた岐阜県関市において水損した写真の修復作業を実施しているようです。

2018年7月31日付けのツイートによると同作業は8月いっぱい続く予定とのことです。

8月 7日

名古屋大学、『人事興信録』データベースを公開

2018年8月3日、名古屋大学大学院法学研究科の「日本研究のための歴史情報プロジェクト」が、人物情報を収録する『人事興信録』の第4版(1915年)の全文を検索できるデータベースを公開しました。

同プロジェクトは、4年前から『人事興信録』の第1版(1903年)、第4版(1915年)、第8版(1928年)、第10版(1934年)、第14版(1943年)、第15版(1946年)のデータベース化に取り組んできました。

同データベースは、全項目一括検索機能や、職業、生年月日、住所、親族といった個別項目による検索機能のほか、原画像を確認する機能も備えています。

News過去の一覧(日本研究のための歴史情報)
http://jahis.law.nagoya-u.ac.jp/news
※「2018.8.3」欄に、「『人事興信録』(第四版)データベースの公開にあたり、名古屋大学からプレスリリースを行いました。」とあります。

ユニバーサルデザインに基づいた英国の公共図書館建築の事例(文献紹介)

2018年8月にマレーシアのクアラルンプールで開催される第84回世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会での発表資料として、英・ストックトン-オン-ティーズ市公共図書館のフリーマン(FREEMAN, Mark)氏による“Universal Design in UK Libraries: Best practice in British public libraries”と題する文献が公開されています。

同文献では、英国の公共図書館においては、近年、認知症や自閉症の方などに対するサービスなど、図書館サービスへの普遍的なアクセスの提供が重視され、同ニーズを考慮した新しいイニシアチブ・サービスが見られるようになってきていると紹介されています。

そして、図書館建築においても、現在では、特定の目的・ニーズのために別室を設ける館は少なくなり、より柔軟に、より幅広いニーズに対応した設計が行われているとし、ヤーム図書館、チェルムズフォード児童図書館、ウォリントン図書館、アンマンフォード図書館といった、ここ数年間に新築・改築された館を優良事例として紹介しています。

Elsevier社、オンライン投稿・査読システムを提供するAries Systems社を買収

2018年8月2日、Elsevier社は、オンライン投稿・査読システムを提供するAries Systems社の買収を発表しました。

Elsevier社は、今回の買収は、Mendeley・SSRM・Plum Analytics・bepressの買収に引き続き、研究情報の生態系の改善を目指す革新的なオープンサイエンス企業を買収する同社の戦略に沿ったものと説明しています。

欧州における人文・社会科学分野のオープンな学術コミュニケーション発展のための研究基盤OPERAS、7種類のホワイトペーパーを公開

2018年8月6日、欧州における人文・社会科学分野のオープンな学術コミュニケーション発展のための研究基盤「学術研究を通した欧州の研究領域におけるオープンアクセスコミュニケーション」(Open Access in the European Research Area through Scholarly Communication:OPERAS)が、ワーキンググループが作成した7種類のホワイトペーパー(2018年7月付)を公開しました。

日本図書館協会(JLA)、『図書館雑誌』で連載中の「図書館員のおすすめ本」をウェブサイトで公開

2018年8月7日、日本図書館協会(JLA)が、2016年10月から『図書館雑誌』で連載している「図書館員のおすすめ本」を、JLA図書紹介事業委員会のウェブサイトで公開しました。

「図書館員のおすすめ本」ウェブ公開開始(JLA,2018/8/7)
http://www.jla.or.jp/home/news_list/tabid/83/Default.aspx?itemid=4135

図書館員のおすすめ本」掲載一覧(JLA図書紹介事業委員会)
http://www.jla.or.jp/committees/tabid/719/Default.aspx

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