アーカイブ - 2020年 3月 12日 - car

株式会社ジー・サーチ、新型コロナウイルス感染症対策支援のため研究機関・医療機関等に所属の研究者を対象として「JDreamⅢ検索サービス」と「JDream Expert Finder」の無償提供を実施

2020年3月10日、株式会社ジー・サーチは、新型コロナウイルス感染症対策を進める研究者支援を目的に、同社の「JDreamⅢ検索サービス」と「JDream Expert Finder」について、2020年3月10日から5月29日まで、研究機関・医療機関等へ無償提供を行うことを発表しました。

この無償提供はデータ提供元である科学技術振興機構(JST)との協議に基づいて実施されます。新型コロナウイルス感染症対策を進める研究機関・医療機関・民間企業に所属する研究者は、所定の申込フォームから申し込むことで、国内外の科学技術や医学薬学関係の文献情報の検索が可能なデータベースサービス「JDreamⅢ検索サービス」と「JDreamⅢ検索サービス」収録データを利用した研究者探索サービス「JDream Expert Finder」を利用可能になります。新型コロナウイルス感染症対策に資する医薬品・医療機器・医療技術および周辺領域の研究・開発目的での利用が想定されています。

出版情報登録センター(JPRO)、JPROの書誌データを書店向けに公開するポータルサイトとしてBooksPROを開設

2020年3月10日、一般社団法人日本出版インフラセンター(JPO)の出版情報登録センター(JPRO)は、JPROの書誌データをPC・タブレット・スマートフォン等で手軽に見ることができる書店向けポータルサイトとして“BooksPRO”を開設しました。

BooksPROは共有書店コードをログインIDとする書店向けのウェブサイトです。出版社がJPROに登録した近刊情報をカレンダーの日付や探したいジャンルからクリックして見ることができるほか、既刊情報も併せてフリーワードで検索することが可能です。また、メディア化・テレビでの紹介・新聞広告・重版などの出版社による販促情報なども公開されています。

JPROはBooksPROについて、出版社にとってはサンプル画像や予価段階での情報発信により発売前の本のイメージを書店へいち早く伝えるために活用できるメディアであるとし、2020年3月6日付で出版社向けに登録方法を画面キャプチャ付きで説明した「BooksPRO入力テキスト」を公開しています。

仏・オープンサイエンス委員会、SCOSSで資金調達を実施中の3種類のオープンサイエンス基盤サービスへ総額45万ユーロの支援を実施

2020年3月10日、仏・高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)のオープンサイエンス国家計画の一環として設置されているオープンサイエンス委員会(Le comité pour la science ouverte)は、SCOSSを通して資金調達を実施中の3種類のオープンサイエンス基盤サービスへ総額45万ユーロの支援を実施することを発表しました。

SCOSSはMESRIやSPARC Europe等も参加する、非営利のオープンアクセス(OA)・オープンサイエンスサービスの資金調達支援のための国際的な連合体です。オープンサイエンス委員会は、現在SCOSSの援助対象となっている、オープン書誌データ・引用データの普及を目指すインフラサービスOpenCitations、オープンソースの出版システムを開発・提供する複数大学のイニシアチブPublic Knowledge Project(PKP)、OAの査読済単行書のダイレクトリDOABへ支援することを表明しています。支援額の内訳は、OpenCitationsが25万ユーロ、PKPが7万5,000ユーロ、DOABが12万5,000ユーロです。

米国の学術図書館員に必要とされる知識・技能・能力(文献紹介)

2020年3月に刊行された、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)の“College and Research Libraries (C&RL)”のVol.81, no.2に、米国シモンズ大学図書館情報学大学院のLaura Saunders准教授による論文“Core Knowledge and Specialized Skills in Academic Libraries”が掲載されています。

今日の学術図書館では、図書館情報学と高等教育分野における大幅な変化・情勢に後れを取らずに対応することが課題となっています。同論文では、こうした課題を背景に著者が実施した、米国内の情報専門職や図書館情報学の教員に対する全国調査に基づいて、学術図書館員に現在必要とされる知識・技能・能力に関する回答状況の報告や、学術図書館員とそれ以外の情報専門職との回答内容の比較などが行われています。

米・ニューズウィーク誌による「世界で最も革新的な図書館」9選:成蹊大学図書館が第8位に選出(記事紹介)

米・ニューズウィーク誌の2020年3月6日号に、世界各国の革新的な図書館を紹介した特集記事“The Most Innovative Libraries Around the World”が掲載されています。

第1位には米国ミズーリ州のカンザスシティ公共図書館(Kansas City Library)が選出され、巨大な本棚を模した図書館南側の駐車場に面する外壁の様子などが写真付きで紹介されています。また、東京都武蔵野市の成蹊大学図書館が第8位に選出され、プリツカー賞受賞者の坂茂氏の設計による同館アトリウムの中空に浮かぶ会話可能な学習室「プラネット」の様子が写真とともに紹介されています。

その他同記事では、ケニア政府のラクダを輸送手段に用いた移動図書館サービス「キャメル・ライブラリー・サービス」や、館内の図書運搬にロボットクレーンを利用するオーストラリアのシドニー市郊外にあるマコーリー大学図書館(Macquarie University Library)など、以下の9館が「世界で最も革新的な図書館」として写真付きで紹介されています。

船橋市西図書館(千葉県)、画像解析AIによる蔵書点検システムを試験導入

2020年3月12日、京セラコミュニケーションシステム株式会社は、同社が提供する公共図書館システム「ELCIELO」と画像解析AIを組み合わせた「AI蔵書点検システム」が、同日から千葉県の船橋市西図書館において試験導入されると発表しました。

公民館図書室における蔵書点検業務の負荷軽減・効率化を目指して、同館に「AI蔵書点検システム」の環境を構築するものです。

タブレット端末による手動撮影に加え、特殊小型ドローンの自動飛行により、図書館の書架一面を撮影し、撮影した棚の背表紙データと、「ELCIELO」に登録されたその棚の範囲の蔵書データを画像解析AIに取り込み、マッチング分析し、蔵書点検を実施するものです。

船橋市西図書館、画像解析AIによる蔵書点検システム試験導入へ(京セラコミュニケーションシステム株式会社, 2020/3/12)
https://www.kccs.co.jp/news/release/2020/0312/

米国議会図書館(LC)、クラウドソーシングプラットフォーム“By the People”上で非英語資料のテキスト化プロジェクトを開始

2020年3月10日、米国議会図書館(LC)が、クラウドソーシングプラットフォーム“By the People”上で、初めて、非英語資料のテキスト化プロジェクトを開始すると発表しました。

同館が1941年に入手し、LCの法律図書館が所蔵する、スペイン語・ラテン語・カタルーニャ語で書かれた15世紀から19世紀にかけての法律関係文書が対象です。

3月19日には、オンライン上及びLCにおいて“Transcribe-a-thon”も開催されます。

イタリアの文化財・文化活動・観光省、3月8日付の首相令をうけ、イタリア全土の映画館・劇場・ミュージアム・遺跡・公文書館・図書館の閉鎖を発表

2020年3月8日、イタリアの文化財・文化活動・観光省が、同日付の首相令をうけ、イタリア全土の映画館・劇場・ミュージアム・遺跡・公文書館・図書館の閉鎖を発表しています。

Covid-19, new urgent provisions: closed all over Italy cinemas, theatre, museums, archeological sites, archives and libraries(イタリア文化財・文化活動・観光省, 2020/3/8)
https://www.beniculturali.it/mibac/export/MiBAC/sito-MiBAC/Contenuti/MibacUnif/Comunicati/visualizza_asset.html_1600525462.html

新型コロナウイルス感染症で臨時休館中、ドライブスルー方式で予約本を貸し出す韓国の公共図書館

2020年3月12日付の韓国・中央日報が、新型コロナウイルス感染症で臨時休館中、ドライブスルー方式で予約本を貸し出す公共図書館の事例を紹介しています。

済州特別自治道の漢拏図書館では、3月6日から毎週水曜日と土曜日、同館ウェブサイトで予約した本を1人5冊まで、予約本が貸出可能か確認した後、同館入り口の臨時テントにおいて、ドライブスルー方式で受け取ることができます。報道によると、済州特別自治道内の他の13館は、別途設置したブースや建物の入り口といった指定の場所で曜日を限定して貸出しを行うとのことです。

また釜山広域市南区の南区図書館でも、3月9日から毎日、同館ウェブサイトで予約した本を1人5冊まで、指定された貸出時間に訪問することで、同館の入り口でドライブスルー方式で受け取ることができます。来館時にはマスクが必須となっています。報道によると、臨時休館により中止していた障害者および妊産婦を対象とした本の宅配サービスも再開するとのことです。