カレントアウェアネス-R

当サイトの運営担当者は、毎営業日、図書館に関する情報を収集しています。この「カレントアウェアネス-R」では、その中から、図書館の「いま」(カレント)がわかるニュースを中心に、ご紹介しています。

カレントアウェアネス-R 新着タイトル一覧 (⇒タイトルのみ表示


フィンランド・ヘルシンキ中央図書館(Oodi)、ベビーカー置き場を2倍に拡大

フィンランド・ヘルシンキ中央図書館(Oodi)が、2019年11月18日から、1階の遊び場を、暖かく居心地が良い3階の子ども用スペースのバルコニーに移動させるとともに、1階のベビーカー置き場を2倍に拡大させています。

これまでのベビーカー置き場が狭いと感じているオンライン調査の結果に基づき、ベビーカーで来館する利用者へのサービスを改善する事が目的です。

ベビーカー置き場はカーペット敷きで、子どもに服を着せるための座席も備え付けられています。また、年末に向けてベビーカーを固定できるスタンドを整備する計画があるほか、図書館の利用者カードを用いて操作できる施錠可能なロッカー(子どもの冬服や小さなかばんの保管を想定)も2020年春の設置が予定されています。

また、遊び場を3階に移転させたことで、子ども連れの家族を対象としたサービスが近接することになり、図書館員と遊び場の職員が一緒に仕事ができるようになるとしています。

米国海洋大気庁(NOAA)がCHORUSに加盟

2019年12月4日、公的助成研究成果のパブリックアクセス拡大に向けて出版社・学協会が組織した官民イニシアティブCHORUSは、助成した研究成果のパブリックアクセス拡大を目的に、米国海洋大気庁(NOAA)が加盟したと発表しています。

National Oceanic and Atmospheric Administration (NOAA) Signs Participation Agreement with CHORUS(CHORUS, 2019/12/4)
https://www.chorusaccess.org/national-oceanic-and-atmospheric-administration-noaa-signs-participation-agreement-with-chorus/

愛媛県議会、「愛媛県議会図書室機能強化ビジョン」を策定

2019年12月9日、愛媛県議会が、「愛媛県議会図書室機能強化ビジョン」を策定したと発表しています。

2018年3月に策定した「愛媛県議会図書室機能強化のためのアクションプラン」の計画期間が完了するに当たり、これまでの取組を止めることなく継続・推進するとともに、議会のICT環境の整備等、議会図書室を取り巻く状況の変化に対応した新たな施策を展開するための長期的な方針としてまとめたもので、2020年4月から施行されます。

TOPICS(愛媛県議会)
https://www.pref.ehime.jp/gikai/katsudou/topics/index.html
※「令和元年12月9日、愛媛県議会図書室機能強化ビジョンを策定しました。」とあります。

神奈川県川崎市、「川崎市市民ミュージアム 台風第19号による浸水被害への対応状況について」を公表

2019年12月5日、神奈川県川崎市は、報道発表資料「川崎市市民ミュージアム 台風第19号による浸水被害への対応状況について」を公表しました。

資料は以下の8章からなります。「被害の概要」によれば、収蔵品約26万点のうち収蔵庫等で保管していなかった約3万1,000点は浸水被害を受けていないとあり、また「各収蔵庫の状況」では、被災後の各収蔵庫内の様子が分かる写真が掲載されています。

・被害の概要
・これまでの経過・対応内容
・市民ミュージアムの作業環境整備の状況
・各収蔵庫の状況
・収蔵品レスキューの工程・支援体制
・収蔵品レスキューの優先順位の考え方
・収蔵庫等からの主なレスキュー状況(12月4日現在 速報)
・継続して実施する事業

市民ミュージアム 台風第19号による浸水被害への対応状況について(川崎市, 2019/12/5)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/250/0000112818.html

全国美術館会議、川崎市市民ミュージアムの救援活動を開始

2019年11月27日、全国美術館会議は、台風19号で被災した神奈川県の川崎市市民ミュージアムの救援活動を開始したことを発表しました。活動の内容について以下の点等が紹介されています。

・2019年11月25日から美術部門の救援活動を開始したこと
・美術部門の救援活動は川崎市及び市民ミュージアム、独立行政法人国立文化財機構、一般社団法人国宝修理装潢師連盟、NPO法人文化財保存支援機構との協力により行われること
・今後当分の間、毎週月曜から木曜にかけて、同会議から1日8人程度を現地へ派遣し、被災作品の救出・応急処置作業に協力すること

全国美術館会議
http://www.zenbi.jp/index.php
※事務局からの2019年11月27日付けのお知らせに「川崎市市民ミュージアムの救援活動を開始しました。」とあります。

英国勅許公共財務会計協会(CIPFA)、英国の公共図書館に関する年次統計(2018/2019)を発表

2019年12月6日、英国勅許公共財務会計協会(CIPFA)は、英国の公共図書館に関する年次統計(2018/2019)を発表しました。

過去の統計と比較して、主に次のような結果が指摘されています。

・緊縮財政が始まった2009/2010年度と比べ図書館経費が29.6%減少
・2014/2015年度以降、有給スタッフの人数は15.1%減少した一方、ボランティアの人数は24.3%増加
・オンラインリソースへの移行を受けて、この10年間でCD・DVD等の視聴覚資料への支出は60%以上減少
・2017/2018年度以降、図書館経費が0.4%増加した一方、のべ来館者数は約700万人減少

今回の統計公表について報じる英・The Guardian紙の記事では、2010年以降773のサービスポイントが閉鎖されたこと、サービスポイントの閉鎖、有給スタッフの減少と連動して、のべ来館者数も2009/2010年度の約3億1,500万人から2018/2019年度の約2億2,600万人まで減少していること等を取り上げています。

【イベント】シンポジウム「書物の記述・世界の記述――書誌が描く18世紀啓蒙の世界」(12/20・国立)

2019年12月20日、一橋大学佐野書院(東京都国立市)において、「啓蒙の言説圏と浮動する知の境界:貴重書・手稿・デジタル資料を総合した18世紀研究」(科研費基盤研究B)研究グループが主催するシンポジウム「書物の記述・世界の記述――書誌が描く18世紀啓蒙の世界」が開催されます。

書誌学と思想史研究の両面から西洋貴重書それ自体が持つ価値に迫るシンポジウムであり、書物に即した研究にはどのような可能性があるか、図書館の現場で作成される書誌記述はどのようにして研究に活かされているか、その一端の紹介が行われるとあります。

参加無料、事前申し込み要です。当日の主なプログラムは次のとおりです。

・モデレーター:福島知己氏(帝京大学経済学部)

・旧体制下フランスにおける地下出版――リヨンの印刷業者ブリュイゼによる海賊版『エミール』(1762年)の舞台裏
坂倉裕治氏(早稲田大学教育・総合科学学術院)

・書誌学と思想史研究をつなぐ――書誌から読み解く『百科全書』――
小関武史氏(一橋大学大学院法学研究科)

・西洋古典籍の書誌学的研究成果と図書館総合目録への反映 ――現状と課題について――
松波京子氏(名古屋大学附属図書館研究開発室)

・全体討論

米国図書館協会(ALA)、シカゴ・東ヒューロン通りの本部ビルを売却:2020年春に北ミシガン通りのミシガンプラザに移転

2019年12月6日、米国図書館協会(ALA)が、シカゴの東ヒューロン通り40番地・50番地にある本部ビルを売却したと発表しています。

2020年春には、北ミシガン通り225番地にあるミシガンプラザに本部機能を移転する予定で、新しい事務所が完成するまでは東ヒューロン通りの建物で業務を続けます。

東ヒューロン通り50番地の建物は1963年に、40番地の建物は1981年に建設され、両建物は繋がっています。

ALA announces sale of its headquarters buildings(ALA, 2019/12/6)
http://www.ala.org/news/press-releases/2019/12/ala-announces-sale-its-headquarters-buildings

Europe PMC、新インタフェースを正式に公開

2019年12月4日、Europe PMCが、新インタフェースを正式に公開しました。

検索結果を論文・文献レビュー・プレプリントから絞り込める等のフィルター機能、要約・全文・データ等関連コンテンツの同一ページでの表示、オープンアクセス論文の図のプレビュー表示、プレプリントや査読コメント等へのリンク、生命科学分野のデータベースからの参照や専門家からの推薦などに基づくインパクト指標の表示等が紹介されています。

The new Europe PMC is here(Europe PMC, 2019/12/4)
http://blog.europepmc.org/2019/12/the-new-europe-pmc-is-here.html

Europe PMC
https://europepmc.org/

大船渡市(岩手県)、「かたりつぎ~朗読と音楽の集い~」を開催:「みちのく震録伝」で収集した東日本大震災の証言を詩として編集したものを音楽とともに朗読

2020年3月7日、岩手県の大船渡市が、大船渡市民文化会館リアスホールにおいて、「かたりつぎ~朗読と音楽の集い~」を開催します。

東北大学アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」で収集した東日本大震災の証言を聴きやすいように詩として編集したものを、俳優の竹下景子さんが音楽とともに朗読するものです。

大船渡市による災害復興への取り組みや、「みちのく震録伝」の取り組みの報告等もあわせて行なわれます。

2012年から東日本大震災の被災地において毎年開催されており、今回で9回目です。

入場料は無料ですが、事前の申し込みが必要です。

東日本大震災伝承イベント「かたりつぎ~朗読と音楽の集い~」(大船渡市, 2019/11/28)
https://www.city.ofunato.iwate.jp/site/hukkou/11906.html

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