米国図書館協会、デジタルインクルージョンにおける公共図書館の役割に関する調査報告書を公開

2014年7月22日、米国図書館協会(ALA)の研究・統計部(Office for Research & Statistics)が、メリーランド大学のInformation Policy & Access Centerと共同し、博物館・図書館サービス機構(IMLS)の資金により行った、デジタルインクルージョンにおける公共図書館の役割についての調査の報告書を公開しました。この調査は2013年9月3日から11月30日にかけて、米国全体の公共図書館の代表サンプルからデータを収集し行われたものとのことです。

ALAのウェブサイトで紹介されている、調査で判明した主な点は以下の通りです。

米国の図書館の
98%は無料のWi-Fiを提供しており、2012年調査の89%よりも増加している。
98%は技術トレーニングの提供を行っている。
98%は公的書類のオンラインフォーム作成支援を行っている。
97%はオンライン課題への支援を行っている。
95%は能力開発トレーニングプログラムを提供している。
90%は電子書籍を提供しており、2012年調査の76%よりも増加している。
56%は健康維持プログラム等を提供している。
50%は起業や小規模ビジネス開発のプログラムを提供している。
図書館が提供するコンピュータの平均台数は20台で、2012年の16台よりも増加している。

Libraries support digital readiness with tech training, STEM programs, more robust online collections (ALA, 2014/7/22)
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/07/libraries-support-digital-readiness-tech-training-stem-programs-more-robust

Digital Inclusion Survey (ALA)
http://www.ala.org/research/digitalinclusion

2013 Digital Inclusion Survey: Survey Findings and Results (PDF)
http://digitalinclusion.umd.edu/sites/default/files/uploads/2013DigitalInclusionNationalReport.pdf

2013 Digital Inclusion Survey: Survey Findings and Results Executive Summary (PDF)
http://digitalinclusion.umd.edu/sites/default/files/uploads/2013DigitalInclusionExecutiveSummary.pdf

参考:
米国図書館協会、デジタルインクルージョンにおける公共図書館の役割に関し、全国調査を開始
Posted 2013年9月10日
http://current.ndl.go.jp/node/24343

E1580 - ニューヨークとシカゴで公共図書館がインターネットを“貸出”
カレントアウェアネス-E No.262 2014.07.10
http://current.ndl.go.jp/e1580