イタリア

【イベント】国際シンポジウム「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立をめざして」(11/11-12・神戸)

2017年11月11日と11月12日に、神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホールにおいて、科学研究費補助金基盤研究S「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立-東日本大震災を踏まえて-」研究グループ主催の国際シンポジウム「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立をめざして」が行なわれます。

東日本大震災後の実践的研究を踏まえながら、地域の歴史遺産を保全するための国際的なネットワークに着目し、これからの地域歴史資料学を展望するものです。

参加費は無料で、事前の申し込み不要です。

主な内容は以下の通りです。

●11月11日(土) ~災害資料の保存と活用~
・[趣旨説明]奥村弘氏(神戸大学)
・[基調講演]アンドルー・ゴードン氏(ハーバード大学)「災害が喚起する歴史保存と歴史認識の課題」
・[報告]イ・ユンギョン氏(韓国国家記録院/神戸大学)「韓国の災害資料の管理・活用の現状-公共機関を中心として-」
・[コメント]エリザベス・マリ氏(東北大学災害国際研究所)、白井哲哉氏(筑波大学)、佐々木和子氏(神戸大学)
・討論

“PHAROS Art Research Consortium”、芸術作品の写真アーカイブ2,500万点分の公開を計画

2017年5月16日、米・ニューヨークに所在する美術館フリック・コレクション (Frick Collection) は、世界の関係機関と連携しての、未発表の芸術関連のドキュメントを含む2,500万点の芸術作品の写真アーカイブ公開の計画を発表しています。

フリック・コレクションでは、自館を含む世界の14機関とコンソーシアム“PHAROS Art Research Consortium”を結成し、写真アーカイブへのアクセスの革新のためのデジタル研究プラットフォームを構築しており、2020年までに現在の参加機関からの700万点分の写真アーカイブの公開を計画しています。

現在の参加機関は以下の14機関で、今後の参加館の拡大も計画されています。

【イベント】第30回人文機構シンポジウム「海の向こうの日本文化ーその価値と活用を考えるー」(6/3・福岡)

2017年6月3日、九州大学西新プラザにおいて、人間文化研究機構主催の第30回人文機構シンポジウム「海の向こうの日本文化ーその価値と活用を考えるー」が開催されます。

以下の4講演の後、講師と稲賀繁美氏(国際日本文化研究センター教授)によるパネルディスカッションが行われます。

参加は無料ですが、事前の申込みが必要です(先着順 定員200名)。

・オランダ人と平戸との出会い
-ハーグ国立文書館所蔵平戸オランダ商館文書調査研究・活用-
フレデリック・クレインス(国際日本文化研究センター准教授)

・海を渡った切支丹禁教文書1万点の可能性
-バチカン図書館所蔵マリオ・マレガ収集文書調査研究・保存・活用-
大友一雄氏(国文学研究資料館教授)

・シーボルト・コレクションの長崎くんち衣裳
-ヨーロッパにおける19世紀日本関連在外資料調査研究・活用-
澤田和人氏(国立歴史民俗博物館准教授)

・ニッケイ社会で生み出された資料から日本の言語文化
-北米における日本関連在外資料調査研究・活用-
朝日祥之氏 (国立国語研究所准教授)

世界17か国のインターネットユーザーの読書状況調査

2017年3月23日、ドイツの市場調査会社GfKが、インターネットユーザーに対して行った読書調査の結果を発表していました。

17か国(英国・ドイツ・フランス・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダ・ロシア・カナダ・米国・メキシコ・ブラジル・アルゼンチン・中国・日本・韓国・オーストラリア)を対象に実施されたもので、調査結果の概要によると、インターネットユーザーの多数(59%)が、毎日もしくは少なくとも週1回は読書をしているという結果が得られたとのことです。

国別では、中国70%、ロシア59%、スペイン57%の順で読書をすると回答した割合が多く、また、低所得世帯(24%)より高所得世帯(35%)が、男性(27%)より女性(32%)が読書をする傾向が高いという結果が紹介されています。

また、読書をしないと回答したインターネットユーザーの割合が最も高かった国はオランダと韓国(16%)で、ベルギー(14%)、カナダ・フランス・日本(11%)と続きます。

報告書の閲覧には、名前とメールアドレスの入力が必要です。

Europeana、中等教育向けデジタル学習ツール開発のためのマッチングファンドプロジェクトへの参加プロジェクトを決定

Europeanaは、Europeana内のコンテンツを用いて、中等教育向けデジタル学習ツールを開発するマッチングファンドプロジェクトに参加するプロジェクト3件を採択し、2017年4月26日から6月5日まで、その第1ラウンドとして、クラウドファンディングを実施しています。

期間中に、最低目標金額を達成したプロジェクトは、6月6日から6月25日にかけて実施予定のクラウドファンディングの最終ラウンドに進みます。

ファッションや歴史に関する、次の3プロジェクトが参加しています。

・Capturing Fashion in the 20th Century with Frieda Verhees' Study Collection(アントウェルペン王立芸術学院、モード博物館:ベルギー)

・1821 Greek Revolution History Platform(Personal Cinema:ギリシャ)

・Gli animali nella Grande Guerra/Animals in the Great War (Oltre-confine:イタリア)

イタリア、“Digital Library Italiana”の開発に着手

2017年3月10日、イタリアの文化遺産・文化活動・観光大臣が、イタリアの文化遺産の保存・展示・普及を目的に、デジタルライブラリ“Digital Library Italiana”の開発のために200万ユーロを割り当てたことを発表しています。

イタリアの101のアーカイブズと46の図書館、イタリア国立映画実験センター(Centro Sperimentale di Cinematografia)、教育映画連盟( L’Unione Cinematografica Educativa)が所蔵するコンテンツ(図書・写真)が登録されます。

デジタル化の調整については、同省所管の中央カタログ記録研究所(Istituto Centrale per il Catalogo e la Documentazione:ICCD)が担当します。

Springer Nature社、地震による被害を受けたイタリアの2大学に、同社の全ての電子ジャーナルへのアクセスを無償で提供

2016年11月25日、Springer Nature社は、8月と10月の地震による被害をうけたイタリア・マルケ州のカメリーノ大学とマチェラータ大学に対して、購読済の学術雑誌に加え、同社の全ての電子ジャーナルへのアクセスを、2017年6月まで無償で提供すると発表しています。

フィレンツェの大水害から50年:フィレンツェ国立中央図書館の現在(記事紹介)

1966年11月4日に発生した、イタリア・フィレンツェの大水害から50年を迎え、2016年11月6日付けの地元の英字紙“The Florentine”が、“The National Central Library, 50 years after the flood”という記事を掲載しています。

水害で所蔵資料に大きな被害を受けたフィレンツェ国立中央図書館の被災当時の様子と現在に関する記事で、当時資料修復への支援に訪れたオーストラリア・米国・ドイツ・英国の専門家からの助言が、資料修復技術の「遺産」として現在も引き継がれていること等が紹介されています。

現在、同館では、バーチャルリアリティ(VR)用のゴーグルを装着して館内を巡り、洪水当時を様子を体感するツアーの実施や、同種の体験が可能なアプリの提供、当時の写真のデジタル化、被害を受け修復された同館所蔵のユダヤ人の著作物に関する展覧会、本の修復に関する講義など、1966年の水害に関するイベントが行われています。

The National Central Library, 50 years after the flood(The Florentine,2016/11/6)

OCLCのWorldCatに、イタリア・ローマ国立中央図書館の200万件のレコードが追加

2016年11月8日、OCLCは、WorldCatに、イタリア・ローマ国立中央図書館(BNCR)の200万件のレコード(うち、60%が新規レコード)が追加されたと発表しています。

WorldCatにレコードを登録する同国の最初の国立図書館で、今後もレコードは追加されていく予定です。

The National Central Library of Rome adds catalog collections to WorldCat(OCLC,2016/10/18)
http://www.oclc.org/news/releases/2016/201607leiden.en.html

参考:
E940 - イタリアの図書館事情
カレントアウェアネス-E No.152 2009.06.24
http://current.ndl.go.jp/e940

米国議会図書館の地理・地図部とイタリアのガリレオ博物館が連携し、16世紀頃の地図作成や航行技術、天文学・地理に関する知識を学べるウェブサイトを公開

2016年10月7日、米国議会図書館(LC)の地理・地図部は、イタリアのガリレオ博物館と連携し、ウェブサイト“A Land Beyond the Stars”を公開したことを発表しています。

初めて“America”という名前を使った16世紀の地図製作者マルティン・ヴァルトゼーミュラー(Martin Waldseemüller)を記念して作成されたもので、その当時の地図作成や航行技術、天文学、地理に関する知識を解説する対話式の動画(11時間)を閲覧することができます。

New Website on Martin Waldseemuller And His 1507 Map, the “Birth Certificate of America”(LC,2016/10/7)
http://www.loc.gov/today/pr/2016/16-176.html

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