標準化

国立国会図書館(NDL)、同館作成・提供データのURIに関する概説ページを公開

2019年9月2日、国立国会図書館(NDL)は、同館のウェブサイト上に、NDLが作成・提供するデータのURIの概説ページとして、「国立国会図書館データのURI」を公開したことを発表しました。

公開された「国立国会図書館データのURI」では、NDLが作成・提供するデータのうち、広くウェブ上で他のデータから参照される識別子としてHTTP URIで提供され、固定のドメイン名・パスを使用しているデータについて以下の内容が概説されています。

・識別子の説明
・対象の削除や変更時の措置
・ドメイン・パス
・HTTP URIの例
・識別子の付与数
・HTTP URIの参照先
・識別子が用いられているNDL提供のサービス

新着情報(NDL)
https://www.ndl.go.jp/jp/news/index.html
※2019年9.月2日付けの新着情報に「国立国会図書館が作成・提供するデータのURI(Uniform Resource Identifier:統一資源識別子)について概説するページを公開しました」とあります。

E2161 - 2019年ISO/TC46国際会議<報告>

2019年5月6日から10日まで,カナダのオタワでISO/TC46(International Organization for Standardization/Technical Committee 46)の国際会議(E2047ほか参照)が開催された。TC46は「情報とドキュメンテーション(Information and Documentation)」を担当する専門委員会である。今回はTC46総会と4つの分科委員会(Subcommittee:SC)の各総会及び作業部会(Working Group:WG)が開催され,日本から4人が参加した。以下,国立国会図書館からの参加者(筆者)が出席した「技術的相互運用性(Technical Interoperability)」を担当する第4分科委員会(SC4)と「識別と記述(Identification and Description)」を担当する第9分科委員会(SC9)の会議について,概要を報告する。

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、学術図書館員による研究成果のOAに関する指針の改訂案及び特別コレクション図書館等の蔵書の算出・計量の標準化のためのガイドラインを承認

2019年5月9日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)は、同理事会が、学術図書館員による研究成果のオープンアクセス(OA)に関する指針(ACRL Policy Statement on Open Access to Scholarship by Academic Librarians)の改訂案を承認したと発表しています。

また、ACRLの貴重書・手稿部会(RBMS)と米国アーキビスト協会(SAA)の共同タスクフォースにより策定された、文書館や特別コレクション図書館の蔵書の算出・計量の標準化のためのガイドライン(Guidelines for Standardized Holdings Counts and Measures for Archival Repositories and Special Collections Libraries)もあわせて承認されました。同ガイドラインは、文書館や特別コレクション図書館が、蔵書に関する情報を定量化し伝えることを支援するために作成されました。SAAの評議会による同ガイドラインの承認は保留中となっています。

国立図書館の質的評価に関するISO規格(ISO 21248:2019)が発行

2019年3月、国立図書館の質的評価に関する規格ISO 21248:2019が発行されました。

国際標準化機構(ISO)による4月9日付けの記事では、本規格ではナショナル・コレクション構築、全国書誌作成からイベント、教育サービスまで、国立図書館の全業務範囲をカバーしようと試みていること、国立図書館のサービス評価のための34のパフォーマンス指標を提供していること等が紹介されています。

The quality of national libraries contained in new ISO standard(ISO, 2019/4/9)
https://www.iso.org/news/ref2383.html

ISO 21248:2019 Information and documentation -- Quality assessment for national libraries(ISO)
https://www.iso.org/standard/70233.html

米国情報標準化機構(NISO)、“Journal Article Tag Suite(JATS)”のバージョン1.2を公開

2019年4月15日、米国情報標準化機構(NISO)は、メタデータと雑誌記事のコンテンツを記述するためのXML要素と属性を定義した規格“Journal Article Tag Suite(JATS)”のバージョン1.2(ANSI/NISO Z39.96-2019)の公開を発表しました。

バージョン1.1と互換性があります。また、プレプリントのバージョンを記述できる“article version”“article version alternatives”、アクセス・データ・施設などといった非金銭的支援に関する記述ができるメタデータタグ、JATS以外の語彙を指定するための4つの属性なども含まれていると説明されています。

米国情報標準化機構(NISO)、TRANSFER実務指針 Version 4.0を公開

2019年4月8日、米国情報標準化機構(NISO)が、TRANSFER実務指針(TRANSFER Code of Practice)Version 4.0を公開しました。

TRANSFER実務指針は、学術雑誌の出版元が変わる際に、移行元・移行先の出版社が実施すべき事項をまとめたガイドラインであり、図書館や利用者が引き続き円滑にアクセスできるよう保証することを目指したものです。今回のVersion 4.0では、旧版の公開以降に寄せられたフィードバックが反映されており、有料アクセス権を持つ顧客の分類、オープンアクセス、恒久的なアクセス保障、ライセンス情報の提供、ジャーナルURLのリダイレクトに関する事項について追加や改訂が加えられています。

NISO Publishes Updated Transfer Code of Practice(NISO,2019/4/8)
https://www.niso.org/niso-io/2019/04/niso-publishes-updated-transfer-code-practice

米国情報標準化機構(NISO)、全米高度情報サービス連合(NFAIS)との統合提案を発表

2019年2月13日、米国情報標準化機構(NISO)が、全米高度情報サービス連合(NFAIS)との統合提案を発表しました。

両組織の審議会が、NFAISの会員の承認を条件に、統合提案を進めることを全会一致で承認したもので、急速な変化の時代において、より良いサービスを会員に提供できるようにすることが意図されています。

統合された組織は、NISOの名称を維持したまま、様々なNFAISの事業を継続することが提案されており、また、多くの機関は両組織の会員であるため、統合による会費の削減が見込まれています。

株式会社メディアドゥホールディングス、W3C加盟を発表

2018年12月18日、株式会社メディアドゥホールディングスは、インターネットにおける様々な技術の標準規格を定める非営利組織であるWorld Wide Web Consortium(W3C)への加盟を発表しました。

今回の加盟により、電子書籍の国際標準規格策定への提言活動を強化するとともに、出版に関する世界最先端の技術・情報の入手が可能となるとしています。

W3C加盟に関するお知らせ(株式会社メディアドゥホールディングス, 2018/12/18)
https://www.mediado.jp/corporate/2365/

参考:
株式会社メディアドゥ、出版物の販売促進サービスNetGalleyへの取次を開始
Posted 2018年5月18日
http://current.ndl.go.jp/node/36026

学術情報XML推進協議会、雑誌記事をXML形式で記述する“Journal Article Tag Suite(JATS)”バージョン1.1の日本語訳を公開

2018年12月3日、学術情報XML推進協議会(XML Scholarly Publishing Association:XSPA)は、学術論文などの雑誌記事をXML形式で記述するための共通規格“Journal Article Tag Suite(JATS)”のバージョン1.1の日本語訳を公開しました。

XSPAは2018年3月14日にタグライブラリの「要素(Elements)」部分の日本語訳を公開していましたが、今回「属性(Attributes)」部分も日本語訳されました。

JATS Ver.1.1の日本語翻訳完全版公開のお知らせ(XSPA, 2018/12/3)
http://xspa.jp/post/180749088057/

日本語翻訳版 (June 2018)(XSPA JATS 規格検討分科会)
http://xml-sch.com/jats/tag-library/ver2/1.1-J/

英国において、学校図書館の資金確保・全国的な学校図書館の枠組の作成を目指す“Great School Libraries Campaign”が開始

2018年9月20日、英国において“Great School Libraries Campaign”が開始されました。

英国図書館情報専門家協会(CILIP)の学校図書館グループ(SLG)と英国学校図書館協会(SLA)による3年間のキャンペーンです。

学校図書館の資金確保、全国的な学校図書館の枠組の作成、英・教育水準局内での学校図書館の認知度の形成が目的とされており、学校図書館職員・保護者・学校の管理職・政策決定者等といった利害関係者に関与していくことが目指されています。

Welcome to the Great School Libraries Campaign!(Great School Libraries Campaign,2018/9/20)
http://greatschoollibraries.edublogs.org/2018/09/20/welcome-to-the-great-school-libraries-campaign-2/

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