目録作業

東亜図書館協会(CEAL)が日本語のALA-LC翻字表の改訂案に対する回答書を公表

2011年12月に、米国議会図書館(LC)が、発音区別記号(diacritical marks)の使用法等に関する日本語のALA-LC翻字表の改訂案と、その説明文書“Clarification of LC practice concerning the use of diacritical marks in Japanese romanization”を公表し、意見を求めていました。この提案に対して、2012年1月22日、東亜図書館協会(CEAL)が、1月初頭に実施した調査結果に基づいた回答書を発表しました。

CEAL Response to“Clarification of LC practice concerning the use of diacritical marks in Japanese romanization”(PDF:42ページ)
http://www.eastasianlib.org/cjm/Jpn_Romanization_TF_2012/JRomanDiacriticsCEALresponseJan222012finalRev.pdf

Japanese Romanization Task Force Report (CEAL News 2012/1/26付け記事)

米国の書誌ユーティリティSkyRiver社が同社の目録システムのRDA対応について発表

2011年12月6日、米国の書誌ユーティリティのSkyRiver社が、それぞれの図書館の状況に合わせてRDA(Resource Description and Access)へ移行するための方法を発表しました。同社の提供している目録システムで、(1)RDAへ移行準備中か準備済の図書館のための“RDA Mode”、(2)RDAに対応しているがまだRDA以外の書誌データも扱う必要がある図書館のための“Hybrid Mode”、(3)現時点ではRDAに対応していない図書館のための“Non-RDA Mode”、という3種類のモードが利用できるようになったという内容のようです。図書館はRDAへ対応していくにつれて別のモードに変更することも可能とのことです。ユタ州立図書館等がこのRDA Modeを採用すると紹介されています。

SkyRiver Announces Novel Approach to RDA Adoption (SkyRiver 2011/12/6付けプレスリリース)
http://theskyriver.com/2011/12/skyriver-announces-novel-approach-to-rda-adoption

参考:
米国議会図書館(LC)等によるRDA導入は、諸条件が満たされた場合に2013年1月以降に

国際交流基金関西国際センター、海外図書館向けに日本語資料の収集・整理に役立つ情報ページを公開

2011年6月13日に、独立行政法人国際交流基金関西国際センターが、海外の図書館向けに日本語資料の収集、整理(目録、分類)に必要な情報をまとめたページを公開しています。

海外図書館のみなさまへ (国際交流基金関西国際センターのウェブサイト)
http://www.jfkc.jp/ja/library/overseas/index.html

独立行政法人国際交流基金関西国際センター (2011/6/13付けのニュースに上記へのリンクがあります。)
http://www.jfkc.jp/

NII、「TRCMARCの流用による試行登録作業結果」を公開

2011年5月19日、国立情報学研究所(NII)が「TRCMARCの流用による試行登録作業結果」を公開しました。この作業は、2009年に発表された「次世代目録所在情報サービスの在り方について(最終報告)」におけるNACSIS-CAT外に存在する書誌データの活用という提言に基づき、2010年1月~3月に試行されていた作業で、丸善新刊案内に掲載された和図書についてNIIがTRCMARCを流用してNACSIS-CATに書誌を作成していたという内容のものです。コスト・方式・品質を検討した結果、同方式による事前書誌登録は行わないことになったとのことです。

<事前登録書誌>TRCMARCの流用による試行登録作業結果について(NII 2011/05/19付けニュース)
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2011/05/trcmarc.html

「中国図書館分類法」の第5版が刊行

中国図書館分類法の第5版が、2010年8月に刊行されたとのことです。1999年に刊行された第4版以来、11年ぶりの改訂です。

《中国图书馆分类法》第五版正式出版发行(2010/9/1付け中国国家図書館のニュース)
http://www.nlc.gov.cn/syzt/2010/0901/article_557.htm

Chinese Library Classification (the fifth edition) is published officially (2010/9/2付け中国国家図書館の英語ニュース)
http://www.nlc.gov.cn/en/news/nlcnews_2010090201.htm

現在の目録の問題点とこれからの目録に求められるものとは(文献)

国際図書館連盟(IFLA)のサイトに、英国のヴィクトリア&アルバート博物館の情報サービス部門のMartin Flynn氏による、現在の図書館の目録に関する論考が掲載されています。論考は、2010年8月のIFLA大会の発表用資料で、米国議会図書館、OCLC、オーストラリア国立図書館、研究情報ネットワーク(RIN)から2006-2009年に出された4つのリポートを基に現在の目録の問題点を指摘したものです。次のような点が指摘されています。
・目録の中身がサーチエンジンの検索対象となっていない
・利用者にとって目録は難しく、使いこなせていない
・目録作成には多くの重複作業が発生している
・デジタル資料に十分対応していない
・関連性順の表示等の機能は図書館目録ではなくサーチエンジンで実現されている
・図書館間貸出や文献複写サービスが活用されていない
・図書館システムは利用者よりも図書館員のためのカスタマイズに費用がかかっている

From Dominance to Decline? The Future of Bibliographic Discovery, Access and Delivery
http://www.ifla.org/files/hq/papers/ifla76/71-flynn-en.pdf

米国議会図書館件名標目表(LCSH)の改善状況についてのリポート

2007年に出された、米国議会図書館件名標目表(LCSH)の事前結合/事後結合方式等に関するリポートでは、事前結合方式を維持することとともに、コスト削減のためテクノロジーの活用や規則の単純化などの勧告が示されていました。2010年5月に、その勧告に対する改善状況等をまとめたリポートが公表されています。

The Policy and Standards Division’s Progress on the Recommendations made in“Library of Congress Subject Headings Pre- vs. Post-Coordination and Related Issues”
http://www.loc.gov/catdir/cpso/pre_vs_postupdate.pdf

Cataloging and Acquisitions Home
http://www.loc.gov/aba/

2009年国際UDCセミナー「岐路に立つ分類」の会議資料

2009年10月29日・30日にオランダ国立図書館で開催された、「岐路に立つ分類」(Classification at a Crossroads- multiple directions to usability )という国際UDCセミナーの会議資料(概要・スライド・音声)が公開されています。「ウェブ資源を分類する」「分類とシソーラス」「分類とセマンティックウェブ」「図書館ネットワークにおける分類」など6つのセッションでの報告と、2本の基調講演の計22本についてのものです。

International UDC Seminar 2009
http://www.udcc.org/seminar2009/index.htm

Programme and Outputs
http://www.udcc.org/seminar2009/programme.htm

LC、書誌分野で今後4年間に取るべき行動をまとめた報告書を公表

米国議会図書館(LC)が2008年に公表した書誌コントロールに関する報告書“On the Record”を基に、LCが今後4年間に取るべき行動をまとめた文書がLCのウェブサイトに掲載されています。

New Report & Study Available(ニュースリリース)
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/

On the Record Report Recommendations the Library of Congress Should Pursue(本文)
Over the Next Four Years
http://www.loc.gov/bibliographic-future/news/OTR_rep_response_final_091509.pdf

E987 - 新たに登場した書誌ユーティリティ“SkyRiver”

2009年10月8日,米国の新興企業SkyRiver社は,新たな書誌ユーティリティ“SkyRiver”の創設を発表した。同月6日には,その発表に 先立ち, LibraryJournalがこの新しい書誌ユーティリティについての記事“New  Company SkyRiver Sparks Cataloging Competition with OCLC”を掲載し,同月14日には,米国図書館協会(ALA)の出版部門の1つであるALATechSourceがブログ上に“Sky me a River”と題する記事を掲載した。...

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