目録作業

2013年7月からOCLCの書誌レコードIDの体系が変更される予定

2013年7月1日からOCLCの書誌レコードのIDである“OCLC Number”の体系が変更されるそうです。これまでに付与されたOCLC Numberが10億に近づいているために桁数の拡張を行なうという内容で、桁数に応じて以下のように対応が異なります。

・1~99999999の場合(8桁以下):12345→ocm00012345^(^ = 半角スペース)
・100000000~999999999の場合(9桁):123456789→ocn123456789
・1000000000~の場合:1234567890(10桁以上)→on1234567890

9桁以下の場合は“ocm”“ocn”といった接頭辞(prefix)・ゼロ・半角スペースを使って12桁に揃え、10桁以上の場合は“on”をつけるだけということのようです。

図書館員、図書館システムベンダ、出版社等の関係者に対して注意が呼びかけられています。

OCLC Control Number expansion(OCLC)
http://www.oclc.org/us/en/batchprocessing/number-expansion.htm

OCLC control number expansion in 2013(OCLC Developer Network 2012/4/23付け情報)

OCLC、WorldCatでRDAを採用した後の方針についてまとめた文書を公表し、コメントを募集中

2012年2月13日、OCLCが、総合目録WorldCatでRDA(Resource Description and Access)を採用した後の運用方針等についてまとめたディスカッションペーパーを公表し、4月15日までコメントを募集しています。RDA適用以前のレコード(legacy record)をどうするかが一つの焦点になっているようです。

Incorporating RDA practices into WorldCat: A discussion paper
http://www.oclc.org/us/en/rda/discussion.htm

New RDA discussion paper available for review (OCLC 2012/2/13付けニュース)
http://www.oclc.org/us/en/news/announcements/2012/announcement6.htm

東亜図書館協会(CEAL)が日本語のALA-LC翻字表の改訂案に対する回答書を公表

2011年12月に、米国議会図書館(LC)が、発音区別記号(diacritical marks)の使用法等に関する日本語のALA-LC翻字表の改訂案と、その説明文書“Clarification of LC practice concerning the use of diacritical marks in Japanese romanization”を公表し、意見を求めていました。この提案に対して、2012年1月22日、東亜図書館協会(CEAL)が、1月初頭に実施した調査結果に基づいた回答書を発表しました。

CEAL Response to“Clarification of LC practice concerning the use of diacritical marks in Japanese romanization”(PDF:42ページ)
http://www.eastasianlib.org/cjm/Jpn_Romanization_TF_2012/JRomanDiacriticsCEALresponseJan222012finalRev.pdf

Japanese Romanization Task Force Report (CEAL News 2012/1/26付け記事)

米国の書誌ユーティリティSkyRiver社が同社の目録システムのRDA対応について発表

2011年12月6日、米国の書誌ユーティリティのSkyRiver社が、それぞれの図書館の状況に合わせてRDA(Resource Description and Access)へ移行するための方法を発表しました。同社の提供している目録システムで、(1)RDAへ移行準備中か準備済の図書館のための“RDA Mode”、(2)RDAに対応しているがまだRDA以外の書誌データも扱う必要がある図書館のための“Hybrid Mode”、(3)現時点ではRDAに対応していない図書館のための“Non-RDA Mode”、という3種類のモードが利用できるようになったという内容のようです。図書館はRDAへ対応していくにつれて別のモードに変更することも可能とのことです。ユタ州立図書館等がこのRDA Modeを採用すると紹介されています。

SkyRiver Announces Novel Approach to RDA Adoption (SkyRiver 2011/12/6付けプレスリリース)
http://theskyriver.com/2011/12/skyriver-announces-novel-approach-to-rda-adoption

参考:
米国議会図書館(LC)等によるRDA導入は、諸条件が満たされた場合に2013年1月以降に

国際交流基金関西国際センター、海外図書館向けに日本語資料の収集・整理に役立つ情報ページを公開

2011年6月13日に、独立行政法人国際交流基金関西国際センターが、海外の図書館向けに日本語資料の収集、整理(目録、分類)に必要な情報をまとめたページを公開しています。

海外図書館のみなさまへ (国際交流基金関西国際センターのウェブサイト)
http://www.jfkc.jp/ja/library/overseas/index.html

独立行政法人国際交流基金関西国際センター (2011/6/13付けのニュースに上記へのリンクがあります。)
http://www.jfkc.jp/

NII、「TRCMARCの流用による試行登録作業結果」を公開

2011年5月19日、国立情報学研究所(NII)が「TRCMARCの流用による試行登録作業結果」を公開しました。この作業は、2009年に発表された「次世代目録所在情報サービスの在り方について(最終報告)」におけるNACSIS-CAT外に存在する書誌データの活用という提言に基づき、2010年1月~3月に試行されていた作業で、丸善新刊案内に掲載された和図書についてNIIがTRCMARCを流用してNACSIS-CATに書誌を作成していたという内容のものです。コスト・方式・品質を検討した結果、同方式による事前書誌登録は行わないことになったとのことです。

<事前登録書誌>TRCMARCの流用による試行登録作業結果について(NII 2011/05/19付けニュース)
http://www.nii.ac.jp/CAT-ILL/2011/05/trcmarc.html

「中国図書館分類法」の第5版が刊行

中国図書館分類法の第5版が、2010年8月に刊行されたとのことです。1999年に刊行された第4版以来、11年ぶりの改訂です。

《中国图书馆分类法》第五版正式出版发行(2010/9/1付け中国国家図書館のニュース)
http://www.nlc.gov.cn/syzt/2010/0901/article_557.htm

Chinese Library Classification (the fifth edition) is published officially (2010/9/2付け中国国家図書館の英語ニュース)
http://www.nlc.gov.cn/en/news/nlcnews_2010090201.htm

現在の目録の問題点とこれからの目録に求められるものとは(文献)

国際図書館連盟(IFLA)のサイトに、英国のヴィクトリア&アルバート博物館の情報サービス部門のMartin Flynn氏による、現在の図書館の目録に関する論考が掲載されています。論考は、2010年8月のIFLA大会の発表用資料で、米国議会図書館、OCLC、オーストラリア国立図書館、研究情報ネットワーク(RIN)から2006-2009年に出された4つのリポートを基に現在の目録の問題点を指摘したものです。次のような点が指摘されています。
・目録の中身がサーチエンジンの検索対象となっていない
・利用者にとって目録は難しく、使いこなせていない
・目録作成には多くの重複作業が発生している
・デジタル資料に十分対応していない
・関連性順の表示等の機能は図書館目録ではなくサーチエンジンで実現されている
・図書館間貸出や文献複写サービスが活用されていない
・図書館システムは利用者よりも図書館員のためのカスタマイズに費用がかかっている

From Dominance to Decline? The Future of Bibliographic Discovery, Access and Delivery
http://www.ifla.org/files/hq/papers/ifla76/71-flynn-en.pdf

米国議会図書館件名標目表(LCSH)の改善状況についてのリポート

2007年に出された、米国議会図書館件名標目表(LCSH)の事前結合/事後結合方式等に関するリポートでは、事前結合方式を維持することとともに、コスト削減のためテクノロジーの活用や規則の単純化などの勧告が示されていました。2010年5月に、その勧告に対する改善状況等をまとめたリポートが公表されています。

The Policy and Standards Division’s Progress on the Recommendations made in“Library of Congress Subject Headings Pre- vs. Post-Coordination and Related Issues”
http://www.loc.gov/catdir/cpso/pre_vs_postupdate.pdf

Cataloging and Acquisitions Home
http://www.loc.gov/aba/

2009年国際UDCセミナー「岐路に立つ分類」の会議資料

2009年10月29日・30日にオランダ国立図書館で開催された、「岐路に立つ分類」(Classification at a Crossroads- multiple directions to usability )という国際UDCセミナーの会議資料(概要・スライド・音声)が公開されています。「ウェブ資源を分類する」「分類とシソーラス」「分類とセマンティックウェブ」「図書館ネットワークにおける分類」など6つのセッションでの報告と、2本の基調講演の計22本についてのものです。

International UDC Seminar 2009
http://www.udcc.org/seminar2009/index.htm

Programme and Outputs
http://www.udcc.org/seminar2009/programme.htm

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