読書

八王子市図書館(東京都)、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて実施した「市民の読書環境等に関する緊急アンケート調査」の結果を公開

2020年11月24日、東京都の八王子市図書館が、9月3日から30日の期間に実施した「市民の読書環境等に関する緊急アンケート調査」の結果を公開しました。

同館は、新型コロナウイルス感染症拡大による市民の読書環境の変化や、図書館へのニーズを把握し、「新たな生活様式」に基づく読書環境の整備に活用していくため同調査を実施しました。アンケート調査には、八王子市内在住者389人と、同市に在住し図書館利用者登録済の利用者492人が回答し、同館のウェブサイト上で、読書環境・同館の利用動向・今後の同館への希望等に関する回答結果の概要や集計結果が公開されています。

必需品か贅沢品か:Little Free Librariesの課題(文献紹介)

米・アイオワ大学図書館情報学部が発行する雑誌“B Sides: FieldWork”41号(2020年11月)に“Little Free Libraries: A Necessity or A Luxury?”という論文が掲載されています。

本文献において、著者のベリー(Katherine Berry)氏は、Little Free Librariesの創始者のボル(Todd Bol)氏は、Little Free Librariesの設置意図をリテラシーの促進とコミュニティーの構築としており、実際、コミュニティーを強化しているものの、

・そもそも読書が好きな人が利用する傾向にあり、設置される本も特定の層向けになってしまう

・公共図書館が身近になく、貧しい地域での設置が望まれるものの、コストの問題もあって、実際には公共図書館もあり裕福な地域に設置が偏っている

といった課題があると指摘しています。

そして課題解決のため、

韓国国立中央図書館(NLK)、同館および公共図書館の司書による推薦図書をLinked Open Dataで公開

2020年11月19日、韓国国立中央図書館(NLK)が、同館および公共図書館の司書による推薦図書を、同館の「国家書誌LOD」のウェブサイトを通じて、Linked Open Dataで公開したと発表しています。

参加している公共図書館は、ソウル特別市の広津区立図書館と道谷情報文化図書館です。公開されたデータには、司書による書評も含まれています。

흩어진 정보! 엮으면 보배! 링크드 데이터의 세계(散らばった情報!組み合されたら宝!リンクトデータの世界)(NLK,2020/11/19)
https://www.nl.go.kr/NL/contents/N50603000000.do?schM=view&id=37596&schBcid=normal0302

多気町立勢和図書館(三重県)、「おいしいね本大賞inたき」プロジェクトを実施中:町内の飲食店等が紹介する図書を展示し投票上位本を地元書店で販売

三重県の多気町立勢和図書館が、2020年11月8日から12月27日まで、「おいしいね本大賞inたき」プロジェクトを実施中です。

町内の飲食店等が紹介する「おいしいね本」を展示しており、児童書・小説・ノンフィクションの3部門で、読みたいなと思った本の投票を受け付けています。

大賞は2021年1月に発表予定で、各部門の上位3冊と大賞本は、地元書店で販売されます。

@seiwalib(Facebook,2020/11/7)
https://www.facebook.com/seiwalib/posts/3744725938911829

「おいしそう」読んで元気に 多気・勢和図書館、食テーマに本紹介(47NEWS(中日新聞),2020/11/11)
https://www.47news.jp/5481186.html

株式会社オトバンク、「オーディオブック利用調査2020」を公表

2020年11月17日、株式会社オトバンクが、「オーディオブック利用調査2020」を公表しました。

調査は、同社が運営するオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」のユーザー773人を対象に、10月6日から2020年10月11日にかけて実施されたものです。

調査結果のポイントとして、コロナ禍でオーディオブックの利用に変化あったとの回答は3割でそのうちの約7割が「聴く量が増えた」であったこと、オーディオブックの利用者の9割が「知識習得」に活用していること、オーディオブックの利用で読書習慣に増加の傾向が見られること、書籍で普段読まないジャンルにオーディオブックでチャレンジする人が約半数であること、等が指摘されています。

弊社では、「オーディオブックの利用傾向」に関する調査結果をリリースいたしました(オトバンク,2020/11/17)
https://www.otobank.co.jp/news/201117/

京都市図書館、京都府立植物園の催し「秋は植物園」に参加:園内で植物に関する児童書・絵本の貸出や紙芝居の実演を実施

2020年11月14日、京都市図書館は、京都府立植物園(京都市左京区)の催し「秋は植物園」に参加することを発表しました。

「秋は植物園」は、2020年11月21日・22日に京都府立植物園の大芝生地で開催される催しです。植物園内の紅葉の下で、自然の素材を使った手作り体験会等が行われます。京都市図書館は21日の催しへ参加します。

同館は出前事業専用軽ワゴン車「青い鳥号」に積まれた、植物に関する児童書・絵本とともに参加します。「青い鳥号」に積まれた資料は、同館の図書館カードがあればその場で貸出することも可能です。また、同館職員による紙芝居の実演も予定されています。

「秋は植物園」および同館の事業に参加するためには、植物園への入園料が必要です。

稲城市立図書館(東京都)、期間限定「外で読もうデー!」を開催:喫茶では特別メニューを用意

東京都の稲城市立図書館が、2020年11月21日から23日までの3日間、「外で読もうデー!」を開催します。

同館の交流広場に席や本棚を設置するもので、その場で本を借りることもできます。同館の喫茶では、特別メニューとして「マンハッタンドーナッツ」「クラムチャウダー」が用意されます。

荒天候(強風・雨天)の場合は中止です。

【中央】三連休限定「外で読もうデー!」(稲城市立図書館,2020/11/14)
http://www.library.inagi.tokyo.jp/index.php?key=joh1g0ddw-554#_554

@Inagilib(Twitter,2020/11/15)
https://twitter.com/Inagilib/status/1327934025776828417

荒川区立ゆいの森あらかわ、原画展「ぜんぶ、堀内誠一」を開催

2020年12月5日から2021年1月24日にかけて、東京都荒川区立ゆいの森あらかわ えほん館により、ゆいの森あらかわの企画展示室で原画展「ぜんぶ、堀内誠一」が開催されます。

同区の読書環境の整備や読書活動推進に関する宣言「読書を愛するまち・あらかわ」の2周年を記念し、グラフィックデザイナーやイラストレーターとして活躍した堀内誠一の原画等が展示されます。

発表によると、展示期間中にはアニメの上映会をはじめとした関連イベントの開催が予定されています。

えほん館 原画展「ぜんぶ、堀内誠一」(ゆいの森あらかわ)
https://www.yuinomori.city.arakawa.tokyo.jp/viewer/info.html?id=1898

E2323 - 諸外国における読書習慣調査と読書推進活動

読書量は過去20年間で減少しており,特に若年層での減少は顕著である。国際出版連合(IPA)が2020年10月に公開した報告書“Reading Matters: Surveys and Campaigns – how to keep and recover readers”(以下「本報告書」)では,26か国における読書習慣調査のレビューを行った上で,そのような傾向が広く見られることを指摘する。

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