貸出

菊池市中央図書館(熊本県)と喫茶店が連携し、司書が選んだ図書100冊からなる文庫を店内に設置

熊本県の菊池市中央図書館とコメダ珈琲店熊本菊池店が連携し、同館の司書が選んだ図書100冊からなる「菊池コメダ文庫」の店内への設置を2019年2月から実施しています。

4月14日からは、同館館長が選んだ100冊が置かれています。

地元紙の報道によると、同館の団体貸出制度を活用したもので、毎月15日に設置される図書は入れ替えるとのことです。

@KiCROSS.LL(Facebook,2019/2/16)
https://www.facebook.com/KiCROSS.LL/posts/1849515711843976

@komedakikuchi(Facebook,2019/4/14)
https://www.facebook.com/komedakikuchi/posts/2875089319197866

E2124 - 津山市立図書館×地元企業:「カリコレ」で地域課題に挑戦

津山市(岡山県)に本社のある株式会社ワードシステムは団体貸出を支援するサテライト貸出システム「カリコレ」を開発し,2019年1月11日にサービスの提供を開始した。このシステムは津山市立図書館と市内IT企業であるワードシステムが共同開発したもので,全国でも珍しい図書館発の産官連携の成果である。「カリコレ」は,図書館の一般的なサービスである団体貸出において,団体貸出先から資料を貸し出すのが難しいという問題を解決する,これまでにありそうでなかったツールである。具体的には,団体貸出先を図書館のサテライトのように位置づけ,当該団体に貸出中の資料データを電子ファイル形式で「カリコレ」に取り込んで貸出や返却を簡便に行うことができるようにしたシステムである。図書館電算システムとの連携は必要としない。

福井県立図書館、図書館等システムをリニューアル:利用カード情報のスマートフォンでの表示やAIを活用した絵本検索システムの館内導入等

2019年4月2日、福井県立図書館が、図書館等システムをリニューアルしたと発表しています。

同館、福井県文書館、福井県ふるさと文学館、福井県立若狭図書学習センターの図書館等システムをリニューアルしたものです。

利用カード情報をスマートフォンで表示して貸出が可能となったほか、蔵書検索での本の表紙画像の表示や、借りた本のタイトルの10年分の参照が可能になるなどのリニューアルが行われています。

また、館内サービスでも、同館と若狭図書学習センターで、AIを活用した絵本検索システム「ぴたりえ」を各館1台導入しました。

4月2日 県立図書館が図書館等システムをリニューアルして開館します!(福井県,2019/4/1)
http://www2.pref.fukui.jp/press/view.php?cod=654960155384070275

台湾国家図書館、公共図書館の利用状況等に関する報告書(2018年)を発表

2019年2月25日、台湾国家図書館が、2018年の公共図書館の利用状況等に関する報告書『107年臺灣閲讀風貌及全民閲讀力年度報告』を発表しています。

公共図書館の来館者数は延べ9,198万人(前年比6.68%増)で、そのうち本を借りた人数は延べ2,167万人(前年比5.71%増)、貸出冊数は7,791万冊(前年比3.98%増)となっており、いずれの数値も前年から上昇しています。

2018年の貸出統計に基づいた人気図書のランキング(総合及びジャンル別)も掲載されており、総合ランキングでは、ハリー・ポッターシリーズが第1位となっているほか、金庸や黄易など、香港の作家による武侠小説が多くランクインしています。日本関係書籍では『解憂雜貨店』(東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の中国語版)が第19位となっています。

また、本報告書には、2018年に同館が台湾全域の公共図書館及び学校図書館を対象として行った「閲讀力」(読書力)の調査結果もまとめられており、地域別又は学校種別の一人当たり平均蔵書数・貸出冊数・来館回数や、貸出カードの所持率などが紹介されています。

久米南町図書館(岡山県)、新元号の予想企画を開催:正解者は期間限定で貸出冊数無制限に

2019年2月4日付けの山陽新聞digitalの記事において、久米南町図書館(岡山県)で開催されている新元号の予想企画が紹介されています。

正解者は特典として、2019年5月から2020年3月まで、通常は1回20冊の図書貸出冊数が無制限になるとあります。

久米南町総務企画課発行の『広報くめなん』2019年1月号に掲載されている「図書館行事のご案内」でも、企画「新元号を予想しよう」の開催と、正解者は2019年5月から2020年3月まで貸出無制限の特典が付くことが紹介されています。

久米南町図書館が新元号の予想企画 正解者に貸出冊数が無制限の特典(47NEWS, 2019/2/4)
https://www.47news.jp/localnews/3239264.html

【イベント】日本図書館研究会第347回研究例会「図書館が本を貸すから本が売れない?」(3/9・大阪)

2019年3月9日、大阪市立総合生涯学習センターにて、日本図書館研究会第347回研究例会「図書館が本を貸すから本が売れない?」が開催されます。発表者は立命館大学文学部の常世田良氏です。

開催概要によると、作家や出版流通の関係者による「図書館の貸出が本の売上を阻害している」という図書館への指摘について、冷静な議論を行うためには多様な統計的数値や実証的な知見が必要であるとしています。同研究会を通じて、問題の理解や齟齬の解消のために若干のデータ等の提供を行い、討議の機会を設けるとしています。

参加に事前申し込みは不要で、日本図書館研究会の会員以外も参加可能です。

第347回研究例会 図書館が本を貸すから本が売れない?(日本図書館研究会)
http://www.nal-lib.jp/events/reikai/2018/347invit.html

韓国国立中央図書館(NLK)の国立障害者図書館、障害者のための図書館資料無料郵送貸出サービスの対象を全ての登録障害者・国家有功傷痍者・長期療養者に拡大すると発表

2019年1月30日、韓国国立中央図書館(NLK)の国立障害者図書館が、障害者のための図書館資料無料配達サービス「책나래서비스」(本の翼サービス)の対象を、等級による制限をなくし、2月1日から、全ての保健福祉部の登録障害者・国家報勲処の登録国家有功傷痍者・国民健康保険公団の認定長期療養対象者に拡大すると発表しました。

今回のサービス拡大により、対象者が約268万人から約324万人へと約56万人増加するとしています。

株式会社ワードシステム、団体貸出業務をサポートするクラウドサービス「カリコレ」をリリース:津山市立図書館(岡山県)と共同開発

2019年1月11日、株式会社ワードシステム(本社:岡山県津山市)は、津山市立図書館(岡山県)と共同開発した図書館向けのクラウドサービス「カリコレ」のリリースを発表しました。

図書館の団体貸出先において、本の「貸出・返却」を簡単な操作で扱えるようにするサービスであり、団体貸出業務をサポートし、地域における本の利用を促進するものとしています。

プレスリリース(株式会社ワードシステム)
https://www.wordsystem.co.jp/news2.php
https://www.wordsystem.co.jp/tool/usfld/f1_20190115165454000000.pdf
※一つ目のリンク先に掲載されている2019年1月11日付けプレスリリースに「サテライト貸出システム「カリコレ」サービス提供開始のお知らせ」とあります。
※二つ目のリンクはプレスリリースです。[PDF:1ページ]

韓国国立中央図書館(NLK)、2018年の公共図書館貸出ランキングを発表

2018年12月21日、韓国国立中央図書館(NLK)、2018年に公共図書館でよくく貸出された図書を発表しました。

公共図書館用のビックデータ分析プラットフォーム“도서관 정보나루”の2018年1月から11月にかけての公共図書館840館の貸出データ約8,160万件をもとに分析を加えたものです。

文学分野では『82年生まれ、キム・ジヨン』が最も貸出された図書で、東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』や岸見一郎・古賀史健『嫌われる勇気』も上位10タイトルに含まれています。東野圭吾氏の作品は貸出し上位100タイトルのうち10%を占めています。また、『嫌われる勇気』は非文学分野では最も貸出された図書でした。日本の作品は上位100位中の23%を占めています。

性別では女性には『82年生まれ、キム・ジヨン』、男性には『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に人気がありましたが、釜山広域市や慶尚南道・金海市では各市での選定図書が貸出し1位となっています。

また、公共図書館の利用の中心は30代・40代の女性であるとの結果も紹介されています。

LIS Newsが選ぶ2018年の図書館・図書館情報学関連の10大ニュース(米国)

2018年12月14日、図書館や図書館情報学に関するニュースを掲載している米国のブログLIS Newsが、同ブログが選ぶ2018年の10大ニュースを発表しています。

1. LGBTやドラァグクイーンに関する図書館の展示・蔵書・プログラムへの異議申し立て

2. データ侵害がプライバシー問題を刺激
※ケンブリッジ・アナリティカ社

3. 複数館で図書館の資料延滞者への罰金廃止

4. オープンアクセス(OA)の行方

5. 虚偽の、もしくは、不審な内容の論文に関するスキャンダル

6. 法律に関する問題(アバンダンウェアとフェアユース・米ジョージア州立大学の電子リザーブ訴訟・マラケシュ条約・米国著作権局の米国議会図書館(LC)からの移管等)

7. 刑務所での禁書

8. サーチエンジンは偏っている
※“Algorithms of Oppression”(抑圧のアルゴリズム)の出版

9. フェイクニュースの拡大

10. オピオイドの蔓延が継続

ページ