English / 日本語
カレントアウェアネス・ポータルは、図書館界、図書館情報学に関する最新の情報をお知らせする、国立国会図書館のサイトです。
岩手県宮古市の宮古市崎山貝塚縄文の森ミュージアムが、2018年4月28日から6月28日まで、「よみがえる文化財~修復を終えた津軽石盛合家所蔵美術品~」展を開催します。
宮古市津軽石地区の国登録文化財「盛合家」が所蔵する美術品は、家屋・庭園とともに東日本大震災で浸水し、大きな被害を受けました。
今回、同ミュージアムで展示されるものは、文化財レスキュー活動によって修復された美術品です。
国登録文化財「盛合家」の所蔵美術品を展示します!(宮古市)http://www.city.miyako.iwate.jp/eventcal/evt8355.html
関連: 盛合家住宅主屋(文化遺産データベース)http://bunka.nii.ac.jp/db/heritages/detail/153045
2018年4月16日、危機的な状況にある世界の遺跡の3Dデータコレクション“Open Heritage”が、Google Arts & Cultureで公開されました。
世界の遺跡の3Dデータを記録する活動を行なっている米国のNPO・CyArkが記録したデータをGoogle Arts & Cultureで公開したもので、シリアのアゼム宮殿、メキシコのチチェン・イッツァなど18か国の25の遺跡の3Dデータが今回公開されました。
また、ダメージを受けた箇所の特定や、修復活動支援を目的として、修復家・研究者など文化遺産の保存活動の従事する人を対象に、申請によりCyArkが収集した関連データをダウンロードすることも可能となっています。
2018年4月9日に島根県西部で発生した地震を受け、大田市の教育委員会が民間所在の歴史資料の保全を呼びかけていることを、山陰歴史資料ネットワーク(山陰史料ネット)が同ネットワークのFacebookで紹介しています。
家屋や蔵の片づけを開始するにあたり、書画・陶磁器・古文書等が汚破損している場合、可能な限り捨てずに保管することや、取り扱いや保管に困ったり処分を検討する場合、教育委員会の文化・スポーツ推進室文化・文化財係もしくは最寄りの公民館または大田市文化協会に相談することを呼びかけています。
@sanin.siryou.net(Facebook,2018/4/13)https://www.facebook.com/sanin.siryou.net/photos/a.973598616128739.1073741826.682722061883064/973596882795579/
NPO法人宮城歴史資料保全ネットワークが、発足15年を記念し、2018年6月3日、東北大学川内南キャンパスにおいて、講演会「宮城資料ネットの15年をふりかえって」を開催します。
講師は、同ネットワーク理事長の平川新氏です。
また、同ネットワークは、2018年4月9日、Facebookの公式ページを開設しています。
6月3日 宮城資料ネット講演会 「宮城資料ネットの15年をふりかえって」(NPO法人宮城歴史資料保全ネットワーク ネット・ニュース 302号)http://www.miyagi-shiryounet.org/03/news/2017/2017.html#302
宮城資料ネット講演会(Facebook)https://www.facebook.com/events/582649505448832/
2018年4月5日、米・ノースカロライナ大学(UNC)ウィルソン図書館が、試験事業“Archivist in a Backpack”の開始を発表しています。
アンドリュー・W・メロン財団の助成を受けて、同館の南部史コレクション(Southern Historical Collection)担当のアーキビストであるマクロビー(Josephine McRobbie)氏が3年間の計画で行なう、コミュニティー主導型のアーカイブ事業です。
同館のアーキビストが技術・ノウハウ・道具類を提供することにより、地域の歴史を記録し保存する、地元の歴史家による草の根の取組を支援することが目的で、オーラルヒストリーインタビューの録音や、写真・手紙・文書・遺物を整理するための、音声録音機・ノート・ポータブルスキャナー・中性紙保存箱等が梱包されたバックパックやキャスター付きスーツケースが用意されています。
福岡県太宰府市の九州国立博物館が、2018年3月13日から5月6日まで、文化交流展特集展示「災害に学ぶ・備える 熊本地震と文化財レスキュー」を開催中です。
熊本における地震の歴史を振り返るとともに、2016年4月に発生した熊本地震における文化財等の被害の実態やそのレスキュー活動の取り組みを紹介するものです。
文化交流展特集展示 災害に学ぶ・備える 熊本地震と文化財レスキューhttp://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre148.html
参考: 熊本県、「平成29年度文化財レスキュー市民サポーター養成講座」を開催 Posted 2018年1月12日http://current.ndl.go.jp/node/35298
2018年4月4日、公益財団法人京都古文化保存協会が、クラウドファンディングによる寄附金募集サイトを開設したと発表しています。
TimeAge株式会社の技術支援のもと、同協会が管理運営する文化財保護に特化した寄付型クラウドファンディングサイトです。
同協会に加盟する京都の様々な寺社が、所蔵・管理する文化財の修繕修復にかかる費用を国・地方公共団体からの支援のみで全てを賄うことが不可能であることから構築されたものです。
【CF】クラウドファンディングによる寄附金募集サイト開設のご案内(京都古文化保存協会,2018/4/4)http://www.kobunka.com/topics/index.html#topics20180404crowd
2018年3月30日、神戸市が、2010年度から進めてきた阪神・淡路大震災関連文書の整理作業が終了したことを発表しました。
整理作業では、目録化とともに、文字が薄れて読めなくなったFAXや感熱紙等は判読可能となるよう修復され、また、フロッピーディスク・ビデオ・ネガフィルム等はデジタル化した上でDVDへの保存等が行われました。整理・保存を終えた震災関連文書の文書ファイル数は、合計約2万6,000点(ダンボール箱約3,700箱)となります。
これらの文書については、個人情報が含まれる場合があるため、公開には神戸市情報公開条例による手続が必要です。
阪神・淡路大震災関連文書整理作業の終了(神戸市, 2018/3/30) http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2018/03/20180330040102.html
2018年3月26日、宮城県が、「東日本大震災による被災文化財等の復旧・復興の記録(中間報告)」を公表しました。
同県が実施した、東日本大震災による県内文化財の被災状況の把握・情報の収集に関する活動や、被災文化財等の復旧・復興の取り組み及び課題等をとりまとめた記録(中間報告)です。
新着更新情報(宮城県文化財課)http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/bunkazai/ ※「2018年3月26日更新「東日本大震災による被災文化財等の復旧・復興の記録(中間報告)」が刊行されました」とあります。
「東日本大震災による被災文化財等の復旧・復興の記録(中間報告)」が刊行されました(宮城県文化財課)http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/bunkazai/shinsaihukkou-kiroku-middle.html
「災害」に関する当サイトの記事
調査研究リポート「東日本大震災と図書館」
国立国会図書館 東日本大震災復興支援ページ
地震・災害 関連情報(レファレンス協同データベース)
各地の図書館等の被災情報等について(外部リンク) saveMLAK
Twitterでの情報提供を行っています。http://twitter.com/ca_tweet
図書館関係雑誌目次RSS集(国内)
日本の図書館・図書館情報学関係情報誌の目次をRSSで配信しています。
国立国会図書館 関西館図書館協力課 調査情報係
〒619-0287京都府相楽郡精華町精華台8-1-3 chojo@ndl.go.jp(@は半角に直してください)
国立国会図書館ホーム
サイトポリシー