資料保存

人吉城歴史館(熊本県)、令和2年7月豪雨により、展示品・収蔵品の水没等の被害

2020年7月10日に熊本県災害対策本文会議が開催した「令和2年7月豪雨に係る熊本県災害対策本部会議(第8回)」の会議資料によると、人吉城歴史館は、床上浸水、展示品・収蔵品の水没、窓ガラスの破損等の被害を受けたとのことです。

令和2年7月豪雨に係る情報について(熊本県)
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_34110.html
https://www.pref.kumamoto.jp/common/UploadFileOutput.ashx?c_id=3&id=34110&sub_id=46&flid=242879
※二つ目のリンクが「令和2年7月豪雨に係る熊本県災害対策本部会議(第8回)」の会議資料[PDF:7.53MB]です。58ページ目に人吉城歴史館の被害状況の記載があります。

西日本自然史系博物館ネットワーク、「令和二年豪雨災害に関連して」を公表

2020年7月9日、西日本自然史系博物館ネットワークが、「令和二年豪雨災害に関連して」を公表しています。

自然史資料の水損への対処に関し、必要な相談に応じるとしています。

令和二年豪雨災害に関連して(西日本自然史系博物館ネットワーク,2020/7/9)
http://www.naturemuseum.net/blog/2020/07/post_74.html

参考:
歴史資料ネットワーク(史料ネット)、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表
Posted 2020年7月8日
https://current.ndl.go.jp/node/41451

芦北町立図書館(熊本県)、令和2年7月豪雨による浸水被害のため蔵書の多くが水損

2020年7月11日付けの産経新聞(オンライン)が、熊本県の芦北町立図書館が、令和2年7月豪雨による浸水被害を受け、蔵書の多くが水損したと報じています。

記事には、被害の状況や、水損した資料の応急処置作業が行われている様子を撮影した動画も掲載されています。

【動画】図書館浸水 片付けに追われ 熊本・芦北町(産経新聞,2020/7/11)
https://www.sankei.com/west/news/200711/wst2007110012-n1.html

参考:
CA1891 - 水損資料を救うために / 正保五月
カレントアウェアネス No.331 2017年3月20日
https://current.ndl.go.jp/ca1891

英国図書館の消滅の危機に瀕した文化遺産アーカイブプロジェクトEndangered Archives Programme、新たに4コレクションをオンライン公開

2020年7月3日、英国図書館(BL)の消滅の危機に瀕した文化遺産アーカイブプロジェクトEndangered Archives Programme(EAP)は、新たに4つのコレクションがオンライン上で利用可能になったことを発表しました。

EAPが今回公開した4つのコレクションとその概要は以下のとおりです。

・ブラジル第2の文書館であるバイーア州立公文書館から寄託された1664年から1910年までの1,329冊・30万6,416ページに相当する公正証書のコレクション“Notary Books of Bahia, Brazil, 1664-1910”。バイーアは1763年までポルトガル植民地政府において中心的な地位を占めた地域であり、公開された文書類は19世紀末までの同地域の社会経済史の研究において最も信頼のおける情報源である。

宮崎歴史資料ネットワーク、被災資料の救出等に関して要請があれば支援活動を行えるよう準備している旨発表

2020年7月7日、宮崎歴史資料ネットワークが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、他の被災県に直接赴いて支援する事は難しい状況にあるものの、被災資料の救出等に関して他の団体・個人から要請があれば直接間接に支援活動を行えるように準備している旨発表しています。必要な物資等も手配できるようにしているとしています。

また、同県は他地域と比較して被った損害は現状では限られているとしています。

宮崎歴史資料ネットワーク(Facebook,2020/7/7)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=164749498429582&id=111102067127659

歴史資料ネットワーク(史料ネット)、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表

2020年7月8日、歴史資料ネットワーク(史料ネット)が、「2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)」を発表しています。

九州地方の豪雨によって被害を受けた人にお見舞いを述べるとともに、 被災地の住民や、ボランティアに対し、歴史資料の保全をお願いするものです。

2020年九州豪雨被災地のみなさま、ボランティアのみなさまへ(歴史資料保全のお願い)(歴史資料ネットワーク,2020/7/8)
http://siryo-net.jp/info/2020kyushu/

参考:
東京文化財研究所、公式Twitterにて、水損文化財の処置における注意点をまとめた文書を紹介
Posted 2020年7月7日
https://current.ndl.go.jp/node/41438

東京文化財研究所、公式Twitterにて、水損文化財の処置における注意点をまとめた文書を紹介

2020年7月6日、東京文化財研究所が、令和2年7月3日からの大雨をうけ、公式Twitterにて、水損文化財の処置における注意点をまとめた文書を紹介しています。

@NRICPT(Twitter,2020/7/6)
https://twitter.com/NRICPT/status/1279970637776216065

被災文化財について殺菌燻蒸、およびその後のクリーニングを実施する場合の注意点 [PDF:2ページ]
https://www.tobunken.go.jp/japanese/rescue/110706.pdf

【イベント】地域連携イベント「学術野営2020 in 奥州市」(7/11-12・オンライン)

2020年7月11日から12日にかけて、国立歴史民俗博物館「総合資料学の創成」事業と合同会社AMANEの主催により、「学術野営2020 in 奥州市」がGoogle Meetを利用したオンライン形式で開催されます。

「学術野営」は、地域資料の保存・伝承・利活用に関わる専門家が交流し、その物理的な継承・情報公開及び共有・社会での利活用等に関する、多面的・学際的議論を展開する集会です。「学術野営2020 in 奥州市」では、地域資料をめぐる事例として、同館が地域資料継承支援に関する覚書を締結した岩手県奥州市の状況に焦点をあてるとともに、地震などの大規模自然災害(有時)および過疎化・人口減少(平時)双方を原因とした資料消失について、その現状や対策を一体的に議論することが試みられます。さらに、新型コロナウイルスの世界的な流行による地域資料継承への影響や今後の展望についても、参加者全員で検討することが予定されており、7月11日には発表やセッション(座)で様々な話題提供と議論が行われます。翌12日には、えさし郷土文化館・奥州市牛の博物館・後藤新平記念館の奥州市に所在する3館を対象に、人の移動が制限(自粛)されている状況下での博物館施設の展示解説の手法を実験する「オンライン巡検」が行われます。

ルクセンブルク国立図書館(BnL)、資料移送の様子に関する動画を公開

2020年7月1日、ルクセンブルク国立図書館(BnL)は、キルヒベルクに建てられた同館の新館へのコレクションの移送に関する動画を公開したと発表しました。

動画では、資料の移送、排架の作業等を行っている館内の映像を見ることができます。

Un an déjà: le déménagement de la BnL en vidéo(BnL, 2020/7/1)
https://bnl.public.lu/fr/actualites/articles-actualites/2020/unandemenagement.html

フランス国立図書館(BnF)、コレクションの新たな保存場所の設立に関する関心表明の募集を開始

2020年6月29日、フランス国立図書館(BnF)が、同館のコレクションの新たな保存センターの設立に関する関心表明の募集を開始しました。

発表によると、同センターには24万7,000タイトルで構成される古く貴重な新聞資料のコレクションの保存に特化した施設を設ける予定であり、7,000万ユーロから9,000万ユーロの規模のプロジェクトになると想定されています。

Appel à Manifestation d’Intérêt (AMI)(BnF, 2020/6/29)
https://www.bnf.fr/fr/actualites/appel-manifestation-dinteret-ami

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