障害者サービス

札幌市中央図書館、新しく「認知症コーナー」「LLブックコーナー」「LGBTコーナー」を設置

2019年3月6日、札幌市中央図書館が、1階図書室内に、新しく「認知症コーナー」「LLブックコーナー」「LGBTコーナー」を設置したと発表しています。

中央図書館1階図書室内に新しいコーナーができました(札幌市の図書館,2019/3/6)
https://www.city.sapporo.jp/toshokan/gyoji/chuo/20190306nintisyonado.html

参考:
E2019 - 認知症にやさしい図書館ガイドライン
カレントアウェアネス-E No.346 2018.05.17
http://current.ndl.go.jp/e2019

枚方市立中央図書館(大阪府)、スマホ型専用端末とQRコードを用いた車いす利用者支援システムを試行導入

大阪府の枚方市立中央図書館は、車いす利用者が手の届かない場所の図書を取るなどの支援を受けやすくするためのシステム「アンサーユー」(MOGコンサルタント社)を2019年3月4日から試行導入すると発表しています。

専用のスマホ型端末を書架等にあるQRコードにかざすと担当職員が駆け付ける仕組みとなっており、2018年10月に試行導入した福島県の郡山市立図書館に次ぐ導入となります。

車いすでも図書取りやすく【平成31年2月15日】(枚方市,2019/2/16)
http://www.city.hirakata.osaka.jp/0000022933.html

車いすでも図書取りやすく [PDF:602.12KB]
http://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000022/22933/190215.pdf

韓国国立中央図書館(NLK)、国立障害者図書館による障害者を対象とした電子書籍(EPUB3形式)貸出サービスの開始を発表

韓国国立中央図書館(NLK)は、国立障害者図書館による障害者を対象とした電子書籍貸出サービスを2019年3月4日から開始すると発表しました。

「障害者用電子書籍ビューワ」を「国家代替資料共有システム」を介して提供することで、EPUB3形式の電子書籍約2,250点が利用可能となります。点字・デジタル音声等ではなく、普及しているEPUB3形式で作成することで、資料の製作時間を3分の1に短縮しています。

독서문화 향유엔 벽이 없도록 … 장애인용 전자책 서비스 출시(NLK,2019/2/28)
http://www.nl.go.kr/nl/commu/libnews/article_view.jsp?board_no=9981&notice_type_code=3&cate_no=4

カタール国立図書館(QNL)、「スポーツの日」にあわせ車椅子利用者向けのフィットネスイベントを開催

カタール国立図書館(QNL)が、同国の“National Sports Day”(毎年2月の第二火曜日)にあわせ、車椅子利用者向けのフィットネスイベントを開催したことを同館ウェブサイトで紹介しています。

イベントでは、フィットネスのプログラム「ズンバ (zumba)」を実施したほか、健康維持やフィットネスの目標設定方法や、新しい人と出会う機会としての国内で実施されているソーシャル・アクティビティ(課外活動)の活用方法について情報共有したと紹介されています。

同イベントは、障害者の社会参加を促すことが期待されています。

米・バージニア大学、障害のある学生へのアクセシブルな資料提供のためのリポジトリ構築プロジェクトを実施

米・バージニア大学が、障害のある学生へのアクセシブルな資料提供のためのリポジトリ構築を行う2年間の試験プロジェクト“Federating Repositories of Accessible Materials for Higher Education”を実施することを発表しています。

同プロジェクトには、米国の7大学が参加しており、リポジトリの構築によって参加館同士でのアクセシブルな資料作成にかかる作業の重複の解消を図る予定です。リポジトリでは、参加館が作成したテキストのアップロードパスの提供や、認証、コンテンツの検索や選択、ダウンロードが可能になるとしています。

同プロジェクトはアンドリュー・W・メロン財団から100万ドルの助成を受けており、Internet Archive(IA)、HathiTrustやBookshareがリポジトリの構築に協力するとしています。IAのブログ記事によると、リポジトリ機能の提供のほかに、アクセシブルな資料作成のためにIAのコンテンツを提供すると述べています。

米国、マラケシュ条約の批准書をWIPOに寄託

2019年2月8日、世界知的所有権機関(WIPO)は、米国が同日にマラケシュ条約の批准書をWIPO事務局長に寄託したことを発表しました。

同条約の第19条(b)によれば、締約国について、当該国がWIPO事務局長に批准書又は加入書を寄託した日から3か月後に発効するとされています。そのため、3ヶ月後の2019年5月8日から同条約が米国内で発効します。

United States of America Joins WIPO’s Marrakesh Treaty as 50th Member In Major Advance for the Global Blind Community(WIPO, 2019/2/8)
https://www.wipo.int/pressroom/en/articles/2019/article_0002.html

国立国会図書館(NDL)、視覚障害者等用データ送信サービス及び学術文献録音図書の利用対象者拡大を発表

2019年2月8日、国立国会図書館(NDL)は、視覚障害者等用データ送信サービス及び学術文献録音図書の利用対象者拡大を発表しました。

これまでは、原則「満18歳以上で、視覚障害その他の理由で通常の活字の印刷物の読書が困難な方」が利用対象者となっていましたが、同日以降、「満18歳未満の視覚障害その他の理由で通常の活字の印刷物の読書が困難な方」もこれらのサービスを利用可能となります。

2019年2月8日 視覚障害者等用データ送信サービスを、満18歳未満の視覚障害その他の理由で印刷物の読書が困難な方も、利用できるようになりました。(NDL, 2019/2/8)
http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2018/190208_01.html

韓国国立中央図書館(NLK)の国立障害者図書館、障害者のための図書館資料無料郵送貸出サービスの対象を全ての登録障害者・国家有功傷痍者・長期療養者に拡大すると発表

2019年1月30日、韓国国立中央図書館(NLK)の国立障害者図書館が、障害者のための図書館資料無料配達サービス「책나래서비스」(本の翼サービス)の対象を、等級による制限をなくし、2月1日から、全ての保健福祉部の登録障害者・国家報勲処の登録国家有功傷痍者・国民健康保険公団の認定長期療養対象者に拡大すると発表しました。

今回のサービス拡大により、対象者が約268万人から約324万人へと約56万人増加するとしています。

タイ、マラケシュ条約の加入書をWIPOに寄託

2019年1月28日、タイが、マラケシュ条約の加入書を世界知的所有権機関(WIPO)に寄託しました。

タイでは2018年11月11日に著作権法が改正されており、4月28日から同条約が国内発効します。

@WIPO(Twitter,2019/1/28)
https://twitter.com/WIPO/status/1089875815213531136

@WIPO(Flickr,2019/1/28)
https://www.flickr.com/photos/wipo/45988823075/in/dateposted/

国際図書館連盟(IFLA)、世界各国のマラケシュ条約への対応状況をまとめた報告書の最新版を公開

2019年1月24日、国際図書館連盟(IFLA)が、世界各国のマラケシュ条約への対応状況をまとめた報告書の最新版を公開しました。

世界各国における、批准や承認の状況や、国内法整備等の必要な措置への対応状況をとりまとめたもので、2018年10月の版以降の情報を更新しています。前版に加えて新たな国が追加されています。

IFLAでは今後も定期的に更新を行なうとしています。

Bringing the Marrakesh Treaty closer to practice: IFLA releases new monitoring report (IFLA,2019/1/4)
https://www.ifla.org/node/91897

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