障害者サービス

E1575 - CELA,プリントディスアビリティのある人へのサービスを開始

カナダにおいて,2014年4月1日に立ち上げられたCELA(Centre for Equitable Library Access)が,5月29日,プリントディスアビリティを抱えた利用者への図書館サービスの提供を正式に開始した。ビクトリアで行われたカナダ図書館協 会(CLA)の全国大会の開催にあわせたものである。...

国立国会図書館の「視覚障害者等用データ送信サービス」、6月3日からサピエ図書館からも利用が可能に

国立国会図書館が行う視覚障害者等の方を対象とした「視覚障害者等用データ送信サービス」のデータについて、2014年6月3日から、全国視覚障害者情報提供施設協会が運営を行う「サピエ図書館」からも利用できるようになりました。

「視覚障害者等用データ送信サービス」で利用できるデータは、
・国立国会図書館が製作した「学術文献録音図書DAISY資料」のデータ
・公共図書館が製作し国立国会図書館が収集した音声DAISYデータ・点字データ
です。

視覚障害者等用データ送信サービス(国立国会図書館)
http://www.ndl.go.jp/jp/service/support_send.html

サピエ図書館
https://www.sapie.or.jp/

音声DAISYデータ一覧(国立国会図書館サーチ)
http://iss.ndl.go.jp/books?search_mode=handicapped&filters[]=0_R100000073
※視覚障害者等用データ送信サービスで利用できる音声DAISYデータの一覧です。

点字データ一覧(国立国会図書館サーチ)

CELA、プリントディスアビリティの利用者へのサービスを正式に開始(カナダ)

カナダで2014年4月1日に立ち上げられたCELA(Centre for Equitable Library Access)が、プリントディスアビリティの利用者への図書館サービス及び資料の提供を行うサービスを、5月29日に正式に開始したとのことです。カナダ図書館協会の全国大会の開催にあわせたものです。

CELAは、カナダの公共図書館により運営される非営利組織(NPO)であり、プリントディスアビリティの利用者への公平な公共図書館サービスの提供が行われるよう公共図書館を支援する組織である、とのことです。5月29日時点で、600を超える図書館システム(カナダの公共図書館の75%)がすでにCELAのメンバーとなっているそうです。

提供されるサービスの内容は、書籍・雑誌・新聞等の代替フォーマットの資料へのアクセスの提供、米国のBookshareへのアクセスの提供、夏の読書プログラムの支援などとなっています。

About CELA
http://celalibrary.ca/iguana/www.main.cls?surl=CELA-AboutUs

関連:
Bookshare
https://www.bookshare.org/

CLA National Conference

北米研究図書館協会(ARL)、ウェブアクセシビリティーツールキットを公開

2014年5月15日、北米研究図書館協会(ARL)は、大学図書館のためのウェブアクセシビリティツールキットを公開しました。

5月15日のGlobal Accessibility Awareness Dayにあわせて公開されたもので、アクセシビリティやユニバーサルデザインについての標準やベストプラクティス、アクセシブルな組織を育むためのプロセス、ARL参加館等によるウェブアクセシビリティの取り組み、ウェブアクセシビリティの基本資料や法、トレーニングなどの参考情報などが提供されています。

このツールキットは、電子情報関連の修士課程修了者を研究機関にインターンシップさせるプログラム(National Digital Stewardship Residency:NDSR)の研修生であるMolly Schwartz氏が主導したものとのことです。また、ARLの2012年11月2日の報告書“Report of the ARL Joint Task Force on Services to Patrons with Print Disabilities”を背景としているとのことです。

Web Accessibility Toolkit(ARL)
http://accessibility.arl.org/

図書館員向けの基礎的な手話のオンライン講座(米国)

2014年4月15日、米国図書館協会(ALA)が図書館員を対象にした基礎的な手話のオンライン講座の開講の予定を発表しています。2014年6月2日から開講され、全6週間の有料講座とのことです。

Basic American Sign Language for library staff(ALA, 2014/4/15付)
http://www.ala.org/news/press-releases/2014/04/basic-american-sign-language-library-staff

参考:
司書が覚えておきたい手話講座が動画で公開
Posted 2014年3月3日
http://current.ndl.go.jp/node/25603

司書が覚えておきたい手話講座が動画で公開

2014年3月1日、株式会社ヴィアックスが、「司書さんが覚えておきたい手話講座」第1回を公開しました。第1回は約50秒の動画で、はじめて本を借りるという状況で使用される手話が紹介されています。「小川先生」と「きっしー」による対話形式の講座となっています。

第2回は、3月15日に公開されるとのことです。

司書さんが覚えておきたい手話講座
http://ecaki-randa.com/syuwa.html

タブレット端末向けURL
http://ecaki-randa.com/tablet/syuwa.html

※URLを修正しました。

障害者権利条約批准国の情報技術のアクセシビリティの発展状況についてのレポートが公開

G3ict(Global Initiative for Inclusive Information and Communication Technologies)と、障害者インターナショナル(Disabled People’s International: DPI)が、障害者権利条約(Convention on the Rights of Persons with Disabilities: CRPD)にもとづく情報技術(ICTs)のアクセシビリティに関するレポート“Convention on the Rights of Persons with Disabilities 2013 ICT Accessibility Progress Report”を公開しました。

このレポートでは、障害者権利条約の批准国74か国を含む76か国を対象とし、情報技術のアクセシビリティに関する法律、政策や関連するプログラムについての情報を標準的なツールで収集し、障害者擁護団体、政府、市民社会や国際的な組織に対して、条約締結国の障害者権利条約の適応過程を注視するよう求めるものとのことです。2010年、2012年に続く、第3版とのことです。

CRPD 2013 ICT Accessibility Progress Report

米国連邦通信委員会(FCC)、電子書籍リーダーのアクセシビリティ要件の適応についての免除期間を延長

2014年1月28日、米国連邦通信委員会(FCC)は、電子書籍リーダー製造業者連合(Coalition of E-Reader Manufacturers)からの電子書籍リーダーのアクセシビリティー要件の適用除外の求めに対して、特定の種類の端末については、2015年1月28日までの1年間の期限付きで、適用除外を認めると公表しました。

米国では、障害のある人にアクセスを保証するための法律(CVAA)が2010年10月に成立しており、高度通信サービス(Advanced Communications Services: ACS)を行う端末は、同法に従い、障害のある人も利用できるようにする義務があるとのことです。

今回、特定の種類の端末については、テキストベースの電子書籍閲覧に特化した端末であり、ACSに該当しないとの判断が下されたようですが、技術の変化や電子端末におけるACSの役割の拡大も考慮して、1年間の期限が設けられたとのことです。

DA 14-95(Federal Communications Commission)
http://transition.fcc.gov/Daily_Releases/Daily_Business/2014/db0128/DA-14-95A1.pdf

国立国会図書館、1月27日から「視覚障害者等用データ送信サービス」を開始

国立国会図書館は、2014年1月27日から、視覚障害者等の方を対象とした「視覚障害者等用データ送信サービス」を開始しました。

ご利用いただけるデータは、次の通りです。
・国立国会図書館が製作した「学術文献録音図書DAISY資料」のデータ(約840点)
・公共図書館が製作し国立国会図書館が収集した音声DAISYデータ・点字データ

ご利用いただけるのは、視覚障害者その他視覚による表現の認識に障害のある方です。利用方法は、お近くの図書館で利用する方法、個人でお持ちの機器で利用する方法の2種類があります。

「視覚障害者等用データ送信サービス」開始のお知らせ
http://www.ndl.go.jp/jp/service/support_news.html

カナダのCNIB Library、DAISY形式のオーディオブックをプレイヤーに直接配信するサービス“Direct to Player”を開始

カナダの視覚障害者団体であるCNIB(Canadian National Institute for the Blind)の図書館が、DAISY形式のオーディオブックを配信する“Direct to Player”というサービスを2013年12月3日から開始していたようです。

“Direct to Player”は、同館の利用者を対象に、Wi-Fi機能の付いたDAISY形式のプレイヤーにオーディオブックを無料で配信するサービスとのことです。“Direct to Player”には12冊のオーディオブックが納められる仮想的な本棚が準備されており、利用者が指定したジャンルや著者などに基づいて、システムが自動的に選択した本が追加されるということです。不要な本を削除すれば、新しい本が自動的に追加される仕組みみとのことです。本の選択にあたっては、図書館システムによる自動選択のほか、CNIB Libraryの職員にアドバイスを求めることもできるとのことです。

CNIB Libraryでは、パソコンが使用できない高齢者等へのサービスを解決するため、パソコンを利用する必要のない配信サービスを導入したとのことです。

CNIB Launches "Direct to Player" Download Service(The DAISY Planet, 2013/12)

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