障害者サービス

中国で視覚障害者用図書館「中国視障文化情報サービスセンター」が設立

中国で、視覚障害者用図書館の「中国視障文化情報サービスセンター」(中国视障文化资讯服务中心)が設立されたそうです。同センターには、視覚障害者用の書籍25万冊、カセット・ディスクの音声図書66万枚が所蔵されているそうです。中国共産党が2011年7月1日に創立90周年を迎えるのを記念して設立されたとのことです。

中国最大の視覚障害者用図書館を設立(人民網日本語版 2011/6/29付けニュース)
http://j1.people.com.cn/94475/7424345.html

中国盲文图书馆(中国视障文化资讯服务中心)建成开馆(人民网 2011/6/28付けニュース)
http://www.people.com.cn/h/2011/0628/c25408-1-4145689751.html

スペイン国立図書館、同館ウェブサイトの音声での提供を開始

2011年6月9日に、スペイン国立図書館が、同館のウェブサイトのスペイン語ページについて、ウェブ情報読み上げサービス“ReadSpeaker”を利用した音声での提供を開始しています。各ページに掲載される“Escuchar”をクリックすると、音声が再生されるようです。

La web de la BNE ofrece Readspeaker para mejorar su servicio a personas con discapacidad (Biblioteca Nacional de España 2011/6/9付けの記事)
http://www.bne.es/es/NavegacionRecursiva/Cabecera/noticias/noticias2011/ReadSpeaker.html

第5回欧州eアクセシビリティフォーラムの会議録が公開

2011年3月28日にフランス・パリで開催された第5回欧州eアクセシビリティフォーラム(5th European eAccessibility Forum)の会議録が、同フォーラムのウェブサイトで公開されています。

会議録掲載ページ (5th European eAccessibility Forum: Benefits and costs of e-accessibilityのウェブサイト)
http://inova.snv.jussieu.fr/evenements/colloques/colloques/70_actes_en.html

「中国障害者電子図書館」が公開される

2011年4月23日の「世界本と著作権の日」に併せて、中国障害者連合会(中国残疾人联合会)と中国国家図書館(中国国家图书馆)の共同運営による「中国障害者電子図書館」(中国残疾人数字图书馆)が公開されたそうです。中国障害者電子図書館に会員登録した利用者は、通常は中国国家図書館に来館しないと読むことができない国家図書館の電子化図書や有料の電子書籍・電子ジャーナル等を、中国障害者電子図書館を通じて自宅で利用することができるようです。なお、中国障害者電子図書館の公開と併せて、全国障害者読書指導委員会(全国残疾人阅读指导委员会)という組織も発足されたようです。

中国残疾人数字图书馆
http://dlpwd.nlc.gov.cn//index.htm

牵手残疾人 走进图书馆“全国残疾人阅读指导委员会”在京成立 (中国残疾人联合会 2011/4/23付けのニュース)
http://www.cdpf.org.cn/mrxx/content/2011-04/23/content_30326681.htm

关于成立全国残疾人阅读指导委员会并组织残疾人开展读书活动的通知 (中国国家图书馆及び中国残疾人联合会のプレスリリース)
http://www.nlc.gov.cn/dsr2011/pdf/42301.pdf

米国議会図書館(LC)の障害者向けサービス、今後製作するオーディオブックはデジタルのみに

米国議会図書館(LC)の、視覚障害者及び身体障害者のための全国図書館サービス(National Library Service for the Blind and Physically Handicapped:NLS)が、過去40年にわたり製作していたカセットテープでの資料の製作を2011年1月で終了し、今後はデジタル版の製作のみとすると発表しています。なお、NLSは2011年3月で80周年を迎えるとのことです。

National Library Service for the Blind and Physically Handicapped Completes Its Digital Transition(2011/2/4付けLCのニュース)
http://www.loc.gov/today/pr/2011/11-027.html

E1136 - 北米の大学図書館における障害者サービスの調査結果

 北米研究図書館協会(ARL)は,2010年12月に,報告書シリーズ“SPEC Kit”の第321号として,研究図書館・大学図書館における,障害のある利用者向けのサービスについての調査結果報告書を刊行した。ARLのウェブサイトで公開されている要約部分を基に,その概要を紹介する。...

北米研究図書館協会(ARL)、大学図書館における障害のある利用者向けサービスについての調査結果を発表

北米研究図書館協会(ARL)が、大学図書館における、障害のある利用者向けサービスについての調査結果を、報告書“SPEC Kit”の321号として発表しています。目次と要約部分は無料で読むことができます。

Services for Users with Disabilities, SPEC Kit 321, Published by ARL(2010/12/20付けARLのプレスリリース)
http://www.arl.org/news/pr/spec321-december10.shtml

Services for Users with Disabilities(目次と要約部分のみ)
http://www.arl.org/bm~doc/spec-321-web.pdf

ユネスコ、ICTを通じた障害者の社会的包摂に関するレポートを公開

2010年10月7日、ユネスコは、ICTを通じた障害者の社会的包摂に関するレポート“Consultative Meeting on Mainstreaming Information and Communication Technologies(ICTs) for Persons with Disabilities to Access Information and Knowledge”を公開しました。このレポートは、ユネスコが“Global Initiative for Inclusive Information and Communication Technologies”と共同で行った専門家会議の成果をまとめたもので、その会議では、障害を持った人々がICTを通じて知識や情報へアクセスし、社会的包摂を実現するために、ユネスコがその参加国に対して行うべき支援について論じられたとのことです。

Consultative Meeting on Mainstreaming Information and Communication Technologies(ICTs) for Persons with Disabilities to Access Information and Knowledge

CA1717 - DAISYの新しい展開:DAISYオンライン配信プロトコル / 水野翔彦

2010年4月2日、DAISY(デイジー)規格を管理する団体であるDAISYコンソーシアムはDAISYオンライン配信プロトコル(以下、「プロトコル」)の仕様書を勧告案として公表した。これは、インターネットを用いて図書館などのサーバーから利用者のパソコンや専用端末までコンテンツを届けるための通信規格をまとめたものである。...

E1057 - アクセシブルな電子書籍プラットフォームに向けて

2010年4月,英国情報システム合同委員会(JISC)の一部門であるJISC TechDisとJISC Collections,及び英国の出版社団体Publishers Licensing Societyは連名で,“Towards Accessible e-Book Platforms”(『利用しやすい電子書籍プラットフォームに向けて』)という実践ガイド集を刊行した。文字の拡大,テキストの音声読み上げといった操作が可能な電子書籍は,印刷された文字を読むのが難しい障害(ディスレクシア,視覚障害,肢体不自由等)を持つ人々に,新しい可能性をもたらす。こうした特徴を持つ電子書籍を,誰にとっても使いやすい形で提供できるプラットフォームとはどのようなものなのだろうか。このような問題意識の下,上述の3機関が資金提供を行い,出版社が実際に提供している電子書籍プラットフォームを障害のある人に試してもらうという実験が行われた。この実践ガイド集は,実験で得られた障害のある人の意見を参考にして,今後の開発に役立つポイントをコンパクトにまとめたものである。...

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