電子出版

シーサー株式会社、電子書籍の作成・販売・ソーシャルリーディングが可能な「forkN」を発表

2011年5月23日、Seesaaブログなどを運営するシーサー株式会社が、電子書籍の作成・販売やソーシャルリーディングが可能なサービス「forkN」(フォークン)を発表しました。forkNでは、ブログを更新するように電子書籍を執筆することが可能で、作成した電子書籍はEPUBやPDFファイルとしてエクスポートしたり、無料公開・有料販売することができるそうです。また、forkN内で電子書籍を読んだユーザは、ページにふせんを貼ったりコメントを記すことが可能で、それらを公開・共有するソーシャルリーディング機能もあるそうです。同社は今後、共著機能、「N次創作(フォーク機能)」、EPUB3.0対応、動画・音声の挿入や縦書きへの対応、などを予定しているとのことです。

forkN
http://forkn.jp/

本の持つソーシャル性に注目した電子書籍サービス「forkN(フォークン)」を開始(シーサー株式会社 2011/5/23付けプレスリリース)
http://www.seesaa.co.jp/news/article/203354009.html

シーサー、ソーシャル出版・読書が可能な電子書籍サービス「forkN」(INTERNET Watch 2011/5/23付け記事)

【イベント】次世代電子出版とWeb表現技術フォーラム(5/30・東京、6/1・京都)

「次世代Webブラウザのテキストレイアウトに関する検討会」が主催する「次世代電子出版とWeb表現技術フォーラム」が2011年5月30日に東京で、6月1日に京都で開催されるそうです。どちらも入場は無料です。

次世代電子出版とWeb 表現技術フォーラム in 東京(2011/5/30開催)
http://www.w3.org/Style/Japan-2011/Tokyo.htm

次世代電子出版とWeb表現技術フォーラム in 京都(2011/6/1開催)
http://www.w3.org/Style/Japan-2011/kyoto_ja.htm

日本印刷産業連合会、「電子出版に関するアンケート調査結果」を公表

2011年2月7日付けで日本印刷産業連合会が、「電子出版に関するアンケート調査結果」を公表しています。このアンケートは、電子出版交換フォーマット及び各種変換ツールに関するニーズや対応能力を把握し、印刷業界として電子出版市場への参入を検討する目的で実施されたとのことです。調査期間は、2010年11月1日から2011年1月31日まで(アンケート回答期間は2010年11月22日まで)で、有効回答数は63サンプル(回収率46.3%)とのことです。主な結果は以下のとおりです。
・電子出版に取り組んでいる会社は54%、検討中は27%。
・69.8%が電子出版は重要なテーマと認識している。
・電子出版のフォーマットで優先・要望する機能は、「デバイス、閲覧ソフトの普及率」が最も多く76.2%、次いで「可読性」49.2%、「冊子の再現性」33.3%の順。
・今後対応が必要な電子出版フォーマットは、「iPhone&iPad向けデータ出力」が最も多く71.4%、次いで「Android向けデータ出力」66.7%、「EPUB」60.3%の順。
・電子出版の普及に必要なもの等について、「対応すべきフォーマットの乱立」が最も多く69.8%であった。

米国大学出版協会、学術出版活動の継続に向けた提言等をまとめたレポートを公開

2011年3月7日に、米国大学出版協会(Association of American University Presses)が“Sustaining Scholarly Publishing: New Business Models for University Presses”と題するレポートを公開しました。同協会のプレスリリースによると、このレポートは、現在の学術出版が行っている試みやイニシアチブを調査し、伝統的なセールスモデルからの脱却を図る際の課題と効果的なビジネスモデルの特徴について検証するとともに、変化の時代にあってクオリティの高い学術出版活動を継続するための提案等を記したものとのことです。

Sustaining Scholarly Publishing: New Business Models for University Presses
http://aaupnet.org/resources/reports/business_models/aaupbusinessmodels2011.pdf

スペイン大学出版局連合が電子書籍販売の共通プラットフォームを公開

2010年9月30日、スペインの62の大学出版局と研究機関で構成されている、スペイン出版局連合(la Unión de Editoriales Universitarias Españolas)が、電子書籍販売のための共通プラットフォーム“Unebook”を公開しました。これは、スペインのバルセロナで9月29日から10月1日まで行われている国際ブックフェア“Líber”で発表されたものです。Unebookからは分野別・出版局別に電子書籍を購入できるとのことで、Unebook開発の理由については、学生や教員、研究者らといった大学コミュニティからの要望に応えたものであり、また、大学の出版物を大学構成員以外に対しても広く提供できるようになるからと説明しています。

Unebook
http://www.unebook.es/

Nace Unebook, la plataforma de venta de libros electronicos de las universidades espanolas(2010/9/30付け Blog UNEの記事)
http://une-es.blogspot.com/2010/09/nace-unebook-la-plataforma-de-venta-de.html

大日本印刷とNTTドコモ、電子出版ビジネスで提携

大日本印刷とNTTドコモが、電子出版ビジネスで提携すると発表しています。両社が発表したプレスリリースによると、電子出版プラットホームの共同構築や、書籍・コミックなどの電子出版コンテンツの収集・電子化・販売などの提携内容で合意に達したとのことで、新たな電子書店の開設を目指すとのことです。

NTTドコモ 大日本印刷 電子出版ビジネスで提携(大日本印刷のプレスリリース)
http://www.dnp.co.jp/news/1217830_2482.html

NTTドコモ 大日本印刷 電子出版ビジネスで提携(NTTドコモのプレスリリース)
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2010/08/04_00.html

総務省・文科省・経産省、電子出版に関する第1回懇談会を開催

総務省、文部科学省、経済産業省の3省による「デジタル・ネットワーク社会における出版物の利活用の推進に関する懇談会」の第1回会合が、2010年3月17日に開催されたとのことです。自由討議形式で、文字を大きくして読むことができるといった電子書籍リーダーのメリットや、広告や読者からのフィードバックなど電子媒体ならではの機能・サービスについての意見が出されたほか、図書館での電子書籍の貸出についても多くの意見が出されたようです。

電子出版のビジネスモデルを検討する懇談会、国会図書館による有償貸出案など議論(ITpro 2010/3/17付けの記事)
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100317/345933/

Amazon、Kindle向け書籍の印税率を7割にする新オプションを適用へ

Amazon社が、Kindle向けの電子書籍について、著者や出版社の印税率を7割に引き上げる新オプションをスタートすることを発表しました。この新オプションは、2010年6月30日から適用可能になります。ただし既存の印税率オプションに取って代わるわけではなく、この新オプションの適用を受けるには、Amazon社側が定めた条件を満たす必要があります。

Amazon、Kindleのデジタル出版に新しく70%のロイヤルティ契約を用意
- Tech Crunch Japan 2010/1/20付けの記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20100120amazon-royalty-kindle-dtp/

米Amazon、電子書籍端末「Kindle」で著者の印税率を70%に引き上げ発表、Appleタブレット対策か?
- hon.jp DayWatch
http://hon.jp/news/1.0/0/1404/

電子書籍価格の70%を著者らに 米アマゾンが導入へ
- 共同通信 2010/1/21付けの記事
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012101000125.html

Amazon社のプレスリリース

紀伊國屋書店、図書館向け電子書籍配信サービス“NetLibrary”で凸版印刷と協業へ

紀伊國屋書店は、米国OCLCの図書館向け電子書籍配信サービス“NetLibrary”の日本における代理店となっていますが、このほど、この事業において凸版印刷株式会社と協業することが発表されました。協業は、凸版印刷が電子データ制作、紀伊國屋書店が電子書籍販売を担当という役割分担で実施されます。

紀伊國屋書店のプレスリリース
http://prw.kyodonews.jp/open/release.do?r=200910015223

参考:
凸版印刷、出版社向けの雑誌の無償デジタル化サービス“MAGABANK”を開始
http://current.ndl.go.jp/node/14746
11月からNetLibraryで和書eBook提供開始予定
http://current.ndl.go.jp/node/6731

ユタ州立大学出版会、電子書籍の販売を開始

ユタ州立大学出版会が、電子書籍の出版を開始しました。2009年12月まではキャンペーン価格が適用され、1冊約10ドルで、自分のPCや携帯情報端末にダウンロードすることができます。それ以後は1冊約18ドル程度となりますが、それでもペーパーバックよりは20%ほど安いということです。なお、ユタ州立大学出版会では今後、オープンアクセスでの出版も検討しているとのことです。

E-Books from Utah State University Press
http://www.usu.edu/usupress/ebooks/

USU Press puts e-books on Web
- HJNEWS.COM 2009/7/6
http://hjnews.townnews.com/articles/2009/07/06/news/news03-07-06-09.txt

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