電子出版

CA1198 - カナダ国立図書館における電子出版物のアーカイビング / 前田直俊

電子出版物の「アーカイビング」とは,最も広義には収集・組織化・保存・更新・管理までの過程を指すが,その適用範囲は機関・個人によって異なる。しかしながら標榜するところは,電子出版物に対する長期的なアクセスを保証することで一致しており,その背景には言うまでもなくUAP(用…

CA1161 - 電子文献の発生,利用,保存−納本図書館の新たな闘い− / 飯倉忍

紙の形態をとらない電子的な文献というものが増え続けている。国立図書館などの納本図書館は,これらの電子文献についても納本対象として目配りする必要に迫られはじめている。しかし,今まで対象としてきた既存の資料とは,発生から形態まで明らかに異なっているそれらを,どのように…

CA1112 - ポスト・グーテンベルグの銀河系−電子出版物の台頭− / 小沢信子

社会が情報化時代へと変化するにつれ,多大な情報の中から必要な情報を早く正確に選び出せることが求められるようになり,情報伝達メディアはその形を変化させた。電子出版物の出現もその一つである。「電子出版物」といえば,書籍や雑誌などとフロッピーディスクやCD-ROMといった異種媒…

CA1074 - HMSOに民営化の動き / 飛田由美

イギリス政府刊行物の出版システムは,過去30年間比較的安定していた。HMSO(Her Majesty's Stationery Office:英国印刷庁)は議会・政府資料の最大の出版者であり,最大の売手である。しかし近年,政府機関から直接出版されるnon-HMSOと言われる資料が政府機関の数が増えるのと共に増加し,現在で…

CA1073 - カナダ国立図書館の電子出版パイロットプロジェクト / 山地康志

カナダ国立図書館(NLC)では94年の9月より95年の7月まで電子出版物の取扱に関するパイロットプロジェクトを行ってきたが,この度その報告がなされたので,紹介したい。このプロジェクトはEPPP(Electronic Publications Pilot Project)と呼ばれ,電子出版物がカナダの出版文化に及ぼす影響と,電子出…

E455 - 「電子出版物の自発的な納本の枠組みに関する声明」改訂版

欧州出版業者連盟(Federation of European Publishers:FEP)と欧州国立図書館長会議(CENL)は,2005年12月にブリュッセルで行われた会議において,電子出版物の自発的な納本(Voluntary Deposit)に関する声明(CA1401参照)を改訂したことを,2月のプレスリリースで発表した。この声明は2000年に作られたも…

CA1043 - 2つのプロジェクト開始:調査研究プロジェクト活動報告(10) / 原田圭子,岩城成幸

国立国会図書館(NDL)の図書館研究所では,平成4年度から図書館情報学調査研究プロジェクトを組織してきた。平成7年9月新たに以下の2つのプロジェクトを発足させた。なお,平成4年度から活動を行っていた「不特定多数を対象とした図書館における利用者ガイダンスのあり方」は,9月末日付…

E404 - 韓国の電子本市場

韓国では,電子本市場が急成長している。韓国電子本コンソーシアムによると,2005年度の発行数は約22万6千冊,500億ウォン(約44億円)規模に達する見通しであるという。すでに5万冊の電子本を発行している最大手のブックトピア社には,700を越える出版社のほか,作家や,検索ポータルサイト…

E403 - 書籍デジタル化市場に続々参入

書籍のデジタル化,書籍本文検索市場に参入を表明する企業・団体が続々と現れている。マイクロソフト社は10月末,書籍のデジタル化プロジェクト"MSN Book Search"の開始とOCA(E392参照)への参加を発表した。次いで11月4日,"MSN Book Search"のパートナーとして英国図書館(BL)の名を挙げ,2006年にBL…

CA1007 - 電子出版物の法定納本化:世界の動向 / 春山明哲

電子出版とグローバル・ネットワークの時代の到来とともに,出版物の法定納本制度とこの制度を担ってきた国立図書館の役割とが,今,根源的に問い直されている。世界の国立図書館は,1980年代後半から「電子出版に対応した法定納本制度のあり方」について検討を開始し,調査研究を重ねて…

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