電子情報保存

【イベント】ブロックチェーンハッカソン2019(2019/2/9、2/16-17・東京)

2019年2月9日及び2月16日・17日、東京都千代田区のLifull Hubにおいて、経済産業省が主催する「ブロックチェーンハッカソン2019」が開催されます。

学位・履修・職歴証明、研究データの記録・保存の領域におけるブロックチェーン技術の社会実装をより一層進める事を目的に開催されるものです。

2月9日に開会式並びにワークショップが、2月16日・17日には審査ならびに懇親会が行われ、優秀者には賞が授与されます。

対象はブロックチェーン技術に興味のあるエンジニア等(学生・社会人)70人程度で、2019年1月中旬から応募の受付が開始されます。応募者多数の場合、申し込み時の書類を参考に抽選が行なわれるとしています。参加者は2人から5人程度のチームを組んで挑戦します。

学位・履修・職歴証明や研究データ管理をテーマにブロックチェーン・ハッカソンを開催します(経済産業省,2018/12/27)
http://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181227004/20181227004.html

Open Preservation Foundation(OPF)、2018年の事業を振り返るレポート“End of Year Highlights 2018”を発表

2018年12月18日、デジタル資料の長期保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)が、2018年にOPFが行った事業を振り返るレポート“End of Year Highlights 2018”を発表しました。

事業に関する統計や、OPFが行った研修の概要、OPFのデジタル保存ツールに関するメンテナンス・開発の最新状況、現在携わっているプロジェクトの紹介等が掲載されています。

OPF End of Year Highlights Published(OPF, 2018/12/18)
http://openpreservation.org/news/opf-end-of-year-highlights-published/

デジタルアートの保存に取り組むRhizomeとカナダ国立映画庁(NFB)、ウェブアーカイブツールWebrecorderの機能強化のための技術協力の拡大を発表

2018年12月18日、デジタルアートの保存に取り組む米国の団体Rhizomeは、カナダ国立映画庁(NFB)と共同で、NFBのコレクションのうち、インタラクティブなデジタルフィルムやウェブベースの芸術作品の継続的なアクセス保証のため、技術協力を拡大すると発表しました。

2020年に予定されているAdobe Flash Playerのサポート中止等を控えて、古い技術や仕様に基づくカナダの視聴覚資料を、エミュレーションを通じて人気のある定着したウェブブラウザで利用できるよう、オープンソースのウェブアーカイブツールWebrecorderの機能強化を図ることが目的です。

Webrecorderで作成されたウェブアーカイブは最新式のメディア資産管理(MAM)システムに統合されます。

【イベント】国際デジタルゲーム保存会議 2019:デジタルゲームの保存には何が求められるのか(1/7・京都)

2019年1月7日、立命館大学衣笠キャンパス(京都市北区)において、立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)と文化庁が主催する 「国際デジタルゲーム保存会議2019:デジタルゲームの保存には何が求められるのか」が開催されます。

文化庁の平成30年度メディア芸術連携促進事業における連携共同事業の一環として開催されるものであり、所蔵機関の連携がもたらすゲーム保存のあるべき姿の検討、資料の保存や歴史研究、アクセスに関する研究・知見についてのゲーム研究の観点からの捉え直し、今後の利活用の道筋についての検討等が行われるとあります。

参加は無料ですが、申込みが必要です。また、使用言語は日本語又は英語(同時通訳あり)であり、発表資料は英語となっています。

International Digital Game Preservation 2019(RCGS, 2018/12/12)
http://www.rcgs.jp/2018/12/2019.html

Open Preservation Foundationに、ルクセンブルク国立図書館(BnL)が加盟

デジタル資料の長期保存を目指す非営利団体Open Preservation Foundation(OPF)は、2018年12月17日、新たにルクセンブルク国立図書館(BnL)が加盟したことを発表しました。

Bibliothèque nationale de Luxembourg joins the Open Preservation Foundation(OPF、2018/12/17付け)
http://openpreservation.org/news/bibliotheque-nationale-de-luxembourg-joins-the-open-preservation-foundation/

Cyberlaw ClinicとSoftware Preservation Network、ソフトウェア保存に関するDMCA例外規定を理解するための実務者用ガイドを公開

2018年12月10日、ハーバード大学ロー・スクールのCyberlaw Clinicは、ソフトウェアへの長期アクセスのための団体Software Preservation Network(SPN)との協同作業により、ソフトウェア保存に関するデジタルミレニアム著作権法(DMCA)の例外規定を理解するための実務者用ガイド“A Preservationist’s Guide to the DMCA Exemption for Software Preservation”を作成・公開したことを発表しました。

DMCAでは、著作権保護下の作品に設定された、アクセス制御のための技術的保護手段の迂回を禁じていますが、米国著作権局は迂回が認められるケースを例外規定として定めており、3年ごとに見直しが行われます。

2018年10月26日に示された最新の例外規定では、図書館、アーカイブ、ミュージアムでのソフトウェア保存に関し、特定の条件下における技術的保護手段の迂回を認める規定が含まれており、今回のガイド作成・公開はこのことを踏まえてのものです。

デジタル保存ネットワーク(DPN)、業務の段階的終了を発表

2018年12月4日、デジタル保存ネットワーク(DPN)が、業務の段階的終了を発表しました。

DPNの理事会が、現在の保存モデル及び会員モデルの変更の可能性を慎重に検討した結果、持続可能性を保証するための変更を計画・実行することは不可能と判断しました。最大時62の会員と27機関からのコンテンツを保存していましたが、現在の会員数は31で、組織の維持が困難となったと説明されています。

DPNでは、既に新規のコンテンツの受け入れを停止しており、今後、コンテンツの処分方法について計画し、データの移管等のワークフローを支援するとしています。

Community Announcement - DPN Sunset(DPN,2018/12/4)
http://dpn.org/news/2018-12-04-community-announcement-dpn-sunset

米国政府印刷局(GPO)と米国議会図書館(LC)、LCの電子出版物の永続的なアクセス保障に関して新たにパートナーシップを締結

2018年12月6日、米国政府印刷局(GPO)は、米国議会図書館(LC)と、“congress.gov”及び“law.gov”を含めたLCのウェブサイト上で公開された、連邦政府刊行物寄託図書館制度(FDLP)に基づくボーンデジタル及びデジタル化された出版物に関して、永続的なアクセスを保証する内容の新たなパートナーシップを締結したと発表しています。

GPOでは引き続き、議会調査局のCRSレポートを含めたLCのウェブサイト上の出版物の目録作業とURLの一貫性を保障するPURLを継続しますが、LCがそれらの電子出版物へのアクセスを提供できなくなった場合、GPOに移管される内容です。

E2085 - 第15回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2018)<報告>

2018年9月24日から27日までの4日間にわたり,第15回電子情報保存に関する国際会議(iPRES2018;E1863ほか参照)が,米国マサチューセッツ州のハーバード大学ジョセフ・B・マーティン会議場で開催された。2004年に始まったiPRESは,電子情報の保存に係る政策や具体的な事例の紹介,国際的な取組からNPO団体のような比較的小さな組織の活動まで,様々なトピックを幅広く扱っている。

英・電子情報保存連合(DPC)、2018年の“Digital Preservation Awards”を発表

2018年11月29日、英・電子情報保存連合(DPC)が2018年の“Digital Preservation Awards”を発表しました。

同賞は2004年に創設されたもので、2018年は6つの賞が設けられており、デジタル保存に関するすぐれた取組や、デジタル保存の進展に多大な功績のあった個人に与えられます。

DPCは、デジタル保存に関する取組の社会における認知度向上のため、2017年11月30日を“International Digital Preservation Day”として様々なイベントを開催しました。2018年も同様に、11月29日を“World Digital Preservation Day”としており、今回の発表も同日に開かれたデジタル保存に関する国際会議において行われたものです。

各賞の概要と受賞者は次のとおりです。

○The Software Sustainability Institute (SSI) Award for Research and Innovation
すぐれた実用的研究や革新的取組に対して授与される賞であり、eメールアーカイブの運用サポートのためにスタンフォード大学図書館が開発したソフトウェア“ePADD”が受賞しました。

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